レイプから始まる愛など存在しない

レイプから始まる愛など存在しない

残酷描写、性表現が含まれています。

ブラトコヴィッチ姉妹

戦時中の施設のことは思い出したくもない、だけどそれが彼女の青春



 「また来てるよ」
 黄色い帽子とランドセルの女の子が校門脇の鉄扉を押し開けているところをみて、
「……」
 そういわれてぼうっと校舎の外を見るブランカ


「それでは問題を見ていきましょう。
8x3+1
=(2x)3+13
「3乗+3乗」より、3次式の因数分解の公式を用いると、
=(2x+1){(2x)2−2x⋅1+12}
=(2x+1)(4x2−2x+1)
よって、答えは (2x+1)(4x2−2x+1) となります……」


 セイヨウコブシの甘くスパイシーな香りが教室に風と共に流れるけだるい時間、その子はじっとひとり玄関に立ち続けるのだ、内戦が日常となり、異民族間での殺し合いが普通となる中で、あのランドセルの娘が連邦軍パトロールの兵隊に殺されても何の不思議もないのに
 それを心配して校長先生が校門まで駆け寄る光景が日常化する、
「お姉ちゃんを待っているのかい?」
「うん」
 危険だとわかっていても少数民族であるこの子を勝手に校内にいれるわけにはいかない、校長としての立場が危うくなってしまう、いやそれどころか民族主義者から自身や家族がいつ狙われるかわからないのに、
 しかし多忙の身である彼が、いつまでもこの小娘を心配し続けるわけにはいかず、校舎の玄関までなら立ち入ることを今日になって許可した
 何しろ雨嵐が吹こうが、盛夏の炎天下、吹雪の日ですら欠かさず姉のお迎えをかかさない娘だから、
 もちろん初めは兵隊か民兵に殺されてもかまわないと、むしろそのほうが手がかからないと、校長自身も一般教師もそう内心思っていた、そういう無関心を装うことで民族浄化が進んだのだし、
 しかし幼い孤児の姉を待つというのは他の孤児には見られないもので、この高校の名物となっている、無関心を決め込むことがこの校長にもできなくなっていったのだった。
「あと、二時間くらいかな……待つかい? サラちゃん」
「うん」
 遊びたい盛りの子供に二時間という時間はとても長い、普通の子供に待っていられる時間ではないだろうに、たった一人の姉とはそう本当に特別な存在なのだ。


 その姉ソフィア・ブラトコビィチの同級生ブランカはサラがかわいくて仕方がない、でもそれは内緒の話、だって迫害している民族の娘をかわいいとか言ったら彼女にも危険が及ぶ……からではなかった、
 ブランカの父が問題、祖父がパルチザンの英雄にして古くからの共産党党員、その息子も共産党党員にして、地元の名士、その娘だから何不自由なく暮らしていけることには感謝しなければいけないけれど、彼女は父を嫌っていた、思春期の女子高生だかrら至極当然のことのように思うかもしれないけど、そういうことではない、

「……では今日の授業はこれまで」
 教室のベルが鳴り今日の最後の授業は終了、民族ごとに仕切られた教室から一斉に生徒がでて帰るのは一緒、高校か終われば多民族同士の交流は許されているのだ、
「サラちゃん、今日はブランカお姉ちゃんの家に来ない?」
 ブランカが真っ先に向かったのは玄関で校長先生と待っているサラだった、しゃがみ込んで小さい子に視線の高さをあわせ、警戒されないようとびっきりの笑顔を見せる、
「おねえちゃんがイイて言ってくれたら」
「そっかー、じゃあお姉ちゃんが来るまで遊んで待ってようか? 何して遊ぶ? サッカーとか? あ、でもボールないか~」
 サッカーと聞いて少女の頬が薄紅色に染まる、遊びたい盛りの子供なのだ。二時間もまっていたのだから当然だろう、
「あ、シカティックだ、ねえサッカーボールとってきてよ」
 下校しようとしていた同級の彼を見つけ、顎で彼を使おうとする、
「えーこれから用事があるのに」
「どうせあの凧みたいなのでしょ? あんた運動神経無いんだからやめときなよ」
 そうこうしながらぶつぶつ呟いてボールを取りに行こうとするシカティックを、
「聞いてたわよ、もう私と帰るから、サッカーは帰ってからにしましょ、シカティック帰っていいわ」
 姉のソフィア……幼さの残る綺麗な顔をしている、雪のような肌は透き通るように白く、高校生だというのに男だけではなく異性からも二度見されることも珍しくない、高嶺の花過ぎてシカティックは初めて話しかけられてドギマギしてしまうのだ、
「あーらたまには修道院の施設からお泊りとかしてもいいんじゃない?」
「ブランカ……あなたのお父さんにはお世話になってます、ですからこれ以上お世話になるのは心苦しいの」
「子供の前で変なこと言わないでよね」
 そういってピンと平たいソフィアの胸を人差し指で弾くブランカ、
「つっ」……
 彼女はブランカはとっくに気が付いていた、女の勘だ外れるわけがない、鼻だって聞くので、トイレに入っただけでソフィアの匂いだとわかるくらいだ、だからと言って子供の前でこれ以上余計なことは言いたくはないブランカ、笑顔にもどって「ごめんねサラちゃん、お姉ちゃんとケンカしたわけじゃないからね、お姉ちゃんがダメっていうからまた今度ね」、
「はい、ブランカさん……さよなら」
 姉と手をつないで、施設にかえる二人、秋は深まり山脈に囲まれたバルベルタ半島に今年初めての雪が観測された。


「つけてきたかね?」
「はい、……言われた通り、あの、制服汚したりしわくちゃに、しないでくださいね」
 シスターはケチだ、この仕事と割り切って衣装代くらい出してほしい、でも何をするにしても先立つものが必要なことはわかっている、だっていもうとのためなのだから、ラーゲリで入れられたこの刺青やピアスだって客の歓心を買うことが分かれば生きていくのが嫌でなくなる、生きていたくないというのに生きなくてはいけないのは……死ぬよりつらい……死んだことなんかないけどって彼女は思う、
「はははっそんなものは気にするな、新しいのを買ってやろうじゃないか」
 それはうれしいけど、妹が変に思うかもしれない、シスターがそんなもの買ってくれたことがないから、妹のパンツだって穴があくまではかせるのに、何にしても妹のため、お姉ちゃんと呼んでくれる妹のため、
「おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん」……なんて可愛らしくあまく切ないひびきだろう、私を姉としてよんでくれる妹サラがいるから、生きてこれた生きているからそれでいい、
「うむ、ピアスも墨も映えるな、今晩もかわいがってやるぞ」
「……ハイ」……
 乳房の先端に刺したリング、その繋がれた鈴を引っ張り、蝶の羽を纏った筋のクリットを摘ままれるとそれだけで少女の体は反応する、さっきブランカに弾かれたのは彼女がそのことをしっているから、
「娘と同い年の子とやるのは何度やっても飽きないねえ」
 ブランカはとっくに気が付いていることを知ってか知らずか、楽しそうに彼女のクリットに繋がるピアスを引っ張り上げ、彼女とキスをする、舌を絡ませあい体液を交換するのだ、挿入するのはブランカの父でもそれ以外の性技は彼女がコントロールできるところだ、キスを口から耳に舌を挿みこみ穴をかき回すと、一物が強く反応する、ゆっくりとした動作で優しく彼のものを愛撫するソフィ、愛撫をしつつローションを少し亀頭にぬり、
「JKのお口を味わって」微笑を浮かべ、人差し指で彼の唇を軽くつつき、そ熱く硬くたぎるの肉棒の先をを口唇で包み込み……テクニックには自信があった……民族浄化……でスーザニア民族にナルバニア民族の子供を産ませる、そうしてその民族の地に住まわせなくさせることで浄化するというおぞましい行為……生き抜くために男を喜ばすために歓心を買うために、性奴隷を演じてきたのだから、
「うおっ」
ローションごと舐められるとよく男は喜ぶもの、唾液をためるのもいいけど、この甘い味のするローションは彼女のお気に入り、彼の表情を上目遣いで様子を見ながら、嫌がってないか、どこが気持ち良いのかを共感しながらするのがコツとソフィは思っている、だてセックスはコミュニケーションなのだから、玉を優しく潤滑油で包み込むようにやさしく愛撫し、玉を口に含む、より硬くなったのを見そして脈動から興奮してくれたのを感じるのだ、そして少し呆けたような恥ずかしさを幼い表情をに宿す、だって男はきっとそんな少女に処女性を求めていると、彼女は考えている、その表情で少し間を取り焦らし、ゆっくり裏筋を舌で舐めパクリと先を咥えてすぼめた口でカリを刺激すると「で、出る!」あわてて性器の根元を押さえ射精を止めようとするソフィだったが、その白いザーメンをすべて飲み込むことになった、飲まされるのは嫌いではないが、口の中が以外がするもの、だからソフィアはちょっとしたいたずらで男にディープなキスをして、その気持ちを共有しようとする、
「はは、なんだね甘えて?」
「つぎはソフィアの膣にだ・し・て・ね」
 優しくおねだりするのだ、だってブランカのパパは上得意、ふつうは避妊具を使うけどピルならシスターから渡されているんだ、中出しなんかへっちゃら、シスターヤドランカは何も言わないけれど、金はたんまりもらっているはず、ゴムなしでこないだもやったのブランカは気づいていた、パパの精液が膣から逆流してきたのを受け止めるオリモノシートをサニタリーボックスに入れたこともあったから。

