僕の1日

僕の1日

僕の1日は静かな夜から始まる。
家族が寝静まって、誰もいない部屋。
普段の台所ならお母さんが料理をしている。
机にはお父さんが新聞を読んで座っている。そんなよくある家庭だ。
今日のお父さんは少し様子がおかしい。
時計を見ると針が4時を指している。

「あぁ眠れない」

なんてぼそっとつぶやきながら新聞を読んでいる。

僕の方からも一言いわせて。

「これじゃあ、回し車が回せない」

小さな瞳がじっと2階の窓から見つめて立っている。

僕の1日

僕の1日

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-09-30

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