再起動する世界

おはようございます、
昨晩はすみませんでした。

では、
さっそく
昨日のことについてから。

駅で
挙動のちょっと、いえ
失礼な言い方をするつもりは
まったく無いのですが

そういう
ご年配のかたをお見掛けしまして。

昨今
珍しくもない光景なのですが

その時の私は
なんとなく
その御仁をスルー出来ませんでした。

私『どうかされました？』

老『わたし、えっとどこで行くの？
？！なに、？降りる駅どうするの？』

うーん、

これは
以前にもあった
やばいのかな？パターン。

実は数年前にも
今回と同じようなお節介から
大騒ぎになってしまった過去がありまして。

でも
あの時は
私から声を掛けた訳ではなく
向こうから
だったのですが。

少し話していたら突然絶叫され

『コイツが俺を虐めんだよぉーッッ』

イエエイエイエ
イエッッえっ？えっ？！！！

いじめてませんよ？！
いきなりどうしたの？！

まー、その時は
周囲の方々の証言もあり
お縄につく事も無く済み
駆け付けた地元警察官さんに
あとは
お任せしたのですが。

あのときの苦い思い出と
類似している気がして
昨晩の件の際にも
フラッシュバックしました。

が、

今回はこちらから
声を掛けてしまった以上
今さら逃げるのも
気が引けます。

そして何より
今回の方は終始を通し
穏やかでしたので
助かりましたが。

まー、
状態としては
お酒の匂いは一切しないのに
泥酔しているような。

言動もちょっと理解出来ませんし。

なので
今回はもうこちらから
交番へ。

そして無事に保護していただきました。

これは
やはり余計な真似だったのかも
しれませんが
そうではなかった事を祈りたいです。

・・・

少し前に
私の身内が亡くなったのですが
亡くなる半年ほど前から
やはり、うん、
そういう状態になってしまう事が
時折ありました。

はじめは

と、ある日
不意に鳴る私のスマートフォン
見慣れぬ番号。

それは
他県にある警察署からの連絡でした。

どうも身内が自分でも
分からぬうちに
そんな遠くまで行ってしまい
お財布さえも持っていない無一文。

唯一持っていたのは
携帯電話。

その中にある通話履歴から
私のもとへ連絡していただけたのですよ。

本人も
もちろん悪気など一切ない。

気が動転しながら
迎えに行き
対面
そして身内が発した言葉は

照れ笑いしながらの

『・・・ちょっと失敗しちゃった。』

でした。

もちろん責めたりは
しませんでしたが
ホッとするのと同時に

正直にいえば

やはり
つらかった。

かなり。

なんでもないよー

と、笑顔を装いながらも
わたしは涙目でした。

うっかりすると
零れてしまいそうな。

でも

なにより
辛く怖かったであろう
本人の前で
さらに不安がらせるように

わたしが泣く、
なんてことは絶対にしたくなかった。

しかも

発見されたとき
お金も身分証もなく
まして
車が行き交う大通りの道路で
もう
どうしようもなく
佇んでいたというのですから。

そこを
通りかかった
匿名の方に保護され
警察のお世話になったそうで。

それこそ
文字通り
一歩間違えば。

この事件は
少なくとも私が認識する上では
予兆もなく
突然に起こったのですよ。

保護されたときだって
つい前日に
あっていて
その時はなんでもなく
まったくいつも通りだったのですから。

それで
たまたま、

と
したいところではありましたが
流石にそうもいかず
強引になかば
騙すような感じにはなってしまいましたが
物忘れ外来を受診したところ

やはり

認知症の、ね。

この言葉は
こうして
書くのさえ

まだ
すこし
トラウマになっているのでしょうか？
なにか抵抗を感じました。

日本中で
こんな問題は
幾らでも
それこそありふれる
くらいに
あるのだとは思いますけどね。

いざ
その当事者になってみると
これは。

なので
昨夜はその時の御返しのつもりで
つい。

その右往左往する姿が
亡くなった身内に重なってしまって
放って置けませんでした。

まー
それだけの話です。

それと
ついでに書いちゃいますが
つい先週末に
同じような事があったのでこちらも。

それは
私が某銀行のATMに入ったとき

【少々お待ちください】
【少々お待ちください】
【少々お待ちください】

いや、細かい定型文は
覚えてませんが
とにかく使用停止状態のATMが三連続？

反復横飛びの様に右へ左へ跳ねる私。

お昼をかなり過ぎ
空いている銀行内には
私と先客のお婆さんだけ。

・・・

お婆さんは
チラチラと私を見ながら
ATMの前でまるで
最後の爆発物を扱うが如く
息を止め全集中を用い
これ以上はない細心の注意を以て解体に
あたられておられるご様子。