 女性は受け身で、受け身であるソフィアはイクよりひょっとしたら入ってくる瞬間が考える余裕すらないほど感じることを知っている、だからじらされるのがたまらない、いつ押し込まれるあの感覚が来るのかがまちどうしい、割れ目の隣にあるコバルトブルーの蝶を撫でられるのが好き、ラーゲリーで入れられた刺青とピアスなのに、これはズルいと思うのだ、舌でころがされると蕩ける様に意識が遠くなり一本筋のピンクの割れ目から蜜がしとどにあふれてきてしまい、シックスナインでパパのペニスを上手に咥えられなくなって、
「感じているね、ここはどうかな?」
 まだ数回肌を重ねただけなのに、ソフィアの弱点がわかってしまったようだ、一本筋をピアスでくぱぁと広げ舐めるだけではなく優しく吐息で愛撫することとか、指一本でクリピの裏とクリピをそっと挟んでいじるところとか、今まさにインサートしようとする瞬間にたっぷりじらし見るとことか、たぶんブランカのパパはセックスが上手いのだろう、でなければソフィアだって簡単に生でやらせたりはしない、入れられる瞬間はイク次に気持ちがいいから、騎乗位で始めたくはない、そのことをパパはわかっていて、結合部がよく見えるような体位で始めようとした、
「じっくり見ると完全な子供のようなパイパンマンコだな」
娘と同級生とは思えない……こんな小娘のくせにエロいピアスをして、股間に刺青まで、それにスーザニアの小娘を犯せるなんて、感動だというのが彼の本音だ、民族意識が強く出る、口にしないのはセックスの雰囲気を壊したくないからであった。
「あ……ぁああんっ」 その瞬間は突然に訪れる、思わずあえぎが漏れてしまうソフィア、女性目線ではぬるり、男性目線では押し広げる感覚、「狭いというかきつい、そしてこんな濡れる女はソフィー君だけだ」ピストン運動というにはひどくゆっくりとやさしく、クリトリス裏をくすぐるように、クリットピアスを指でくりくり弄り、ソフィの弱点であるポルチオをなぞるのだ、
 薄い胸は少年を思わせるほどに、かえってそれが少女をより幼くみせ、乳首ピアスを知っぱることでそのたびにマンコがキュウッと締め付ける、そのときのパパの表情はとても気持ちよさそうにしているのをみるとソフィアはうれしくなり、自身の快感もより一層増してくる気がしていた、演技ではなく感じているのは久しぶりかもしれない、エッチってかなり体力を使うから、いつも本気でできるわけじゃないけど今日はきっと違う日、
 15分くらいするとパパの射精感が高まってきたのかスパートが早まってくる、それに合わせソフィの喘ぎもにぎやかに艶っぽくなってくるとソフィアはパパににガッツリと舌を絡めて、ディープなキスをすると、「ソフィ、中で出すよ」と気持ちよさそうに言うのでソフィアは名前を親しみを込めて言われたものだから、膣が震えてきて、頭が白くなり、
「ひぎいいいぃぃ」
 と絶頂したのだが、パパはそれでもまだイカず、松葉崩しの体位になり、より一層深く子宮奥までチンポを挿入すると、
「あ、だめ! いっちゃう、またいっちゃう! ぅぅぅうう~」
中が膣が子宮がプルプルと震え、雪のように白いの頬を薄紅色に変える幼い美少女を見るとパパはより一層興奮し、ソフィアの子宮口にチンポを押しつけるようにして濃い精液を中だしし、そのままピアストン運動をやめないものだから、ソフィアはビクンビクンと体を震わせて、イっている最中にさらなる中イキ快感に声を上げることもできずイってしまったので、大変に満足したが、しばらくしてソフィアが気が付いて、
「……あと何回するの」
その日はさらにもう二回パパはソフィアに射精し、ソフィアが何回いったのかはパパも覚えていられなかった


「だれからも褒められるわ、絶対領域の中の秘部には私も商品価値、くらいは気づいていてね、女の子なんてしたたかなものだもの、小学校低学年のうちからとっくに気が付いていたから、ママに反発して飛び出た後、さらわれてラーゲリーに連れてかれたっけ、なんでほいほいついていったのって? ソフィの最初の相手ハンス・ミクローシュが大変なハンサムだったから、そのハンスが「君のあそこは誰よりもピンク色で綺麗なマンコをしている、これからも毛が生えないように処置してあげよう、肌が雪のように白いからきっと蝶の色が映えるだろう」って初めての後によ、」
「ふうむ、そのハンスとやらに感謝だな、で、初めての時には血が出たのかね?
「男って直ぐそういうこと聞くんだから」
眉根を寄せて、ブランカの父のほっぺをつねるソフィアで、
「昔話はいいからもう寝ましょう」
 ピアスのある性器のまま寝てしまうと怪我をすることがあるので、パンツを穿こうとすると、一瞬彼女は手を止めた、「逆流してきちゃった……」だからオリモノシートを持ってきたのだが、名残惜しさが出てきたので、精液のついた肌の蝶々から指で掬い取って口に含むと、甘い香りがすることに気が付いた、ローションと混ざっているせいだろう、ごくりと飲み込み、パパにお休みのキスをしてそのまま二人で床に就いた。

翌朝、登校の前に一度施設に戻らなくてはならない、仕事の後の少女の朝は早く忙しい、制服に精液のシミや跡がないかを確認していると、
「水揚げしてやろうと思うんだが」
 ドキリとすることを言い出すブランカのパパだ、やる前に耳元でそんなことをささやく輩は居たが、翌朝のすっきりした頭で、俗にいう賢者モードで、ソフィアにそんなことをいうなんて、
「バカ言わないでください、ブランカのお母さんになっちゃうわ」
 自由になりたい、どこかに飛んで行ってしまいたい、そしてそうなれば妹サラもあたしと同じ運命にならせずに済む、

