めたボン

めたボン

どこかで人生を間違えてしまったスケベ男の話です。

悲しい男のちょっとHな話です

 健一は生まれた時からアイドルだった。
 母と二人の姉が、健一の世話を取り合う程にアイドルだった。そんな感じでまるで王子様の扱いで健一は育った。
近所で子供が集まって遊ぶ際には決まって健一が一番のガキ大将だった。悪戯が見つかっても、その愛くるしい顔で謝罪されれば、誰も許さない訳にはいかなかった。
学校に上がるとアイドル振りに磨きがかかり、下僕の数はうなぎ上りに増えた。何しろ勉強もできる方だったし、運動も得意だった。学級委員にも認められ、運動会でも活躍した。駆けっこでも泳ぎでも敵はいなかった。だから部活でも部長の地位は健一のものだった。
後輩にも先生にも一目置かれる存在だった健一は、優れた運動神経を買われて有名校からの推薦をもらった。しかし、親の歓喜の声を無視して、健一はそこそこの公立高校を受験した。文武両道の進学校でアクセクと一番を取れない学生生活をする気にはなれなかったからだ。
これまで大した努力もせずに優勢を保ってきたのに、努力を強いられる環境に身を置くことは考えるだけでもうんざりする。
 進学してがっかりしたことが一つだけあった。
成長が早かった健一は中学では大きい方だった。ところが高校に来て周囲の男子がめきめきと成長を始めてしまい、チビという現実に直面したのだ。その劣等感を克服するために、健一は筋肉強化に努めボディビルダー並みの肉体を手に入れた。
割れた腹筋は自分でも惚れ惚れするほど見事だった。
 工業高校在学中に、手当たり次第に資格試験を受けた健一は危険物取扱だの溶接技術だの様々な資格を取得したが、高卒のエンジニアになるつもりはなかった。
 自分は指導者側の人材なのだ。健一はそう固く信じていた。
 四年制の大学に行く事は決定事項だった。だが、そこで健一は熟考した。
金もうけには経済関連の資格が必要だ。公認会計士やフィナンシャルプランナーなら経済界に食い込める。そう考えた健一は私立の経済大学に進学を決め、同時に一人暮らしを選んだのだった。
 二人の姉は先を争うように結婚して家を出たあとだったから、母は一人息子が離れて行くことに寂しさを露わにしていた。しかし、健一はそんな母の干渉に辟易していたのだ。
 東京は賑やかな場所だった。
そこで健一は実入りのいいバイトを転々とするうちに一件のスナックに行きついた。
ママは母と同年代の女性だった。
「なんだ、高校生のバイトか?」
 成人式は終えていたにも関わらず、客からはしょっちゅうそんな言葉を吐かれた。面白がって酒を飲ませようとする客も大勢いた。だが健一は強かった。どんなに飲んでも顔色が変わったことはなかった。ウワバミだと言われて健一は有頂天になった。だから、それは定められていた運命だったのかもしれない。
限界を超えて前後不覚に陥った健一が目覚めた時、そこはスナックの二階のママの部屋だった。
「目が覚めたの?」
 薄暗い部屋に敷かれた布団の、健一の隣にママは横たわり、健一の身体を撫でていた。掛蒲団を剥いでママが起きあがると自分が脱がされていることに気付いた。
「ふふ・・・。まだ皮が被ってるのね。」ママが両手で包みこみ唇を寄せるとソレはむくむくと起きあがり大きくなった。
「初めてなの?」「は、はい。」「じゃぁ、教えてあげる。」
けれど、健一はママの中に入った途端に、あえなく爆発してしまった。
「もう出ちゃったの?」ママは残念そうに言ったが、その後始末をしながら「もうひと眠りしたら、もう一回ね。」と悪戯っぽく告げた。
翌朝の一戦は初戦よりはちょっとマシという程度だった。いいところを見せたいと頑張ってはみたものの、やはり持続力が足りなかった。
 それ以降、ママは健一に服を買ってくれたり抱かせてくれたりするようになった。ただし、それはママが一方的に健一に奉仕する形で、自分への奉仕を強要するようなことは決してなかった。
 これではまるでヒモかツバメだ。感謝する気持ちはあったが、それに甘んじるつもりはなかった。
しかし問題はそれだけではなかった。
深夜のバイトで学業はおろそかになり、単位を取るのがやっとだった健一は、最後になって会計士の試験に落ちてしまった。卒業はしたものの就職先もない。こんな生活を続けていても将来は開けない。一生水商売に埋もれるなんて真平だ。
 健一は地元に帰ることを決めた。でも、一人暮らしが気楽だったし、都合も良かったからアパートを借りた。
ハローワークに行くと、自分が昔取った資格が意外に役立った。
小さな建築会社だったが歓迎された。
