Al final de la tierra 邦題 地の果てにて 改訂版

Al final de la tierra 邦題 地の果てにて 改訂版

人類と呼ぶこと自体、生命体の差別なのかも知れないが、是非進歩を。

 マンションを巡回した帰りに私鉄の駅で降りた。神田肇は不動産管理会社に勤めており、定期的に管理マンションやアパートなどを巡回している。
 今日は池田香織と待ち合わせをしている。香織とは元は同じ会社で働いていた。
 彼女が所帯持ちである上司の足立康夫とは何回か飲みに誘われ義理で付き合っているうちに、或る時泥酔しつい眠くなった隙に強制猥褻。
 それからも誘われ警察に話をするかとも考えたのだが以前から交際していた肇に事の次第を全て話した。
 香織から其の事を聞いた肇は溢れんばかりの涙を零している香織を見ながら怒りに震えた。
 許す訳にはいかない・・。
 香織は結局退職し、両親が住む遥かな地方の町の住民として引っ越した。
 肇と康夫は部門違いの同じ肩書を持っている。康夫は不動産事務兼経理の課長、康夫は不動産管理課の課長。 当日は或るマンションの管理組合が開かれるから立ち会って貰いたいという理由をつけ康夫に同行させた。
 築年数の旧いマンションの中には入居者が殆どいない物もあるし、名称こそマンションを気取っているがその実アパート。
 そんな建物は危険だから解体するのだが更地にしてから駐車場とし再利用をする計画。
 近々期限付きで入居者達に立ち退いて貰う事になっている。
 残る入居世帯は一件だけ。人気(ひとけ)の無いマンションに康夫の姿が見える。
 但し、呼吸はしていない・・。
 凶器は無い。植物系の薬物を使用。
 現場の本人の足跡や唾液などは全て消しておいた。
 解体する際に気付かれないようにと、地盤がゆるい地下深く穴を掘り埋める。
 表面に少しくらい痕跡が残ったところで駐車場なら整地をするから問題は無い。
 その上に砂利を巻くかコンクリで固めるかで深くまで掘るような事は無い。
 計画は、社長の許可が出ればすぐに実行するつもりで、既に業者とも話をまとめてある。
 昭和30年代築の建築基準法がいい加減な時代のお粗末な造り。専門業者なら訳なく解体する。
 地下の深くまで鉄柱は入っていないしおそらく腐食し途中で折れ錆びだらけになっているだろう。
 其れに康夫は支柱の間の床下部分の深部、無駄な経費を使う事はあり得ない。
 康夫の失踪という事で警察の捜査が始まった。
 二人がどういう理由で、何処のマンションで落ち合ったかを知り得る者などいない。
 金銭貸し借りのトラブルなど怨恨の線も浮かばなければ、加害者が被害者を始末するだけの因果関係は皆無。
 単なる失踪であれば、自宅や社に付いては散々捜査をしたところで、例え科捜研でも単なるマンションの解体との関連性は考えようもない。
 康夫には、強制猥褻罪で突き出すと共に妻に事が知れるからと口封じをしておいたから、他人に口外(こうがい)する程の馬鹿では無いし其の度胸も無い輩。
 府中の会社から離れた布田駅の近くの横断歩道の下で・・待ち合わせをした。
 大通りから横道に入った所にある夜間は真っ暗な横断歩道の下。予め下調べは何回かしてある。
 昼間、学童達が通るくらいのもので、その時間帯は全く人通りがない。
 出掛けた時には社内の誰にも何も言ってはいない。というのも、通常の巡回を一人だけでするのは当然。
 凡そ犯行時間とは縁のない朝直行をし何時も通りの巡回。
 途中のコンビニの防犯カメラに映るようにしてありアリバイは幾らでもあるが、語り過ぎるのも不自然。
 社の白板の記録は其れだけを語る。
 勿論、社内でも管理は専ら肇の仕事なのだからおかしな憶測をする者などいる訳がない。
 肇は何事も無かったかのように何時もの巡回をしたというに過ぎず、其れで刑事に気付かれる事は先ず無いと読んだ。
 警察の取り調べはまだ続いている。社員全員からの聴取などを散々していたのだが。
 次第に被害者の個人的な付き合いなどの線を洗う方向に捜査の網を拡げているようだ。
 此れと言った手掛かりは掴めていないようだ。
 肝心な当日の肇のアリバイだが。仕事を終えた後、友人と飲んだ後、一人だけで近くのカラオケ店にいたということになっており、友人と飲み屋やカラオケ店からは裏付けが取れている。
 では、どうやって、同時刻にカラオケ店にいたかという事だが、実際の待ち合わせの時間はその直後なのだが、其れを知っているものは本人だけだ。
 カラオケ店の店員には先に大金を渡しておき、後程清算する事にした。
 胃の中の食べ物から死亡推定時間は分かる。だから急いだが、一時間も誤差は無いから分からない・・。
 其れでも、カラオケをやっている様にDummyを置き、彼は犯行現場に。此処で例え店員が何か不振に感ずることがってもその程度の時間の操作は何とでもなった。
 尤も、この部分が無くとも、微妙に犯行を終える事は出来るくらいの近距離だった。
 完全犯罪と言えるだろう。
 今後、捜査がどう進展しても影響はない筈だ。康夫が香織と偶に飲みに行っていた事を知る者と言えば康夫と香織だけ。
 其れも、今は二人の間の出来事を知っているものは一人以外はいない事になる。
 康夫も、他人に知られたくなかったから、其の出来事を口外してはいないしご丁寧に飲み屋を変えている。
 暴行の現場となったラブホテルでは二人共顔が知れないようにしていたのだろうが、金を払う時に男の手が見える程度で、お客の顔まで確認するラブホテルなど先ず無いようだ。
 というのは、肇の友人の母親が経営しているラブホテルの様子をその友人から聞いているが、案外面白く楽しんでいるという母のコメントやら、お客とのタブー等。
 衝動というより目論んでいた康夫の事だから、防犯カメラには映らないようにしていた筈だ。
 近隣の防犯カメラにも映らないか分からないように注意したようだ。
 元から用心深い性格の康夫の行動は却って事実を隠匿するには都合が良かった事になる。其れが肇にも同様。
 泥酔状態の香織は殆ど何も声を発する事が出来ない状態だったから、人目には仲の良いCoupleが凭れかかりながら歩いているくらいにしか映らなかったのだろう。
 更に、肇と彼女の交際を知る者はいないし、知れたところで、彼女は既に退社し郷里に戻っている。
 二人の間で連絡を取り合う事はやめていた。だが、何れは連絡を取るようになるが、スマフォにでは無く、彼女の田舎の家の固定電話に。
 女性名を名乗り、ボイスチェンジャーを使用している。
 




