不安
また明日、と笑ってくれても
今生の別れのように手を振って
まなざしが何もない壁にとけていく
また明日会えるとしても
あかりを消してねがうのは
この静かな暗闇がまた晴れること
今日言えなかったことばが
明日言えるとは思えずに
薄い後悔が重なって
わたしのまぶたは重くなり
また明日、をあと何回繰り返すことができるのか
数えてしまったら
もう二度と会えない気がして
眠る
不安
また明日、と笑ってくれても
今生の別れのように手を振って
まなざしが何もない壁にとけていく
また明日会えるとしても
あかりを消してねがうのは
この静かな暗闇がまた晴れること
今日言えなかったことばが
明日言えるとは思えずに
薄い後悔が重なって
わたしのまぶたは重くなり
また明日、をあと何回繰り返すことができるのか
数えてしまったら
もう二度と会えない気がして
眠る
不安