アンドロジナスと双極性障害
アンドロジナスとは
古代ギリシャで提唱された、人間は元々両性具有の一つの塊であって、それが二つに分かれて、男と女、という存在が生まれ、恋愛が生じたのは、元の完全体(アンドロジナス)に戻るため、という考え方である。
アンドロジナスと双極性障害
男性的な欲動(リビドー)と女性的な欲動(リビドー)の違いは、
双極性障害に非常に当てはまる箇所が多い。
男性的欲動
破壊(すべて滅茶苦茶にしてしまいたい)
他害(ムカつく人間を殺したい)
変化(今のままではいけない、変わらなければ)
渇望(美味しい物が食べたい、性的欲求を満たしたい)
散財(何も考えずお金を使いたい)
女性的欲動
逃避(現実から逃れたい)
自害(自分を責める、自傷に及ぶ、さまざまな乱用)
不変(このままで良い、これで満足)
不食(何も食べたくない、布団から出たくない)
倹約(すべて財産の無駄だと考え、極端に貧困な生活)
結論
「障害」とされている状態こそが、1つの生命体として正しい姿であると言うことが出来る。
両極端の特徴を併せ持つアンドロジナスは、「障害」とのラベルを貼られる前、本来あるべき生命体、人類の根源だったと考えられていた、と結論づける。
アンドロジナスと双極性障害