 
 
 今日も、二人に無縁な駅で待ち合わせをしている。二人共、virus用の大きなマスクで顔を隠しているから、尾行でもされない限り分からない。
 問題はこれからだが、何時まで完全犯罪で通せるのか・発覚しないのかは何とも言えない。
 肇の後をつけたとしても気が付き予定を変えるだけ。 彼女の家にも聴取に来たらしいが、早めに「親の勧めで見合」という事で退社しているのだから。
 其の警戒にも限度がある。肇はおよそ一年後に辞表を出すと決めている。
 何故、その時期に辞めたかなど調べても理由は転職の為という事。
 次の職探しにハローワークに顔を出している。
 今のところ、康夫の遺体でも発見されない限り捜査の手が伸びて来る事は無いだろうしその可能性は低い。
 先は不透明だった。
 二人が時効まで待つという期待が持てなくなった。
 




(平成22年以前は、三億円事件やグリコ森永事件のように公訴時効(時効が完成した事件について検察官が起訴しても、裁判所は免訴判決を言渡す(刑事訴訟法337条4号)。免訴判決とは、有罪か無罪か判断せず刑事裁判手続を打ち切る判決のこと。)
 22年から変わり殺人罪の公訴時効が廃止された。此の国のように過去は犯罪者が公訴時効になる事は少ないと思われていた。
 ところが、世界の昨今の状況だけでなく此の国の社会も世代の交代と共に全く人類のレベルが低下してきた。
 恐らくそんな事も法改正に影響をしたのかも知れず、増してや此の国に限っては、戦前の全体主義に戻りつつあるように思われる。
 戦前は全体主義で、軍部が治めており、天皇も傀儡のようなもの。
 此れは此の国での歴史上傀儡政権の例を挙げれば、平安時代に藤原基経~作者の「京 綾乃 3」に登場する様に、NHK大河予定の様に藤原道長を取り上げているのだが、実際に注目すべきなのは、平安時代最強の男と言われた、道長より五代も以前の、基経は初めて関白とし世に君臨をした人物。
 事実上天皇よりも基経が此の国を治めていた。しかも、関白は道長は成れず平安時代以後、よく知られている豊臣秀吉まで飛んで関白職に就いている。
 実質徳川の時代の武家諸法度などは実に巧妙に出来ていたので、京の朝廷は兎も角江戸が300年近く中心となった。
 家康の静岡の久能山にある銅像が西を向いているのは西方を警戒していたという家康ならではの先見の明があったと言え、幕府は西からの刺客達に寄り崩壊した。
 大政奉還後の明治天皇の力は強かったのだが、大正天皇は病弱の上短命で、裕仁氏が昭和天皇になり、大日本帝国憲法では一応裕仁氏が国を治めるとなっていたのだが、実際は大東亜戦争に見るように共栄圏を築こうとした軍部が実権を握っていたようなものとも言える。
 ところが、今の時代の世代交代になり、再び全体主義に近い軍国主義にも近い路線を歩み始めている。
 資本主義である事は間違いは無いのだが、民主主義なのかと問われれば・・危うい事になってきている。
 自公政府による、国民を無視した強引な政治が行われようとされているのは歴史上間違いが無い。
 おまけに世界不況が到来しているのは、「安部氏の狙撃死として約二年前に予言した」「東洋の予言者」が再び此の国及び世界の先々を予言しており、長くなるので、簡単にする。世界中が世界不況の原因は争いが発端としているのだが、発端はそうにしても不況になった直接の原因は、「制裁と支援」が世界経済を狂わせた要因と言っていいだろう。予言では約二年後に多様な災いなる出来事が起きる。個別に、何?誰が?などは多過ぎて言えない程で。尚且つ其れを挙げてしまえば、本人達が生甲斐が無くなる虞があるので其れは告げられないのだが、約二か月前に一つだけ。「LastnameにBのアルファベットが入っているものに災いが訪れている。特にその先頭にBが付くケースは少なくなく災いが既に訪れているとだけにしておく。」省略。)


 
 