 毎朝、健一は朝食を食べに実家に行く。そして、母が作った弁当を持参して会社に行った。会社では一日中パソコンの前で図面を引く。それ以外は現場に出て職人の相手だ。既婚のおばちゃん二人と男ばかりの職場は楽しかった。下ネタばかりが飛び交い、それが普通になってしまうとおばちゃんへのセクハラも躊躇など必要なかった。すれ違い様におっぱいを揉んでも、相手が大卒の新人では咎める人もいない。当人のおばちゃんでさえ笑っているのだから、若いということは無敵だ。
だが出会いは全くなかった。誘われて合コンなるものに行ってはみたが、面倒極まりなかった。こっちはただやりたいだけだが、向こうはその手順を求めている。結婚などする気もないのだから、遊ぶ女が欲しいだけだ。それなのに遊ぶだけの相手なら金離れが良くて見栄えがいい男をヤツらは選ぶのだ。
健一は先輩に連れられてソープに行き、味をしめた。これなら金を払っただけの成果を得られる。ドライブに連れて行ったり、ご馳走しなくても目的が達せられるのだ。
それから健一は、度々その世話になった。
その中の一件にソフィアはいた。ロシアから出稼ぎに来たというソフィアは一番人気のソープ嬢だった。金髪で胸もでかいソフィアはスタイルが良く、身長は健一より高かったが、日本語は拙かった。
「まぁ、大きい。」健一のズボンを脱がせてソフィアはそう言った。
頭に半分皮が被ったソレは十二、三センチしかなく、それがリップサービスであることは健一にもわかった。
ソフィアは手慣れた様子でソレにスキンを被せ口に含んだ。あっと言う間に健一は終わった。睾丸をぎゅっと握られて搾りとられた健一は、時間内にもう一度勃たせることができずに、ひどく残念な気分だった。
 それからは給料が許す限り、その店に通った。そして、毎晩ソフィアを思い浮かべながら自慰にいそしんだ。
 彼女はいつも歓迎してくれる。嬉しそうに笑って「いらっしゃいませ。」と言ってくれる。帰る時には「また来てね。」ってアソコを撫でてくれる。
 だから、何回か通った後で健一はソフィアに結婚してくれと言ったのだった。
 笑われるとは思わなかった。ソフィアは目尻に涙を滲ませながら、「ココが大人になったらね。」と答えた。「アナタのココ、子供よ。」
 それは衝撃だった。
 落胆した健一は大きくする方法を調べてみたが、結構面倒だった。
 自慰とタバコと酒は禁物。サプリメントで頭を膨らませ、勃起した状態を持続させることが必要らしい。無理に剥くと感染の危険があるらしく、竿が長くなれば皮が余ることもなくなり、頭が出た状態に変わるという。
それはアレか?四六時中勃起させとけって事か?で、出す時のあの解放感を味わうことなく、ため込んでおけと言うのか?
アメリカのとある地方では割礼という儀式があって、生まれた時に皮を切り取るそうである。むき出しにされた亀頭は乾燥して固くなり敏感でなくなるそうだ。
 じゃあ、アメリカには早漏はいないのか?
 面倒臭い。健一の辞書に我慢なんてものは書いてなかった。大体職人たちと一服するのにタバコくらい咥えていなくては馬鹿にされる。それでなくても「現場も知らんくせに・・・。」と揶揄されることはままあった。それに仕事が終わったあとのビールは最高だ。何より射精する時の快感を我慢するなど以ての外だった。結局健一はソフィアの店に行かなくなることで問題を解決させた。
 あんな女に入れ上げた俺が馬鹿だった。
 インターネットでエロビデオをオカズに自慰に耽りながら、健一は一人ごちた。せっかく嫁にしてやろうと思ったのに、俺の価値をわからない女なんてゴミだ。
 三十路を過ぎても健一の生活は変わらなかった。朝は実家で食事をし、弁当を持って会社へ。終業したらまた実家で夕飯をもらい、アパートに帰って寝る。
洗濯機もあるにはあったが、汚れものを実家に運ぶ方が楽だった。
その生活に危機が訪れたのは、突然の母の病気だった。母の看病で忙しい父からは、自分のことは自分でやれと言い渡された。それでも朝食は父が用意してくれた。昼と夕食は外食になった。それは多大な出費だった。
そんな時、遠縁の娘を紹介された。器量は良くなかったが、ケツがでかかった。ウエストは健一の腿くらいしかないのに、いい尻をしている。
智子は健一の顔が気に入ったと言った。聞き上手で、健一の自慢話を厭な顔もせず笑って聞いてくれた。何回かデートをして結婚を決めた。それで、結婚を承諾してくれた智子にエプロンをプレゼントした。
腎臓を悪くしたという母は入院中であったが、内輪で簡素な式を挙げた。健一は、やらせてくれて家事をやってくれる女を獲得できたと喜んだが、思ったほどうまい話ではなかったことが直にわかった。
