刺激

木村水春

刺激を欲していた時期があった
人との刺激
音の刺激
光の刺激
扉を突き破って未知の世界に進む感覚
それが快感だった

刺激を避けるようになった
疲れないように
無理しないように
害がないように
平穏で静かに水面に浮いている感覚
そしたら繰返しになった

先人はいう
それは
刺激に疲れたのではなく
繰り返すことができるようになったのだと
繰り返すことは難しいことだと
そして
これから知ることになるだろう
それが繰り返しでないことを

刺激

刺激

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-09-28

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