意志
道に逸れて梯子を持った人がいて
何気なく単純に複雑さを覚えた
声をかけるより魅入った
何処へ向かうのかより
どう使うのかと興味を得た
そこから一瞬が始まった
まだ抱いていないのかを決めつける
見かける言葉を横切った
何かの声を振り切った
目の前に広がるものが輝いてるかは
個々の必要性で
全て霞んで見える
有耶無耶
そして心に梯子が生まれる
手のひらに収まる それは
十分すぎる程の不思議を抱えて
高鳴りは探究心へと進む
人の数程の渡り方と使い方に個体差
なんとも無意識な無責任な
あやふや
意志