そもそも親元で暮らしていた智子はあまり料理がうまくなかった。食べられない程ではないが、特別うまくもない。新居となった健一のアパートの中は所帯じみて家具が増えた分狭くなった。一番不満だったのは智子の胸が上げ底だったことだった。パットつきのブラジャーを脱がせてみたら微かな膨らみしかなかった。立派なのは下半身だけだ。その上、智子は何にも知らなかった。もう三十になろうとする年なのだから処女ではないだろうとは思ってはいた。だから処女でなかったことは問題ではなかった。問題は男を喜ばせる術を何も知らないということだった。キスの仕方さえ教えなくてはいけない程ウブだったのだ。
どこの酔狂な男が処女を持って行ったか知らないが、濃密な体験ではなかったようだ。それなら俺が女の喜びを教えてやると健一は意気込んだ。
だが悲しいかな、健一の一物は成長していなかった。興奮した状態で挿入すればすぐ爆発してしまう。長持ちさせるために半勃ちで挿入して出し入れを繰り返す。そうやって智子をいかせようとした。
それが智子には苦痛でしかなかった。タイ式マッサージのように体重をかけて押さえこまれて快感などあるはずがない。多分痛みに筋肉が緊張してアソコも絞まるんだろう。智子の上に汗をたらし「いいか、いいか。」と口走る健一に早く終わって欲しい一心でイク振りをする。それは健一が隠し持っていたビデオで見た女性をまねた振りだった。
智子の初体験は会社の新入社員だった。年下の彼も初体験であり、結婚願望の強い智子に対して、遊びたい盛りの彼はすぐに別れを口にした。どこで聞いたか知らないが、振られた智子を慰めたのが既婚の上司だった。その時一度だけ智子は過ちを犯した。最奥を突かれる快感と絶対的なエクスタシーを、智子はその時味わった。しかし、健一のソレはその場所に届かないのだ。
でも、そんなことの為に結婚した訳ではない。智子は健一の顔立ちが好きだったし、あの逞しい腕に抱きしめられると胸がきゅんとなった。今は我慢するしかない。一緒になりたくてなったのだから。
健一にとって幸運な事に、智子は処女ではなかったがこれまで男性器を直視したことがなかった。だから標準的なサイズがどの程度のものなのかなど、知る由も無かったのだ。
傍若無人が信条の健一はやりたいようにやっていた。料理を貶し、智子の外見を軽蔑し、耐えかねた智子が「痛い」と訴えると文句を言っているとしか思わなかった。
そんな時、健一はネットで面白いものを見つけた。
「マンネリ化したセックスに新しい刺激」
極道の世界では一物に真珠を埋め込むと言う。その小さな突起は内部に快感を起こすらしいのだ。その記事は整形外科のもので、シリコン注射で真珠のような突起を作るというものだった。
「これだ!」と健一は思った。
だが、その医院に行くことは躊躇した。そんな理由で医者や看護婦に下半身を晒すのは躊躇われる。思案の末、健一はネットの通販でその薬品を探しだし、自分で改造を試みることにした。風呂で綺麗にした息子に針を刺すのはそれほど痛くはなかった。だが、シリコンを注入するのは相当に痛かった。痛みに耐え、鬼のこん棒に似た姿になっていく己のマラを見ていると、刺青を入れたように強い男になった気がした。しかし、それを初めて見た時の智子の顔は嬉しそうではなかった。というよりも、ほとんど無表情だった。
智子の中ではおぞましいと思う気持ちと、自分を喜ばせるために健一がここまでしたのだという気持ちがせめぎ合っていた。それはただの思いこみ。男の願望なのだろう。仕方なく智子は反応を伺う健一に「気持ちいいよ。」と言ったのだった。
それが間違いだった。
勢い付いた健一は、それまでの直径五ミリほどの突起の隙間に直径十五ミリの大きい塊を作ってしまったのだった。健一の思惑をよそに、それはストッパーの役目を果たし、それでなくても半勃ちで硬さのない一物はもはや挿入などできなくなってしまった。
 受け手側だって体勢が整っているわけではないから尚更だ。健一は意地でも智子をイカせてやるんだと必死に押し込もうとするが、相手をさせられる智子の方はたまったもんではない。
「ねぇ、それがあると無理みたいよ。取った方がいいんじゃないの。」
意を決して智子は言ったが、健一に一蹴された。
「こいつを撫でたり動かしたりすると気持ちいいんだよ。」
不感症の女よりシリコンの方がましだと侮辱された気がした。
それが限界点だった。
智子はもう我慢していることができなくなってしまった。
「悪いけど、もしあなたが入院しても絶対に行かないから。あなたは看護婦さんにソレを見られても恥ずかしくないかもしれないけど、あたしは恥ずかしい。そんな水玉模様の気持ち悪いもの持ってるヤツの妻なんて、誰かに知られたら生きていられない。」
