凌辱報道
星空文庫で最新作を公開しています。
尚今作品はランダムの配信に成りますので、更新予定は判りませんので申し訳有りません!
書けたら投稿予定ですのでゆっくりお楽しみ下さい!過去の作品の中でも最高ランクの作品に成ると自負しています。
憧れの女子アナウンサー
凌 辱 報 道
作 杉 山 実
72-01
「次!イギリスからの中継入ります!」報道フロアのデレクターが手で大きく動作をして、メインのスタジオからロンドンに画面が切り替わった。
夜の九時から始まる報道番組アジャスト9の生放送中。
画面にロンドンのスタジオから、吉行結菜の画面が大きく映し出された。
番組が始まってから丁度十年、ニュースを判り易く調整して聴視者にお届けする!をキャッチフレーズに人気が有る。
メインキャスターも今では二代目に代わり、サブキャスターの女性は三人目でスポーツ担当キャスター、そして解説者も政治経済、スポーツと多岐に渡って揃えて視聴率も安定している。
民放放送としては九時からの九十分枠を週五日の帯で放送するのは大きな冒険だった。
この春から結菜はスタッフから配置転換されて、ロンドン支局からヨーロッパの最新ニュースを届けるコーナーを担当している。
アメリカにも常駐のキャスターを配置して、アメリカの話題等を伝えるがこちらはイケメン男性が担当して二年目だ。
結菜も家族が単身でイギリスに住む事に反対したが、次期メインキャスターの地位を約束されていると話して両親を説き伏せた。
大学を卒業してからアナウンサー畑を歩んで、今年二十八歳に成るので勝負の年だと思っている。
恋に決別してキャスターの道を歩む事を決断してから、ようやく掴んだチャンスだった。
ロンドン転勤の打診が会社から有った時、結菜はファンの一人にストーカーの様な熱烈な男が居た事も転勤話の背中を押していた。
名前も住所も判らないが、プレゼントを贈って来て(私の憧れ!)と書いて名前は北条政子と書いて有るが明らかに男だと思われた。
最後に送られて来たのは茶色シヨートボブのウイックだった。
結菜は今髪を伸ばして背中の中央まで有るので、このウイックの意味が不明だったが気持ち悪いので直ぐに廃棄処分にしていた。
ロンドンに来てから既に二か月、その後は届く事は無かったのでロンドンに来て正解だと思う。
唯、一人での異国での生活には不安も絶えず付きまとう。
NCTに転職したのは二年弱前で、以前は地元のテレビ局でアナウンサーの仕事をしていた。
NCTの系列局で岡山民放テレビのアナウンサーとして大学卒業と同時に入社した。
元気な活発な性格で外廻りのレポーターが多く、岡山の地元の企業の取材等を行っていた。
或る時NCTのプロデュサーの目に結菜が止まり、NCTへの転職を誘われていた。
だが直樹と付き合っていたので躊躇していたのだが、恋人木村直樹が局の重役の娘との縁談が決まった事も転職を後押しした。
スタイルと顔は結菜の方が圧倒的に綺麗なのだが、直樹が出世の道を選んだので捨てられた格好に成った。
約三年前
木村直樹と結菜は交際を始めていた。
結菜の若々しい姿に直樹が惚れて、何度かの誘いで「僕がアナウンサーのいろはを教えてあげるよ!」と言われたのが切っ掛けだった。
先輩アナウンサーに可愛がって貰う事は勉強にも成ると思って付き合い始めた。
最初の一年程は食事とか映画に行く様な付き合いが続いた。
局の企画で岡山の温泉特集の企画が有り、レポーターに結菜が起用され当初は女性のアナウンサーとの共演予定が急病で直樹が担当する事に成った。
二人は温泉旅行の気分で湯の郷温泉にロケ隊として、数人で行く事に成った。
温泉に入って撮影する予定に成っていたが、それは女性二人の時で結菜一人なら中止の予定だった。
それを知らない結菜は初めての温泉ロケで、水着にバスタオルの予定を知らずに全裸にバスタオル姿で撮影を待った。
セミロングの美しい黒髪をアップにして、浴衣を羽織って待っていた。
「温泉に入るシーン、、、、、撮りましょう!」結菜の姿を見て担当デレクターは予定を変更して撮影をする事にした。
「浴衣を脱いで、露天風呂に入ったシーンを撮りますので、木村君は隣の男風呂からインタビューしている感じで頼むよ!」
「はい!」
露天風呂にスタッフが数人入り、マイクを持って準備してカメラマンも同じ様に入って来る。
水着にバスタオルを着けていると殆どの関係者は思っていた。
バスタオルを巻き付けると熱いので短時間で撮影を終わる。
「低温水風呂を準備しているので、撮影が終わったら身体を冷やして下さいね!」
部屋の内風呂に微温湯が準備されている。
結菜は水着を着ていないので、素肌にバスタオルを巻き付けていた。
スタッフも誰もその事実を知らずに撮影が始まる。
バスタオルを巻き付けて、露天風呂に入ると熱さを強烈に感じながら我慢の撮影に成る。
直樹のインタビューに答えて順調に撮影が終わる頃には、完全にのぼせる位に成っていた。
「はい!カットご苦労さん!内風呂に入って身体を冷やして下さい!」
次々とスタッフが露天風呂から出て行く。
結菜はのぼせて身体が既にふらふらに成っていた。
「いつまで、入っているのだ!」直樹が声をかけて、バスタオルの状態で立ち上がった時、白いバスタオルに黒い陰毛が写し出されて驚きの表情に成った直樹。
「結菜!お前!水着着てなかったのか?」倒れる様に直樹の腕にもたれる結菜。
「早く!身体を冷やそう!」抱き抱えて内風呂に運ぶ直樹。
スタッフ達は撮影が終わって各自に集まって、夕食の膳の方に向かった。
のぼせて具合の悪く成った結菜のバスタオルを身体から取り除く直樹。
髪をアップにした結菜の色っぽい姿と、白い肌の中に濃い黒々とした陰毛に目が行く。
微温湯に結菜の身体を沈めて「大丈夫か?」と優しく声をかける直樹。
元々好意を持っていた二人だから、結菜の美しい裸体に直樹は既に大きく陰部が勃起していた。
「結菜!綺麗だよ!」やがて徐々に回復する結菜。
直樹も濡れた浴衣を脱ぎ捨てて全裸に成って、直樹は生ぬるい湯船に入って行った。
温泉SEX
72-02
結菜は大学生の時、クラブの先輩と性体験は一度有った。
だがその時は酔っ払った勢いでのSEXで痛みだけが残って、それ以来SEXをする機会は無かった。
美人なので男から声を掛けられる事は多かったが「彼氏が居るので、、、、」
執拗に迫る男には「私の彼氏空手の有段者なのよ!怒ると怖いわよ!」と言って寄せ付けなかった。
社会人に成ってからは仕事が忙しくて恋愛をする暇もない状況だった。
最近直樹と交際をする様に成ったが、両親からは「結婚しない男に身体を許したら駄目だよ!」と再三言われていた。
アナウンサーの仕事が天職と思っている結菜には、仕事の話が出来る直樹は理想の彼氏だった。
意外な事故で今一緒に湯船に浸かる二人。
直樹は結菜の身体に完全に自分を見失って、抱き寄せ唇を合わせる。
キスは何度か有ったが、この様にお互いが全裸でのキスは初めてだった。
直樹は中々のイケメンで視聴者には人気が高いアナウンサーだ。
結菜にはそのアナウンサーを自分の彼氏だと言うのが今日まで言えなかった。
今日一緒に来ているスタッフは二人が交際している事は薄々知っていた。
本当はスタッフの部屋とアナウンサーの部屋の二部屋の予定が、三部屋に変更されていた。
二人は湯船で濃厚なキスを繰り返しながら、直樹が結菜の乳房を揉み興奮が徐々に上がっている。
「直樹さん!け、っ、、」言いかける口に直樹の舌が挿入されて言葉を遮る。
結菜はもう直樹と結婚出来ると信じて身体を委ねる気分に成っていた。
性経験の多くない結菜はSEXイコール結婚と言う両親に近い考えを持っている。
乳房を揉まれて乳首を指で弾かれると、全身に電気が走った様に感じてしまう結菜。
しばらくして抱きついた状態で湯船から出る二人は、ベッドに行く前に洗い場の床に結菜を押し倒していた。
結菜の身体に覆いかぶさると乳首にしゃぶり付く直樹。
「あっ、あっ」声が思わず出てしまうと、直樹は一層興奮して結菜の足を広げて身体を滑り込ませた。
一気に股間が大きく開かれて、直樹の手を自然と受け入れてしまう結菜。
密集した陰毛を直樹の指が掻き分ける様に移動して、クリトリスを指で剥き出す様に動かす。
「ああーああーーー」一気に仰け反る程感じてしまう結菜。
クリトリスを刺激された事が無く、前回は唯痛みだけでSEXを終わっていた。
お互いがSEXに未熟だった。
直樹はその点、風俗でも遊んでいるのと、年上の女性に好まれていたので学生時代から経験が豊富だった。
指で弄られて一気に勃起してしまった結菜のクリトリス。
「あっ、あっ、だめーーーい、いた、いた」
膣に指が入ると急に痛みを思い出す結菜だが、次第に直樹の指の動きに嗚咽が出てしまう。
この時結菜は自分が妊娠し易い時期だと考えても居なかった。
直樹も妊娠の事を考えていなくて、普段でも中出しは殆どする事が無かったので心配はしていなかった。
「あっ、あっ、だめーーーやさ、、しく」指の動きに怯える様に言いながら、身体は燃えている結菜。
完全に股間が直樹の身体に割られた状態で、大きく両足を広げている結菜。
指で弄られて様子を見ながら、直樹は大きく勃起したペニスを持って膣口に擦り付ける。
「ああーああーーーいたく、、しないで、、ね」痛みに対する不安の言葉は、直樹には結菜が処女なのだと思ってしまった。
「大丈夫!痛くないよ!」
膣口に擦り付けながら、範囲を大きくしてクリトリスにペニスを移動させて擦り付ける。
「ああーああーーだめーーだめーーー」いきなり感じて電気が再び身体中に走っている結菜。
ペニスを動かしながら、ゆっくりと膣口に挿入を始める直樹。
「ああ、い、いた、いた、、、、いた、、、」の声が結菜の口から洩れる。
いつの間にかアップにしていた髪が乱れて、洗い場の板の上に大きく扇子の様に広がっている。
直樹のペニスが膣に侵入して徐々に奥に入って来ると、一気に仰け反る結菜は「い、いたいーーーゆるしてーー」と発していた。
「痛くないだろう?少し動かすよ!」そう言いながら奥まで挿入してしまう直樹。
「ああーああーーだめーーだめーーー」
ゆっくりと腰を動かし始める直樹。
「ああ、ああー、ああー」口を半開きにして大きく息をしながら腰の動きに合わせて嗚咽が出る結菜。
二度目のSEXだが前回は痛みが凄くて声が出なかった。
若いので入れると大きく動かしたので、痛みだけが結菜の頭に残っていた。
今回は直樹のゆっくりと動かすペニスの動きに身体が徐々に馴染んで、感じているのが自分でも判った。
その時、直樹が右手で結菜のクリトリスを刺激したのだ。
直ぐに電気が身体中に走る程感じる結菜「ああーああーーだめーーだめーーーかんじるーーー」
過去に無い刺激に膣が一気に締まって直樹が驚く程、ペニスを締め付ける。
「うぉーーー」の声と同時に思わず腰の動きを早くしてしまった直樹。
「ああーああーーだめーーだめーーーいくーーーーいっちゃうーー」
大きく仰け反る結菜は近くのバスタオルを右手で握りしめて、両足のつま先を大きく伸ばしている。
この時一層膣が締まって、直樹のペニスは吸い取られる様に射精をしてしまった。
「あぅ、こんな、、、」と呟くともう我慢が出来ずに中出しで一気に逝った。
一方の結菜も大きく仰け反って快感で逝ってしまった。
生まれて初めて逝くと云う感覚を知った結菜は放心状態。
しばらくして直樹も久々の中出しSEXで吸い取られた気分で、ペニスをゆっくりと抜き取る。
「結菜!膣を洗った方が良いぞ!中に出してしまった!」
「そうなの?」と言うが起き上がれない。
すると「俺が洗ってやろうか?」
「、、、、、、、」放心状態の結菜は返事をしないで、まだ大きく股を広げている。
「俺が洗ってやろう!」起き上がる直樹は、妊娠の不安がよぎった。
縁談
72-03
半ば放心状態で大きく足を広げて仰向けに寝ている結菜。
その股間は黒い陰毛に白い直樹の精液と、結菜の愛液と若干の血液が付着していた。
直樹はシャワーを持って右手で結菜の陰毛を触りながらシャワーの湯を当てる。
「あっ、きゃーーだめ、や、め、て」水滴がクリトリスを刺激して驚く様にする結菜。
「動かないで!洗わないと妊娠したら仕事出来ないだろう?」
その言葉に身体の動きを止める結菜。
すると直樹は結菜の少し緩んだ膣口を広げる様にして、シャワーの湯を勢いよく当てた。
「ああーああーーだめーーだめーーーゆるしてー」感じてしまう結菜。
「もう少し我慢しろ!」命令口調で太腿を叩く直樹。
我慢をするが、水滴の刺激はアワビの剥き身様に動き感じて、再びバスタオルを握りしめて「ああーああーーす、すごい、、かんじるーーだめーーー」と足を伸び切る結菜。
その様子に結菜が感じ易い女だと再び勃起しそうに成った直樹。
辛うじて再びの挿入を止めた直樹は、風呂場に結菜を残してスマホを持って来る。
そして放心状態の結菜の裸体を細かくアップで撮影した。
勿論再び膣口を広げて、グロテスクな撮影もしてしまう。
それは自分が楽しむ為のものか、何かトラブルの為に撮影したのか?直樹も判らなかった。
翌日から結菜はラブラブモードに入って、直樹の傍を離れない様な行動に成った。
「おい!みんなが見ているぞ!」と小声で言うまで結菜は自分の行動に気が付かない程だった。
直樹は徐々にSEXを教えれば良い女に成りそうだと、内心では結婚まで進んでも良いと思っていた。
だが事態は激変したのだ。
ロケから帰った翌日、テレビ局の重役で次期社長の呼び声の高い内田隆治に呼び出されたのだ。
内田には来年三十歳に成る一人娘の真悠子が居て、最近では自宅で結婚話が話題の中心に成っていた。
結婚を迫る両親、中でも母親の雅代子は大手の製薬会社竹中薬品の娘で、隆治も完全に尻の下だ。
岡山民放テレビにも多額の資金提供がされて株も多数持っている。
竹中薬品でも個人でも株の所有が有り、その数は三十五%セントに達している。
その真悠子が「私、会社のアナウンサー木村さんとなら結婚しても良いな!」と口走ったのだ。
「家柄が違うでしょう?」と反対の両親に「じゃあ、一生独身で良いわ!」と困らせる。
その様なやり取りが自宅で既に三ヵ月続いていた。
雅代子が探偵等を使って、木村直樹の周辺の調査を行って一応合格点を付けた。
そして今日、内田専務は木村直樹を呼んだのだ。
「急遽のロケお疲れさんだったね!」
「いえ!」
「今日は私用で来て貰ったのだよ!もう直ぐ家内も来るので、コーヒーでも飲んで待つ事にしよう!」そこへ女性がコーヒーを運んで来たが「まだでございましたか?」三っのコーヒーを載せたお盆を持って戸惑う。
「もう来るから、並べて置きなさい!」
女性がコーヒーをテーブルに並べて部屋を出ると専務が「ちょっと出かけると念入りに化粧をするから遅れるので困るよ!」とぼやく様に言う。
「木村君は今付き合っている女性は居るのかね?」
いきなり聞かれて「ま、まあそれなりに、、、」
「そうだろうな!来年三十歳だったよな!女の一人や二人付き合っているだろう?」
「それはその、、、、」言葉に詰まる直樹。
もしも将来結菜と結婚する事に成ったら、仲人でもお願いする事に成るのだろうか?と考えていると扉をノックする音が聞こえる。
「遅れてすみません!」小太りの年配の女性が入って来て、直ぐに専務の奥様だと判った。
「雅代子!遅いぞ!」笑いながら言う専務。
「この方が木村さんね!美男子だわ!実物の方が、、、」見とれる様に言う雅代子。
紹介する専務に立ち上がってお辞儀をした直樹。
「真悠子が惚れる筈ね!」その言葉に驚きの表情に成った直樹。
「まだ話してないのに、先走ると困るよ!」
「私が説明するわ!我が家の一人娘の真悠子が木村さんと結婚したいと言うのです!親としては可愛い娘の希望を叶えてやりたいと思うのよ!それで今日はお願いに来たのよ!」
「、、、、、、」いきなり言われて面食らう直樹は言葉を失った。
「それでね!次の日曜日自宅に来て欲しいのよ!それから婿養子に来て下さいとは言わないわ、真悠子の望みを叶えてあげたいだけなのよ!生まれた子供に継がせても良いわね!」勝手に青写真を話す。
日曜日は結菜とデートの約束をしていたが、直樹は降って湧いた出来事に戸惑う。
「兎に角!一度娘に会ってやって欲しい!今週の日曜日は休みに成って居たよね!」
専務は決めた様に言った。
「そうだわ、木村さんが真悠子の婿に成って下さったら、平のアナウンサーって訳にはいかないわよね!貴方ポストも考えてあげてね!」
いきなり直樹の出世話まで持ち出す雅代子。
内田家の実権を握っているのは自分だと言わんばかりの発言。
だが直樹には美味しい話には違いなかった。
娘が多少のブスでも地位と金は相当手に入ると思う。
雅代子はその後、自分の置かれた立場を誇らしげに話し始める。
製薬大手の竹中薬品の娘で、既に両親から多額の株式の譲渡を受けていると話した。
日本でトップクラスの製薬会社の姉妹の妹、姉は婿養子を貰って常務に成っていると話した。
両親は姉よりも自分を可愛がっているので、何でも聞いて貰えると自慢話は終わらない。
直樹は雅代子の話が終わる前に、日曜日に自宅にお邪魔しますと住所と時間を聞いていた。
