【超短編小説】玩具工場

六井 象

 玩具工場でバイトを始めた。私の担当は、生まれた玩具のへその緒を切る仕事だ。色とりどり。切ったへその緒を放り込む箱を覗くと、目がチカチカして、昔のテレビやビデオの裏側の、ごちゃごちゃした配線を思い出す。

【超短編小説】玩具工場

【超短編小説】玩具工場

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-08-31

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