しかしそんなことをすればあたしはナルバニア人ではなくなる、どんなことがあってもスーザニア人にはならないで、妹もナルバニア人として生きてきたというのに、

「いいじゃないか、姉妹のような親子のような関係性であっても」

ズキリッと頭が痛み、一瞬サラの顔がおもいだされ、そして消えた。

「次のお仕事は追ってメールしますから、私のことを気に入ってくださるのなら、また買ってください」
 心の動揺を隠して、微笑を鉄仮面のように張り付け、別れを告げる。

 ユーラシア大陸西岸バルベルタ半島は山がちな地形で、強く偏西風に影響を受ける、中でもスーザニアはバルベルタのスイスと呼ばれるほど山がちでその地中海性気候により夏は極端に冬に雨風が強くなる地域だ、そのため四季がはっきりしており、晩秋のこの時期の紅葉はとても美しく野山の錦といった風情でソフィアはこの光景が大好き、
「今週末晴れたときはサラと一緒に散歩しよう」
 姉は妹には自分の見た美しいもの、キラキラ輝く景色を見せてあげたいのだ、食事が少ないときには時に自分の分をほとんど上げるときさえあり、おやつはすべて妹のもの、一時期あまりに痩せた姉をみてサラはほねーちゃんなんて言ってたっけ、
 そんな感傷に浸る彼女の半里ほど先に白い凧のようなはたまた翼のようなものがひらりと舞い落ちてくる、
「? ?……まさか」
 800メートル離れた距離でも誰なのかがはっきり分かった、あの小太りの体型は見たことがある、シカティックだピオニールと呼ばれる軍事訓練の時、射撃の成績が優秀だった彼女には見える、
 ソフィアは小走りに駆け寄り、「おーいシカティッーーク、どう~したの~~」と叫ぶ、
 飛翔体の下からもぞもぞ芋虫のように這い出して、うつぶせになり動かなくなる彼を見て心配になり小走りからダッシュするソフィア、「あいつ死んだんじゃないだろな!」
 内戦中死んだ人を見ることは珍しくもなかった、女の子が狙撃され上半身の殆どが消し飛んでいるような遺体、これらは砲撃にあったのではないのだ、バレットM82対物ライフル、威力は高く遠距離で民間旅客機のジェットエンジンを一発で破壊しうるほどのポテンシャルがある、それが内戦中は頻繁に使われるようになっていったの、
「ひーひっくひっくー」
 シカティックのもとに駆け付け彼の呼吸を確認するとしゃくりあげるようなとぎれとぎれの呼吸をしていることが分かった、「え、これやばくなかったっけ」ピオニオールの時の軍事訓練、蘇生技術、人工呼吸……そうだ確か死線期……ナントカ? とにかくとにかく心臓マッサージ、それと人工呼吸って……? この同級生というだけのスーザニア人にあたしがキスしなくてイケナイってこと? あたしにできることなんてセックスだけだったのに、急に救命など……~~あっ~くっそこのバカ! あたしの見ていないところで死んでよね!
「んと、確か……みぞおち上で、手の甲くらいの面積……」
 ソフィアは肋骨で覆われた固い箇所を両手でリズミカルに圧迫する、いくどもいくども……そしてシカティックの鼻をぎゅっと押さえ彼の口を覆うように密着さっせ肺にあるすべての空気を彼の肺に送り込んだ、
「ひゅっ、ゴホ!」
 反応があった、だったらここから先は意識レベルの覚醒だ、自分より重い彼を抱え込み「おきろシカティ~~~~ク! おきなさい!」そう耳元で叫びお尻をパンパン全力でたたく、ほんとは顔面を往復ビンタしてやりたいって、重いんだよコイツ!
「けほっ」
 体重に見合わないかわいい咳をして蘇生するシカティックだ、
「大丈夫シカティック!? あなた死にかけたのよっ」
「体が、、、、痺、、れ、、、、て」
 体面ではあるが、スーザニア人ではあるけど同級生のひとまずの生還を喜ぶ、目の前の事故で死なれるのはもう御免だ、死体を死をたくさん見てきたこの世代はそれだけ死に敏感でそれでいて死に免疫がある、
「こんな凧に乗って何になるんだか……」
 ソフィアが凧と呼ぶソレは横幅のやたらに広くて中央に空洞を持つ飛行機の羽のようなオブジェクトで、空洞にはプロペラが付いていて、
「……じ、じいちゃんのため、ごほっ ゴン・テ……スラの……」
「しゃべらないですこし休んでいなさい」
 大方着地の時に胸を打ったんだ、着衣の汚れからわかる、ブランカがやめときなって諌めたのに、「両親に連絡してあげるから番号を教えて」施設に戻らなくてはいけないからいつまでも道草を食うわけにはいかない、
「叔母さんに迷惑かけられないよ、ゴホゴホ」
「……叔母さんって……」……
 保護者は両親じゃないってことだろう、それはソフィアも同じで、暮らしているのが施設かそうじゃないかってことの違い、親族がいるだけ正直ソフィアはうらやましい、でも私にはかけがえのない妹がいる、
「ふ~~~~、マジ大丈夫落ち着いてきたから、少し休んだら学校に向かうから」
「わかったわ、だけど学校に遅れたりしたら先生にこのこと話すからね」
 携帯の時計をみるとこんなことで30分も過ぎている、今日は大事な妹の誕生日、ささやかなお祝いにと妹にランチセットを作ってあげる約束をしたのに! それと帰りには妹のためこっそりゲーム機を買ってあげるつもりだった、昨日のパパへのサービスでたんまり小遣いはもらっているのだ、もちろん私だって十分楽しんだけどって、
「時間がって、ヨシフのせいで全く!」
 私は気がつくとシカティックの下の名前で呼んでいた、彼の保護者が両親ではないということに、勝手な意識をしたんだと思う、
「ご、ごめん」
 歩いていたのでは間に合わない、状況、凧、ヨシフのタンク兵ヘルメット、そして風、
「ヨシフ貸して、やってみる」
 いうが早いか顎ひもを外すが早いか、ヘルメットを脱がせて装着するの、彼はぽかんとしてしまったけど、
「この凧……軽い」
 素直な感想、一歳の時のサラくらいの重さだろうか、視覚的大きさからは想像できない軽量感はまるで羽毛を想起させられたの、
「ガルブ……そいつの名」
 スーザニア訛りのヨシフの意味、どうして私たちは内戦なんてしてしまったのかしら、話し言葉なんてほとんどなにも変わらないというのに、
「後で返すから」
 崖へ向かいながらその言葉と裏腹な気持ちがソフィア自身の中にあることに、まだあたしは気が付かなかった、
「…………マジでかよ?」
 もちろん山岳民族であるという自覚くらいはあったけど、崖から見下ろす景色は風を感じられるもので、ストッキング越しにもわかるくらいよ、
 空に伸ばした腕をつかむのはガルブ、風を受けると身体が浮き上がりそうになる感覚があり、セーラー服の隙間から入り込む風でニップルピアスがひんやりする、まっすぐ前を見て、その風を感じ、無論墜落したならば助からない高さであることはヨシフの目からも明らかであるはずなのに、あたしは墜落することを半ば期待している自分に気が付きつつあったけれど、妹サラにあたしから離れて行って欲しくて、

跳んだ

 死体がガスで膨らんだにおいは耐え難きものがあって、それでも死んでしまいたい思いはあった、小学生の時から娼婦にさせられたからとかそういうことでつらいとかではない、妹分のサラに対しての罪の意識からだった。妹という嘘をつき続けることについてどうしたらいいのかって、

 グンッと体を持っていかれる感覚とともに、空に引っ張り上げられるわ、希死観念とは裏腹にガルブのハンドルを握る手には自然と力が籠められ、強烈な上昇気流に乗る、
「やばい、降り方聞いてこなかった」
 点となるヨシフ・シカティックを眼下に収め、死ぬには儀式がいると思う、覚悟があるのがそれだった、つまりそういうこと、
 耳がキーンとなるような気圧低下、一気に上昇するガルブのせいだ、「シカティックのやつ、マジに翔んだことなかったのね……両腕が離せないから涙も拭えやしない、設計ミスもいいとこ」
 もう十分な高度、手を離せば墜落死できる、サラの姉をやめることができた、娼婦の仕事だってやめる?
 ……「あんたの稼ぎがない以上、妹が自身で稼ぐのよ、アーミン」
 そんなヤドランカのセリフが聞こえ、
「アーミンですって? 『その通り、神が認めている』なんて、私は絶対に許しませんから! 子供を売春婦になどさせるものですか」
 上昇気流のかかる凧に広背筋の力を乗せ、同時に腹筋を収縮、ガルブに芋虫みたくへばりついて半回転、翼につるされている状態から翼に乗るように牽引されるように、上部のハンドルを掴るソフィア、上昇したならばあとは目的地まで滑降するのみ、まさにガルブをコントロールにおいた彼女だ。

 天に飛ぶ感覚、目を開けているのがつらくても、誰からも縛り付けられない自由、……どんな形容詞をもってしても、……言葉になんかならないわ、そんなわたしをおっぱいやクリトリスに開けた金属が冷えて痛くしたって生きる性器具としてのあたしを縛り付けようとしたってそんのものこのいまの一瞬の光の前には無意味!

 楽しい時間は過ぎ去るのは早く、渓谷のなかにある教会が見えてきた、あたしたちのおうち、妹が住まう施設と一体化したカソリックの教会、ナルバニア人であるソフィアは真面目ではないけれどれっきとしたナルバニア正教徒なのに、
 どうやって着陸しようと思案しながら教会の上を旋回していると、ソフィアに気が付いた一人のちびっこが手を振り出した、それにつられてみんなが騒ぎだしたようだ、それはそうだろう、思い切りがよすぎたとあとなって思ったが、今は安全に降りなくてはならない、内戦前のピオニールの軍事訓練で三転着陸というものを教わったことを思い出したけど、あれはちょっと危険だろうから、この翼の大きさを信じ、子供たちを避ける場所をえらんで……なだらかな斜面めがけて足をつき、小走りに走るようにそこでガルブを立てると何の抵抗もなく降り立つことができた、
「おねーちゃーーん、ソフィアおねーちゃーーーん」
 妹のサラが一目散にちびっ子たちの一団から駆け寄ってくる、
「サラっ!」
 無事にたどり着け、時間だって間に合った、大きくなったサラを抱き上げその重さを感じると、生きて戻れたことに少しこみあげてくる少女だった。

 集まってきたちびっ子たちに取り囲まれてしまうソフィア、どうやって飛ぶのと教えをせがまれる、下手なことをしゃべって真似されて怪我でもされたら目も当てられない、若干不謹慎なことをしてしまったことに気が付いて困る彼女、
「サラのお姉ちゃんすごいね」
「サラちゃんいーなー、綺麗でかっこいいお姉ちゃんでー」
 血のつながりが見えない孤児院にあってこの施設は唯一のつながりであるきょうだいという関係をとても重視していると思う、集団生活の基本は縦社会だから、年長者は絶対の存在、だから姉を持つ子は特別で、きょうだいをほしがるこにとってあこがれの存在であった。

「ブラトコヴィッチ、シスターが呼んでいる、お姉ちゃんのほう」
 ソフィアより2歳若い施設唯一の男の子クリロが呼びに来た、「ほらみんなあぶないから近づいちゃダメだって言われているから離れなさい」ガルブを担ぎ上げて、子供らを追い払い「ヤドランカシスター相当怒ってるぞ、これ向こうに隠しとくから……」中世的な顔立ちの少年で、何を隠そう彼に化粧を教えたのはソフィア自身である、そういう趣味の人間だっている、男と女の仲に今更きれい事なんかあるわけないことくらい、女子高生にしてすでに分かっている、
「朝のお祈りの前にサッカーしましょう」
「うんする~」
「する~」
「ほらサラちゃんも一緒にやろっ」
 誘われて一緒になってついていく妹だった、
「ちびっ子たちかわいいね、クリロ」
「だったらこんなあぶないものに乗ったらだめだろ」
尤ももっともらしいことを言われちょっとカチンとくるソフィで、
「ザーメンくさい口でナマイキね」
 ヤドランカの見ている前で彼に性戯を仕込んだのもソフィア自身だった、ただこの間どこかの外交官がお忍びで彼を買ったらしく、ちょっと妬いてしまったのかもしれない、同じ境遇でも女子にはそんな気持ちがわかないのに、どうしてクリロには憎まれ口をきいてしまうのか、少女にはわからなかった、