「ありがとう!木村君!真悠子が喜ぶよ!」内田専務は立ち上がって握手を求めた。
「ところで、今付き合っている女性はいらっしゃるの?」
「は、はあ!」
「そりゃ、これだけの男だ!女の一人や二人は居るのが常識だろう?」
「真悠子は普通の人が考えるよりも嫉妬深い性格ですから、もし娘と付き合うなら綺麗に清算して下さいよ!娘に知れたら大変な事に成りますからね!」
怖い顔をして告げる雅代子。
直樹の頭に昨夜の結菜の綺麗な女体が浮かんでいた。
セレブの夢
72-04
話を終えた直樹の頭に野望が芽生えていた。
内田専務は当社の筆頭株主で次期社長、すると自分は必然的にこの会社の社長に成れる。
妻はあの大きな竹中薬品の孫娘で大変可愛がられている。
そう考えると自然と笑みがこぼれてしまう直樹。
早速結菜に日曜日の約束を急用が出来たので中止にすると言う予定が、急用が初めから判ったら急用に成らないと思い止まる。
土曜日に成って取材に出掛けた先から、lineで結菜に日曜日実家で急用が出来て遊びに行けないと送ると、残念そうな絵文字が返信されて来た。
結菜には明日早起きして弁当を作ってデートに行く予定にしていたので、大きなショックだった。
日曜日直樹は期待して内田専務の自宅に向かった。
車庫には外車が二台置かれて、直樹の中古の国産車がみすぼらしく見えた。
出迎えたのはお手伝いさんで、家族は出て来る気配が無かった。
娘の真悠子は今もドレッサーの前で、イヤリングで迷って母に雅代子に「だから、どちらが似合うの!」と強い言葉で言う。
我儘な一人娘を甘やかせて育てているので、自分が気に入らない事は絶対にしない。
「もう、いらっしゃったわよ!」雅代子が言うと「だから、、、、もう!」と怒りながらイヤリングを耳に着けた。
身長は母親には似ていないが、顔立ちは瓜二つの様な顔でとても美人とは言い難い。
応接に案内された直樹は一番に大きな絵画に目が行った。
美術館に飾っても良い様な富士山の絵が、存在感を示して高級な造りの応接間を引き立てる。
そこへ専務が入って来て「木村君!今日は来て貰って申し訳ない!」
「素晴らしい絵画ですね!」
「木村君は絵が判るのかね!」
「いいえ、判りませんが、素晴らしい絵だと判ります」
その様に話していると、雅代子が娘の真悠子を伴って入って来た。
直樹は一瞬姉妹が入って来た様に見えたが、よく見ると少し若い方が娘だと判った。
真悠子は憧れの直樹を目の当たりにして、俯き加減で頬を赤く染めている様に見える。
その後、運ばれて来たコーヒーを飲みながら雑談をしていたが、半時間程して急に真悠子が「今、お付き合いされている女性はいらっしゃいますか?」と問い質した。
直樹は「友達程度の女性は居ますが、特定の関係の女性はいません!」と答えた。
「そう!私料理をしますので、ここで失礼させて頂きます!」
「今日は真悠子が木村君に手料理をご馳走すると、張り切っているのだよ!」
半袖のワンピース姿の真悠子は、気が強そうに見える。
十時過ぎに専務宅に着いて、今は十一時過ぎに近づいている。
本当は今頃結菜と近くの公園を散策していた筈、もう一日早ければ結菜と身体の関係に成っていなかったのでトラブルも無かったと思う。
直樹の頭に将来の出世とこの家の財産、竹中薬品との関係がちらつく。
「娘をどう思う?世間知らずのお嬢様で育てたので、我儘がたまに傷だが君の事を好いているので何とかしてやりたい!」専務が直樹に頼む様に言った。
その後真悠子の手料理を食べたが、料理学校のレシピをそのままテーブルに並べた様な料理だった。
感想を聞かれて、もの凄く上手で美味しいと世辞を精一杯言う直樹。
その世辞が真悠子を一層のぼせ上らせてしまうとは、その時直樹は予想もしていなかった。
二時過ぎにようやく別の約束を作って専務の自宅の脱出を慣行した。
見送りに出て来た三人、真悠子が直樹の車を見て「お父様!私の彼氏の車に成るのよ!この車には私は乗れないわ!新しい車を買ってあげてね!」
「えっ」驚く直樹。
真悠子は「この車庫に入れても見劣らない外車が欲しいわ!その車が来たらデートのドライブに行くわ!」
「ぼ、ぼくは、、こ、このくる、、、」
「駄目よ!絶対に外車!」
「直ぐには入って来ないぞ!」
「じゃあ、私ドライブに行けないわ!お母様!お父様に言って早く手に入る車を買ってって!」
「困った真悠子だな!木村君が困っているぞ!」
だが一度口に出すと後へは引きさがらない性格が剥き出しの真悠子を止める為に、雅代子が「お父さん!買ってあげましょう」と言うと、急に笑顔に変わって「直樹さん早く手に入る車を買って貰うから、ドライブに連れて行って!」
「は、はい!」直樹はようやく車を車庫から出して、三人に見送られて帰った。
「何だ?あの家族は?冗談の話か?俺を馬鹿にしているのか?」独り言を言いながら車を走らせた。
数日後、直樹は再び内田専務に呼び出されて「この車を注文したぞ!当面は娘の名義だが、結婚したら君の物だ!」パンフレットを見せながら話す内田専務。
「ほ、本当に私にこの車を、、、、」言葉に詰まる直樹。
「今月中には納車されるから、真悠子をドライブに連れて行ってくれよ!」
冗談だと思っていたのに、実際に車が自分の物に成ると思うと、金持ちは良いと改めて思った。
「話は変わるが、君とアナウンサーの吉行君が付き合っていると噂で聞いたが本当か?」
「い、以前は少し付き合っていましたが、今は関係有りません!」
「それなら良いが、妻と娘が知ると大変な事に成る!身辺を奇麗にして置くのだぞ!将来我が社の社長に成るのだからな!」
「は、はい!」直樹は社長と云う言葉に夢を見てしまった。
結菜を捨てるのは少し惜しい気がするが、金と権力を手に入れる方が絶対得だと思い始めた。
「まだ正式に結婚が決まった訳では無いぞ!娘も妻も気まぐれな部分が多いので、婚約が決まるまでは気を抜かない様にな!」
「は、はい!身辺には気を付けます!ありがとうございました!」
年収の二倍程の車を買って貰えるとは、考えても居なかった直樹は舞い上がってしまった。
思惑
72-05
結菜にも転機が訪れていた。
結菜の出演したレポート番組をキー局のNCTのプロデュサー沖野が見て「この子、中々良いな!」と言って、一度本人に会わせて欲しいと問い合わせをした。
直樹は結菜の誘いを色々と用事を作って、会わない様にして専務に聞こえない様にしていた。
三週間後、結菜に会う為に東京から沖野プロデュサーが時間を作ってやって来た。
沖野は一目見ると「君は将来性の有るアナウンサーに成れるな!東京に来ないか?」と誘った。
結菜には夢の様な話で、東京のキー局のアナウンサーに成れるチャンスが向こうからやって来たのだ。
だが結菜の頭には直樹の事が絶えず過って、即答を避けて「少し考えさせて下さい」と答えていた。
何も無ければ即答しただろうが、直樹の事が有るので即答出来なかった。
それと結菜にはもうひとつの心配事が湧いていたのだ。
本当は今週初めから生理に成る筈が、遅れていて少し不安が芽生えていた。
何故なら結菜の生理は今まで遅れる事は有っても、一日から二日で今回は既に四日遅れていたのだ。
五日目、結菜は勇気を振り絞って薬局に妊娠検査薬を購入に行った。
少なくともテレビに出ているので、サングラスにマスク姿で慎重に成っていた。
恐る恐る検査薬で調べた結菜の顔色が大きく変わる。
検査薬に妊娠の可能性が高いと表示されて、どの様な事が有っても直樹に相談しなければ成らないと決心した。
子供を産んで直樹と結婚?アナウンサーの夢を捨てる?結菜には選択の二文字が大きくのしかかった。
直樹の車が来る日の昼休み、結菜は重大な話が有るので今夜会って欲しいとlineを送った。
(重要な話って?)
(私達の将来の事!)
直樹は結婚の約束はした覚えが無い、一度SEXをした関係だが、、、、と考え込む。
(ちょっと用事が有るのだが?)
(仕事と子供!どちらを?)
(えっ!)驚きのlineでその後はお互い間が空いた。
そして時間と場所の交換でlineは終了した。
その後直ぐに内田専務が直樹を呼んで「車を取りにデーラーに妻と一緒に行ってくれるか?もう直ぐここに来る!」
「は、はい!」
「どうした!顔色が悪いぞ!あっそうだ!君と噂の有った吉行君だがね!」
「えっ!」直樹は心臓が破裂しそうに成った。
「東京のNCTから誘いの依頼が有るのだよ!」
「えっ、キー局にですか?」
「そうだ!彼女も出世だよ!君との噂もこれで消える!一安心だ!」
「そ、それ、、が、、」
「どうしたのだ?困った事か?」
直樹は意を決して専務に事情を話した。
一度の出来心で関係を持ってしまって、子供が出来てしまったと説明した。
そして、自分は彼女と結婚する意志は無いと断言したのだ。
「その様な場面に遭遇して挑発されたら、私でも犯してしまうかも知れない!君に好意を持って居たので一芝居やられた様だな!」そう言って笑った。
「は、はい!私とした事が一生の不覚でした!」
「綺麗で若いからもっともな事だが、娘に知れると大変な事に成る!もう直ぐ家内が来るので相談してみよう!」と言った時、雅代子が入って来た。
「何を相談されるの?」笑みを浮かべて言った。
今から小切手を持って車を受け取りに行く予定で来た妻に事情を説明する内田専務。
話を聞いて雅代子は「栄転の話が有るのなら、そちらを選ばせて子供は直ぐに始末させるのね!でも普通に始末したら貴方の名前が残って、真悠子が知ったら大変な事に成るから私の知り合いの医者に連れて行きなさい!明日でも連絡をするわ!」
「は、はい!」
「栄転の話を実現する為に今回は堕胎すると言って納得させるのよ!決して別れ話はしない事よ!彼女は貴方の事が好きだから、別れる話はご法度よ!一応有名人だから秘密で始末する事と名前が残ると将来困ると言いなさい!」
「雅代子!君は本当に頼りに成る!」専務が褒め称える。
この時、雅代子は結菜に直樹は惚れていたのだろう、自分達の好条件で乗り換えたのだと悟っていた。
親の贔屓目で見ても、吉行アナと自分の娘では姿形は雲泥の差だと判っていた。
今後再び二人が接近する可能性が有る危険も感じている。
過去にも夫の浮気相手を葬った事も有る雅代子。
再び今度は娘の婿の女の始末を考える事に成ったのだ。
その後車を引き取りに向かう二人。
雅代子は直樹に病院に連れて行くまでは、優しくして今後も付き合って数年後には必ず結婚する様な話をする様に教え込んだ。
だがその頃には直樹は自分の娘と結婚して、吉行アナはSEXの虜に仕立て上げられるだろうと考えていた。
事実夫の浮気相手の女は、SEXに狂ってアブノーマルな世界に行ったと聞かされていた。
薬の実験台に使われていたのだが、専務は全く知らない事だった。
雅代子は直樹の車の後部座席に陣取り、知り合いと話をしていた。
デーラーに着くまで話していたが、デーラーの中で先方から連絡が有った様で、笑顔で戻って来た。
帰りの車の中で「彼女の仕事の段取りも有るだろうけれど、土曜日にここへ行かせなさい!」と小さなメモを手渡した。
そこには市内の住所と根岸婦人科と記載されていた。
「大きな病院は目立つし、色々手続きが必要だから小さい病院を探したと明日言いなさい!」
「はい!大丈夫よ!貴方が送らなくてタクシーで行かせるのよ!お互い岡山では有名人だからね!」
その後、雅代子はこれで女の始末は終わったと安心した様に自宅で待つ娘と対面した。
嬉しそうな真悠子は早速助手席に乗り込み「土曜日!ドライブに連れて行って!」と強請っていた。
重い扉
72-06
夜に成って久々に結菜と会った直樹は「NCTから誘われているらしいね!凄いチャンスだな!」と開口一番褒め称えた。
「lineでも言ったけれど、直樹さんの子供を妊娠した様なのよ!」
「確実なの?」
「生理が遅れたので、検査薬で調べたら妊娠の可能性が高いのよ!どうしよう?」
「子供を今産んだら、全て諦める事に成るよ!結菜はまだ若いから今が人生のチャンスだろう?」
「子供は諦めろと言うの?」
「僕も欲しいと思うけれど、チャンスを逃すのは後で後悔するよ!」
「あれから会って下さらないし、一人で悩んだのよ!」
「まだ妊娠が確実だと決まってないだろう?一度病院に行って診て貰ったら?」
「一緒に行って貰えるの?」
「地元では君も僕も有名人だよ!それはまだ避けた方が良い!」
「じゃあ、どうすれば?」悲痛な顔に成る結菜。
「誰か知り合いに内密で診て貰える病院聞いて見るよ!」
二人の話はその後も続いたが、直樹の口から子供を産みなさいの言葉が無いので、結菜は半ば産む事を諦め始めた。
翌日、直樹は内密に見て貰える病院として、根岸婦人科を結菜に伝えて土曜日にタクシーで行く様に予約の時間まで話した。
兎に角病院に行って妊娠が確実なのか、確かめる事に重点を置いた話し方に、結菜は妊娠が確実なのか?自分でも自信が揺らいだ。
気持ちが半分は妊娠?半分は間違い?の気分に成っていた。
結菜は実家の津山から一人で市内のマンションに暮らしているので、両親に相談する事も無く悩んでいた。
でも確実に妊娠だと決まった訳では無いと、自分に言い聞かせる結菜。
検査が早かった場合は間違いも考えられると記載されている説明書を自宅で読み返す。
直樹に雅代子から念を押す様に金曜日に電話が有った。
「必ず行かせるのよ!私に恥をかかせないでよ!」
「は、はい!僕も今夜念の為に電話を入れます!」
その夜直樹は電話で、本名は必要無いから言わなくても良いと病院に行く事を改めて指示した。
「直ぐに堕胎しなくてもいいわよね!」
「それは君次第だが、今のチャンスを逃すのは、、、、」
アナウンサーの仕事優先を勧める直樹。
結菜は半ば子供を諦めるしかないと考え始めると、罪悪感で眠れ無い夜を過ごした。
それでも決断は出来ず、妊娠していない事を期待していた。
直樹も岡山では有名人だから、二人が一緒に病院には行けないと判っていても一人で行くのは非常に寂しい結菜。
長い髪を小さく纏めて、茶系のウイックを被って眼鏡を着ける。
日頃目立つ場所に行く時は時々変装をする為に準備している。
地方のアナウンサーでも悪い噂は非常に速い、上層部に知られたらそれだけでマイナスイメージだ。
もし、これから東京のキー局で働いた時、地方でのスキャンダルは一気に命とりに成ってしまう。
直樹はその事も考えて病院を探してくれたと思うが、複雑な気分には違い無かった。
スカートは幅の広い物にして、下着も簡単に着替えられる様にストッキングは履かない。
165センチでスリムな身体だが、バストはDカップ有る結菜。
タクシーを町の中で拾って直樹に聞いた病院の場所と名前を告げる。
その時ミラーで顔を確かめている運転手。
若い女性が婦人科に行くだけで興味を持たれているのがよく判った。
岡山民放テレビの吉行だと判ったら、直ぐに週刊誌のネタに成る可能性も有る。
NCTの女子アナなら、岡山の田舎でも直ぐに週刊誌の記者に売られるのだろうと思った。
運転手は飲み屋の女性が中絶に行く様だと思って見ていた。
聞いた婦人科は堕胎で有名で、特に飲み屋とか風俗の女性が行く医院だと噂に聞いていた。
結菜はその様な噂を知らないので、直樹が探してくれた病院で名前も偽名で大丈夫だと言われたので安心していたのだ。
だが、その病院では根岸先生の友人が呼ばれて結菜をこれから淫乱アナに育てる計画が出来上がっていた。
専務の浮気相手と同じ道を歩ませる様に雅代子に指示されている。
雅代子が根岸医師に私の娘が好きな男性を横取りしそうなので、その様な事が出来ない様にして頂きたい。
今妊娠までしているので、娘がピンチに成っていると伝えていた。
日頃からお金を貰っているので雅代子の頼みは聞き入れる。
勿論竹中薬品の治験の役割を担わせる為でも使っているのだ。
専務の浮気相手の女性も根岸医師が始末した経緯が有るので、その後も目を光らせて夫に近づく女は排除させている。
その頃新車に乗って大山に向かってドライブに出かける二人。
「最高ですね!流石に外車は加速が違いますね!」
「私と一緒に成れば直樹さんは好きな物が手に入るわ!両親は子供でも生まれたら、もうメロメロよ!」
何も知らない真悠子は平気で憂鬱に成る話題を話す。
時間を見ると丁度病院に向かっている頃だと思う。
結菜は憂鬱な表情で根岸婦人科の前でタクシーを降りる。
少し路地を入った場所に在りますと、運転手は広い道で車を停めて教えた。
電柱の看板に根岸婦人科がこの奥に在る事を示す矢印が有った。
それ程大きくない二階建ての病院で、看板には不妊、婦人病、婦人科整形、中絶手術と小さく記載されている。
産科が無いので、入院等の設備は無い様で棟続きには自宅が併設されている。
堕胎を沢山行っているので、中絶を看板に書いているのだと思う結菜。
表情は暗い、サングラスに変えて病院に向かった。
恥ずかしい診察へ
72-07
憂鬱な気分で扉を開こうとした時、中から女性が飛び出して来た。
まだ若いが水商売の感じがした。
歓楽街関係の女性が多く来るので、時には匿名で診察して貰えるのだろうか?
