渋柿
秋の季節ですね つまり柿が旬ですね
ご近所さんからお声をかけて頂いたので
柿の木を囲って 柿狩りを行いました
木には柿が250個は実ってました
多すぎですね。子沢山にもほどがあります
どれもたわわに実っております
お母さんどうすればそれだけ平等に育てられるのでしょうか
高い所だろうが 低い所だろうが
西側の枝だろうが 東側の枝だろうが
北でも南でも どこにだって柿が実っていました
太陽だって鳴門のうずまきのように
ぐるぐる回っているわけじゃないのですから
これだけ大きな柿がどこかしこにもあるのはおかしいのです
自然はよく分からないけどすごいんです
柿は段ボール箱いっぱいになりました
2割ほどを頂きました
50個ほどでしょうか
その内35個は干し柿にしました
初めての干し柿づくりでしたが
紐で結ぶ作業は存外楽しかったです
ぶら下げた後に指摘がありました
皮を剥いてなかったのです
皮を剝いて干し柿にすると この時知りました
紐にぶら下げたまま 包丁で皮を剝いていきます
残りの柿は あおし柿にしました
こちらはヘタに 焼酎を浸して
袋につつんで 数日天日干しにします
時折ひっくり返すといいそうです
数日経ちました
これまで干し柿は毎日観察していました
これだけ何かを観察するのも
小学校の時に育てた カブトムシの幼虫以来
食べるのはまだまだ先の話だけれど
眺めたくなってしまいます
数日経って気づきました
何個か白いカビが生えている気がする
干す前にお湯にくぐらしたのだけれど
皮つきだと良くなかったのかしら
まだまだ勉強が足りません
あおし柿をさっき食べてみました
焼酎がうまく渋みを抜いたかしら
口の中に広がる柿の味
それと同時に浸透してくる渋み
しぶ☆しぶ しぶ☆しぶし
武士☆武士 武士☆武士
口の中が何だかべっとりしている
なにこれ 歯がざらついている
渋みがこれ? これが渋み?
焼酎のアルコール度数が足らなかったのかしら
干し方の問題なのかしら
分からない
けれども10個以上は作ったし
食べなきゃもったいない
とりあえず8割方は冷凍保存
時間が解決するかは私次第
その間に手をうたなきゃ
旬のうまみも 手間をかけてこそらしい
渋柿