「このお転婆のバカ娘!」
 案の定部屋にはいるなりどやしつけられた、
「この綺麗な顔に疵でもついたらどうするつもりだい」
 着衣の上からニップルピアスをぐいってつまみ上げるシスター、あまりの痛さにシスターの腕をひっぱって抵抗するわ、だって千切れるってくらいひっぱるものだから、胸の薄いわたしには酷くこたえる、
「これでも神に誓ってソフィアのことを心配してるんだよ、そりゃ商品としてだけじゃないってこと、わかるだろう? 妹がかわいいなら馬鹿なことはおやめ、たった一人の肉親ぢゃないかね?」
 付き合いがながいからソフィアの弱点がわかるの、妹を持ち出されると観念するしかないのだ、
「肉親って、妹でしょうに……」
「ふふふ、わかっているよ、わかってる、お仕置きはこれくらいでやめてあげよう、ソフィアくらいの年の頃はこんな婆ァにもあったんだよ、信じられないかもしれないがお前さんは若いころのあたしそっくりだもの」
 ぞっとすることをとソフィアは思った、たまさか本当のことなら妹までもこんな婆ァみたくなるというの、そんなはずはないあるわけがない、やむを得ないとしても子供に性を鬻ぐような真似をさせるなんて……それでもあの子が境遇を理解してあっさりききわけてしまったらどうしよう、ソフィー含め施設の児は諦めが早く皆そうだったのだから、だからそれだけに内戦をしている国が憎かった、スーザニアに住むナルバニア人とナルバニア国を結ぶ回廊は細く、そこを渡り生き延びり確率は内戦激戦期で0.009パーセント、僅か1キロに満たないその峡谷に囲まれたその地域は両国のスナイパーに占拠され難民ひとりどころかネズミ一匹出られない「動くものものスパイであれ赤ん坊であれどんな老婆であれ一切を撃ち撃ち殺し生きて通さない」スナイパー通りと化していたのだから、より遠距離を狙うことのできる狙撃銃は大口径化していったっけ、その近くにあったあたしのラーゲリで赤ん坊を狙撃された母親が銃傷から敗血症で死んでいくのをセックス中見たことがあった、そのときの性交は気持ち悪かったって、
「おい、サラが怪我したらしいぞ」
 クリロがノックもなしに部屋に飛び込んできた、彼が言いたかった状況はすぐ理解できたわ、だからといってノックもしないで入ってくるような様を妹には見せたくはなかった、見せたわけでもないくせに、彼はわずかの隙であれみたくはないの、特にヤドランカの前では、
「案内して」
 別に遊びのフットボールプレイ中のインシデントであること、相手の女の子アナスタシアが悪いわけじゃなくって、偶然の事故であったことを移動中彼から聞いていた、ただ頭からの出血は派手に見える、私は動揺しないでいられるだろうか?

 それでもその女の子が蹴ったボールが原因でこけて、出血したとあっては姉として放ってはおけないのだ、

 アナスタシアはもちろんサラにボールをぶつけてやろうなんてことはまったくなかっただろう、いつもは「アナスタシアのママはね、」「ママはあんなことしてくれたんだよ、」「ママはこんなこと……、」ってママ、ママっていう人形みたいと皆にからかわれていた少女だった、姉を持つ妹の最強の呪文「お姉ちゃんに言うから!」そんな言葉を言ったかもしれないサラを思い浮かべるとちょっと可笑しかった、
 だけどそのアナスタシアはきっと今頃負のオーラ全開で気持ちが沈んでいることだろうとも思うのだ、だから妹最大の味方のあたしにできること……
 皆で一斉に寝る寝室にはいると、頭に包帯を巻いたサラがいて、その姿が痛々しかった、しかしそれでも思っていたより元気そうでホッとする、
「まだ痛い?」
「めまいとかしないかしら、立てるサラ?」
 甘えて抱き着いてくるサラ、もう抱っこなどする年ではないけど、おんぶくらいならしてあげられるから、
「ナーシャのところまで行けるかな?」
 こくりとうなずくサラ、
 妹の成長をその重さで感じながらアナスタシアを探し、数少ない職員にたずねると、ほどなくして彼女がみつかった、彼女はヤドランカの執務室に呼ばれていたのだ、「ご挨拶をできるかい?」とヤドランカ、
「サラちゃん、ソフィアおねえちゃん、ごめんなさい」
 サラと同い年の子の精一杯の謝罪の言葉、怒られる寸前の何とも言えない表情をした少女にの前でサラを降ろしてその手をとりナーシャのもとに近寄ると彼女はぎゅっと目をつむるのだ、きっと怒られると思ったのだろうか、
 ソフィーはしゃがんでサラの手をナーシャの手に合わせると、ナーシャの周りを花の甘い香りが漂った、それはとても圧倒的な存在感で、サラにとってほんとうに姉が特別なのだとアナスタシアは感じた、
「ナーシャちゃんはサラとなかよくしてくれてるのお姉ちゃんはしっているわ、ありがとうこれからも仲良くしてね、さあふたりとも握手をして仲直りよ」
 サラのお姉ちゃんのあたたかい手に触れると、ナーシャはさらに何かあった時この人は本当に悲しむだろうと、だからそんなことしちゃけないんだと、そんなきもちになる、ソフィアお姉ちゃんを悲しませたくはなかった、
「怪我が治ったらまたサッカーで遊んでね」サラがいうと、
「うん、ありがとう」と仲直りする二人、
 サラはナルドニア人で、アナスタシアはスーザニア人なのに二人は仲良しだ、この二人をみていると妹分たちのほうが私より賢いと思う、紛争で殺しあう世界を見てきたソフィアだから。

 朝のお祈り、
 一斉の食事、
 そして登校、
 シカティックから半ば強引に奪ったガルブをあくまで乗らないからと、ただ彼に返すだけだからと、シスターに約束をして登校する、だけどあっちのお仕事とは別に昼間の時間はあたしのものなのだ、コツを掴んだソフィアに恐れるものはない、それにただ空を飛ぶことがそんなに悪いこととは思えない、誰にも迷惑をかけさえしなければ、つまり墜落死しなければいいのだ、とはいえ目立つことには困ってしまう、万が一ばれたとしたら……、その時はその時だ、それに登校途中の異性からじろじろ見られることがないのがいい、しかしそれよりも何より、空に憧れというより渇望するというほうが正しい、一度飛んだものはもう二度と離れることができないと思うほど、それに尽きたの。

 今日二度目の離陸、コツは加重を翼に伝えることだ、助走なんかほとんど必要ないってj事、ふわり浮かんだあとは背を丸めてはダメ、腕はガルブを掴んだ紐のような感覚で、高度をとれるまで支えているのは背中の筋肉、高度を確保したらさっきとは違い、翼底部から機体上部へ続くハンドルへ行こうとすると身体を上部に引き上げる気流がプロペラのある排気口から流れ、一回目よりよりスマートにフライト態勢に、風は切れる様に冷たいけれど空の移動はなんて心地いいのだろう、青く澄んだ秋空トンボの舞うこの空を、セイヨウキンモクセイの香りの中ひらりと舞う、動力が風だけだというのに、障害物のない空は移動も早く、気が付けば高校上空、眼下にその校舎が小さく見えた、悪目立ちするとロクなことにならないのは今朝の通りだから校舎裏の山の斜面をランディング地点にした、ここならば誰からも見られなくて済むだろう、慎重に風を見極め速度をコントロールする、二回目だといえ着陸は離陸の何倍も難しく感じる、ハンドルと翼にかけた脚とで斜面にぎりぎりの入角度で、ふわりと成功させた。
「このガルブってかわいいかも」
 少女の脚を使わずに機体側だけで着陸に成功させたソフィアはいうことをきくこのガルブがすっかり気にってしまったの、この可愛さは正義、絶対に正義だと思う、もしかしたら瞬間的に高山病になっていたのかもしれない、落下即墜落死の感覚がなくてこんな危険を顧みないことを日に二度もやらかしてへいきなのだから、きっとどこか判断能力が狂っていたのかも。
 いまだ内戦の終結していないスーザニア共和国、校舎には弾痕の跡も生々しく残り修繕しようという声すら上がらないわ、ひどく損傷のある校舎が私のナルドニア人側の校舎、使う言語がほとんど変わらないのに民族を隔てて、異民族間では学校で口を交わすことはない、せいぜい校舎外で会うことくらいしかできない、その違いはやっぱり文字が違うからだと学校は主張するの、それを一つに統一しようとすると、そこから争いになり、ナルドニア人虐殺に繋がりかねないから黙っているしかない、大国Aは私たちナルドニア人の味方になってはくれないのだから、息を殺して生きていくしかなかったの、それでも生きていくしかない、所詮は平和は銃によって守られているのだから、
 隙間風の吹き込む寒い教室、黒板のキリル文字を全て頭の中でアルファベットに変換し、文脈を入れ替え再度キリル文字に変換する、授業が退屈な時にするあたしの遊びだった、記憶というものは映像を写真のように記憶すればいいことは小さいころに気が付いたの、それを大きな倉庫に保管すればいいって、 ?捨てる時は……その倉庫のような館の裏に……大きな深い穴があるから……そこに……そこでその先のことを考えるのを止め、ノートをとる鉛筆の芯を折ってしまったことに気が付き、もう残りはすべてノートをとることをあきらめ、目に焼き付けることだけにする。
 ジャガイモばかりでほとんど肉の入っていない食事をICAR缶詰と一緒に食べる、どこかで響く砲撃の音が音楽代わり、それにしてもこの缶詰は不味い、人道援助だか何だか知らないけれど、この缶詰の評価はナルドニア人の中でも最悪だった、だけど食べないわけにもいかない、せめて妹はもう少しましなものを今日は食べていますように……砲撃で崩れた食堂を出てせめて気晴らしに、屋上に出るとそこから見えたのはスーザニア人の食堂、彼らだって食べてるものは一緒なのだ、と、ヨシフ・シカティックと目が合ってしまった、軽くひかえめに微笑を返す、あまりひたしく学校内で会話はできないから、まあ大けがはないみたいだし、たぶんすぐにこっちに来るんじゃないかって、案の定3分とまたないうちに彼がやってきたので屋上フェンス越しに背中を向けたわ、「こっち向かないで」フェンス越しに挨拶する彼を無視しなければいけないからそっぽを向いてあしらうのだ、「ソフィアは飛んだよな?」とどうやって飛んだのかを詳しく聞き出そうとする彼だ、どうしてそんなにガルブに拘るのかを背中越しに聞いたら、「ゴンじいちゃんのため」で、祖父の開発したノビ・マテリアルである素材を宣伝するためだという、……亡くなった家族の為か……「……おじいちゃんって、なんで亡くなったの?」、唯一の家族をもし亡くしたらあたしはどうなってしまうだろうかと彼に興味がわいたから、「……連邦軍に連れられて、それで……」スーザニア人の母とナルドニア人の父とに生まれたというゴンは自分をナルドニア人としてアイデンティティを持っていたらしく、研究が軍に利用されることが許せないため協力を拒み結果連行され、「取り調べ中に心臓まひで亡くなった」と聞かされたらしい、……家族か、
「ね、帰りにそのゴンさんのお墓参りに行ってみない?」
 ソフィアはそんなアイデンティティを持った人が周りにもいたことに大いに興味が湧いた、
「え、お前」
 背中越しでも声の質からヨシフがこっちに向かって話しているのはすぐにわかった、
「こっち向かないでってば」
 誰かに見られたら面倒になるって言ってるのに、
「ああ……そうだった」反省した声はそのトーンからもわかる、
「私からは会いに行けないからヨシフ、……あなたからブランカに頼んでくれないかしら」