保険が使えなければ高価だと思うので、幾らかのお金は持って来た結菜。
入るともう一人若い患者が待合室に座っていた。
直樹に教えられた通り「内田咲子ですが、予約していると思うのですが?」窓口で尋ねた。
「妊娠の検査等ですね!」
中からこの問診表に記入をお願いしますと、予約は聞いていると答えた。
自宅の方には根岸院長の友人で遊ぶ為に来た変態整形医の香山拓が、待ちきれないと思う程楽しみにしている。
この男、既に医師免許は剥奪されている。
女性患者に頼みもしていない整形を施して訴えられて、有罪で刑務所暮らしをしていたのだ。
異常にテレビに出ているインテリ美人に興味を持っている。
勿論、結菜の事はテレビで見て知っていて、自宅には写真とか放送の録画も保存している。
根岸医師は香山の趣味を知っていたので、今回雅代子夫人に頼まれた時耳を疑った程だった。
その話を香山に話すと、あの子が妊娠?本当か!清楚系で俺が秘密で追っている新人アナウンサーだ!と驚いた。
だがアナウンサーの木村の子を宿っているらしいと話すと、有り得るかも知れないと納得して「あんな男の子供は必要無い!!」怒り始めた。
「今日の治療費は予約の時に頂いておりますので、ご安心下さい!」受付の看護師酒井留美子が結菜に言った。
驚く結菜は「男性が?」
「良い方ですね!」留美子が目で笑って頷きながら答えた。
結菜は直樹が既に病院に来て支払いをしてくれたのだと嬉しく成った。
顔が売れているので、一緒には来られないが気を使ってくれていると思う。
「問診票は成るべく詳しく書いて下さい!診察に影響が出ますのでお願いします」
結菜は用紙を受け取ると待合室に座って記入を始める。
身長、体重、アレルギーの事、最後の生理の日、初めてのSEXはいつ頃、回数、男性経験の数、便秘の有無、過去の病歴等詳しく書き難い事柄も多い。
躊躇いながら妊娠の事だから仕方が無いのかと思い隠さず書く結菜。
「紙コップにおしっこを入れて、トイレの横の扉に置いて下さい!妊娠の検査を行います!」
紙コップを持ってトイレに向かう時、一人居た患者が勘定を終わって出て行った。
その後は患者が入って来てないので、結菜一人に成っている。
既に病院の前には本日の診察は終了しましたと札が出ていた。
患者が帰ると直ぐに表の扉に施錠をした留美子。
診察室では根岸医師達が結菜の問診表を見て「男性二人だ?」「SEX二回?俺の予想通り清楚系に間違いなかったな!」
「この問診票なら、先ず妊娠は間違いないだろう?既に市販の検査薬で調べているから来たのだろう?」
「あの叔母さんは怖い人だな!」
「娘の方が怖いらしい、だから知る前に始末してしまってデータを取れば、我々の好きにしなさいと言って来たのだよ!」
「性奴隷に仕上げて良いと云う事だな!」
「その様だ!今日はその準備をして今後の調教に楽しみを残そう!」
数年前から勤めている横田武美が看護婦のリーダー的な女で、竹中薬品の依頼で働いている。
もう一人少し若い真木奈々、そして受付の留美子の三人が看護師として働いている。
勿論今日の事は全員が雅代子にお金を貰っているので協力的で、特に三人共に共通するのはサド気質だ。
結菜の様な美人で憧れの女子アナに嫉妬さえ持っている連中だ。
その真木は紙コップを取り込んで、早速検査を始める。
結菜はトイレから出て来て、再び待合の椅子に腰かけて呼ばれるのを待って居るが心ここに在らずの状態に成っている。
もしも妊娠なら今日手術?また次回にする?直樹に相談?と色々な事を考える。
診察室の中では真木が「妊娠ですね!」結果を持って入って来た。
「それでは予定通り、今日搔把手術を行い!その後香山さんの手で淫乱女に仕上げる為の手術も行う!」
「はい!」
「呼んでくれ!診察台に載せるまで妊娠は内緒だ!嫌がられたら困るからな!」
留美子が診察室に入る様に「内田さん!診察室にどうぞ!」と呼んだが、結菜は自分の名前を意識していない。
留美子が今度は窓口に顔を入れて「内田さん!内田咲子さん!診察室にどうぞ!」と少し大きな声で呼んだ。
結菜は急に気が付いて「は、はい!」と言いながらサングラスから普通の眼鏡に変えて立ち上がった。
診察室に入ると横田看護師が、根岸院長の前の丸椅子に座る様に指示をした。
「先程妊娠の検査をしたのだが、少し検査が早いのか妊娠の可能性は高い数値が出ているが診察をして見なければ確定では無いな!」
「は、はい!」
「横田君!内田さんに内診の準備をしてあげて下さい!」
「はい!荷物はここに置いて、隣の診察台の方に行きましょうか?」
持ち物を横のボックスに置く結菜。
扉が開いて目の前に黒のレザー張りの不気味な手術台が目に飛び込んで、足が止まってしまう結菜。
「どうしました?」こちらでバスタオルを使って、スカートと下着を脱いで下さい!」
衝立が置かれた方に案内する横田看護師。
向こうには酒田看護師ともう一人真木看護師が準備の為に、手術台の近くに陣取っていた。
躊躇する結菜に「早く準備をして下さい!」バスタオルを差し出して催促する横田看護師。
ゆっくりとバスタオルを受け取る結菜は、足取り重く衝立の向こうに行く。
人体実験
72-08
妊娠をしてしまったので驚いて病院まで来た結菜だが、この様な場所だと考えていなかった。
だが今更辞めますとも言えないので半ば諦めて、スカートの中にバスタオルを巻き付けてから巾広のスカートを脱いで畳んだ。
バスタオルの中に手を入れてキャミソールを捲り上げ乍ら、パンティーをゆっくり降ろしてスカートの中に丸めて隠した。
見計らった様に「準備出来ましたか?」横田看護師が声をかける。
ゆっくりと衝立の後ろから出て来た結菜はブラウスに下半身はバスタオルの中央を押さえて、ソックスにスリッパを履いている。
「こちらに来てスリッパを脱いで台に上がって下さい!」
結菜は手術台に近づくと同時に心臓が大きく高鳴るのが自分でも判った。
「恥ずかしいと思っていたら、子供は産めませんよ!」と躊躇する結菜を追い込む横田看護師。
茶髪のショートのウイックで少し派手に見えるが、ここの全員は結菜の事を知っている。
結菜も追い込まれた気分で手術台に腰を降ろした。
「そのまま足を台に載せて下さい!」
手術台の枕に頭を置いて足を手術台にゆっくり上げると、真木看護師がカーテンを持って結菜の胸で視界を遮る様に横にスライドさせた。
考える暇を与えず「足を持ちますよ!」の言葉と同時に左右から足を持たれて下脚台に膝を載せられる。
直ぐに革のベルトが膝に巻き付けられて、動かせない様に直ぐに固定されてしまう。
「バスタオル取りますね!」
「は、はい!」バスタオルは最初から外されるとは思っていたが、下半身が露出されると恥ずかしさが倍増した。
「内田さん!手はここを持って下さい!」横田看護師が腕を持って、手術台の横に在るパイプを握らせる。
「左手も同じ様に持って下さい!」
無影灯のライトが点けられると「台が動きますよ!」の言葉と同時に手術台が上昇を始めて、同時に足が左右に開かれて行く。
結菜は恥ずかしいので力を入れて、閉じ様としているが容赦なく広げられてしまう。
バスタオルを横から一気に引き抜く様に引っ張る真木看護師。
黒々とした陰毛が無影灯に照らされて光っている。
結菜は心臓が破裂する程の恥ずかしさを感じている。
両足を一杯開かれて停止すると、股間に根岸医師が入って横に香山がやって来る。
「あっ!」根岸医師が結菜の陰毛を触ってクリトリスを見ようとした。
(包茎だな!)無言で香山に伝える。
「洗浄!します!」
根岸医師が湯を結菜の性器にゆっくりと流す様にすると「あっ!」と声を出してしまう。
右側から真木看護師が手を伸ばして大陰唇を左右に広げる。
同時に根岸医師が洗う様に湯を流して「あっ、あっ」声が自然と出た。
結菜の小陰唇から膣口、尿道口をアワビの剥き身の様に洗う根岸医者の左手の指。
この様な事をされた経験が無いので結菜は恥ずかしさと同時に、異常な感覚に成っている。
急に「クスコ!」声が聞こえて、洗われた膣口に金属のクスコが挿入され始めた。
力んでいる結菜に「力を入れないで下さい!」根岸医師がクスコをねじ込む様に入れると、痛がる結菜は声を発した。
「あっ、い、いた!」
「我慢して下さい!」顔の処で横田看護師が顔を覗き込んで言った。
大きくクスコが開かれて螺子を廻して固定をすると、中を見ている様な時間が過ぎている。
香山がクスコの中を照らされてから覗き込む。
「Gも同時に出来るか?」と尋ねる根岸医師に頷く香山。
メモに堕胎、Gスポット肥大、クリトリス剥き出しと走り書きをした香山。
すると指でOKマークを出す根岸医師。
しばらくクスコの中に何かを入れられていて「内田さん!妊娠は間違い無いですね!手術ですね!」
「そ、そうですか?そう、、だ」言いかけた時にクスコの中に液体の薬が注入されて、驚いて言葉を失った結菜。
強烈な媚薬を注入されて直ぐに陰部が暑く成ってしまう結菜。
「搔把の準備!」根岸院長が言うと、中絶の道具が運ばれて来る。
大きなクスコ、鉗子、子宮ゾンテ、頸管拡張器、等結菜が見たら気絶しそうな器具が並べられた。
「あの、あつい、、」陰部の暑さを伝える結菜。
殆ど無視して「そうですか、注射をしますよ!」横田看護師が結菜の腕に直ぐに消毒綿が塗って注射針が突き刺さる。
怖くなって手術を辞めようと訴えるが「か、かんが、、、、えさせて、、、」言葉が途切れる結菜は直ぐに目が廻りはじめる。
「クリトリス包茎の手術と堕胎手術を行いますよ!」
膣の中に媚薬を注入されて戸惑う間に強烈な薬を腕に注射された結菜は、殆ど自分では何も考えられない夢の中を彷徨い始めていた。
最後に聞こえたのは堕胎手術とクリトリス包茎手術をされる事だった。
「撮影の準備に入るぞ!あの叔母さんに証拠として送る様に言われているが、お宝映像に成るかも知れない!」
「今注射した薬と膣に注入された薬はあの叔母さんの会社で開発中のSEX関係の薬なのよ!貴女の様なSEX未開発の女性にどの様な効果が有るのか知りたいっておっしゃるのよ!まあ、こんな話をしても覚えてないと思うけれどね!堕胎手術の前に楽しませてあげるわね!」
「服を全て脱がせてくれ!心拍数、血圧等も計測してビデオに添付する!」
竹中薬品は麻薬を使った薬の開発も多数行っている。
中身だけ販売して、世界各国で別の名前で売られている薬も多い。
竹中薬品がSEX関連の薬を発売すると、会社のイメージが損なわれるので絶対に販売はしない。
だがこの分野の薬は異常な程の売れ行きに成るので、勃起薬と同じ様に売れる薬の開発には力を入れている。
唯、中々開発中の薬のデータが入手出来ないので、この様な機会が必要なのだ。
雅代子も良い実験台が見つかれば協力すると、会う度に父に話していた。
父は外部に絶対に漏れない処で実験して、データを取る様に雅代子に伝えていた。
その為に横田看護師がこの病院で働いている。
一石二鳥の機会が訪れた事に嬉しさを隠せない。
娘の真悠子の邪魔に成るアナウンサーを排除して、実験データまで入手出来る。
それも使う人は少なくとも医師の資格の有る人間だから、安心出来るので尚更助かる。
娘の真悠子に直樹との間に子供が出来た女が居る事は絶対に知られたら困るのだ。
何故なら真悠子は自分以上に嫉妬心が強く、怒り出したら手が付けられないからだ。
今は直樹が自分の物に成る喜びで有頂天に成っているが、恋人の存在で子供まで宿していると知ったら殺害をする可能性も有るので非常に危険なのだ。
淫乱手術
72-09
真悠子は新車に乗って直樹と楽しいドライブの真っ最中。
直樹はこの女を手に入れたら、お金と地位が約束されると考えると、歯の浮く様な世辞を目をつぶって言えた自分に感動をしていた。
付き合いを決めただけで外車を買ってくれた専務。
一人っ子で我儘なのは充分承知している直樹。
ドライブの間、必死で良い子を演じる真悠子。
「直樹さん程の美男子のアナウンサーなら、お付き合いを迫られるでしょう?」
「叔母さんが多いですよ!若い女性には、、、、、」と誤魔化す直樹。
「同僚のアナウンサーには綺麗な女性が多いでしょう?局にはファンからの手紙が数多く届く様ですよ!」
「同業の女性は苦手ですね!裏事情を知っていますからね!」
「成る程!知り過ぎると敬遠するのね!」そう言って微笑む真悠子。
直樹は話題を替え様と必死だった。
「色々な薬を試す様に指示されているのだけれど、今日は三種類が限界よね!」放心状態の結菜に話しかける横田看護師。
手術台が下げられて足も閉じて、下脚台から降ろすと上半身を二人の女性で抱え上げる。
ブラウスのボタンを丁寧に外し始める。
金の小さなネックレスが首に光っている。
「変装をしているので、風俗の女の子に見えるのよね!」
薄いベージュのキャミソールがブラウスの下から見えて、同じ色のブラジャーの胸元が露出した。
ブラウスを脱がせると眼鏡も外して横の台に並べる。
綺麗に並べて再び着せる時に間違わない様にしている。
「眼鏡を外すと美人に成るわね!ウイックも外しましょうね!」
「、、、、、、、」目の焦点が定まっていない結菜。
「これで反応が有るのかしら?」
ウイックを外すと、弾力がある光沢の鮮やかな黒髪が弾ける様に結菜の背中に飛び出した。
「綺麗な黒髪ね!この子の最大の魅力よね!」
「本当に綺麗な黒髪ですね!テレビで見るより綺麗ですね!」留美子も触りながら美しいと改めて思った。
キャミソールを捲り上げて、長い黒髪に絡みながら脱がせる。
続けて残ったブラジャーのホックを外すと、形の良いDカップの乳房が飛び出した。
「乳首も乳輪も小さいけれど乳房の膨らみは有るわね」
「色も奇麗ですね!」
「自分が全裸にされていると知ったら大変よね!」ビデオカメラで撮影を始める酒井留美子。
テレビ局のカメラにはよく映されているけれど、このカメラに撮影されるとは思っていなかったでしょうね」
舐める様に撮影が終わると、再び結菜を仰向けに寝かせる。
「膣に注入の薬では反応が有ったけれど,注射を終わると全くの無反応に成ってしまったわね!」
「乳首も立って無いな!」香山が覗き込む様に見て言った。
横田看護師もスマホで舐める様に結菜の美しい髪から、乳房括れた腰そして陰部まで撮影して、最後にグロテスクな中絶器具の数々を写した。
「でも美人だな!身体も美しい!出る所はいい感じに盛り上がり、陰毛は濃いが白い肌とのバランスが非常に良い!このままポルノ女優に成れる!」
「香山さんは変な褒め方をしますね!」横田看護師が笑う。
再び膝を下脚台に載せると革のベルトで固定した。
