物騒な世の中ですね!

はじめまして。
初めての作品です。
ド素人ですが頑張ってみました。
もしかしたら、読みづらいかもしれもません。
誤字があったらすみません。
面白いと良いなあとおもいます。
できれば毎日更新したいと思っています。

物騒な世の中ですね!

 現在日本はとても物騒です。そこら中に銃を持った怪しい連中や刀やナイフを持った学生までいる。外出するときは必ず護身用として銃や刃物を持ち歩いているのだ。それが今の常識なのです。そうでもしないと自分の命が危ないということだ。特にこの町の犯罪率の高さは異常だ。
1日に50人以上は殺される。本当に物騒な世の中だ。そんな世の中だから当然警察は大変だ。
警察だけでは手がおえないので、一般人にも手をかしてもらっている。そこら中にいる犯罪者に
賞金を懸けたのだ。ランクEからランクAまである。その上にランクSとランクSSというものがあるが、危険度が高すぎて誰もやろうとはしない。賞金は危険度が高ければ高いほど金額が高くなる。
さらにその上にXランクがいるが次元が違いすぎるので、誰も手を出そうとはしない。一番低い金額でも10億は超えている。こんな世の中だがみんなちゃんと生活している。ちゃんと学校もあるしスーパーやコンビ二だって営業している。ちなみに今日から俺、新条龍鬼は高校1年生である。
俺の通う高校は聖凛高校だ。入学式が終わって今教室で自己紹介をしている。正直面倒だ。
「3番 井上幸樹です。よろしく。」

「4番 江藤亮です。 よろしくお願いします。」
 
「9番 木下賢吾でーす。みんなーよろしく(笑) 仲良くしてくれなー にゃはははー」

・・・・無駄に元気なやつがいるな。気持ち悪いほどの笑顔だな。そんなことを思っている間に
自分の番が回ってきた。
「13番 新条龍鬼だ。よろしくな。」
それだけ言うとすぐ座った。まだほかの人の自己紹介が続いていたがあんまり聞いていなかった。
そんなこんなで男子の自己紹介が終わって女子の自己紹介にはいっていた。
「2番 石山結衣です…。」
名前だけ言ってすぐ座った。
ショートカットの黒髪で顔はすごく可愛いけど暗い顔をしていた。
なんとなく近寄りがたい雰囲気を持ったやつだった。
「うわっ 暗いやつだなあ」
思わず口にだしてしまった。やばいと思いつつも、もう遅かった。ギロリと睨まれてしまった。
なかなかのすごく恐い顔だった。ははは…次から気をつけよう。
そんなことを思っていると自己紹介が終わった。
「えーとじゃ1時間、自由時間にするのでみんなで交流をふかめてください。」
先生の一声とともにみんな散らばった。
「やあ龍鬼くん」
声をかけてきたのはさっきの無駄に元気な金髪チビの木下だった。
「何か用か?」
「いやねー君、さっき石山さんに睨まれていたでしょ。恐かったよね。顔はあんなに可愛いのにね」
「よくしゃべるやつだな」
「だが俺は冒険してみるぜ。おれ石原さんに告ってみるよ。」
「おーい石山ー木下が好きだってよー。」
「ちょっ、おまえ」
教室に響き渡るような声で叫んだ。うわー、一気にしらけるもんだなー、ははは。
教室にいる全員が黙ってこっちを見ていた。もちろん石山の返事を聞くためだ。
もしくはおれと木下がどんな仕打ちを受けるのかみとどけるためだ。
一方さすがの木下も泣きそうな目でこっちをみていた。ははは「悪い」目で合図した。
沈黙が続く中とうとう石山がしゃべった。
「悪いけど興味ない」
睨まれたり、殴られたりはしていないけど、冷めた一言だった。
石山はそれだけ言うと教室をでていった。
「おいおいサボるきかよ。まああんな告白されたら出て行きたくもなるわな、ははは」
「勝手に告ったのは君だけどね。あーー俺は告ってもないのに振られたー(泣)」
「おいおいおれのせいかよ。俺はお前の気持ちをそのまんま伝えただけだぜ。
振られたのを人せいにするのは良くないぜ」
「ムードってもんがあるだろが、この悪魔。 ちくしょー」
「ははは、まあまあ新しい恋でも見つけろよ」
「それもそうだな、よし新しい恋を見つけてやる。 俺はやるぞー」
単純なやつだな・・・。
「おうがんばれ、おれは一生懸命、邪魔してやるよ。(笑)」
「てめー、また邪魔するきかこのやろー。俺に何の恨みがあるってんだ、ちくしょー」
「ん、ただ楽しいだけだ。」
「ひどっ」

