失踪 渡逢 遥 嘲りを孕んだ腕に抱き取られるまた夜を持て余している愛されないことが苦しいかそんなに苦しいか、愛を知らないのにか故意に間違えても虚しいだけだった何もかも虚しいだけだった今は忌み嫌われることさえありがたく思うよ 失踪