そして、再び手術台は上昇を始めて大きく両足が広げられて停止した。
結菜の目は虚ろで何処を見ているのかも判らない。
起きているが何をされても判らない様子だが、この後の色々なテストで薬の検査結果をデータにする予定だ。
「Gスポットを肥大させて、クリトリスを剥くのは許可を貰って居るのか?」
「貰ってない!」
「両方の手術をすれば必然的に感じ易く成ってしまうので、薬のデータが混乱してしまわないか?」香山が突然言い始めた。
「淫乱女にする為に良いと思ったのだが?」
「待って!確認して見るわ、この女で今後もデータを得るなら、手術は時期尚早に成るかも知れ無いわね!」
雅代子に電話をする横田看護師。
当初は直樹から引き離してしまう事が目的だったので、雅代子は直樹に近づけない様に堕胎の後は淫乱女にしてしまう様にと話していた。
雅代子は当初の予定通り感じ易い身体にしても構わないと話、今後のデータは必要無いと今回は当初の予定通り三種類の薬のデータを頼むと言った。
雅代子はこの連中が結菜を今後自分達の知り合いの変態グループに紹介して、どんどん性奴隷への道を歩めばアナウンサーも辞めるだろうと考えている。
「私達の取りこし苦労だったな!あの叔母さんはこの女子アナを始末したいだけだな!」
「それでは手術の準備に入ろう、もう一度膣内の検査から子宮口の状況を調べ様」
真木看護師が「先に手術の邪魔に成る部分の散髪をして置きましょうか?」
「そうだな!クリトリスを剥き出すのに、陰毛を刈り取ってくれ!」
股間に入る真木は小さなハサミを持って、結菜のクリトリス近くの陰毛を引っ張った。
「あっ、あっ」と声を発した。
「薬は陰部には効果が残っている様ですね!」
「思考回路は止まっているのに下の穴はお盛んに成るのかもね?」横田看護師が結菜の胸に計測器を装着しながら笑いながら言った。
「ほんとうね!」もう一度陰毛を引っ張って「ジョキ、ジョキ」と数本纏めて刈り取った。
「香山さん!これで手術出来ますか?」
「大丈夫だ!クリトリスが見えれば出来る!」
「剃ってやったら、感じて良い声を出すのよね!」
「剃った事も剃られた事も無いだろう?」
「清楚な顔をしていますけれど、ひと皮剥けば淫乱女に成るわよ!」
「まあ、今後の調教は落ち着いてからだな!今日は時間がぎりぎりだ!遊ぶ暇は無い!」
「身体に残るのはクリトリスが剥き出された姿だけだ!GスポットはSEXをして初めて判るが、多分本人は堕胎が原因で感じ易く成ったと理解するだろう?」
クリトリスの周りを短く刈りとると真木は股間を根岸院長に譲った。
クスコを片手に股間に入ると、シャーレーにローションを入れてクスコに塗り込む。
「少し大きいクスコだから、痛いかも痴れんな!」膣口を左手で弄りクスコの先を挿入し始めた。
疼く陰部
72-010
結菜の腰にベルトを巻き付け左手は横に水平に固定して、いつでも注射を打てる状態にした。
「動かない様にしましたので、いつでも始めて下さい」横田看護師が確認をして言った。
留美子は再びビデオカメラで結菜の身体全体の撮影を始めた。
「綺麗な身体だわ!羨ましいわ」
「だから男が群がるのよ!この姿を見れば普通の男なら我慢出来ないでしょうね!」
「よし!クスコを入れるぞ!少し痛がるかも知れないが、麻酔をしてないので致し方無いだろう?」
「麻酔をすると薬の効果が判りませんからね!データも出せませんよ!」
乳房の下にパットを貼り付けて、心臓の動き血圧等を測定している。
興奮度合いを測る装置も付けられているので、息使い等も計測されてデータとして残る。
三つの薬を使用して最後に血液を抜いて、血液検査も行って臓器に影響が無いかもデータとして送る事に成っている。
注射器二本分の血液を採血して竹中薬品の秘密研究所に送る予定だ。
根岸院長がクスコを押し込むと「うぅ!」と眉を歪める結菜。
「大きく広げるぞ!」その様子をアップで撮影している留美子。
「うぅ、い、いた!」と痛みの言葉が出る。
「もう終わりだ!よしよし」螺子を動かして大きく広げられる膣口。
小型のカメラをクスコの中にゆっくりと挿入して行く。
横のモニターに小型カメラの画像が鮮明に写し出される。
「二回しかSEXをしていないのは本当だな!この部分だけが破れて殆ど処女膜が残っているな!」
「本当ですね!問診票では一度目から二度目に時間が有るので、再生したのでしょうね!」
「その通りだ!お互いが若い場合、挿入と同時に射精してしまうので処女膜が残る場合も多い!彼女の様に一度目が若い者同士で、二度目もアナウンサーと一度だけなので、この様に成ったのだろな!」
「酒井さん!モニターは映さなくても良いのよ!録画してデータを送るからね!」
「残った処女膜は今から掻き出す!子宮口の具合を調べて置こう!」
カメラを一層奥に挿入して結菜の子宮口がモニターに映し出されて来た。
「これは小さいな!広げるのに少し困難だな!」
「殆ど処女に近いし、まだ妊娠して間が無いから致し方無いですね!」横田看護師がモニターを覗き込んで言う。
「先に薬の治験を兼ねて膣を奇麗に掃除して、データを取りますか?」
「その前にこの軟膏を手術前のクリトリスに塗り込んで、今後の違いを確認したいのだが?」
香山が小さな瓶を見せて言った。
「先日おっしゃっていた南米産の薬ですか?」
「瞬激堂の開発している薬の試薬ですよ!」
「薬では無いでしょう?大人のおもちゃでしょう?」
「瞬激堂の中根社長は自信作だと自慢していましたよ!南米の土人が少女のクリトリスに塗っていた成分を配合したと聞きました!」
「そんな物薬事法に抵触するのでは?」
「それで、分量を調整している様です!数十人で分量の異なる物を試している様ですよ!」
「香山さんの知り合いは多岐ですね!」微笑む根岸医師。
「医師免許が無いので、稼ぐ手段は選べませんよ!この病院でバイトさせて頂いて助かっています!」
「まあ、あの叔母さんの気が変わらなければ、お金には不住は無いでしょう」
笑いながら横田看護師が言う。
「それでは、先に軟膏を塗り込んで下さい!」
香山が小さな瓶の蓋を開いて緑色の不気味な軟膏を指に浸けた。
結菜の身体を使った人体実験と、手術が始まろうとしているが放心状態の結菜は頭上の無影灯の光をぼんやりと見つめているだけだった。
刈り取られて露出しているクリトリスに香山の指が伸びて、緑色の難航が塗り込まれた。
「うぅ」小さく反応の声を発した結菜。
最初に注射された薬では思考能力が無くなって放心状態に成る薬で、意識は有るが全く記憶にも残らない。
その為好きな様に色々な事が出来る。
結菜は全裸にされて撮影されても殆ど反応が無く抵抗は皆無。
陰部だけが異常に暑い状況で、今塗り込まれた軟膏は結菜のクリトリスをずきずきする程刺激が加わっていた。
どこまで注射の影響で反応が限定されるのかも、貴重なデータだと横田看護師は思っていた。
すると香山が「あの注射は大した効果が有りますね!意識の有る全身麻酔の様ですね!」自分の塗り込んだ薬に大きな反応が無いのに驚く様に言った。
「この薬はどの様に使うのが目的なのだろう?」
「手術は多分普通に痛いでしょう?」
「まあ、それでは始めましょう!」
真木が横から手を伸ばして結菜の大陰唇を左右に広げて小陰唇、膣口を剥き出しにした。
根岸医師が少し太いバイブを持って、開かれた膣口に挿入を始めた。
「この子には少し太いがこれで膣を掻きまぜれば処女膜の残骸も奇麗に成るだろう?」適当な理屈を言う。
「うぅ、い、いた!」急に眉を歪めて痛みを発した結菜。
「陰部は敏感に成っているから、太いのをぶち込まれて痛みが有るのね!」
「あっ、い、いた、いた」
「直ぐに気持ちが良く成るわよ!」結菜の顔を覗き込んで、額を右手で撫ぜる様に触る横田看護師。
「顔の表情も撮影しなさいよ!」留美子に命令する横田看護師。
「あぅ、うぅ、い、いた、い」
「そうよ!手術しているのよ!子供を始末しているのよ!」
「あぅ、ううーーや、やめてーーだ、だ、だめーーーー」
「少し判るのね!」
徐々に押し込まれるバイブがスイッチを入れて振動が始まる。
「あぅ、ううーーや、やめてーーだ、だ、だめーい、いた、いたい!」
無意識の中で痛みと同時に膣の中が潤い始める結菜。
「ああーああーーだめーーだめーーー」
「何が、駄目なの?気持ちが良く成って来たでしょう?」
「も、もえるーーーーた、たすけてーー」バイブの動きと同時にクリトリスの軟膏によって疼き始めている。
残酷な手術
72-011
「いよいよ、注射の効果が出て来た様ね!無意識なのに感じ始めたのね!」
「あぅ、ううーーや、やめてーーだ、だ、だめー」
バイブのうねりが結菜の膣を押し広げて、徐々に適合する様に成って来た。
愛液と一緒に処女の残骸が流れ出し、黒い陰毛を伝わって流れ出ている。
「ああーああーーだめーーだめーーーころさないでーー」
長い黒髪が手術台から垂れ下がって大きく仰け反り始めると、息が荒く成って指先を握りしめたり閉じたりしている。
「手術だと思っているのね!」横田看護師が笑みを溢して言った。
「ああーああーーだめーーだめーーーいくーいっちゃうーー」
やがて最高に感じ始めて逝く感覚が出始める。
一層仰け反ってつま先が伸び切って、身体ががくがくと痙攣を起こして静かに成った。
「逝き切った様だわね!」タオルで結菜の額の汗を拭き取る横田看護師。
根岸医師は太いバイブをゆっくりと抜き取るが「食い込んでいるよ!」そう言って笑みを溢す。
「クリトリスも大きく勃起して、今にもピンクの豆が飛び出しそうに成っているな!」
「皮が邪魔をしていますね!完全包茎ですね!」
「手術で剥きだしてやればもっと感じる様に成るぞ!」
撮影していた留美子も「喉が渇きますね!」とビデオカメラを置いて興奮していた。
「薬の効果はそれなりに有る様だわ!」横田看護師は治験の用紙に色々なチェックをボールペンで記入している。
「麻酔をして貰えないか?これからは痛みが伴うだろう」根岸医師が堕胎用の大きなクスコを持って結菜の膣に挿入を始める。
真木看護師が全身麻酔の注射を結菜の腕に突き刺したのは殆ど同時だった。
麻酔が効果を表す前に大きなクスコで結菜の膣口は大きく広げられて、残酷な手術が始まろうとしていた。
早くも赤い物がクスコを伝わって流れ出ている。
「もう麻酔が効いたか?子宮口が小さいので、相当痛みが伴うが大丈夫だろう?」
クスコの中に道具を挿入している根岸医師。
「うぅ!」結菜の口から洩れる。
「無意識に痛みを感じている様だな!」
そう言いながら無視をして、次々と道具を交換して時々「うぅ」の声が聞こえる。
こんなに次々と金属の器具を挿入されても麻酔の威力が結菜に強烈な痛みを緩和している様だ。
しばらく格闘が続き根岸医師の顔に笑みがこぼれる。
「大丈夫だ!広がった!」と呟く様に言うと、しばらくして結菜の子宮から直樹との結晶が掻き出されてしまった。
疲れた様子で股間を離れた根岸医師が「普通の倍の時間が掛かったな!」時計を見上げて股間から出た。
その様子をビデオで撮影していた留美子も疲れた様子だ。
クスコが小さい物と交換されて、今度は香山が股間に入った。
長い注射器をクスコの中に挿入して、Gスポットにヒアルロン酸の注入を始めた。
結菜の性器改造のひとつは簡単に終わってクスコは抜き取られた。
「綺麗に拭いて貰えるか?クリトリスに軟膏が残っているだろう?」
真木看護師が湯を使いながら結菜の陰部を洗い流し、クリトリスに付いた軟膏を脱脂綿で綺麗に拭き取る。
この時も「あっ、うぅ」と結菜は声を発していた。
「麻酔が少し切れていますね!」時計を見て横田看護師が言った。
「もう全麻は危険だ!クリトリスの近くに麻酔の注射を打とう!」
香山が準備された麻酔注射をクリトリスの近くに無雑作に注射針を突き刺した。
「うぅ!」
「うぅ!」
二回程痛みに声が出たが、その後は何事も無い様に眠って居る結菜。
しばらくするとメスが結菜のクリトリスの皮を引き裂く。
血に塗れてピンクの豆が剥き出されて縫合されて、もう二度と皮の中に隠れる事が無い様にされて手術が終わった。
しばらくしてゆっくり目覚める結菜。
既に服を着せられて、下半身にはバスタオルが載せられている。
勿論茶髪のウイックに長い綺麗な黒髪は隠されて、眼鏡を付けた風俗の女性に戻されていた。
「気が付きましたね!手術は無事に終わりましたよ!」
「あかちゃんは、、、、、、」
「はい!手術で始末致しました!クリトリス包茎の手術も終わりましたよ!」
直ぐに結菜の眼鏡が曇って涙で見えなく成った。
「子供はまた出来ますよ!クリトリスの方もしばらくは辛いでしょうが、慣れますからこれからは不潔に成りません!」
「病気だったのですか?」
「はい!クリトリスが包茎だとばい菌が繁殖して匂う原因に成り、病気の元にも成りますので同時に手術を行いました!明日には風呂にも入れますよ!」
結菜は説明を聞いてもよく判らなかった。
子供を殺した罪悪感の方が大きくて、殆ど気に成らない様子だ。
化膿止めと痛み止めの薬を貰ってタクシーで病院を後にした時には、既に薄暗く成っていた。
直樹がlineで連絡して来たのは、自宅マンションに帰ってからだった。
結菜はもう何も話したくない心境で、既読はしたが疲れて眠ってしまった。
直樹はlineだけ内田の自宅のトイレから発信して、夕食を家族で食べていた。
車の話で盛り上がって、直樹は真悠子に話を合わせて大声で笑って和やかな雰囲気で夜遅く内田専務の自宅を後にした。
「残念だったわ!自宅で食事をしていなかったら、キスが出来たのに!」そう言って両親を笑わせる真悠子。
夜遅く雅代子に横田看護師から手術の経過と、試薬の簡単な報告を受けて後日ビデオと一緒に送ると連絡が届いた。
雅代子は一部動画を送れないかと横田看護師に言った。
それは直樹に諦めさせる為の画像が必要だと言った。
直ぐに横田看護師は自分が少し撮影して置いた画像を直ぐに雅代子に送り付けた。
メインキャスターへの道
72-012
横田看護師から送られて来た画像を雅代子は直樹に送って、恩を売って娘との結婚を有利に進め様と考えた。
丁度結菜の鬘を外して診察台に戻した時に映された画像だった。
全裸で両足を大きく開かれて、結菜は麻酔が効いているのか虚ろな瞳で無影灯を見ている。
だが確かに起きているのはよく判った。
無影灯に照らされた裸体は美しく、特に長い髪がキラキラと輝いて見える。
勿論股間の多目の陰毛、そしてクスコが挿入される場面の画像が送られて来たのだ。
(この様に彼女の子供は始末したわよ!)
