再会

再会

君は隣に立っていた
僕らは前を見ていた
秋の空は高く
日は暖かかった

僕らの血管は
全く繋がってしまった
血がひと巡りして
ふた巡りしたとき
時が分かれてしまったのを
僕達は知った
片方は永遠へ
もう一方は無常の刹那へ

永遠になった僕達を置いて
世界は元通りになる

再会

再会

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-10-06

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted