夕立

夕立上がりの空の綺麗さ

紫かオレンジか水色か

ヒグラシの微かな囁き

濡れてしまった洗濯物

焼け焦げてしまった肌

服が皮膚に纏わりつく蒸暑

そんなのどうでも良くなった

光らない星になりたいと切に願うが

またあの空に遭いたいとも思う

嗚呼 また暑い時間がやってくる

夕立

夕立

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-08-03

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