「~~♪~~フフ~~ン~♪」
 特上機嫌で帰りの玄関に向かうブランカ、まさかソフィア・ブラトコヴィッチからお願いしてくるなんて、どう攻略するか作戦を練っていたのに、向こうから頼んできたのだから完全勝利したようなもの、「私より綺麗な顔して生意気だと思っていたけれど、なによぉ結構カワイイとこあるじゃないのよ~~♪」手を下さずに目的を達成するのが快感の彼女だった。

「……いいわね? ブランカさんのおうちではお行儀よくするのよ」
 一度ホームに戻って外行き用におめかしさせてあげたい気持ちはあるが、急に思いついたことをこの妹に強いているようで心苦しくもあったが、この子が殆どホームから出たことがないことが気がかりでもあった、お姉ちゃん子すぎるのも考え物だと、少し早い気がするけど、お泊りをさせるいい機会だ、
「今日おねえちゃんもおとまりすればいいのに……」
 どきりとさせることを言う妹だ、今晩もブランカの父に仕事のメールをうった後なのよ、仕事のことをまだ話す歳ではないでしょ!
「そ、それじゃあお泊りにならないじゃあないの、いい? またすぐに逢えるのよ」
 そう諭されるとぱっと明るくなるサラ、きっとホームでは就寝時間が決まっているので遊び足りないのだろう、
「サラちゃーん、お待たせっ」
 保護者の姉であるソフィアより先にしゃがんで妹の頬を摘まみ話しかけるブランカだった、
「ブランカさん、妹を一晩よろしくお願いします」
 たとえ自身の父親の愛人が同級生であっても、その妹が可愛ければそれでOKなブランカであって、
「全然OKよ!」
 ってソフィに抱き着くブランカをみて安心するサラだった、お姉ちゃんと仲良しならきっとサラの味方、愛するというより甘えるほうが子供の本能に近いから、そうやって姉から学び学習していくのだった。

 ヨシフと一緒に校舎の裏山を上り、ゴツゴツした石灰岩ひときわ目立つ岩を目印にしたところにガルブを隠していたので、その翼を持ちながら更に山深く渓流を超えた先にある針山のように切り立った崖を目指そうと話しながら後ろを振り返ると、ヨシフがずいぶん後ろにいることに気が付くソフィアだ、「ヨシフ~~遅っそいぞ~~」山道30分も登っていないというのに、すでに息も絶え絶えの様子、これじゃあブランカにからかわれるのも無理ないって、仕方なく彼が追いつくのを待ってから、「あんまり休むとかえって足に良くないのよ」と言ってやると「え、そうなの?」とどんどん先に進もうと主張するソフィアになんだかんだと粘ってさらに時間調整でもするように休むヨシフにあきれてしまうが、
「もうちょっとだからね、あの崖まで登ったら一緒に飛ぶわよ」
 そういって先に進むソフィアで、そういえばヨシフが先に歩いたことなかったなと思いつつも、時折彼が付いてこれてるか確認して、どうにかこうにかフライトできそうな崖にたどり着くの。

「ねえ、本当に飛ぶの?」
 ゴンおじいさんの眠る墓地はボテフピークに位置しているはずだから、空を飛んでしまえばすぐの距離だった、
「やっぱり歩いて行こうよ」
 幸いなことに山がちな国にあってさらに山がちな地域のため連邦軍の制空権の及ばない範囲だから安心できる、はず、それにヨシフの説明によればこの翼のステルス性はとても優れているらしいし、
「怖いってソフィ、ねえ聞いてよ~~~」
 さっきからうるさいの、この子開発ありきでやっていたのに、飛べるつもりがないみたいないみたいなこと言ってるのに、ちょっとムカつくから、
「変なとこ触らないでよ」
 そう命令し、ヨシフにしっかり体を一体化するように抱き着かせ、ガルブを信じて、今三度目の離陸、

 離陸直前、命令されるままにソフィアに抱き着くと、はっと気が付いた、腕に硬く当たる感触に、? そんなことを考えている余裕なんて離陸した瞬間に消えてしまう、必死になって胴体にしがみつくしかない、眼下にはコバルトブルーの渓流と雪でより白さの際立つ石灰岩、紅や黄色で燃えるような紅葉の山々を……楽しむ余裕なんか一ミリもなくってほとんど記憶が飛んだのだと思う、気が付けばソフィアがガルブの上に乗ってからその後ろのハンドルにしがみついているのがやっとだったから……
 永遠とも刹那ともつかぬ時間が経過し、湖ほとりにあるくだんの墓地に脇に着陸する、二人分の体重の衝撃は先ほどのソフィアが感じていたよりもやはり激しかったが、それでも無事にどうにか着陸させることには成功する、やはり二人乗りには無理があるようだ。

 学校の男子の間では女子高校生ランキングがつけられるだが、あの娘と俺が一緒になって飛んだのかと、なんだか信じられないヨシフ、異民族の娘を一位にすると話がややこしくなるけど、きっと同級生だって同じことを感じてるはずだと思う、それでも、
「か、帰りは歩いて帰るから」ってどうしてもまだ、今は、
「ちゃんと練習して二人で飛べるといいね」っていわれながらなんだか上気してぼーっとソフィに見とれていると、彼女が右肩から左肩に十字を切ってお墓に手を合わせていることに気が付いた、そうだソフィアはナルドニア正教徒なのだと、それはこんな美少女と一時であれ抱き合うほど接近できた有頂天になっていた横っ面を叩かれたようなばつの悪さで、スーザニア人だからナルドニア人を差別的な目で見た自身に気が付くヨシフで、それでも彼は彼女とは逆に十字を切り、じいちゃんに祈りをささげるのだった。

 別れ際ヨシフは聞いてみたくて仕方がないことがあった、しかしそんなことを聞いてしまえばきっと彼女は僕と付き合ってくれなくなる、「二人で飛べるといいね」ってことはまだ頑張れば付き合えるということだと思うし、何をもって付き合っているのかの定義が難しいけど、「ソフィって変わってるよな」っていうのが精いっぱい、そしたら、
「お互い様じゃない? だからガルブを作ってくれた人のお墓まいりにきているわけじゃない」って、なんだかとても彼女が他人ではない気になってくるんだ、彼女との秘密の共有がそうさせるのか。

 帰りも飛行し帰るソフィアで、その時遥か上空をA国の新型兵器であるUAVが飛んでいることなど気づくことはなかったのだけど、彼女はサラがいい子でいられるのかを心配していただけだった、「今度はばれないようにホーム横の谷にこの機体を隠そう」と思うことをつぶやきつつ、帰路に向かうソフィア。