 さて、話が逸れたので元に戻す。
「公訴時効が無いとなったのなら、国内にいる必要も無くなる。本来は、国外にいる間は時効が停止をする。のだが、今は何方にしても同じになったという事になる」
 そういう法律に詳しく人類ではない肇が彼女に共に海外に行こう・・と提案し、彼女も頷く。
 パスポートは二人共入手していたから、大阪と羽田に別れ海外に飛び立つ事にした。 
 思い切って、海外にでも潜伏するしかない。パスポートは二人共取得している。可能性は低いが海外にも手配される可能性はある。尤も、完全に怪しいと判断されればだが。
 海外でも、人目につきやすい場所は避ける。一旦、消息が絶たれれば何時までも追い掛けるかは分からないが 肇の勘では、捜査の手が伸びてくるかどうかは分からないと思っている。
 用心深くはしているのだから、完全犯罪が目的だ。
 香織の家には、只、折角退職したから、この機会に海外に行ってくると言ってある。
 其れも、限界がある。帰って来なければ、家族が騒ぎ出し、捜索願などを出すだろう。
 増してや、二人揃って失踪となれば、完全に怪しまれる。
 実行日が来た。二人は現金を空港で外貨に換価し、クレジットカードは持っているが、長く使えば、足取りを掴まれるだろう。
 海外は、殆どカード、現金は結構不便だ。何時までも続かないかも知れないが、肇の所持金はかなりある。其処も運が関係してくる。
 空港は問題無く通過した。航空機も予定通りだ。
 取り敢えず、人口の多いエジプトのカイロに着いてから、ツアーに紛れ込みながら、アルジェリア・サハラ砂漠を越えモロッコに向かう。
 此処まで来れば、europe大陸はすぐだ。只、既に手配はされているかも知れない、用心に越したことはない。
 この辺りはマスクから、現地の装束でも顔は隠せるが、パスポートの提示で顔が知れてしまう、冷や汗が・・。
 最初は、ゴーンと同様にベイルートも考えたが、メリットが無い。
 今考えても国内に居れば、相当山の中に入っても山狩りをされるだろう。
 捜査の程は全く分からない。
 其れ程尻尾を掴まれる事も無いだろうと思う。
 europeに入った、イタリアも何処も難民問題で五月蠅いが、観光目的のパスポートに捜査が及ぶまではまだ、時間はあるだろう。
 スペインに暫く滞在する事にした。
 此処で肇はこう言った。
「ウイルスにはマスクはほとんど効果は無い。効果があるとすれば、同時に呼吸困難になり心臓などに悪影響を与えかねない。尤も君がどうしてもMaskに拘るのなら其のままでも仕方がないが?」
 マスクは香織だけが着用していたのだが、その効果も無く、香りがvirusに感染した。
 しかも、今までのvirusとは全く異なる新種。宇宙空間には多種多様のvirusが存在し毎秒青い惑星に降り注いでいる。
 新種に変わってもおかしくはない。
 国境でのパスポートに限界があるし、観光ではせいぜい一~二年もすれば永住権が無いと住めなくなるが、到底其処までは・・。
 少しずつ移動しフランスから、ドイツを抜け東欧圏に入れば、ひとまずは・・と思った時、policeに呼び止められた。
 黄色人種は嫌われているから、観光という事で説明をする。
 上手く誤魔化せた。
 殆ど口を利かない香織の胸中が分かる。レストランで食事をしながら、二人で話した。限界はあるねと・・。



