街灯
名付けられないものにしか
価値はないのか
忘れたくないと願うほど
簡単に忘れてしまう虚しさ
生きるのに理由はいらないのに
生まれたことには理由がある
既に明確な理由があることの虚しさ
生活は等間隔でつづく
街灯のよう
すべてに価値はなかった
あるのは終わりを待つ時間だけ
膨張する虚しさに耐える躰だけ
人生を愛している時ほど僕は
はやく死にたいと願ってしまった
振り向くと街灯は絶えていて
僕は生きていることさえ忘れていた
街灯
名付けられないものにしか
価値はないのか
忘れたくないと願うほど
簡単に忘れてしまう虚しさ
生きるのに理由はいらないのに
生まれたことには理由がある
既に明確な理由があることの虚しさ
生活は等間隔でつづく
街灯のよう
すべてに価値はなかった
あるのは終わりを待つ時間だけ
膨張する虚しさに耐える躰だけ
人生を愛している時ほど僕は
はやく死にたいと願ってしまった
振り向くと街灯は絶えていて
僕は生きていることさえ忘れていた
街灯