「ソフィー、ヤドランカが一緒に来なさいって」クリロが教会のホームから出てきて迎えに来てくれた、まあヤドランカに呼ばれるときは碌なことがないから行きたくないのだけれど、今晩は妹の外泊を報告しなければいけないから仕方なかった、「それにしてもあんたも一緒に?」クリロとセットでの呼び出しか……
「話は分かったよ」
 妹の外泊についてはあっさり許可するシスターであったけど、今日のあっちの仕事にはクリロも連れていくようにとのおまけが言い渡されたのだった。
「えーー、ブランカのパパってそっちの趣味もあったってこと?」
「さあ? 本人に聞いてみなさいよ」とっそけないヤドランカで、むしろ実入りの増える分彼女は上機嫌だし、ソフィアが言うほど険悪しているわけでもないことをヤドランカは気が付いていた、「だから今夜はとびっきりメイクをしておやり」ってソフィアに命じるの、「ソフィ仕事だ、やろう」ってクリロは言うけど、複雑でもあることは確かだった。
 ホームから離れた置屋の化粧台前で、13歳男子の肌に見入っていた、まだ若い肌はコンシーラなど不必要で、ちゃんと感を出すためだけにごく薄いファンでを塗るくらいで事足りた、アイシャドウは年齢に応じて薄めにかわいくそれでいて涙袋はガッツリと盛ってあげ、あらかじめのりを付けておいたつけまつげをまつげの一番長い部分を目の中央に合わせて、目尻・目頭も合わせてつけまつげを付けてあげるともはや男の子には見えなくなる変身の瞬間だった、まつ毛をくるんっときれいなカーブを作りたい場合は、まつげの根元、中間、毛先の順番でビューラーを握るようにしてカールをいれるとよい、ビューラーの後にマスカラを使用し、まつ毛のボリュームアップを行い黒目がちな目を演出してあげると少し興奮してくるソフィアだった、パウダーで眉の足りないところにふんわりと形を整え、頭から眉尻にかけて徐々に濃くなるイメージでパウダーを載せるとナチュラルに、パウダーである程度形を整えたら、アイブロウペンシルで眉尻を足し、そこでソフィはクリロに口づけを交わした、
「ソフィ」
 ダメだという意味で彼女を名を口にするクリロだったが、ソフィアは初めて彼の童貞を奪った時のことを思い出して興奮してしまっていた、いきなりハードなことをするわけにはいかなかったけれど、ペニバンを付けて彼の初物をいただいたことは今でも鮮明に目に焼き付いて離れない、正直に告白するのならば同意があったとはいえ初めてレイプされたあの日を思い出していたソフィアだ、
「そうね」
 唇を離し、よりかわいく仕上げるためグロスを塗りその上に口紅を重ねてあげるの、
「完成した?」
 聞いてくるクリロが可愛かった、彼の初物を膣で受け止め、それを彼に吸わせたっけ、そしてそれを二人で口移ししたことを思い出しはっきりとマンコが濡れてくるのがわかるソフィアだ、
「ん、ウィッグは自分でつける?」
「ううん、ソフィ姉が選んで」
 こう呼ばれるのは彼だけなので、ますます性器が濡れ、乳首がピンと立ってしまう、そうなるとピアスの付いたクリが過敏に反応し、より一層濡れてきてしまう、
 ウィッグは外にカールしていると肩幅が広く見えやすいから、その逆に内にカールするタイプを選ぶと完成だ、13歳の美少女の姿がそこにあった、
「勃ってるね、いけないこだ」
 女装のセーラー服を着せる段階で、少し悪戯をするソフィア、うつむいて頬を紅色に染める表情が堪らなく興奮を誘う、それでいて少女についているものはまごうことなきペニスなのだ、そんな彼に興奮するのだからパパのことを笑えないとも思う、男と女の中は計り知れないものだと、
「少しだけね」
 カウパー線を舌先で舐めとり、彼の一物を口にする、こうして彼にテクニックを教え込んで育て上げたのだから、それでいて初々しくも彼はより恥ずかしそうに顔を真っ赤にすると、ますます愛おしさが増してくるソフィア、育ての親が私で申し訳ないけど彼は私にとっての子供のような存在なのだろう、そうだとするならこんな少女と今晩肌を重ねる私は私を犯し妊娠させたハンスそっくりということにな……その時私は考えるのを止め、
「残りは本番に取っておかないとね」とフェラも止める彼女である。

 黒のメルセデスAMGの後ろ座席にクリロとソフィアが乗り込むのをバックミラー越しに見るパパで、乗車を確認後発進させる、大変乗り心地が良く、エッチの前にリラックスできる、客を選べる立場ではないことはわかっているけど、できるだけいい客に選ばれたいものだし、パパのように私だけを買ってくれるような場合、病気をもらう確率だって低くなるから、この娘が気に入ってくれたら私もうれしい、たとえ私が指名されなくなったとしても、この子がパパに気に入られることを私は願う、
「まるで姉妹のようだね」
 ソフィアはいまだノーメイクだが、クリロを女の子のようにするのは大変だから、男性の目からも女性の目からもクリロが女の子にしか見えない自信があったから、とても誇らしいソフィアだった、
「娘には内緒にしておいてくれよフフフ」
 まさかブランカだって男の娘を一緒に指名することまでは考えないはずだし、うっかりおしゃべりして得になることは一つもないのだ、
「パパ安心して、誰にもしゃべらないから」
 クリロが甘えるように太鼓判を押す、
「そうかそうか、今晩は貴重な体験ができそうで何よりだね」
 教会御用達のバンガローに到着、ここは知る人ぞ知る売春宿で、教会を通して未成年の性サービスを供することを可能としているシステムなのである、だから教会としては孤児院を持っておく必要があるのだった。
「ソフィまずはこの子をサラと呼んでもいいかね?」
 難しいことを言い出すパパであった、確かに男性名のクリロでは色気がないかもしれないが、よりによって実妹の名前を出してくるなんて、
「いいわ、私サラね」クリロがそれでいいなら、ソフィアが反対することもできないけれど、なんだかブランカといるはずの妹のことが心配になる、
 サラはパパの首にしなだれついてキスを始めるが、身長差がありすぎ、すぐにベットへ移動するしかなくなる、ほんと大人と子供くらいの差があるの、あたしとハンスの身長差も確かこのくらいあったと思った、
「サラのキスはソフィとよく似ているねえ」
「いやですか?」
「私は好きだよ」
 毎日のようにヤッテきたけど、人のエッチを見るのはやっぱり少し違うと思う、ましてこの二人は男の人同士なのにって意識すると興奮し始める私だった、
 折角なので私も混ざろうと、パパのチンポを取り出し愛撫するといつもよりずっと硬いことに気が付いたわ、
「パパ折角だからサラの舐めてあげたら」って、なんだか大胆なことっておもっちゃう、
「ふうむ、もちろんそのつもりでいたよ」なんて言うものだから、そのままパパがサラのペニスをサラがあたしのマンコをソフィアがパパのチンポを舐めあうことになったの、この娘からクリットピアスを舐められるとより濡れてきたのが分かった、「あンっ」パパの一物を咥えながら思わず声が漏れてしまう、それはサラも同じように喘ぎ声をあげるのが可愛らしい、まだそれは子供の声で幼いものではあるけど、教えた甲斐があるものだ、
 男の人はそこまですると嫌がることがあるから、でもパパはきっと大丈夫、睾丸を口に含み、彼の肛門を優しく愛撫すると、肛門がひくつき反応する、コンドームを中指にはめてローションたっぷり塗り付け第二関節くらいまでぬるりと挿入、そこからゆっくり出し入れすると感じている反応があった、そこでどうにか見つけようと指をまさぐればプリッとする感触があるのでそこを優しく丁寧に指で押してあげると、「ん、アン」パパが喘ぎ声を上げ始めたの、この時の男性はまるで女の子になったようにかわいい声になって喘ぐのでこれは娘に魅せられない姿そのものだから、パパとは永遠の秘密の共有をしたソフィア、そして刺激を続けていると絶頂に達したようでアンアン声をあげながら、射精とは違い亀頭の先から糸を垂らすようになってきたので指をそのままに、「サラインサートして」と頼み、男の人の結合部をさめざめと観察する、美少女にチンポを挿入されているパパはとっても気持ちよさそう、射精するよりずっと別次元の快感だってあとで話してくれたから、快感の海に溺れるみたいだなんて……でも、女の子のイク感覚だってそうなんだよ、男の人次第で何度でも絶頂できるんだからね、でも男の人もずるいよ、クリロみたく美少女に化けることもできるし、女の子のようにイクこともできるんだから、ズルいと思う。
 何回か果てた後、濃厚なキスをパパと交わし、耳に舌を入れただけでまたもや果てるパパだ、優しい愛撫例えば舌で触れられるだけでも敏感になった体はすぐ反応する、パパのチンコを騎乗位で膣口に当ててると精液でぬるぬるするから少し体重をかけるだけで、ぬるりとチンポが入った、挿入の瞬間はイク次に気持ちいいけど、あのセックスのうまいパパがソフィを感じさせることもできないくらい何度もイってしまっていたから、今回は騎乗位で入れてみる「あぁぁんっ」と声が漏れてしまう、
「パパもっと気持ちよくなって」
 彼を抱きかかえるようにひっくり返すと「サラ一番奥まで入れていいわよ」とパパの脚を開かせ、肛門を露出させる、そして再びの挿入、パパがとっても気持ちよさそうな声をあげるから一緒になってピストンさせられるソフィアも高まってくる、すでにマンコは精液でドロドロになって泡立ってしまっているし、サラも射精感が高まってきたのがわかるソフィア、「ねえパパせっかくここまでしたんだし、中だしされてみたいでしょ?」きっとその瞬間パパも絶頂して射精するだろう、それを想像すると興奮してきた、それにしてもクリロはエッチテクが上がった、「ほらサラ、パパに中出ししてあげて」返事をできないくらい攻めておいて勝手に中だしするというプレイで、女性としての経験をとことんまで味わい尽くさせるソフィアだった。
 美少女のテクニックに骨抜きにされてしまったパパだったが、「休んでいる間君たち二人のセックスが見たい」と言われたので久しぶりにクリロとやることになった、
「なんだかちょっと緊張するねサラ」ってあたし、なんかクリロのこと意識しちゃってるのだった、
「ソフィ姉の心臓ドキドキ言ってるわ」
 私に抱き着くクリロ、超恥ずかしいんですけど、心臓の音きかないでぇ~~!
 化粧とわかっていてもこんな幼い美少女とセックスすることってこんな背徳感ないって、まだ13歳の男の娘なんだよ! しかもその姉貴分私は育ての親と認識している、これってつまり私は近親相姦しようとしてるってこと!? 「うわ~心臓バクバクものだ~」って、でもそれでも「ソフィー姉、落ち着いて、大丈夫優しくするから」ってコイツいつの間に大人になりやがってぇ、姉ちゃんのことをリードしてくれるんだって、
 軽いキスから始まり、華奢なその手で服を脱がされると身体が震えてきてしまう、下着だけにされてから、泣きそうになってくる、
「ソフィ姉、かわいい」
 そんなドキリとさせられる言葉軽く言わないでよね、下着から入ってくる細い指で乳首に触れられると、キュウッと乳首が立ってしまう、パパにつけられるよう言われた鈴がそのリングに繋がっていて、引っ張られるととても興奮をさせられるのだ、ああ妹分にいじられているのだと感じるからだった、そしてブラを外されあらわになったぺちゃぱいのピアスを口に含まれる3割の恥ずかしさと、7割の快感に軽くイってしまう、身体中をキスされクロッチ近くの刺青を舐められると電気が走った、処女にでも戻ったような気がした、そんなことはあるはずはないがそうとしか思えない、女装したクリロにこれ以上を見られたくなかったの、
「ソフィ姉大丈夫、まずは前戯からしよ、ね」
 少女はスカートそのままにパンティだけを脱ぎ、その一物をあらわにする、そうしてベットに私を連れて、スカートの中に誘導したわ、不思議とそうすることでフェラをすることができたの、「ね、私のあそこ勃ってるでしょ? ソフィ姉とセックスしたいって思ってるんだ、だから恥ずかしがらずに姉ちゃんのも見せてほしい姉ちゃんが好きだから」とド直球で姉を口説いてくるの、だからもう恥ずかしくって、うれしくって嬉しくって、……そういうこと、つまりそういうことよ! 仕方ないでしょこの子の初めての相手はあたしで、この子の成長を見届けてきたのだから、フェラの仕方も、クンニの作法も、挨拶から流し目で男を惚れさせるテクニックも全部、それなのにあたしの教えていない「好きだ」なんて言葉、そんな軽く!
 笑われないだろうか、ピアスの入ったクリトリスを、セックスできるだろうか? この少女と、すべてがわからないまま、ソフィアは乾坤一擲意を決して青いパンツを下げたのだった。
「うん、さっき見た時と一緒でカワイイわ」
 恥ずかしさで気絶しそうになりながらも少女の目を見てはなさいソフィアだ、そして何もかもすべてが肯定されているようで、ソフィアのマンコは再び濡れだしたのであった、
「もっとよく見せて」
 一本筋マンコを広げて見られているだけでますます愛液のあふれてくるソフィア、それでもゆっくり前戯をかかさないサラ、それでもいくら愛情を込めたといっても近親相姦に変わることはないのだ、ソフィアはこれから少女に犯され射精をされてしまう、そしてそれを私自身望んでいることなのだから、なぜなら追体験をしたいから、私を犯すこの美少女サラが初めての日にどんな顔をしていたのか、私が知りたいのはソフィは初めて犯されたときにどんな表情をしていたのかが知りたいのだ。


