あめちゅうどく
雨が好き
すべてを忘れさせてくれるから
すべてを思い出させてくれるから
濡れるのは嫌い
しん とした部屋から聞きたい
嘘を吐かれるのは嫌い
本心を聞きたい
たとえあなたを苦しめてしまうとしても
君が好き
すべてを思い出させてくれるから
すべてを忘れさせてくれるから
毒だこの雨は毒だ
振られ濡れるだけならば憂鬱だ
やけに眠い
そんな白い午前
また一緒に晴れたら明るいうちに
キラキラした街で遊ぼうね
キーホルダーとかおそろいにしよう
お気に入りの喫茶店に行こう
雨の日は
とても本心では表せないね
それでも
君と聞いているこの音、時間が好きだから
だから君を好きだと思う
もっと楽しい何かがある気がする
暇だから何をしようかと
君と何しようかと考えているときにも
もうloveは始まっているんだぜ
私が虚ろな目をしているときは
この世で最も最高な妄想に浸っているときなのかもしれない
現実にしなければ、もっと楽しくならないのにね
なれない煙草をまた吸いたくなった
どんなにむせても受け入れなければならないこともあるから
あめちゅうどく