こんな感じで下校の時間になった。
「龍鬼、一緒に帰ろうぜ」
「ん、ああ」
「なあ龍鬼、おまえ銃使えるの?」
なんだ、急に?
「ん、まあな人並み以上にはな」
「いいなー。銃使えたら、安心できるよなー」
なんだ、こいつ銃持ってねーのか。みんな持ってるのかと思ったけど違うみたいだな。
「そうかー?」
「みせてくれよ」
「ヤダ」
「なんでだよ」
「いやだから」
「相変わらず酷いやつだな」
「今度見せてやるよ」
そう言うと木下はあきらめたようだ。
そのまま歩いていると急に木下が指を指して、
「なあ、あれ石山じゃね。何か、からまれてないか。」
ん、確かに4人の大人に囲まれてるなあ。って銃持ったやつもいるなあー。
なのに、何であんなに無表情なのかなー、逆にそっちのほうが恐いわ(笑)
「なあ、龍鬼あいつら賞金首じゃねーの。」
確かに手配書でみたことあるな。
「っぽいな。やるか(笑)」
「エー、おまえ死にたいのか?」
「ランクはEだろうな。雑魚だ問題ない。」
そういうと俺は笑いながら、銃を取り出し、
『バン、バン、バン、バン』
4発見事に命中した。もちろん殺してはない。全員の右腕を狙った。
4人の男たちは、走って逃げていった。
「あちゃー逃げられたな。木下捕まえて来い。」
「無茶言うなっ、俺が行ったら殺されるわ。」
木下の話を無視して、俺は石山のほうを向いて
「で、なんで絡まれていたんだ?」
「ただのナンパみたいなもんよ。」
特に表情も変えずそう言った。
「銃持った男4人がただのナンパしてきただけだったのか?」
「そうよ」
何か隠してるな、こいつ。まあいいか、俺には関係のないことだ。
「暇なやつらだな」
「ただのナンパなんだから、別に撃たなくてよかったのに…」
「まあ、どっちにしろ賞金首だし、問題ないんじゃないの」
「いや、問題大有りだから。」
急に木下が話に入ってきた。
「おまえ、絶対あいつらに恨まれてるって。もっと強いやつが来るかもしれないぞ」
「そのときはその時だな」
「私は帰るわ」
そういうと石山は帰っていった。
「俺たちも帰るぞー。」
「おいっちょっと待てよ」
「それにしても、すごい腕だな。1発もはずさずあいつらの右腕に命中させやがって」
「まあなダテに撃つ練習してねーからな。」
「練習ってどのくらいやってんの?」
「うーんまあ、多いときには4時間くらいぶっ続けでやってるな」
「うげっ弾とかどうすんだよ。弾もタダじゃないだろ」
「まあな、でもそこんところは心配いらねーよ。金はいくらでもあるし」
「なにっ、おまえ金持ちなの?」
「親がな。俺の親は銃の腕がすごいからな、賞金がたんまりあるんだ」
「収入は月4000万ほどだな(笑)」
「おまえってすごいやつだったんだな」
「ははは、まあな、んじゃおれこっちだから。じゃあな」
「また明日」
はあ、何か今日は疲れたな。さっさと家に帰って寝よう。

「ただいま…」
「おうお帰り、学校どうだった?」
帰ると親父が玄関にいた。
「まあまあだったよ」
「わははは、そりゃ良かったな」
「俺寝るわ」
「ん?今日は練習やんねーのか?」
「ああ疲れたから寝る」
「そうかい」
「あっそういえば今日怪しい男4人見つけたぞ。」
「ほー、殺ったのか?」
この親は人を殺すことをなんとも思わない。もちろん賞金首に対してだけだが。
「殺るかボケ、右腕撃っただけだ、で逃げられた。」
「ほうほう、お前もそんな歳になるのか。ふむふむ」
「いや普通、歳をとったから人を撃つってわけじゃねえけどな」
「まあがんばれよ。逃がしたんなら、仕返しがくるだろうし。まあ、Eランクくらいお前ならどうってことないか。」
「死なない程度がんばるわははは、ふぁー眠っもう寝る。じゃな」
「おうおやすみ」
俺はベットに入ってすぐ眠りについた」

翌日、俺の安眠を奪ったのは一つの銃声だった。まったく、どこのどいつだ。
「って、まだ6時半じゃねーか」
と俺は時計を見ながら言う。
何があったのか確かめるために、おれは銃声のしたほうへ向かった。
玄関のほうに親父がいた。誰かと話してるな。男だな。
「いいからあんたの息子をだせっつってんだろうが」
「龍鬼は今寝ている。何度も言わせるな」
「だ・か・ら、起こしゃいいだろうが。いい加減にしねーと殺すぞ。」
そういうと男はナイフを取り出した。ってナイフってマジかよ。
んなもんで脅しとかダセー。
「ナイフってマジかよ。んなもんで脅しとかダセー。わははは」
うわー俺の思ったことそのまんま言っちゃてるよー。
「脅しってのはな、こーじゃねーとな」
親父は笑ったまま銃を取り出し男の顔に突きつけた。
「えっあの・・・・」
「バイバイ」
『バン』
うわー容赦ねーな。殺しやがったよ。
「別に殺してねーよ。玄関血まみれはヤダしな。」
「えっ」
おっ、ほんとだ。気絶してるけど死んでねーな。
「わざとはずしたのか?」
「まあな。龍鬼こいつどうする?」
「外に捨てたらどうだ。」
「お前に用があるっていってたぞ」
「面倒だからほっとけ」
「そういうわけにもいかんだろ。」
「どっちにしろ俺に用があるなら、また違うやつが来るだろ」
「じゃこいつ縛っとくか(笑)」
「好きにすればー」
「じゃ俺、学校いってくる」
「ん、まだ早くないか」
「いや目、覚めたし、散歩がてらにね」
「んまあ、がんばれよ」
「おう」
そう言って俺は家を出た。
「歩きながらいろいろ考えるか」
そう言っておれは歩き出した。
うーんそれにしてもなあ。やっぱ仕返しかな?
でもそれにしては、来たのが雑魚一人っておかしくないか。
様子見ってところか・・・・・
「誰だ?そこにいるのは?」
雑魚一人なわけないか。
「出てこないなら撃つよ」
そう言うと、サングラスをかけた傷だらけの男がでてきた。ヤクザかよ…。
「まあ落ち着けや。今日は様子見だから」
「様子見だと…。だからあんな雑魚がきたのか?」
「まあな、お前の親父に捕まってたけどな、はははダセーやつ。」
「んで目的は?」
「まあ一言で言うなら復讐かな」
「なるほどね。まあそんな感じだろうとは思ったけど。」
「そういうことだから諦めろ。仲間やられてボスもカンカンだからな」
「おー恐い恐い」
「まっ今日はホントに様子見だから。またな」
「もう来なくていいよ。てか来るな」
「そういうわけにもいかんな。次は150人くらいで来るから覚悟しろよ。ははは」
そういうと帰っていった。あっそういえば名前聞いてなかったな。
まあいいか。それよりも150人はちょっと多いな。
「はあ、めんどくせー。どうすっかなー」
おれはそんなことを思いながら学校へ向かった。


「150、150.150…、下手したら怪我じゃすまないかもな。てか死ぬ可能性もあるんじゃねーか」
「おまえは朝から何物騒なこと言ってんだよ」
「ん、なんだ木下か・・・」
「おれで悪かったな、このヤロー」
「いや待てよ、おまえでいい。ていうかおまえしかいない。」
こんなやつでも盾になるだろう。ないよりはマシだ。
すると木下は顔を赤くしながら頭を掻いた。
「いやあ、なんかそこまで言われると照れますなーハハハ」
「おれとおまえは友達だよな?」
「おう、あたりまえだ」
「おれとおまえは親友だよな?」
「当たり前だ・・・・・てへへ」
どうやら嬉しかったようだ。こいつ親友いねーのか…。つかキモイ。
「そんな親友のお前に頼みがある。」
「おう、ドンとこい。俺にまかせろ!」
「じゃ遠慮なく、俺の盾になって、死んでくれ。」
「うおーい、なんだ死んでくれって。普通親友にそんな頼みはしねーよ」
「5分もってくれればいい。その間全ての銃弾を受けてくれ。簡単だろ?お前にも出来るはずだ」
「いやいやいや確実に死ぬから。ていうか5分ももつわけないだろ。」
「いやもし、途中で死んだとしても死体を盾にするから心配すんな」
「ひでー、このひと俺を殺す気満々じゃねーか」
「今日はメシおごってやるよ。最後の晩餐ってやつだなハハハ」
「おれ、死ぬの確定?!」
「ん、そりゃあなあ、あれだ、お前は銃もったやつら150人の盾になって生き残れると思うのか?
確実に無理だ。動き回っているならともかく銃弾全てを受けなければいけないからな。10秒ももたないだろうな。(笑)」
「そんなところに一般庶民を連れて行こうとすんじゃねー」
「なんだ俺が死んでもいいってのかよ」
「俺を平気で殺そうとしたよね。なんで俺が死んでまでお前を助けなくちゃならねーんだよ」
「そこは、ほら友達じゃん」
「友達は人を盾にしようとはしねーよ。友達なめんな」
「どんな解きでも助け合うそれが友達だろ。これが本当の友達だ」
「助け合ってねーだろーがっ。俺が無惨に死んでいくだけだろうが」
「いやいや感謝するって。だからメシ奢ってやるっていってんじゃねーか」
「感謝薄すぎだろ。死の代償が一回の奢りって最低だろ。」
「ちっ贅沢なやつだ。これだから一般庶民は・・・・。」
「理不尽にも貶された?!」
このままでは埒があかないので無理やり連れて行くことにした。ギャーギャーうるさかったから、
気絶させて、連れて行くことにした。ちなみのあいつらの居場所はだいたい分かってる。
さっき親父からメールがきた。アジトの場所をはかせたという内容だった。場所もちゃんと書いてあった。さっさと済ませてこいということだろう。メンバーの中に二人Bランクがいるそうだ。
賞金でいえば何千万単位のやつらだ。まあ、どうにかなるだろ。ちなみに今俺はアジトの中にいる。木下が目を覚ました。
「ん、ココはどこだ?」
「アジトのなか」
「はっ何考えてんの?うそだろー」
「しっ、大きな声出すな。やつらにばれる。ばれたらお前の命がおわる。」
「うっ・・・・・でどうすんの」
「様子を見る」
「お前本気で俺を盾にする気じゃないだろうな」
「いややめた。死んだら重いし邪魔だし足手まといだからな」
「・・・・・・・・じゃあなんで連れてきたんだ?」
「ノリかな?てへっ(笑)」
「マジでイラッてきた。なにがテヘッ(笑)だ。ふざけんじゃねーよ」
「まあ怒るな。落ち着け。なるべくお前が死なないように努力するから。」
「そこは全力で守れよ」
「誰だおまえらは?」
ありゃっ、バレたな。まったく木下が大きな声で話すから。
「穏便に安全は無理だな。」
「おいまさかっ」
おれはニヤッと笑って銃を取り出した。
「3人か、余裕だな」
『バン』『バン』『バン』
3人のとも足に命中した。まあ狙ったのだが。
「忠告だ。これ以上邪魔するなら次は殺す。」
「くそっ」「おぼえてろよ」「後悔すんなよ」
3人とも愚痴を言いながら逃げていった。
「・・・・・・銃持ってんのになんで使わねーんだよ。馬鹿かあいつら」
「おまえが恐いんだよ。マジびびった。恐ろしい表情だった。」
「そうか」
「下手に怒らせるとやばいと判断したんじゃねーの。」
「つまんねーの」
「じゃ行くかさっさと終わらせるぞ」
「いやちょっと待て」
「ん?どうした?」
「おれ、石山じゃねーか」
「はあー、こんな所にいるわけねーだろ」
「いやでもあれ絶対そうだろ」
「ん」
確かに石山に似ているなあ。てか本人だな。
「確かに石山っぽいな。でも、またなんでこんな所いるんだ。」