そして
健闘も虚しく
赤か緑かの起爆配線チョイスに敗れ

ピピッーピピッー！

という警告音を響き渡らせており、
また新たに
【少々お待ちください】
のATMを爆誕させておりました。

この銀行ね！
どういう訳か
この時間に来ると
かなりの高確率でこういった
シチュエーションに遭遇するのですよ。

今年だけでも
もう三回目くらい？

そして
案の定、

『すみません、これでは
お金おろせないのかしら・・・？』

おずおずと
銀行内にいる私に
お尋ねのお婆さん。

いやいや、
通帳とか見ず知らずの私に
もってこられても！

これで
もしも！
ですけど！！

この帰り道に
万々が一にでも
こちらのお婆さんが行方不明にでも
なったとしたら
その消息を追うのに
街中のカメラ記録を探るとするでしょ？

すると
銀行内で
しかもATM前で！
というシチュエーションから
何かしらの関与がある、と見て
差し支えない
重要参考人として
私が

『事情をお伺いしても？』

と
なることも充分に予想されるわけですよ。

昨今の酷暑に加えコロナからの
サングラスにマスク姿とはいえ
わたしの身元は
ATMからの履歴ですぐわかるでしょうし。

『お隣のデパートで
お墓参り用にお花を買いたいのに・・』

それは、お困りですねッ！

『主人の好きだったお花が盛りなのに・・』

いま、見事ですものねッ！

いや
消費目的や
故人のご趣味まで
詳細にお伝えされても。

とりあえず
そういった
貴重品である通帳等を他人に見せるのは
好ましくはないと思われ
わたしとしても
お助けしたい心情はあるものの
実際にその行為に及ぶのは
躊躇しながらも検討するのは
やぶさかではない