 逃走が何時までも続くとは限らない。一人殺害して此れでは、意味が無かったかとも思う。
 香織と死ぬまで、一緒にいるしかない。
 異国での逃亡はギリギリの限界を感じさせた。ああ、
 映画の、「・・クレージーラリーや、vanishing point・・」など、消滅する映画ばかりのLastsceneが思い浮かぶ。
 同じような最後に。
 刻々、何かが近付いている・・。
 


 おっと・・INTERPOLか・・。
 

 其のうち香りの身体が。
 virusのせいで。
「俺のせいで・・此れで良かった?後悔していない?」
 俺?俺は、最高に幸せだよ。君を何時までも愛している。 
 肇は香織を固く抱きしめ。
 香織の目が笑っている・・・有難う・・。 
 

 何れは、死ぬ身?・・地の果てで、もう逃げる必要は無い?・・二人は何時までも・・見つめ合っていたのだが・・。


 此処で弱って来た香織を回復させる術が使われた。
 肇は人類では無いから、barriersuitを装着している。
 同じものを香織も装着できれば・・。
 人類に装着できるかは分からない。
 0母船の「創造生命体」から、信号が送られてきた。
「・・今まで人類に合わせた事は無いが、我々に不可能は無いだろう・・」
 体の構造が異なるから、見えないsuitは装着できない。
 人類の宇宙服のようなものなら・・酸素ボンベで呼吸が出来、virusも遮断できるが・・?」
 百五十億年先に誕生した文明でも、人類の構造に合わせたsuitは?と判断した創造生命体は、最も手っ取り早い方法を選ぶ。
 文明の「創造球体」・「0母船」「barriersuit」は何れも光を通さず、人類からは不可視。
 生命体の寿命は人類とそれ程変わりはない。ところが。「創造生命体」は、創造されてから自らのメンテナンスを行ってき、彼是百億年以上存在してきた。
 二人が灰色の空を見上げた・・。
 雲のようなものが拡がって来る。
 巨大な船が降下してくる。
 大きさは北アメリカ大陸を挟み大西洋と太平洋を覆い尽くすほどである。
 船の中に二人が入ると「創造生命体」が、宇宙空間を移動する時に緻密で且つ頻繁に行う「積算」を始めている。
 肇が・・彼に聞いてみた。
「・・此れから・・彼女どうしたら?」
「今、其れを補ってあげるから?」


 光の速度は人類には追い付く事も出来ない。
 ところが彼等には容易い事と言える。
 其処で、最も基本的な光速度で移動する事にしたようだ。
「・・悪いが、時間を調整しているから?」
 時間を変化させる方法は幾つかあり、例えば、仮称~異次元空間には同じ構造が備わっている。
 此処で、手っ取り早いのは、空間を歪ませ突き抜ければ光速以上にはなる。
 もっと簡単には、過去に戻るか・・未来に向かうかなのだが・・それぞれにイレギュラーな出来事が起き、未来よりは過去に戻る方が理論的に簡単に行われる事。
 ところが、過去の世界に戻ったとし、時代は過去であっても、其処の住民である人類と同じ行動は出来ない。
 つまり、言葉を交わしたり、共同生活をするなどは無理。
 彼は思い切って未来を選択する事にしたようだ。