(ありがとうございました!)と返信をした直樹は娘真悠子の為に必死だと思った。
しばらくして、もう一度画像を見直す直樹は「綺麗な黒髪だ!」と呟いて画像に(美しい黒髪の女♡)の題名を付けて保存した。
結菜は(治療代ありがとうございました)と直樹にlineを送った。
直樹からは(ゆっくり身体を休ませて!)と返事が直ぐに返って来た。
その夜再び画像を見てオナニーをしてしまった直樹。
無影灯の光が結菜の髪と身体を輝かせていたので興奮を抑えられなかった。
結菜は股間に痛みが出て薬を飲むと直ぐに睡魔に襲われると、眠ってしまって朝まで起きなかった。
日曜日は仕事を入れていなかったので、目が覚めてもベッドを出る気分に成らない結菜。
朝食は牛乳で薬を流し込む。
昼位に成ってからクリトリスがずきずきとして変な気分に成る。
月曜日に成って漸く回復した結菜は放送局に三日振りに出勤した。
同僚の間で結菜を避ける様な動きに自分の堕胎が知られたのか?と不審に思っていた。
仲の良い小柳楓が昼休みに近づいて来て「噂聞いた?」と話しかけた。
「どの様な噂なの?」
「その前に尋ねるけれど、結菜は木村さんと付き合って無い?」
ドキッとする様な言葉に心臓が破裂するかと思った結菜。
「付き合って無いわよ!どうしたの?木村先輩に何か?」
「専務のお嬢さんと縁談が、、、、、、、」楓もはっきりと言えない。
結菜の顔色が大きく変わったからだった。
「結菜関係無いわよね!」
「か、関係無いわよ!驚いただけよ!本当の話なの?」
「専務の秘書から出た話らしいわ!一人娘で我儘だと聞いた事は有るから、自分勝手に噂を流しているのかも知れないよね!」
「そうなの?我儘なの?」
「相当有名で専務も逆らわないらしいわ!奥さんと瓜二つだと噂だから美人ではないわね!」
結菜は噂を聞いたが直樹に問い質す勇気は無かった。
今その様な事を聞いたら病気に成りそうだった。
疲れて時間に成ると直ぐに帰宅して身体の回復が最重要だと思っていた。
普通に体調が戻ったのは週末に成ってからで、この一週間直樹と顔を合わす事が無かった。
唯、剥かれたクリトリスに下着が擦れて疼く様な感覚が倍増していた。
直樹が東京出張に水曜日から出かけたのも顔を合わさない原因だ。
直樹は成るべく結菜に会わない様にする。
結菜も徐々に噂が本当だと思い始めて、東京のNCT沖野プロデュサーの誘いを受ける方に舵を切った。
両親は遠くに行く事に不安を滲ませたが、有名に成って全国放送に出たいと言う娘に折れた形だ。
根岸医師達は、クリトリスの手術が馴染むまでは手を出さないと決めていた。
それと同時に横田看護師からも次の治験の依頼が届いてないとの連絡に悠長に構えていた。
その間に東京への転職話が進んでいる事は全く知らなかった。
手術から一か月後、結菜は岡山民放テレビの人達に見送られて、退社してNCP行を決定した。
直樹は「おめでとう、良かった!岡山での事は良い思い出としてしまって置くよ!」と別れの言葉を述べて送った。
結菜も「お幸せに!」だけ言って決別に成った。
結菜の転職を根岸医師達が知ったのは更に二週間後で、東京に行った結菜を追いかける程未練も金も無かった。
スポンサーの雅代子でも命令すれば有り得るが、根岸医師達には諦めるしかなかった。
結菜はクリトリスにも多少慣れて、最近では自分でオナニーをしてクリトリスで逝く様に成っていた。
その後も直樹との事が有るので、中々恋愛に発展する事は無かった。
でもキー局に言った事で人気は上昇して、ファンレター等が局に沢山届く様に成った。
転職して半年後、親友の楓が「あの噂は本当だったわ!内田専務の娘さんと木村直樹は婚約したわ!それと来年早々に専務の社長昇格も発表されたわ!」
「そう、もう私には関係ないわ!次の編成から報道番組アジャスト9のスタッフに抜擢されたのよ!」
「えっ、凄い!毎日テレビに出るのね!」
「そうよ!沖野さんからは、将来はメインを任せる予定だと言われたのよ!でもそれまでに海外経験が必要なのだけれど、一歩前進した気がするわ!」
「沖野さんがメインキャスターの打診を結菜にしたのなら、数年後には間違い無く成れるね!」
楓は羨ましそうに褒め称えた。
「三十歳を目途に頑張りなさいって言われたわ!」
結菜の頭から直樹の存在が徐々に消え始めた頃、木村直樹と内田真悠子が結婚式を挙げた。
その話を聞いても遠い昔話の様に結菜には聞こえた。
一年が瞬く間に過ぎ去って、沖野から海外赴任の話が持ち上がった。
番組の中でも人気を得ている結菜は垢抜けして容姿も綺麗に見えて、以前よりも少し長い黒髪に成ってトレードマークの様に成っていた。
嫉妬
72-013
直樹は結婚式まで真悠子に身体を求めなかった。
途中でトラブルに成って揉めると、会社にも残れない不安が常に有った。
その為新婚旅行が本当に二人の関係は初めてに成った。
結菜の身体を思い出すととても悪い体形で、性格も嫉妬深い気がしていた。
今まで誰も手を付けなかった三十歳の処女は、直樹が初めての男に成った。
新婚初夜で「もっと痛いと思っていたけれど意外と痛くなかったわ!」と嬉しそうに話した。
直樹は絶えず結菜の身体と比較してしまう、それ程感度も悪い女だった。
逆に言えば直樹に結菜は最高の身体だったのだ。
中々中出しをしないのに、あの温泉では吸い取られてしまったと今でも生々しく蘇っていた。
「直樹さん!早く子供を作りましょうね!両親も心待ちにしているから、私も歳だから早く産まないとね!」そう言って求めて来る。
処女だった女とは思えない積極的だった。
直樹は新婚一か月目から、真悠子の要求を上手にかわして三度に一度しか応じない。
勿論中出しが出来る訳が無かった。
その為、自分でオナニーに成る直樹。
その時は必ず結菜とのSEXの後の写真か、送られて来た例の動画だった。
数か月が過ぎた或る夜、テレビに結菜が映し出されて「このアナウンサー、元内の社に勤めて居たのでしょう?」と画面を指さす真悠子。
「そうだったかな?忘れたよ!」直樹は素知らぬ顔をした。
「この子綺麗な髪の毛をしているわね!何も触ってないのかしら?ストレートパーマ?」
「違うのじゃ?」
「そう、直樹さんも見て判るの?私もこの様な綺麗な髪に成るのならストレートして見ようかな?」
直樹は心の中で(お前とは物が違うのだよ!お前を抱いても出もしない!薬を飲んで無理矢理立てているのだぞ!)叫んでいた。
その様な出来事の数日後、直樹は酔っ払って帰宅して高鼾で眠ってしまった。
突然「俺が悪かった!」と寝言で大きな声を発した。
びっくりして飛び起きた真悠子が「どうしたの?」と尋ねると「携帯!携帯!」と言い始めた。
真悠子は携帯に何か有るの?謝る様な事?そう思って直樹の背広から携帯を持って来た。
指紋認証にしている事は以前から知っていたが、夫でも携帯は見てはいけないと思っているので一切見ていなかった。
「携帯に何が有るの?」
スマホを持って直樹の指で押さえる真悠子。
見てはいけないと思いながら見てしまった携帯。
しばらくして顔色が見る見る変わって行く真悠子。
常に見ているのが判る動画の中に、先日見たアナウンサーの裸体が現われたのだ。
ひとつは温泉で股間を曝け出して、シャワーの湯が流されている画像。
もうひとつには婦人科の診察台で、全裸で大きく股を広げている結菜の画像だった。
題名に(美しい黒髪の女♡)と記載されていた。
この女と関係が有って、妊娠させたので病院で中絶したのだわ!画像の日時が合うと思うと既に真悠子の頭は異常な行動に走っていた。
「お母様!お爺さんの薬の実験台を探していたわよね!」
「誰か都合の良い女が見つかったの?」
「そう、直樹さんに色目を使う女が居たのよ!捕まえて実験台にしましょうよ!」
「美男子だから誘う女も居るわよね!」
「横田看護師だった?頼む人?」
「そうよ!変な事件にしないでよ!内田の家に傷が付くからね!」
「大丈夫よ!東京の女だから岡山まで聞こえないわ」
翌日真悠子は根岸婦人科へ電話をして事情を説明した。
「あの娘に知られてしまったのか?」横田看護師から聞いて驚く根岸医師。
「でもこれでお金を出して貰えるから、好きな様に料理が出来るわよ!」
「既に一年以上過ぎたが、例の実験の続きが出来るのか?まだGスポットは健在だろう」
東京の住まいを探して誘拐の機会を待つ事にした。
この時母の雅代子は相手が結菜だと全く知らなかった。
まさか自分が送り付けた画像を、直樹がその様な事に使っていたとは想像も出来ない事だった。
だが結菜のロンドン行が近づいていたのを、横田看護師達は全く知らなかった。
真悠子も怒りが収まらず脅迫の様な文を送り付けて、差出人を北条政子と書いていた。
この変な投書も結菜をロンドンに行く決意に成った。
両親が一人でロンドンに行く事に反対していたが、この変な投書が後押しした事も多少は有った。
その後も一週間に二通程局に届いていた。
「これ何なの?北条政子って鎌倉の尼将軍よね!」
「大河ドラマをもじっている変な奴だわ!」
「でも気持ち悪いわ!」
「もう直ぐロンドンだから、届かないわよ!」
後二週間でロンドンに転勤する結菜。
三月の最終週は移動の準備で画面に登場しなく成り、東京のマンションも引き払った。
その後、漸く結菜のマンションを探偵社に頼んで突き止めた真悠子達。
「住んで居るマンションが判明したので、チャンスを見て誘拐して頂戴!ボロボロにしてやるのよ!アナウンサーとしてはもう終わりよ!」
「どの様にするのですか?」
「お爺様の会社の薬の実験台に成って貰うのよ!もう二度とアナウンサーとしては戻れない様にしてやる!」怖い真悠子の考えが横田看護師にはこの時まだ判らなかった。
妬みの美髪
72-014
横田看護師と雇い入れたチンピラ数人は、東京のホテルに陣取って結菜の誘拐の準備をしていた。
「今日は自宅に居る様です!宅配便を装ってマンションに入る手筈にしています!」
横田看護師はクロロホルムと麻酔薬を準備して、結菜のマンションに向かった。
その頃結菜は先に荷物は送りつけているので、タクシーを呼んで小さなキャリーバッグを持ってタクシーに乗り込んだ。
タクシーが走り去った後、宅配便の車で横付けした横田看護師達。
「608の吉行さんにお届け物です!」
インターホンで管理人が「608の吉行さんに荷物ですか?」
「はい!少し大きいので部屋まで運びたいのですが?」
「居ないのに荷物頼んだのかな?」管理人は不思議そうに言うと玄関先まで行くと言った。
しばらくして管理人がやって来ると「実家に転送した方が良いな!」大きな荷物を見て言った。
この中に結菜を入れて誘拐予定に成っていたのに、実家に転送と言われて困る男達。
「本人はどうされたのですか?」
「外国に転勤されましたよ!一年以上は帰られませんよ!荷物どうされますか?」
「は、はい!送り主にその様に伝えます!」連中は慌ててその場を立ち去った。
横田看護師はその状況を真悠子に報告した。
真悠子は自分の思惑が外れて一層激怒して「地獄に落とすまで追いかけて行くわ!」と横田看護師に告げた。
数日後、真悠子は横田看護師にロンドンまで行って状況を調べる様に指示をした。
自分より先に直樹の子供を宿した結菜が許せない。
それは日を追って憎悪が倍増している。
自分との回数が少ないのはこのアナウンサーの事を忘れていないからだと決めつけている。
でも直樹の事が好きで誰にも触らせたくない程恋している真悠子。
相変わらず直樹に迫るが「疲れている!」を理由に相手にしない。
「お父様!直樹さんに疲れる様な仕事をさせないで頂戴!」と電話で怒る。
画像の表題(美しい黒髪の女♡)を思い出す度に激怒する真悠子。
或る日行きつけの美容院で「この様な髪に出来ないの?」と結菜の髪を見せて尋ねる。
美容師は「これは天然ですからね、若奥様の髪質ではストレートパーマをしても無理でございますね!」と言われて「じゃあ、この様な鬘は有るでしょう?」
「は、はい!」
「直ぐに取り寄せて頂戴!」
数日後再び美容院に行って届いた鬘を着ける真悠子。
「どう?同じに見える?」
「はあ、鬘には自然の光沢は出せませんからね!」
「でも近いのでしょう?」
「近いと言えば近い様ですが?」担当者も困惑してしまう。
とてもお似合いとは言い難い姿で、顔と髪のバランスが全く会っていなかった。
それでも真悠子は嬉しそうに帰って行った。
夜その姿を見た直樹は異様な気分に成って「どう似合う?」と尋ねる真悠子に言葉を詰まらせた。
出て来た答えは「それ鬘だろう?真悠子は自然のままが良いと思うよ!」
「それって似合わないって事!!」
「ま、まあそうだね!」
「そうなの!」そう言うと鬘を外して壁に投げつけた。
この時直樹はこの鬘の意味を理解していなかった。
まさか結菜を真似てこの様な姿をしている事を、そして自分の携帯を見られている事実も直樹は全く知らなかった。
その夜は真悠子の機嫌を直す為に、久々に身体を求めた直樹だったが完全な勃起には至らなかった。
横田看護師がロンドンに行くと、真悠子は根岸婦人科を訪れて「ここの病院を誰かにしばらく任せられないの?」といきなり尋ねた。
「それは無理ですよ!私にも沢山の患者さんが居ますしね!どうされたのですか?」
真悠子は恐ろしい事を平気で話す。
横田看護師は元々竹中薬品から来ているので、居なく成れば誰かを雇うと言う根岸医師。
「香山なら元々医者ではないので何処でも金を貰えば行くでしょう?」
「でも彼は整形でしょう?婦人科の人誰か知らないかな?」
噂には聞いていたが、真悠子の怖さをこの時強烈に感じた根岸医師。
結局香山に連絡をしてその道のプロを探して貰う事で納得した真悠子。
別に婦人科医が必要ではないと思う根岸医師。
もしかして、避妊手術でも考えているのだろうか?