 少女がペニスをあてがい、今まさに本番をしようとしている、期待で胸の高鳴りが抑えきれない、どきどきどきどき、少しペニスを離し、ぺちぺちと間を取られるとより一層気持ちが高まるソフィア、どきどきどきどき……ずぷぅ押し広げられる感覚と快感が同時に押し寄せる、その時の少女の苦悶に満ちたようなそれでいて心地よさそうな貌、「あああ~~ん、ソフィ」、そうだった、あたしはハンスと初めてのセックスで、わ・た・し・か・ら・ど・う・い・も・と・め・てい・た・の・だ そのことを今思い出した。
 少女に犯される私はそのままハンスに犯されている私だった、
「ハンス、イイ、イイわ、もっとセックスしよ、お父さんもお母さんもソフィのこと子供扱いするんだもん、ソフィはもう大人なのに、あ、あん、そこ気持ちいい、はぁん、あんあんあん……」
 セックスが子供を作るための行為であることは理解していた、だけどこどもができるということの意味を理解していたわけじゃなかった、それなのにただただ快感に溺れた、初めての時はたいして痛くなかった、出血こそしたが初めから快感を覚えたほどだったもの、避妊はしなかったから、比較的直ぐに妊娠したようだったが、それでもセックスはやめられなかった、性器ピアスを入れられたのはこの時だったが、それでもかまわずに行為に夢中になった、もちろん痺れるほど痛みを感じたのだけど、エッチに溺れていたのだから仕方がない、きっと子供というのは物覚えが早いからのめりこんでいったのだと思う、ふと気が付けば父と母のもとに帰れなくなっている自分に気が付いた、内戦の勃発だった、あたしは寝ているうちにラーゲリーに連れていかれていたらしい、内戦のおかげで民族浄化が当然のごとく起こり、平時ならば犯罪となる行為が政府によって主導されていくようになっていった、自分から望んでいったとはいえ、拉致監禁され性奴隷となっていた私はもうどうにも逃げられなくなってしまっていたことに気が付いたが、ハンスひとりに犯されていくだけで済むとわかったから、そんな彼を受け入れた、当時私はまだ小学5年生で子供を産んでいい年でもなかったのに、家出した少女をハンスは狙っていたのだろう、運わるく内戦が起こってしまったからではあるが、望めばそんな未成年であろうと犯し放題なのだ、それでも彼は私に執着したようだった、腹が出てきて乳首が黒ずみ始めてもそれでもハンスはそんな子供の身体を抱き続けるのだ、もちろんそんな体でもセックスは気持ちがよかった快感だった、蕩けそうに日に何度でもエッチばかりしていた、臨月を迎え、碌な診察もないまま自然分娩させられることになった、運が悪ければ死んでいただろうと思う、分娩時の苦しさは筆舌に尽くしがたく、気絶寸前まで行ったと思う、気絶していれば子供も母体も無事では済まない、今私があるのはその痛み(子宮口に無理やりソフトボールを通すような痛みだった)に耐えたからに他ならない、女の子だった、無事スーザニア人の子供を産まされtた女性たちはナルドニアの面汚しとして、スーザニア人として生きていくほかなくなるのだが、ソフィアは未成年もいいところなのでシスターヤドランカに拾われたのだろう、その辺のことはよく覚えていなかった。

 そんなソフィアの妹分とのセックスは相性がいいに決まっていた、クリ内側の膣壁を突くのが絶妙にうまく、挿入の瞬間の快感がいつまでも続くようなそんなエッチで、パパのように深いポルチオをぐりぐりするのとは味わいが違う、
「やん、やん、やん、女の子にあ、あたし女の子としちゃってる~」
「ソフィきもちいいよ、やっぱりマンコ気持ちいいよ」
パパはエッチが上手だけど、クリロとは相性がいいの、美少女がソフィの腹の上で善がっているのもとってもカワイイ、同性の女の子それも妹から愛されることは素直にうれしく、そんな妹分に犯される背徳感は今少女ソフィアを絶頂へと持っていこうとしていた、 そんな二人の営みに、パパが割り込んできた、
「サラ君、お姉ちゃんを分け合おうじゃないか」
 ソフィアの後ろからアヌスに肉棒を突き出してきたものだから仕方なくそれを受け入れる、受け入れる性なのだから仕方がない「パパ、一気に入れないで、ね、ゆっくり、そうそれくらいで、んん !」
 アナルセックスをするのは何度もあるけど、異物感がやっぱりあって、それでも二人からサンドイッチされると、コスモの爆発のような衝撃だった、星と星とがぶつかり合い弾ける、ソフィのちっちゃいマンコをさらにアナル側から広げるものだから、クリトリス裏の膣壁を刺激に耐えられずに、
「ひぎぃぃぃぃぃぃl-ー」
 悲鳴を発しソフィアは絶頂してしまった、「あ、ぁぐっ」膣が震え快感の波が止まらない、涎が垂れてきてしまっていた、それでもまだ二人はピストンを止めようとしないから、頭の中が真っ白になって、カクンカクンッとイキ続けて、パパとクリロにそれぞれ中だしされるまでその快感が続いたの。