みたいな
受け答えをしつつ

ATM横にある
インターホンを取り

『すみません、私ではないのですが
いま、こちらに居られるご婦人が
少しお尋ねしたい旨がございますようで』

はあ？

みたいな
インターホン先にいるであろう方も
ちょっとよくわからないご様子。

もう
書いて
こちらの皆様に
お伝えするのも難しいそんな状態です。

お婆さんは
渡されたインターホンを片手に
怒りを隠しきれぬご様子で

『あなた、その
シャッターの
向こう側に居られるのかしら？』

と開口一番そう
震える声で
おっしゃいました。

このセリフはおそらく

私がこれだけ
困って何台もの機械を渡り歩いており
主人にお花を捧げることも出来ぬ状態を
シャッターの向こうで嗤って
見ていたのか！

という事を糾弾したかったのでしょう。

まあ、
そこは
インターホンさんにお任せして
私は
銀行内のカメラに向かい
一瞬
サングラスとマスクを外し

どーも
すみませんねぇ！

のように
両手を合わせ
ごめんしてねポーズをとり
頭を下げ
そそくさと本来の用事を済ませ
銀行を出てきましたが。

これは
わたしは怪しい者ではございません、
なのでこうして
わざわざ素顔を映像に残しておるのですよ！

という
上記した危惧を払拭すべくの
猛アピールです。

しかし

これでは
未だに
オレオレ詐欺も
なかなか
撲滅しないわけだ、

と。

まあ。

しかし
今でさえ
こうなのに
そうですね、
あと10年、20年後には
いったい
この国はどうなってしまっているのか。

朝、
明るくなる頃に
道端で倒れ事切れている
老人の姿が日常になってしまって
いたりはしないか。

そして
それは
他人事ではなく
私自身にも言えることではないのか。

地獄のような
世界で頑張って生き抜いてきた

挙げ句の

最期

くらいは！さあ！！

せめて

誰だって
笑いながら

安心して旅立てる

そんな国に

世界になってくれないかなぁ！！

と。

願わずには、

・・・とか
他人任せにしているうちは
叶わない願いなのかもしれません。

１人１人が、

わたしも。

なので
こうして
拙い文にしても
社会に出してみました。

ほんの爪先がピクリとする
程度の動きでも

明るい一歩に

繋がることを。

23時8分
追記
帰宅しました。

今回のお食事会のご報告だけです、
和食割烹のお店でした。

うん、見た目は高級そうですが
実はリーズナブルといっても
良いのかなぁ？
くらいの。

同じような感覚のお店の平均からすれば
お品書きを拝見すると
たしかに
三割くらいはお安い気がします。

個室もかなり広い、
居心地の良いわたしの好きな感じのお店。

しかしね

予約されていた
１人１人に割り当てられていた
コースがまるで懐石料理です。

しかも
味見程度の量ばかり・・・。

本気で一口サイズのみばかり。

うなぎ、天ぷら、刺身、
それらに加え
素麺、御飯、デザート

いや、
そう聞くと
凄く豪華じゃない！

THE日本食！！

みたく
思われるメニュー構成で
すべて味も悪くないのですが

なにしろ
量が少ない。

これマジで
幼稚園児でも満足しない可能性がある量。

わたしも
さほど食べられる方では
ありませんし

まして
少し前にかなりの無計画で
自宅でガッツリ食べてしまっているので
行く前は
うーん、なにも
食べられないかもしれない、
と
危惧していたことが
まったくの杞憂でした。

ほんとに
全部合わせても
おそらく
普通のお茶碗一杯分にも満たない。

ほんの少しばかり
ちまちまと盛られたお料理に

大袈裟過ぎるほどの
やたら高級そうな食器。

なにこちらは
食器を愛でるもので
お料理はその添え物なのか、と
思わずにはいられぬほど。

うーん、おかしい。

あの健啖家の釣りキチが
この量で満足するわけもなし。

そんな奴が
幹事でこちらのお店を
チョイスするのだろうか？

これは
ひょっとしたら夢ではなかろうか？

繰り返しますが
なんでしょう
このメニューは
食べれば食べるほどお腹が減るようや
気さえしてきます。

お酒のアテとしても
まったく足りない。

同席していた
他数名も
同じように感じていたらしく
アイコンタクト。

そこへ
運ばれてきたのですよ。

牛ステーキ二kgが！

冗談みたいに
巨大なお肉の塊です。

そもそもこちら和食割烹の筈です。

完全に異色きわまるメニュー
そして本来なら
お鍋等に用いられるはずの
卓上にある電磁コンロへ
鉄板ごと乗せられました。

続いてテーブルに配置されていく
人数分の薬味やソース、塩の数々。

いやこれ
無理でしょ。

上品なテーブルに
跳ねまくる脂の飛沫。

べっとべとです。

ステーキハウスとか
普通なら
事前に用意される筈の紙製エプロンなども
一切なし。

やたら用意された薬味群と
如何にも切れそうなナイフとフォーク。

しかし
こちらが
とんでもなく美味しそうに
見えますし
なにより
暴力的な香ばしいかおり、
そしてジュウジュウというより
もはやバチバチと轟くサウンド。

そこから
他の者達より
もう一回り大きなナイフを片手に
釣りキチは
肉塊を切り分けはじめました。

『・・・これ、なんキロあるの？！』

『とりあえず二キロだけど
食べて肉減らしたら野菜も来るし、
肉も追加できるよ！』

いや、無理です。

このテーブルに居る人数で
食べきれる量じゃない。

ほんと
二キロの塊って物凄いですよ。

しかし結論から
言いますと
なんだかんだで残しませんでした。

その半分くらいは
釣りキチが１人で食べてましたけど。

なんか
フードファイターみたくなってましたし
さらに焼おにぎりを追加注文して
おにぎり片手に
肉もわんぱくに食べてました。

いや、
美味しかったしインパクトも凄いですけど
ものには
限度があるな、と
あらためて強く感じました。

ちなみ
料金は
このステーキを含めて
１人あたり
四千円までは
いかないくらいでした。

そう考えると
かなり
安かったのかなぁ。

ま、
そんな食事会でした！

ではまた。

さーて
今日は忙しいぞぉー

午前中
お部屋の掃除！

からの
ハーフマラソン！

完了
PM0:55いまここ！

いやあ
真夏に
25キロ超えると
なかなかですわ！！

最高ですね！

16:00には
友人達が
定例のお食事会の
お迎えに来てくれる予定！

そこまでに
お酒飲んどかないと！！

それと
茄子のおつけものも
仕込みました！

が、
お昼ちょい過ぎのチョイ飲みには
間に合わないなぁー！！

あては

◯凄く大きな立派トマトスライス
◯キノコと茄子の辛味炒め
◯鰹たたき三種の王道薬味

お酒は
ロックアイス大盤振る舞い
どんぶりで飲む麦焼酎
フレッシュピンクグレープフルーツ割り

です！

こちらに加え
目のおつまみは
ウルトラマンデッカー！！

ぐふふ

来る前に
出来上がるのがコツ

寝てて
起きて来なかったら
出てくるまで
しつこく電話して下さい！

と、
先ほど
メールしておきました！

我ながら人迷惑この上ない！！

はぁー
しあわせ。

ちなみに
今日の幹事は釣りキチです。