あの真悠子の性格なら充分考えられるが、その様な事をする医者は多分居ないと思った。
一週間後真悠子に横田看護師が結菜の一日の行動と住まいの場所を連絡して来た。
男の姿は全く見えないので、付き合いの有る男性は居ない事も報告された。
この時彼氏の存在が確認されて居たら、真悠子の暴走は止まっただろうが結菜は直樹と別れてから男性を近づけない。
数日後香山が根岸医師から聞いて、自分の知り合いにサド趣味で医療系のSM趣味の人を知っていると真悠子に連絡が届いた。
真悠子は二つ返事で一度会いたいと香山に伝えた。
根岸医師を筆頭に香山も横田看護師も結菜を以前母親に頼まれて堕胎した事を伏せていた。
伝えると問題に成っては元も子も無いので、秘密は完全に守っている。
香山が連れて来たのは男女二人組の中年で、初心な女を調教出来ると聞いて乗り気でやって来たのだ。
いきなり真悠子は仕事の場所はロンドンだと告げた。
驚く二人、大泉一朗太と妻の美代子、特に美代子は元看護師の経験が有るので医療SMを趣味としている。
「お願いしたいのはNCPのアナウンサー、吉行結菜です!」
「えっ、アジャスト9に出演している女性ですよね!」
「この春からロンドンに単身赴任をしています!」
「大丈夫ですか?そこそこ有名人ですよね!」美代子は心配の様に言った。
ロンドンの計画
72-015
「怖いのなら辞めなさい!私は絶対安全な事しかしません!バックには竹中薬品が付いているのです!」
「えっ、竹中薬品ですか?」
「そうです!私のお爺様です!」
「そりゃ安心だ!美代子!何も恐れる事は無いぞ!」夫の大泉は自信が湧いた様に言った。
香山は許可なくこの二人に真悠子の素性を明かしてはいなかった。
この様な仕事をする時には依頼主の許可なしに話す事は禁止だった。
真悠子が話したので今後は普通に喋れる。
真悠子は三人にロンドンでの住まいを提供すると提案して、今回の仕事を引き受ける事に成った。
真悠子は横田看護師に適当な住まいを準備する様に指示して三人を送り込む事にした。
だがまだ具体的にどの様にするのかは決めていない。
夜に成ってアジャスト9を見ると、嬉しそうに見ている直樹の顔が浮かぶ。
ロンドンからの中継が始まると、真悠子の顔は鬼の様に成っていた。
週の内直樹は十二時を過ぎる日が二日有る。
その二日に計画を練って、横田看護師に現状を聞くのだ。
結菜は放送局に行く時も帰りも専用のタクシーでの送迎付きで、仕事の日は殆どタクシーでの移動だ。
休みの日はこっそりと一人で街に出かける。
ロンドン在住以外にヨーロッパ各地の取材にも出かける。
現地のスタッフと同伴で、ドイツ,フランスにこの二か月で取材に行った。
沖野が結菜をロンドンに派遣したのは、他の番組のレポーターもして貰う為だった。
口ではメインキャスターの仕事をちらつかせたが、他の特番にも結菜を使って放送する予定にしている。
将来性を高く買っていたのだ。
沖野は結菜の美貌とスタイルの良さを活かす為に、ヨーロッパの観光地の特集番組のレポーターに抜擢した。
女優で最近売り出し中の北村綾子との観光地巡り企画だ。
沖野の狙いは売り出し中の北村綾子に多分負けない程のスタイルと美人度合いは、今後結菜の人気を大きく上昇させると信じての企画だった。
今後美人キャスターとしての活用以外にも道が開けると考えていた。
NCTの看板に充分成ると自信を持っての企画だ。
第一弾が北村綾子を結菜が案内してイギリスの観光地を案内する企画だ。
夏には第二弾で地中海を二人が旅をする企画で、水着の撮影も予定されている。
沖野の結菜の人気を不動の物にする計画も、真悠子の誘拐計画に邪魔をされる時が近づいていた。
その北村綾子のロケ隊と香山達三人が同じ飛行機に同乗した。
「あれ、女優の北村綾子じゃない?」一番先に美代子が気付いた。
サングラスを着けているがスタイルと輪郭で判った様だ。
「最近売り出し中の女優でまだ三十歳には成ってないよな!」
一朗太が思い出した様に言った。
「あのアナウンサーも負けず劣らずの美人だ!」香山が言う。
しばらくして搭乗に成ると、北村綾子と数人はファーストクラスに向かったが、他のスタッフはエコノミーの方に並んでいる。
座席に座ると美代子の横にスタッフの一人が窓の席に入って座った。
美代子の横に座ったのは撮影時のメイク等の担当の女性の様だ。
美代子は絶好のチャンスだと思って話し始める事にした。
三十代半ばの女性は美代子の積極的な問いかけに最初は戸惑ったが、長時間同席で徐々に慣れて来た。
自分は戸田尚美で北村綾子のメイクの担当だと喋り、NCTの女子アナの吉行結菜とのコラボで旅行記の撮影に来たと喋った。
降って湧いた様な話に美代子はスケジュール表までスマホで撮影してしまった。
戸田はお酒を飲まされてすっかり美代子を信じてしまった。
ロンドンで出迎えた横田看護師が美代子の情報に大喜びに成った。
「中々チャンスが無かったので困っていたのよ!天の助けね!」
「このスケジュールから最初は明後日の撮影よ!ウインザーの撮影から始まって、ロンドンの有名な観光地を吉行結菜が案内する様ね!」
「でも第二弾までスケジュールが出来ているのが凄いわね!」
「地中海で水着ってあのメイクの人が話していたわよ!」
「水着を着るの?」
「二人共スタイルが良いから、口説き落としたのでしょう?」
「吉行結菜昔に比べてもの凄く垢抜けして綺麗に成っていたわ!先日局のスタジオから出て来るのを見たのよ!」
「横田さん!昔のアナウンサー知っているの?」
「岡山の時ね!」誤魔化す横田看護師。
「スポンサーのお嬢さんに良い知らせを送りたいわね!」
「明後日決着を付けましょう!」
四人はスケジュールを見ながら入念に打ち合わせをして、誘拐の場所の選定方法を話し合う事にした。
四人共ロンドンの地理に詳しく無いので、ホテルに誘拐して真悠子の指示を待つ事に成る。
真悠子は根岸医師を通じて、趣味の合う連中とのコンタクトを計画していた。
或る場所に監禁すると真悠子が指示をする通りに、結菜を凌辱する段取りだ。
直樹の携帯から自分の携帯に送り付けた結菜の画像を見る度に憎悪が増す真悠子。
この場合も決して直樹が悪いと考えない真悠子。
結菜が直樹を誘惑して罠に填めたと決めつけている。
それが証拠に堕胎手術を自分からして、二人の子供を葬ったと考えていたのだ。
その画像を脅迫の様に直樹に送りつけた悪女だと思う。
自分の母親の罠に填って堕胎手術を受けさせられたとは思ってもいない。
直樹は自分を愛しているのに、あの女は自分の事を忘れさせない為に送り付けたと思う。
乗り込む真悠子
72-016
四人は三か所の誘拐場所を探して、翌日から場所の点検等に向かった。
だが中々日本人は目立つので誘拐した後困ってしまう。
真悠子に急遽連絡をして現地の人を用意して欲しいと頼む横田看護師。
結局真悠子が準備した連中が四人に会ったのは決行当日で、流石に横田看護師は明日以降に先送りするしか術が無かった。
撮影の様子を近くから眺めて「本当に綺麗に成ったでしょう?岡山の放送局とは別人だわ!」と再三言って驚く。
沢山の人に見られると人は美しく輝くと言うのは本当の様だと確信した。
二日後の撮影時を狙う事にして、七人はテムズ川沿いの「ウェストミンスター宮殿」に向かった。
かつては王室の宮殿で現在は英国議会の議事堂として使用されています。
そのシンボルとも言える時計塔が「エリザベス・タワー(通称ビッグ・ベン)」。
高さ96.3mの美しい塔は「ネオゴシック建築の傑作」と称され、隣接するウェストミンスター寺院と世界遺産に登録されている。
ここでの撮影は「テムズ川クルーズ」で、船の上から宮殿の全景を眺める企画に成っている。
船の乗り降りの混乱時に誘拐の作戦を考える七人。
だが誘拐当日、急な落雷で豪雨に成り誘拐計画はつぶれてしまう。
撮影もスケジュールが変更に成り、七人には日程等が判らない。
苦労して尚美に連絡をして、美代子が尋ねたが時既に遅しで準備が間に合わない。
結局今回の計画は中止に成って、四人は日本に戻る事に成った。
真悠子に会った横田看護師は、この計画では誘拐は非常に難しいと訴えた。
真悠子も自分の考えが甘かったと大いに反省した。
横田看護師は次回の撮影の機会に確実に仕留める為に、もう少し大掛かりな事を提案した。
それは監禁、調教出来る場所を予め準備して誘拐に携わる人を事前に準備する事だ。
真悠子は多少の金がかかってももう後戻りは出来ないと決めた。
竹中薬品の会長、竹中安蔵におねだりを試みる事にした真悠子。
真悠子は自分の考えている事とこれまでの経緯を話す。
安蔵は「そんなに悪い女なのか?テレビで見ているが、そうは思わないが真悠子が言うなら間違いないな!」
真悠子は自分が持っている画像を安蔵に見せた。
「こ、これは?」覗き込む様に見る安蔵。
「お爺様、これは直樹さんとの間に出来た子供を処理する為に病院に行った画像を撮影させて直樹さんに送って来たのよ!」
「な、何故全裸なのだ?」
「未練を直樹さんに持たせる為と、子供を中絶したと恩を売る為です!」
「成る程!それにしても綺麗な髪だな!」
「お爺様何を感心されているのですか!」怒る真悠子。
「すまんな!見とれてしまったよ!」
「私はこの様な女が報道番組に出ている事が許せません!」
「そうだな!それはもっともだ!私がテレビ局に文句を言ってやろう!」
「違います!それでは私の気持ちが収まりません!」
「どしろと?」
「この淫乱女にお爺様の会社が内緒で開発中の薬の治験に使うのです!」
「、、、、、、」
「どうです?一石二鳥でしょう?それで実験に使うお金を融通して欲しいのよ!」
「どの様にするのだ?問題に成ったら私の力でも押さえられないぞ!」
「大丈夫よ!ロンドンで病気に成って貰うのよ!コロナ感染隔離とか、ワクチンの副作用で長期入院なら充分有る話でしょう?」
「本等に真悠子は賢い子だな?いつも感心させられるな!」そう言って安蔵は笑みを溢す。
確かに自分の亭主が別れた女に脅されている事実は確かな様だ。
自分の手術の画像を送り付けて(美しい黒髪の女♡)と挑発していると思った安蔵。
安蔵自身も結菜の画像に久々に男を感じていた。
既に七十歳を遥かに超えているが画像に勃起しそうに成ったのだ。
「外国でコロナに成ると確かにどの様に成るか判らない部分も多い!実験に使うには最適かも知れないな!」
「はい!重篤に成れば家族も会えません!もしもワクチンの副作用ならもっと厳重に成るでしょう?政府も隠しますからね!」
「痛い事を平気で言うな!確かにワクチンの副作用も多種多彩で極秘事項も多い!それを利用するのが真悠子らしいな!犯罪には成らない!判った時は証明も出来ないだろうな?」
「はい!既に色情狂に成っていますからね!」そう言って笑う真悠子。
その後二人は打ち合わせをして、翌日開発部長から色々な薬の実験データと後日試薬を送って貰った真悠子。
「この様な作用の薬の治験は大変ですね!」
「はい!中々治験出来る人が居ませんので、精神病院にもお願いしているのですよ!」
「色情狂の女性も沢山入院されていますのでね!」
「治す薬も有りましたね!」
「はい!それは既に実用化されています!」
「その真逆の薬も開発ですか?面白いですね!」
真悠子はこれで資金面の心配も消えて、夏のロケで作戦を実行する準備に入った。
安蔵の口利きで協力して貰える病院の紹介を受けた真悠子。
郊外に位置している病院だが、コロナの影響で経営が思わしくない精神病院。
現在は規模を縮小して細々と経営をしているので、今回の様に隔離するには最適な施設だと安蔵は言った。
幸い吉行アナウンサーの顔はイギリスでは殆ど知られていないので、入院患者として入れても誰も知らない。
「日本人がコロナ感染した時に、治療の為の施設として使う事に成っているので病院関係者も近づかないだろう?」安蔵の言葉に安心する真悠子。
「直樹さん!私来月からヨーロッパに友達と旅行に行くから、少し日本を留守にしますよ!」
「えっ、ヨーロッパに急に?」
「夏にはバカンスにその友人と行くわね!」
内心直樹は喜んでいたが、急にヨーロッパに二回も行くのが多少気に成った。
誘拐決行
72-017
しばらくして病院を訪れた横田看護師と真悠子は設備に驚く。
「ここの建物は女性の精神障害者の為の施設で、コロナ過で稼働を辞めている様だわ!」
既に改装工事業者が入って、汚れた部分の修復が行われている。
安蔵が依頼してくれた様で、鉄格子の部屋も残されているが、既に病室数は取り壊されて三部屋が残されると業者が説明した。
「女性の色情狂が隔離されていた施設の様だわ!」
「婦人科の設備が整っていますね!」
「色狂いの女相手の病院だから、拘束設備と防音設備は完璧だと聞いたわ!」
「ここなら自由に成りますね!」
「コロナ患者の隔離には最適でしょう?イギリス在住の人と日本人の旅行向けね!」
「二か月時間が有りますので、充分な準備が出来ます!」
横田看護師も設備を見て自信を持った。
勿論、スタッフも日本語が判る人員を揃えて、体制を整える事も忘れてはいなかった。
「撮影の道具も準備するから、楽しく成るわよ!」嬉しそうな真悠子。
その後二か月が過ぎて
美代子が再びロケスタッフの尚美に連絡すると、私達も一度ロンドンで打ち合わせをしてから地中海に向かう事に成っていると教えてくれた。
北村綾子が初めて水着姿を披露するので、話題に成る事は間違いないと嬉しそうに言うが、面白い事を教えてくれたのだ。
「共演のアナウンサーの吉行さんも水着には少し抵抗が有るのよ!」
「えっ、どうしてなの?」
「実は二人共多いのよ!スポンサー提供の水着ではみ出すのよ!それでも綾子は恥ずかしいので処理に日本では行かなかったのよ!」
「それで?」
「吉行アナと相談して、ロンドンで処理に行く事にしたらしいわ!旅の恥は何とかって言うでしょう?」
「でも明日しか空き無いでしょう?」
「だから二人で揃って明日行くらしいわ!スポンサーの水着ハイレグだからね!断れないから仕方ないって言っていたわ!」
「一番はスポンサーね!」笑って聞いたが、大きなチャンスだと美代子は早速横田看護師に連絡したのだ。
面白い話を聞いて横田看護師は納得した。
既に結菜が剛毛だと知っているので、ハイレグの水着を着るなら充分考えられる事だと思う。
明日再び真悠子がロンドンにやって来るので、今度はどの様な手段を使ってもあの病院に連れ込む作戦だ。
既に受け入れ準備は万全に整って、病院らしくスタッフも現地の人と日本人を数人揃えて違和感は全く無い。
看護師経験者も数人含まれているので隣の病院から見ても大丈夫だが、コロナ患者受け入れ病院なので近づく事は無い。
「便利なものだな!コロナ患者の為の施設と言えば殆どの人は近寄らない!」そう言って笑う大泉。
美代子と横田看護師は、二人の明日行くエステサロンを早急に探す事にした。
すると尚美のスタッフの一人前田淑子が連れて行く事が事前に判明した。
ロンドン在住の友人と一緒に二人をエステに連れて行く。
二人共女性なので確認さえ出来たら簡単の様だ。