 瞬間船は新たな景色の中に包まれていた。
 勿論、ウイルスによる感染などは無いのは当然。
「・・悪いが暫く此処で待っていてくれるかな?心配しなくてもそんなに何時までもいる訳では無いから。半日で百五十億年を往復し、人類に見合うものを創って来る・・船には・・まさか・・こうなるとは想定して無かったから・・人類用の百五十年過去の適合セットを・・」



「創造生命体」は広大で多重であり、誠に複雑な宇宙空間で、最も尊敬されている存在である。
 彼の言う事ならミスはあり得ないだろう。
 二人を降ろした船は早速消滅した。



「・・身体の調子は・・大丈夫?」
「ええ・・すっかり元気になれた」
「良かったね・・僕は・・君とは異なり生命体を傷つけてしまったから、完全犯罪であっても・・暫く教育を受けなければならず・・まあ、其れが終わればまた君と一緒に行動できるだろうから・・少しだけ待っていてくれるかな?そうでなければ・・君一人だけになってしまう・・僕も君を愛しているだけに・・一刻も早く戻るから・・」
 肇はそう言うと彼女の掌に小さな星のようなものを載せた。
 素晴らしく美しく光り輝いている星のようなもの。
「・・何か話したい事があったら・・其れに話し掛けてみて?」
 二人が周囲を見ると・・何もいない惑星が拡がっているのが見れる。
「・・此れは未来の青い惑星の姿で・・誰の姿も見えないが・・おそらく消滅したのかも知れない。其れでも、希望は持っている様に。あの男・・分かる?」
「・・ええ、でも、いない筈の・・?」
「・・いえね・・彼を傷つけた事で規則を遵守しなかった事になるので・・暫し教育を受けなければ・・其の後は君と一緒に行動できる・・」
 半日後に船が戻ってくる頃には・・教育は終わっていた。
 人類は殺人罪をより厳しく取り扱うが・・死刑などと言う制度は・・相当過去のものである。
 例を挙げれば、安部氏と容疑者の間には・・充分因果関係が存在する。人類には其れを証明できずとも、頭脳が答えるのだから、嘘は付けない・・。
 同じ理屈で・・肇も罪を償えば・・仮称~連盟の規則を破った事の反省が行われれば・・解放される。
 被害者が如何に非道な事を下にせよ・・同じ様に頭脳から汚い神経から送られる「感情」を消す事で蘇生は出来る。
 人類の頭脳は極めて単純な「感情」というものに冒されているだけで・・人を加害するが、其れも同じ理屈である。
 教育が終わった頃・・船が戻って来た。
 渡されたモノを香織に装着すれば・・barriersuitと殆ど同じ効果が期待でき・・病は去っていく。
 


 二人は、すっかり蘇ったかのように明るい顔で手を繋いだ・・。
  

 
 
 

 映写機のフィルムが切れたように・・何時までも・・空回転する音が聞こえていた・・。
</span>



「人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ。夏目漱石」


「人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのはばかばかしい。
重大に扱わねば危険である。芥川龍之介」


「幸福というものは受けるべきもので、求めるべき性質のものではない。求めて得られるものは幸福にあらずして快楽なり。志賀直哉」



「by europe123」
 https://youtu.be/WOd05LXYI2g

Al final de la tierra 邦題 地の果てにて 改訂版

旧作は、virusとの相性だったが、Maskの効果がない事が理解できただろうか?

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物事を極めて理論的に見る事が出来れば・・其れなりに道が開ける事。 残念ながら、宇宙区間では嫌われている人類でも、原因がほぼ、払っても払っても神経細胞から頭脳に送られた「感情」だと気が付く時が来、「感性」に変える事のコツを得とくすれば・・良い事。 完全犯罪・偽善者・裁く者・何れも同じ罪を背負っている事を一刻も早く・・知り、自分達は常に正しいのだから・・と、決め付けなければ・・寧ろ・・正しい判断が出来ると言えそうである・・。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-01-14

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著作権法内での利用のみを許可します。

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