「なんだと!てめえみたいな不細工な女、こっちだって御免だ。荷物まとめて出て行け!」だが、出て行ったのは健一の方だった。三年半の闘病の末に、母が退院したからだった。実家に転がり込んだ健一は食べ慣れた料理に迎えられ、高校時代まで過ごした部屋に落ち着いた。
セックスができないのに、不味いメシに我慢することもない。
送られてきた離婚届けに名前を書き、判を押して役所に持って行った。それで智子と他人になった。
楽しみにしていた孫が抱けなかったことに、母は落胆していたようだが結婚が失敗したことについては何も言わなかった。女房の代わりに年金暮らしの夫婦の扶養をする事に変わっただけだ。給料を全額渡す女房より、生活費を渡すだけの母の方が自由になる金も多い。
それは大歓迎の話だった。
中年と呼ばれる年になって、健一は社長に呼ばれた。女子社員へのセクハラ行為についての叱責だった。それは健一には挨拶みたいなものだったのだが、その女子社員にとっては不快なものだったらしい。健一はその女子社員に頭を下げさせられ、二度としないという念書を書かされた。
ーなんだよ!昔はみんな面白がってたくせに。人をばい菌みたいな目で見やがって。
入社して二十年あまり。髪は薄くなり腹も出た健一はヤニ臭い息を吐き、加齢臭を撒き散らしていたが、変わったのは健一だけではなかった。
会社自体も下ネタが飛び交うような雰囲気ではなくなっていた。
喫煙所が社外に設けられて以来、肩身が狭くなった喫煙者の数は減り、そこを利用するのは年配者ばかり。そして、そこでの話題は愚痴ばかりだった。
業績悪化のあおりを受けて数人がリストラされた。健一は難を逃れたが、その代わり給料が減額された。その上営業もするようにと御達しがあった。
辞めたくなければ仕事を取ってこいという訳だ。そうなると、もう仕事自体が面白くなかった。
何かで捌け口を見つけたいが、女子社員は話相手どころか近づくことさえ許してくれない。
旦那には散々やらせてるくせに。
ちょっと触るくらい、減るもんでもないだろう。
身勝手な思いが噴き出して鬱憤が溜まる。
パンツが見えそうな短いスカートをはいてるくせに、視線を感じると露骨に嫌そうな顔をする女子高生にも腹が立った。それで自転車を漕いでるんだから、覗きこんで何が悪いんだ。
むしゃくしゃして、健一は久しぶりにソープに行った。智子と別れて以来、自分で処理するだけだった。たまには女が欲しい時だってあるさ。
名前だけは可愛いアリスというソープ嬢は健一の一物を見た途端に悲鳴を上げた。慌ててやってきた支配人らしき男は「何か病気をお持ちですか?」とソレを指さして聞いた。健一は憮然として「シリコンを埋め込んであるんだよ。」と答えたが、男は頭を下げて言った。
「申し訳ございません、お客様。お代は結構ですのでお引き取り願えますでしょうか。お客様のモノは立派過ぎて、うちの娘たちには扱えそうもありません。どうか、よその店でお楽しみください。」
「極道がアソコに真珠を嵌めこんでるのを知らんのか!」
「当店は刺青の方はお断りしておりますので。」
「これは刺青じゃねぇ!」
「それでは感染の危険はないという診断書をお持ちいただければ、この子たちも安心だと思いますのでお願いいたします。申し訳ございません。今日のところはご容赦願います。」
体よく追い払われて健一はますますむしゃくしゃした。
ちくしょう・・・。
病気なんかじゃねぇ!自分の身体だ。好きに改造して何が悪い。
家に帰ると両親はもう寝ていた。
鯖の味噌煮と玉葱の味噌汁。
変わり映えのない夕飯だ。
ふと、智子が作った洋食の数々を思い出した。この家の食卓に乗ることは絶対にないメニューだった。
あれも結構うまかったよな・・・。
俺の人生は一体どこで間違ったんだ。
あんなに優秀で、みんなが将来有望だと言っていたのに。
一杯稼いで、いい生活をするつもりだったのに。
肌の綺麗な奉仕のうまい女と結婚して、毎晩やりまくるつもりだったのに。
今じゃ、みんなが俺に顔をしかめる。
ちくしょう・・・ちくしょう・・・。

そして、それを慰めるのは自分の右手だけだった。

めたボン

この男には、まだチャンスが残されているんでしょうかね?

めたボン

運動神経抜群で頭脳優秀、童顔で腹筋が割れている。そんな男の性遍歴は?

  • 小説
  • 短編
  • コメディ
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-12-18

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