「ほんとにいーの?」
 もちろん初めから私は反対だった、だから何回も聞き返したのだ、
「しつこいよいいって何回も言ってるじゃん、それに片方はパパさんに開けてもらったんだし、今更後悔しないって」
「その通り、左の乳首は僕が付けた傷だからね」とパパは満足そうに言う、もう忘却の彼方にあるピアッシングの痛み、それをクリロに施したくはなかった、やるなら自分でやればいいものを、だからそれをそれをあたしにやらせたいのだろうけど、
「人にやるのって見てられないよ」
 ……言っておきながら、すぐに後悔した、ハンスに付けられた瑕を今だってあたしも取ろうとしていないことに、……
「ソフィは優しいね」
 パパに髪を撫でれながら、ピアッサーをを弄っているだけで、もうあきらめてくれないかなと、待ち続けているのだった、髪を撫でる手がポンポンと手を叩き、勘弁してくれるのを期待していた、
「おや? 君の髪の中からこんなものが……」
 そういってパパはソフィアの髪の中からシルバーのリングを一つ、
「ふぅむ、昨日の返事はどうかと思ってね」
 ピアッサーをもじもじ弄っているだけのあたしのの局部ピアスを愛撫し始めるパパだ、もちろんアソコのピアスを触られるとそれだけでしっとり濡れてきてしまうの、
「水揚げの記念と言っては何だが、君のピアスを増やしてはと、つまりエンゲージという意味だよ」
 口づけをしながらパパはあたしの中に指を差し入れ中をかき混ぜるものだから、精液が少し逆流してきてしまう、ディープなキスが心地よくなってきてしまうから、
「その話は少し、待ってください……」
 このまま押し切られそうで、このままパパにもう一度抱かれたら身をゆだねてしまいそうで、キスをやめマンコを弄る手を止めた、
「クリロ、覚悟はいい?」
 何も言わずにこくりとうなずく、ああ怖い~~、見ていられない、痛みが手に伝わってきそう、だからって外したら目も当たられないし何度もやり直さなきゃならない、クリロごめん! 出来るだけ見ないように片目だけで、ピアッサーの引き金を引く、
「っ……」
 ソフィアは自分の同じ個所が痛むのを感じたから、
「大丈夫? 痛そう……」
 桃色の乳首から滴る血が、色白の少女の肌に一筋の溶かした絵の具のように広がった、すぐに消毒をして、ピアスを通さなくていけない、でも彼の血の色のあざやかさに目を奪われてしまい、気が付けばその朱を舐めとっていた、口いっぱいに広がる鉄の味、不謹慎にもそれだけでまた性器が疼いてきてしまう、だってこの子をまた一ついけない道に引きずり込んでいくような背徳感に襲われて、きっといま私の吐息はきっと熱を帯びていて、ピンク色をしているだろう、むき出しの肉にピアスを刺しこみ、痛みに耐える少女の表情に興奮していたのだから。
 でもそれはパパも同じだったみたいで、痛みに耐えぐったりしている少女それとも彼をお嬢様のように抱えキスをし、ベットに行くと、少女の一物はそのキス一つで大きくなったようだ、そのチンコをしごきながら、パパもペニスを挿入する、大人に犯される美少女をひどくエロチックに見せるのは少女についている一物のせいだろう、クリロが犯されているのは初めて見るから、どきどきしながら二人の行為に見入っていた、10分ほどの間クリロは何度も何度も果てその亀頭から精液をだらだらといやらしく吐き出していた、きっとさっき私が頭が真っ白になった時のようになっているのだ、かわいい声を上げ続けている、そしてそのままパパの腰の動きが激しくなっていって、射精感が高まっているのだなと、
「い、いく!」
「だして! なかで出して!!」
 すっかり皮の破けたパパをみて、女心としては複雑だ、男と男がヤルのは構わないけど、こんな形で不倫されるのはたまったもんじゃないわって、それでもクリロの成長を見れたのだからこれでよかったのだ、
 パパは少女の体内に射精しながら少女と熱く濃厚で深いキスを交わし、じゃれあっていた、それからお互いの性器を舐めあって、少女の肛門から精液があふれ出てきて、しっかり種付けされたのだと、とりつくしまがない私はお泊りしている妹のことを思いながら、ぼーっと二人のセックスをみ続けていた、せっくすかぁ……性行為は気持ちよくって大好きだけど、こんな爛れたことをいつまで続けなければいけないのかな? そのうちに病気をもらって引退するまでとか? 長生きできそうにはないし生きていたくないなぁって、妹もこうなっちゃうのかな、私は頭を振ってその言葉を全力で否定する、唯一助かる道は勉強することだけ、成績は優秀だ、一度見たこと聞いたことは忘れない性質である、それでも孤児院ではセックスを強要され、しなくては生きてはいけない、せめて性行為くらい楽しんでやろうというのは生きていくための薄汚い知恵なのだ、恋をする前に性行為を覚えた自分への罰なのかもしれないとソフィアは思う、たとえよしんばパパに水揚げされたとしても、きっとパパは妹にも手を出すだろう、妹がそれを受け入れたとするならば、お姉ちゃんを寝取った女と自覚などされてはかなわない、パパはきっと小さい子が好きなんだ、だから子供みたいな胸と局部のあたしを買うのだ、そしてそれをあたしは利用している、だから避妊具を使わずにセックスを愉しませ楽しんでいる、娘と同い年の児とするのが堪らないっていってたしね、でもパパは全然ましな客よ、そろそろあたしに飽きて他の少女を買いだすと思う……いやもうしばらくクリロに夢中になるかも?、いやな客に当たると最悪、私の尿を食べ物にかけて喰わされたときなんか超最悪な思い出、クッソあのスーザニア人死んでるといいのにって、もうしばらくパパに飽きてしまわれないようにマンコにピアス入れちゃおうかな、それで恥ずかしそうにくぱぁってマンコ広げたりすれば喜ぶかもだしって、……わたしって最低のビッチだな……ブランカに嫌われるわけよね、……いやだなぁ嫌われたくないなぁ、今夜のことは口が裂けても言えないわ。

 翌朝の夜明け間にクリトリスがむずむずする、きっとパパが弄っているんだ、ピアスをしてから感度がよくなってちょっとしたことで濡れてしまう、出産前ですらそうだったし、中だしされるのは嬉しいけど学校でブランカにかぎ分けられるかと思うと不安になる、ついさっきまでクリロの中に出入りしてた肉棒を挿れられる前に少し味見したくなって、パパのチンポにむしゃぶりついた、懐かしい香りがする。太陽に焼けた髪の毛の匂い、パンの香ばしさのようなそれでいて乳製品を発酵させたよう田舎の匂い、そうだ、孤児院のにおいだ、、妹のあたしのおうちのにおい、クリロは彼は間違いなくあたしの妹分だって思い知らされた、その妹の中に入っていたチンポをソフィアのマンコにあてがわられて、ゆっくり本当にゆっくり挿れられるのが堪らなかった、「か、ハぁっ」早朝の寝起きには艶のない乾いた声が出てしまう、そのくせあたしのマンコはとっくに濡れていたのでパパのペニスを喜ぶように包み込むの、
「おはよ」
 化粧を落としたクリロからあいさつされて、「「おはよ」」エッチ中だったけど二人して挨拶、仕事の後の朝早く起きないと一旦ホームに戻れないから夜明け間に起床するのが日課だけれど、今日はサラをブランカのうちに預けてあるから、朝エッチができるの、
「ソフィ、つぎバックで」
 パチっパチっパチっと突かれると胸についたピアスの鈴がちりんちりん鳴るので、ああパパに付けられたのでセックスしてるんだって、今はパパの彼女なんだって安心でき、
「パパ、おねがい、もっと奥まで」って甘えられるわ、だってセックスって粘膜同士のコミュニケーションなのだから、気持ちや雰囲気は何より大事、
「ん、クリロ、歯を磨き終わったら交代しようか」
 パパは一度ペニスを抜き、あたしの脚を抱え込んでその閉じた割れ目に一気に挿れられ、ソフィは快感からパパの太腿に爪を立ててしまってた、
「~~~」
 挿入からポルチオに向かって一気に亀頭でキスを、それもチンポと子宮口が絡み合うような濃厚でディープなキスをされると、言葉にならすに体が震えてくる、それを何度も何度もなんどでもクリのピアスをかなり激しく引っ張られ、「イクッ、……いっちゃう! あっ」、それまで経験したことのない感覚に、襲来されるの
「ソフィ姉気持ちよさそう」って、クリロに下腹部を優しく押さえられた、あたしのポルチオとパパのペニスが当たっているその箇所! 
「だめっ クリロ! そこ……ああ!」
 恥ずかしいとかそんなことを今更だけど………………初めて潮を吹いたの
「ソフィはそこが弱点なのか」
 そんな言葉も耳に届かないくらい何度もその時絶頂する、
 そして気が付けば、「ずずっ」という音に気が付いた、精液をクリロのお口で吸われていたのだ、
「結構乱れてたね、ソフィ姉」
 ぼんやりと、パパの後にクリロと、さらにパパともかわるがわるエッチをされたらしい、その精液をクリロが全部吸ってくれたんだ、「……ありがと」、これで逆流用にナプキンをしないで大丈夫だった、
「お礼はいいよ、ただ好きなだけだから」
 吸ってもらったはいいけどイキすぎて立ち上がれないから、ザーメンくさい口をブランカに指摘されないように、クリロに歯ブラシをとってきてもらい、ベットの中で歯を磨く、
「ソフィアのアソコはセックスの後すぐシュッて一本筋に戻るのだな」ってどこみてるのよパパったら、口のブラッシングで次第に目が覚めてくる、このまま朝食を宿で済ませて、妹を小学校まで送り出してあげなくてはいけないのに。


 エドバルド・カルデリは少し緊張した面持ちで受話器を握り、電話先の相手に言葉を選んでアポイントを取り付けた、なぜならばその話す相手はかつてこの国の指導者シサク=ブローズ、配下秘密警察の女性幹部で、B国からの暗殺者をことごとく逮捕、処刑していった女傑だったからだ、その時のシサクはB国に対し、こちらも刺客を送る用意があると伝えたことがあったが、其の刺客こそいまの連絡先に他ならない。
「厄介ごとにならなければいいのだが……」
 そのカルデリの連絡より少しさかのぼること、A国衛星測位補完システムがNSA(Air Force Intelligence Command)により開発され、その結果UAVと呼ばれる無人航空機が生まれることになったのだが、その無人航空機のレーダーによっても観測しえない物体があることを、その航空機が行う撮影により判明する事態となっていた。
「だからさ、この時間帯にレーダーに反応がないだろっていう」
 しかしレーダーに反応はなくとも画像には白い羽のようなものを確認できるのだ、
「未確認飛行物体UFO扱いでいいんじゃね?」
 めんどくさがる分析官はさっさと仕事を終わらせたがっている、それでもアレックスは何か引っかかるものがあり、画像解析に回すことにした。

レイプから始まる愛など存在しない

レイプから始まる愛など存在しない

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • SF
  • 成人向け
更新日
登録日
2022-10-16

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  1. ブラトコヴィッチ姉妹
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