早速誘拐の為に雇った連中に連絡をして、スタッフのホテルで待ち構える。
黒人を含む男達は金の為なら、相当危ない仕事もする連中だ。
ワンボックスの車がホテルの地下駐車場に到着すると、前田淑子が乗り込むのと同時に三人が一斉に襲い掛かって車に乗り込む。
「スグニクルマヲハッシンサセロ!」
男に銃を突き付けられて、淑子を乗せて直ぐに発進した。
北条綾子の宿泊のホテルはスタッフ達とは異なるので、二人でホテルに迎えに行く事は直ぐに判った。
しばらく走ると車から運転していた女性は引きずり降ろされて、後ろの車に乗る様に指示された。
運転手は誘拐担当の男性に変わった。
「アンシンシロ、フタリトモブジニカエス!」そう言うと二台の車が再び発進して、北村綾子の待つホテルに向かった。
怯え乍ら淑子は「命は助けて下さい!」と懇願した。
「吉行達に用事!」と日本語で話した。
その後は何も喋らない三人。
ホテルに到着すると、スタイルの良い女性が二人既に待って居る。
「呼んで!!」車の中は全く見えない様に黒いシートが貼られている。
窓を開いて「乗って!」と呼ぶ淑子。
吉行が乗り込めば直ぐに発進の予定だったが、北村綾子が先に乗り込む。
「お待たせ!」淑子が言ったが、運転手以外の男は座席の後ろに隠れている。
銃口が狙っているので淑子は声が出せない。
「私と結菜さんは前に乗って良いのね!」綾子が乗り込むと、続けて結菜が乗り込んで来る。
すると直ぐに車が動き出して、結菜が綾子に倒れる様に成った。
「まだ乗って無いのに危ないわ!」と綾子が言った時、銃を持った男が後部座席から「静かに!」そう言って起き上がった。
「な、何者!」気丈に言う結菜。
「静かに!」覆面の男が怖い顔で言う。
「誘拐?」今度は綾子が言うが、男は銃口を向けた状態で何も言わない。
しばらく車が走ると郊外の場所に停車した。
運転手が先に降りて外から扉が開かれる。
横に並べて同じ様な車が停まっているのがこの時判った。
「こちらの車に乗るのよ!」美代子がサングラスにマスク姿で横の車を指さした。
淑子の友人は車に戻る様に指示されている。
綾子と結菜はお互いが怖いので手を繋いでいる。
「エステに行くのだろう?早く乗るのよ!」
「何が目的なの?お金?」
「私達を誘拐して身代金を、、、、」
「早く乗らないと綺麗な顔に傷が付くわよ!」そう言った時、もう一人の男が横からナイフを綾子の顔の前にちらつかせた。
驚いて隣のワンボックスに先に乗り込む綾子。
その時、男に命令されて横の車が発進して走り去ってしまった。
精神病院へ
72-018
背中を押される様に二人が乗り込むと、素早く待ち構えていた大泉が背後からクロロホルムのハンカチで綾子の口と鼻を押さえた。
「うぅ、ううー」の声と同時に気を失う。
「綾子さん!」と叫んだ結菜にもいつの間にか美代子がハンカチを持って襲いかかった。
「や、やめてー」抵抗する結菜の手を持つ大泉。
抵抗空しく意識が遠くに消える結菜。
「マスク!」の声でクロロホルムのマスクを綾子の顔に着ける男。
同じく結菜にもマスクが装着されて、車はゆっくりと走り出した。
ナンバープレートがいつの間にか取り換えられて、二人の男はその場に残って車を見送った。
解放された二人は直ぐに携帯電話で警察に通報して、車のナンバーを伝えて「誘拐です!」と訴えた。
「何故?二人も誘拐したの?」美代子が大泉に尋ねた。
「成り行きだな!美人だったからな!」
「叱られるわよ!あのお嬢さん怖いのよ!」
「二人を切り離す余裕が無かったって言うか?」
美代子は横田看護師に連絡を入れた。
病院で待ち構える真悠子は「捕らえたのね!」そう言って笑みを溢した。
そして段取り通り「二名に成りました!コロナ感染でお願いします!」と日本に電話をした。
スタッフがホテルに帰ると「明日のロケは中止だ!日本に帰るぞ!」といきなりスタッフに発表された。
「あ、あのうーー二人が誘拐されました!」前田淑子が監督に言う。
「お前、寝ぼけているのか?吉行アナがコロナ感染で隔離された!一緒に居た北条綾子も感染の疑いが有るので隔離だ!撮影は無理だろう?」
「変な男達に、、、、、」
「それは保健省の人だろう?それよりお前は大丈夫か?」
前田淑子は僅かな時間で何が何だか判らない事に成ったと思う。
車は延々と走って田舎町の精神病院に到着した頃には日が暮れている予定だ。
世の中では北村綾子と吉行結菜はコロナ感染で隔離された事に成っている。
安蔵の一言でイギリスの保健省が信じたのだ。
竹中薬品の会長の威力は絶大で、黒も白に変わってしまうのだ。
送り込まれた病院のスタッフの中に竹中薬品の依頼で入り込んだ医者も居た。
探していた婦人科専門の東郷真理子医師だ。
今回の状況を安蔵から詳しく聞き、真悠子からも詳しい話を大袈裟に聞いている。
「清楚な顔とは違い、する事はとんでもない女ですね!実験台には最適ですね!」そう言って最高の治験モルモットだと喜んだ。
「既に妊娠もしているので自由にして頂いても支障は無いと思いますよ!」
「それは益々面白いですね!」
「現地のポルノ俳優、日本のポルノ俳優も大泉さんが準備されていますよ!それに驚く様な飛び入り参加も有る様です!」
「そうなの?薬の実験には最高ね!死ぬほどの逝き地獄を味合わせてもここは精神病院!それも色情狂の、、、、ははは、、、」
「ははは、、、、」二人の笑い声が病院の院長室で響き渡った。
院内は殆ど修復が行われて、新しい機材に調度品が備わって病院らしく変身している。
元の精神病院の様子を残しているのは牢の設備と数々の拘束設備だ。
入院患者の病室も以前より良い環境の部屋と、拘束設備が備わった部屋の二種類が在る。
基本的には五人までの入院設備なので大半は取り壊されて、病院勤務の人達の住まいとして使われる。
今回使用後は元の病院に贈与する計画だが、まだその事実はトップしか知らない。
安蔵は元の様に女性の色情狂を開設して、自社の薬の開発の治験をしたいと思っていた。
コロナ蔓延は色々な場所で色々な事が起こっているが、闇の中の事柄が非常に多いのだ。
車の中では二人の寝顔を見ながら美代子が「二人共エステで下の毛を処理する予定だったのでしょう?」
「その様だな!」寝顔を覗き込んで大泉が言う。
二人共揃えた様にポニーテールにしているが、結菜は長いので重ねた様に結んで居る。
「本当にこのアナウンサーの髪は艶が有るわね!」
「背中の後ろまで有る様な長さだな!」
「これがこのアナのトレードマークらしいわね!」
「二人の水着姿を見たかったな!」
「水着の無い全裸を拝めるのに?」
「何か身に着けている方が色っぽいだろう?」
「しかし遠いわね!薄暗く成って来たわよ!」
運転手の男が「あと、ちょっと!」と片言の日本語で言う。
「もうそろそろ、乾いてしまうわね!新しいマスクを準備して貰える?」
二人に着けているクロロホルムのマスクが乾燥して、効力が無くなる時間だと美代子が腕時計を見て大泉に伝える。
大泉はポシェットの中にガーゼを入れて、息を止めてクロロホルムの液体を注ぎ込んだ。
「ふーー」大きく息をして窓を開くと、ポシェットを封印して窓を開いて深呼吸をしている。
「準備出来た?新しいマスクよ!」手渡す美代子。
再び息を止めてポシェットから取り出して、マスクに着けると美代子に渡した。
美代子は特殊なマスクを着けて「さあ、マスクを交換しましょうね!」そう言って結菜の口からマスクを外す。
「うぅ、ううー」結菜が口を少し開いて何かを喋る。
慌てて新しいマスクでくちを覆うと、再び何事も無かった様に眠った。
綾子も同じ様にマスクを変更したが、こちらは何も反応が無かった。
「これで二時間は大丈夫って横田さんが言っていたから、到着しても眠って居るわね!」
しばらく走って運転手が「あれです!」と丘の様な場所にひっそりと佇むシルエットの様な建物を指さした。
精神病院なので、人里離れた場所に建てられているのは判るが、周りには何も無い事が薄暗いシルエットでも判った。
嫉妬の病院
72-019
「まだ、半時間程掛かりそうだな!」
「見えているけれど、遠いのね!」
民家の在る場所まで半時間かかるのが直ぐに判った。
患者が逃げ出しても中々歩いては行ける距離では無い様だ。
車は勾配をゆっくり登って行くので、丘の中腹に在る病院に着くまで時間がかかった。
二人の消息は翌日の芸能ニュースに小さく、イギリスでコロナ感染と記載される手筈に成っている。
全ては当初の段取り通りで、異なったのは北村綾子が一緒だった事だ。
それも想定の範疇に入れていたのは安蔵で、孫娘の真悠子の性格なら何が起こるか判らないからだ。
車が病院の前に到着すると、防護服のスタッフと一緒に少し離れて真悠子も大きなマスクに眼鏡を着けて見に出て来た。
少し離れたストレッチャーに載せられた顔を覗き込む様に見て「ようこそ!精神病院へ!」と言った。
綾子の方には見向きもしないで、結菜のストレッチャーと距離を取って一緒に病院に入って行く。
中に運び込まれると防護服に身を包んだ院長の東郷女医が「この患者さんは無法者に拉致されて強姦されました!その無法者はコロナに感染していましたので、二人は濃厚接触者に成ります!今後隔離治療を行いますので皆様よろしく!」と挨拶をした。
「二人の腕を出して注射の準備をして下さい!」
二人はストレッチャーに寝かされた状態でブラウスの腕を捲り上げられて、消毒綿で二の腕を消毒される。
「はい!綾子さんにはこの薬ね!」そう言いながら手早く注射針が刺さった。
今度は結菜の処に行って「貴女は実験台だからね!この注射に成るのよ!さようなら!」そう言いながら注射針を突き刺す東郷女医。
「綾子さんは病室に運んで頂戴!マスクは外してあげなさい!」
「服はパジャマに着替えさせますか?」
「そのままで良いわ、気が付いたら段取り通り話して頂戴!」
ストレッチャーが病室の方に向かうと「この子は診察室で検査を行います!」
結菜のストレッチャーは婦人科の診察室に運ばれて行く。
病室に運ばれて直ぐに目覚める綾子。
「気が付きましたね!」横田看護師が微笑みながら言った。
防護服の看護師に驚きながら尋ねた。
「こ、こは?」
「病院ですよ!」
「誘拐されたと思うのですが?」
「救出されたのですが、犯人達に乱暴されたのですよ!」
「えっ」
「吉行アナは?」
「今治療を受けています!彼女は明らかに犯されていますので検査と治療です!」
「私も少し熱っぽいのですが?」
「やはり、そうですか?犯人の一人がコロナ感染者だったのですよ!」
「えっ、じゃあ私もコロナですか?」
「先程検査をしましたので、もう直ぐ結果が出ると思いますが、多分コロナ感染されていますね!」
「何故日本の方が?」
「日本の感染者専用の病院なのですよ!世間には公表されていませんが、ヨーロッパに三か所有るのですよ!」嘘の話で納得する綾子は熱っぽい身体で起き上がる事が出来ない程の疲れを感じていた。
「パジャマに着替えられますか?」
「はい、少し気分が良く成れば自分で着替えます」
「一応隔離に成りますので、部屋には風呂とトイレは有りますので、夕食は運ばせて置きます!」横田看護師はそう言って病室を出た。
部屋の中からは鉄格子は見えないが、病室は鉄格子の中に在る。
「中々奇麗な髪ね!これね!ご主人の携帯の表題!」ストレッチャーの結菜の顔を覗き込んで東郷女医が言う。
「そうよ!この黒髪が狂わせるのよ!」
「そろそろ目覚めさせましょうか?」
「その前に、強姦された様にしなければ!」
真悠子はいきなり結菜のブラウスの胸元を持って左右に引き裂く様に引っ張った。
ボタンが引きちぎれて遠くに数個飛ぶ程の力だ。
憎しみが滲み出ていると思う東郷女医。
スカートも大きく乱れさせると、そのまま手を入れて下着を引っ張る。
「マスクを外しますよ!」
「髪が綺麗過ぎるわ!」真悠子が結菜の髪を束ねている紐を解いて乱れさせる。
「余計奇麗わよ!」と東郷女医が言うと両手で髪を持ってくちゃくちゃにするが、綺麗に元に戻ってしまう弾力が有り艶やかだ。
諦めた様に溜息を吐く真悠子を他所に、東郷女医が結菜のマスクを外す。
直ぐに大きく息を吐く様な感じに成ると「うぅ、ううー」と目を開いて、東郷女医を見る結菜。
「気が付きましたね!良かった!」
防護服姿の女医達に驚きの表情に成った結菜。
「こ、ここは、、、?」
「病院ですよ!暴漢に襲われて誘拐されたのでしょう?」
記憶を手繰り寄せる結菜は急に衣服の乱れを知った。
「強姦されたのですよ!でも犯人の一人がコロナ感染者で、貴女も感染の疑いが有ります!今PCR検査中ですが、強姦されたので診察を行いますね!」
「ごう、かん!」
「熱っぽいのでは?」
「は、はい!」
「起き上がれないでしょう?」
起き上がろうとするが、力が入らない結菜。
「診察台に運んで下さい!」看護師数人に指示する東郷女医。
四人で抱え上げられてそのまま横に診察台に載せられる結菜。
「コロナの可能性が高いのと、性病と妊娠の危険も有りますので直ぐに診察を始めます」
東郷女医の声が遠くに聞こえたり、近くに成ったり不安定に聞こえている結菜。
強制診察
72-020
「この辺りの無法者はエイズ患者も多いので危険なのですよ!」
「エ、イ、ズ、、、、、、」驚きの声を発した時、結菜の身体がストレッチャーから浮き上がり手術台の方に移動させられる。
身体が熱っぽくて力が入らない脱力感、コロナ感染と性病、妊娠と聞かされて恐怖が脳裏を支配していた。
特にエイズと聞いて恐怖が先行して、自分が何をされているのか考えていない結菜。
「直ぐに来ている物を取り除いて頂戴!」東郷女医の言葉にハサミを持っている看護師の中に真悠子と美代子の二人が含まれている。
一斉に結菜のブラウスにハサミが入れられて「ジョキ、ジョキ」と切り始める。
勿論スカートにも容赦なくハサミが入って「ジョキ、ジョキ」と切り裂いて行く。
「えっ、な、なに」
「大人しくして下さい!危ないですよ!ばい菌が身体と衣服に付着の可能性が有ります!診察の後身体全体を消毒しますよ!」
「や、やめてー」
「動かないで!ばい菌が飛び散ります!」怒る様に言う本郷女医の言葉に抵抗を止める結菜。
ブラウスは引き裂かれて身体から引っ張り取られて、直ぐにキャミソール姿に成る。
同じ様にスカートも切り裂かれて床に放り投げられた。
「全て切り取って焼却して下さい!」本郷女医の言葉に真悠子が嬉しそうにキャミソールの肩紐を切り裂く。
そして胸の中央に刃先を入れて一気に腰の辺りまでハサミを移動させる。
キャミソールが中央から切り裂かれてぼろ布の様に左右に弾けて身体から滑り落ちた。
薄いピンクのブラジャーとパンティーのみに一気にされてしまった結菜。
本能で胸と下半身に手を持って行く。
「何をしているの?手が邪魔でしょう?一刻を急ぐのよ!妊娠したいの?」
東郷女医の言葉に妊娠中絶の手術を思い出す結菜。
以前は愛している直樹の子供だったが、今回は無法者に犯されたと聞いているので恐怖が走ってゆっくりと手をパンティーの上から横に落とした。