「迷ったとか?」
「こんな所に普通迷うかよ。怪しいな。調べてみるか?」
「どうやってだよ?」
「んなもん直接聞きゃ良いだろ。」
「・・・・おい、いくらなんでも直球すぎるだろ」
「おーい何やって?!」
おれは木下を引っ張って物陰に隠れた。
「どうしたんだ?」
「しゃべるな。奥の男強いぞ。ほかのやつらとぜんぜん違う」
男は右手に銃を左手に刀をもっている。あんなのありかよ・・・。
「あの男とやるのはまずいな。隠れて様子を見る」
「いや俺は最初からそのつもりだし・・・」
それにしてもあの二人なにやってんんだ。
ここからじゃ会話の内容が聞こえない。もう少し近づくか?
イやこれ以上はまずいな。
そんなことを考えている時、木下が話しかけてきた。
「なああいつなんで上に銃なんか向けてんだろうな」
「はっ?急に何を言い出すんだおまえは?」
「いやあいつ見てみろよ。ひょっとしてばれてるんじゃないか?」
「はははまさかいくらなんでもそれはないだろ」
「いやでも」
木下がそういうから男の方に注目した。
確かに上に銃を向けてるな。てか今にも撃ちそうだな。
どこ狙ってんだ?そう思って銃の直線上を見てみた。
直線上をたどるとちょうど俺たちの真上だな。ははは、なんて偶然だ。
しかもちょうど真上にはロープで鉄骨が吊るされている。
何でこんなもん吊るしてんだろうな、ははは。
よし、整理してみようか。まずあいつは、銃で俺たちの真上を狙っている。
もし撃ってくるならきっとロープを狙うんだろうな。そしてロープが切れて、
何十個もの鉄骨が俺たちに降りかかるということになる。イコール死だなw
「冗談じゃねえぞおおおおおおおおおおお」
自分でも驚くほど声が出た。
「なにでけえ声出してんだバカヤロオオオオオオオオオオオオ」
木下は涙目でそう言った。
『バン』
あいつマジで撃ちやがったぞ
「逃げろおおおお。全力で走れえええ」
鉄骨が落ちてきた。
「なんじゃこりゃああああああ」
木下は涙目で走っている。
なんとか逃げ切れた。
「なんてことしやがる無茶苦茶なやつだ」
「おまえがいうなあああああああ」
男が近づいてきた。
「なんだ死ななかったのか?」
「へっおかげさまでね」
石山は奥のほうにいるな。痕で事情を聞かねえとな。
「で、お前誰だ?」
「ゲイルだ」
ゲイルねはいはいどうすっかなあ。
「木下隠れてろ」
「おう分かった」
「さてと、どうしますかね」
俺はそう言いながら銃を構える。
『バン バン バン バン』
4発撃ってきた。すかさず俺も4発撃った。
『バン バン バン バン』
すべて銃弾を弾き落とした。我ながらすごい芸当。
「ほう・・・。なかなかやるな・・」
「いやー、悪いね俺って目が良いんだよね。あと反射神経も。」
「ならこれなどうだ?」
刀で切りかかってきた。
「おっと、刀なんて  危ないだろ うが」
スイング速いなこいつ。これじゃ銃を構えられねえ。
「チッ、こうなりゃ一か八かだ。」
「これで終わりだ!」
大きく切りかかって来た。
『ズバッ』
俺は見事に身体の正面を切られた。
「グハァ、ゲホゲホ。ククク(笑)」
「なに?」
「バイバイ」
『バン』
し心臓を狙った。悪いが生け捕りする余裕がないんでね。
ははは、銃構えられないなら、刀の動きを止めりゃいいだけじゃねえか。
それにしても血が止まんねえな。傷がでけーな。
「やれやれ」
「まったくだ。この俺がやられるなんてな」
あのですね、あなたは心臓貫かれたんですけどね、ははは。不死身かこいつは?
「何で生きてんだ?」
ちょっと心臓からはずしただけだ。心配しなくてもすぐに死ぬ」
「チッ、少し甘かったな。」
「甘すぎだボケ」
「もう1分もつかどうかだな」
「それでなにしてたんだ?」
「さあね?」
「こいつ・・・」
って本気でやばいかも。気絶しそうだ
「ワハハハ、おまえももうダメだな。ゲホゲホ」
「うるせえよ」
ヤベ、もう無理だ。俺は意識を失った。

物騒な世の中ですね!

物騒な世の中ですね!

物騒な世の中で生活する高校生の物語です。

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-12-21

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著作権法内での利用のみを許可します。

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