待って居ましたと真悠子がパンティーに指を入れて、刃先を挿入させると「ジョキ、ジョキ」と切り裂き始める。
笑みが零れているが大きなマスクと防護服が表情を隠す。
ブラジャーの肩紐には美代子のハサミが入り「ジョキ、ジョキ」と切り紐が弾けて切れた。
直ぐにブラジャーの中央にハサミを持って来ると、谷間に刃先を入れると「ジョキ、ジョキ」と一気に切り裂くとカップの部分が左右に引っ張られて、白いDカップの乳房が飛び出した。
思わず手で隠す結菜だが、同じ様にパンティーも切り裂かれて布切れの様に成って尻の下から引っ張り出された。
「準備出来たわね!診察を始めるわ!膣内洗浄と消毒をします!下脚台に両足を乗せて下さい!ライト点灯!」
注射の影響で熱っぽくて身体に力が入らない結菜。
高熱が出ている様な錯覚が身体を支配しているが、何処も悪い処は無いのだ。
その為今は病気の恐怖だけが心を支配している結菜。
「手を動かすと危ないので拘束します!」
美代子が結菜の手首を頭の上に伸ばす様に二人の看護師に指示をした。
手首を持たれて革のベルトを巻き付けられてしまう。
同時に膝を持ち上げられて下脚台に膝を載せられると同時に革のベルトで固定される。
結菜は抵抗をする事なく両足を下脚台に載せられ、両手首も頭上に固定された。
長い髪が手術台から少し垂れ下がる程長い。
その髪に無影灯の光に照らされると、一層輝き美しく見える。
美代子が「恥ずかしいでしょう?診察が終わるまで目を閉じて下さいね!」タオルを畳んで結菜の目の上に置いて視界を遮った。
頭がぼんやりとしているので、殆ど考える事が出来ない結菜は無抵抗。
「診察台が動きますよ!」
真悠子はいよいよこのアナウンサーも終わりだ!二度とテレビに戻る事も無い。
直樹に会う事も無いだろう?と笑みを漏らして手術台の上昇を見守る。
大きく広げられて手術台は止まった。
東郷女医が股間に入って真っ先にピンクのクリトリスに目が行った。
「珍しいわね!剥けているのは少ないのに?これは感じる筈ね!」と横に陣取る真悠子に話した。
「もう大丈夫ですよ!」美代子が二人に言う。
結菜の耳にヘッドホンが付けられて、音楽が流れているのだ。
「濃いわね!淫乱女は毛深いって本当なのね!」覗き込んで怖い顔で言う真悠子。
「洗浄!」
シャワーの水滴が黒々とした陰毛に当たると「うぅ!」と微かに口が開いて声を発した。
横から看護師が大陰唇を左右に広げて、東郷女医左手で小陰唇を広げて赤貝を水洗いしている様にシャワーの水を吹き付ける。
「あっ、あっ」今度は感じているのか身体を少し動かして声を発する結菜。
「性器が傷ついていますね!乱暴に黒人の太いペニスが無理矢理挿入された様ですね!」
音楽が途切れて東郷女医の声がヘッドホンから聞こえる。
「は、はい!」
「膣の中をこれから診察しますが、傷付いている可能性が高いですね!検体も採取してエイズ、性病等の検査も行います!少し沁みるかも知れませんが我慢して下さい!」
「クスコ!」の声がヘッドホンに聞こえて、膣口に金属が挿入される感触が伝わる結菜。
中絶手術依頼一度も何も挿入されていない部分をこじ開ける様にクスコが挿入される。
「い、いたー」と口走る口はタオルで顔の半分以上が見えないので、一層際立って見えている。
美代子が「我慢して下さい!」とヘッドホンの中に囁く。
ピンマイクを付けているのが東郷女医と美代子の二人なので、近づかないと真悠子の声は聞こえない。
今日結菜の性器、子宮等の状態を調べて明日以降薬を使って治験を始める。
東郷女医にはもう一人、北村綾子をどの様に利用するかが問題に成っている。
当初の予定には入って居なかったが、この病院に連れて来た以上簡単に帰す事が出来ない。
一応はコロナ感染での隔離入院に成っているので、数週間は入院させるが結菜を残して彼女を解放する方法に苦慮している。
勿論治験に使いたい気持ちは非常に強い。
結菜には治験以外に、真悠子の恨みの矛先が向いているので簡単には、、、、、
怖い診察
72-021
「うぅ、い、いたー」身体を動かすと看護師が左右から身体を押さえる。
大きなクスコで無理矢理広げられているので、結菜は痛みを強く感じる。
子宮の中まで調べる為に大きなクスコを使っているのだ。
広げられると一応の痛みは消えて、細いカメラのケーブルが挿入されて行く。
「えっ、これは?」
いきなり東郷女医が驚きの声を発した。
モニターを指さして「これはGスポットにヒアルロン酸を注入されていますよ!」
「それは何?」
「女性が感じ易く成る為にする整形の様なものよ!もしかしてクリトリスも自分で剥いたのかも知れ無いわね!」
「えーー」
「直樹さんと楽しむ為に、同意で手術したかも知れないわね!」
「そうよね!見えるものね!直樹さんも知っているのよね!それで妊娠したの?許せない!!」一層怒る真悠子。
そして「これで心置きなく治験に使って、陵辱地獄に落とせるわ!二度とテレビには出る事の無い様に成るのよ!その代わりに貴女の大好きなSEXが一杯出来る様にしてあげるわ!」
「子宮を調べて置きましょう」
「そうよ!妊娠なんてしたら駄目なのよ!直樹さんの子供を身籠るなんて許せないのよ!私は頑張っても出来ないのに!許せない!」再び怒る真悠子。
「これが子宮よ!もっと奥に入れるわね!」
カメラが子宮の奥を映し出して「お嬢様の希望は叶いますよ!子宮口を一杯に広げれば道具は入ります時期を見て手術を行いましょう」
「今から出来ないの?」
「今の薬と麻酔薬の併用は危険です!」
東郷女医が断ると残念そうな表情に成る真悠子。
真悠子の希望は結菜の卵管切除手術で、既に東郷女医とは約束を取り付けている。
唯、子宮鏡を使った手術が可能か懸念されたので確かめたのだ。
カメラを抜き取ってクスコを膣から抜き取ると「一応消毒はしましたが、傷が有るので明日も治療を行います!」
「は、はい!」
「じゃあ、全身の消毒を兼ねて風呂に行って洗って貰って下さい!身体中に菌が付着の恐れが有りますからね!」
タオルとヘッドホンが外されると、手術台が降ろされて足が閉じられる。
下脚台から足を降ろして両方の手首のベルトを外すと、結菜は直ぐに股間と胸を手で押さえた。
「さあ、身体の消毒に行きましょう」
「歩けないでしょう?ストレッチャーに載せてあげなさい」
看護師が結菜の身体を抱え上げてストレッチャーに載せる。
「さあ、行きましょう」
一緒に付いて行く真悠子は楽しそうだが、憎しみは倍増している。
風呂場とは言っても横に浴槽が有って、広場の様にタイル張りの床が大きな場所をとる。
ストレッチャーから降ろされても、足に力が入らない結菜はタイルの上にうずくまる。
そのタイルの中央に床に付けられた金属のフックが見える。
天井から吊り輪の様な物が垂れ下がって来て「立てないからそこに手首を結び付けてあげなさい!」
「えっ、いゃー」と叫ぶが身体を抱えて支えると、素早く手首にベルトを巻き付ける。
両手を万歳の様に頭上に引っ張られて無理矢理立たされる。
床の金属のフックにも革の足枷が付けられ「足を開きなさい!」美代子に命じられるが自分では動けない結菜。
足首を持たれて足枷が巻き付けられると左右に引っ張られて、丁度大の字の様に立たされた。
股間が黒々と見えて長い黒髪が背中の中央まで伸びている。
白い肌とのコントラストが素晴らしい。
いきなりシャワーの湯が背中に勢いよく当たり、黒髪が一気に濡れてカラスの羽の様に光った。
横からシャンプーを結菜の髪に飛ばす様に付ける。
二人の女がスポンジにシャンプーをたっぷり付けると、結菜の乳房から擦り始める。
「うぅ」声が出る程の勢いで揉み上げる様に乳房を洗う美代子。
シャワーを持って居るのは真悠子で、頃合いを見ながら洗い落とす予定だ。
結菜は過激な洗い方に恐怖を感じるが、身体が束縛されて身を任せるしか術が無い。
この状態でも熱っぽくて、頭はぼんやりとして思考回路が狂っている。
髪にシャンプーが付けられると、看護師の一人が洗い始める。
長い黒い髪が見る見る真っ白に成って結菜の顔までシャンプーで見えなく成った。
その時スポンジが股間をごしごしと動き、クリトリスに大きな刺激が伝わる結菜。
「あっ、あっ」擦られる度に声が出る。
「うぅ、うぅ、あう、あぅ」声が続けて出てしまう結菜。
しばらくして遊ばれたシャンプーは終わり、拭き取られてドライヤーで乾かすと黒髪の艶やかさが蘇っていた。
その後は車椅子に載せられて病室に向かったが、病室に入る頃には徐々に力が入る様に成って来た。
「今夜は食事を食べてゆっくりと休んで下さい!明日また検査の結果も出ますので、治療方針も決まります」美代子が伝えると同時に夕食が運ばれて来た。
パジャマを着ていると急に空腹が襲って来る結菜。
この日から、治験の薬を食事に混入されてしまい結菜は雌への道を歩む。
「お爺様!あの女は治験に使うのですが、女優の北村綾子も一緒に連れて来てしまったの、どうすれば良い?出来たら治験に彼女も使いたって東郷女医は言うのよ!」
夜遅く成ってから安蔵に電話をする真悠子。
「テレビに最近よく出ている女優さんだな?まだ若いだろう?」
「お爺様ご存じなの?」
「調べたのだよ!真悠子が頼み事を言って来ると困るからな!」
「お爺様素敵!」
「アナウンサーの道ずれで申し訳無いが、プロダクションは調べて有るから交渉はしてやる!」
「じゃあ、治験に使っても大丈夫ね!」
「恨みは無いのだから、無茶はするなよ!」
「はーい!」
電話が終わると東郷女医に「あの女優も使いなさいって、お爺様が言ったわ!同じ薬でも女によって違うでしょう?」
「まあ、そうですけれど、本当に宜しいのですか?」
「お爺様がどうにでもしてくれるわ!あの女子アナはこのまま依願退職に成るわ!」
「あの子は仕方がないでしょうね!お嬢様の旦那様に手を出した悪い女ですからね!」
「でも驚いたわね!自分の身体に色々細工をしていたなんて、直樹さんが騙されるのは当たり前だわね!」呆れる様に言う真悠子。
母の雅代子の仕業とは知らないので、一層憎悪が増す真悠子だ。
薬漬け?
72-022
夕食を食べると結菜は完全に熟睡して翌朝、九時まで目覚める事は無かった。
夜食事の中に混入された薬は女性の性的欲求を高める物だ。
竹中薬品期待の新薬としての位置付けで、発売までもう少し治験が必要な薬だ。
今朝は安蔵の許可が出たので、綾子の朝食にも投与された。
二人共本来なら今日から地中海に行く事に成っていた。
生理が終わって体調の良い時期に撮影の運びに成る予定だった。
エステで処理をしてハイレグの水着が、無法者に誘拐されて暴行を受けた。
「北村さん!体調は如何ですか?」病室に食事を運んで来た横田看護師が尋ねた。
横田看護師は綾子の担当で、美代子が結菜の担当に振り分けていた。
それは横田の顔が結菜に知られているからだ。
許可が出たので綾子にもGスポットにヒアルロン酸の注入を行う予定に成っている。
「多少熱は下がった様に思います!」
「コロナは油断すると悪化しますから気を付けて下さい!」
「吉行アナは大丈夫ですか?」
「彼女は暴漢にレイプされましたから、治療が大変ですね!」
「黒人の人が居た様な気がします!」
「性病の疑いも有るのですよ!それもエイズです!」
「えっ、エイズ!」驚きの表情に成る綾子。
「北村さんはレイプされていませんよね!」
「衣服は乱れていませんでしたから、大丈夫だと思うのですが?」
「一度診察を受けられた方が安心ですよ!複数犯でしたからね!一人は逃走しましたからどの様な男か判りません!」
その言葉に心配に成る綾子。
看護師は防護服を着ているので、顔が判り難いし物々しい雰囲気が病院に漂っているので綾子はコロナ以外の病気に感染している可能性も大いに有ると思う。
「診察の準備が出来たら迎えに参ります!」
横田看護師は充分怖がらせて病室を後にした。
院長室では東郷女医と真悠子が竹中薬品から送られて来た試薬を誰にどの様に使うかの検討をしていた。
そこに戻って来た横田看護師は自分が結菜に使った薬を綾子に使ってみては?と提案した。
「以前根岸婦人科で一度使いましてデータは送ったのですが、一人の治験ですからもう一人同じ様な年齢の女に使うのは良いと思います!」結菜とは言わない横田看護師。
「このAの薬ね!意識は有るけれど記憶には残らない媚薬ね!」
説明文を資料から読みながら話した。
「このBの薬も面白いですね!女性用の勃起薬の様ですね!」真悠子が資料を見て話す。
「この薬はあのアナウンサーに使うのが面白いわね!既にクリトリスが剥かれているので大きく勃起しても邪魔をする皮が無いから、どれ程の勃起力が有るのかよく判るわね!」
「このDの薬と併用すれば、もう性器の周辺は大火災に成りますね!」嬉しそうな真悠子。
Dの薬は部分的に敏感にさせて、男性の軽い愛撫でも強烈に感じる薬だと記載されている。
既に女性に性的に狂う様な薬は投与がはじまっているので、併用での作用は治験上貴重だと思う本郷女医。
「脳がどの様に変化するかのデータが一人では駄目よね!」
「やっちゃいますか?」
「でも女優よ!カムバックが大変でしょう?」
「あの女はどの様にしても良いけれどね!お爺様に相談して見るわ!」
真悠子は院長室を出て行ってから時間を見て「お爺様はお休み中だわ、また夜だわ!」
そう言って呟くと結菜の病室に向かった。
「熟睡ね!淫乱女に仕立てられるのは時間の問題よ!美しい黒髪の女ももう直ぐ終わりよ!今度の名前はSEXに狂う女がぴったりに成るわね!」
呟く様に言うと「うぅ、ううー」と急に声を発して目を開いて、真悠子を見るが誰なのか判る筈も無い。
防護服の様な物を着けて「目が開きましたか?もう自分で動けますか?」
ベッドに上半身を上げると「はい!身体が動きます!」
「食事の準備をさせますので、先生に報告してきます!」
真悠子は自分の独り言を聞かれたのでは?の不安が出る程急な目覚めだった。
結菜は朝食に昨晩と同じく性的欲求を増加させる薬を飲まされる。
今日は夕方から診察だと食事を運んだ美代子が伝えた。
何もする事が無い結菜に日本のDVDを見せるが、このビデオも女性の性欲を高める効能が有るビデオ。
アメリカの会社と竹中薬品が作った物だ。
潜在意識の中に入り込む催眠的な画像で、見始めると興味を持つ様に作られている。
全ての物が結菜を性的奴隷に仕立てる様にプログラムされている。
やがては脳の思考回路がSEXに変わってしまう様な作戦を立てている真悠子。
自分は妊娠しないのに、この女は妊娠をしている。
そしてそれは自らの身体を改造して、直樹を誘惑して成し得た偽りの愛だと決めつけている。
でも直樹さんが誘惑に負けたのはあの綺麗な黒髪に起因すると、自分の顔とスタイルは全く無視している。
しばらくして美代子が朝食と一緒に注射器を乗せて病室に入って来た。
「吉行さん!食事と抗生物質の注射をして置きましょうか?ばい菌の繁殖を止める薬ですよ!」
「は、はい!」
「左腕を出して下さい!この薬でばい菌の繁殖が止まれば良いのですが?コロナと同時なので大変です!熱はどうですか?」
「少し下がった様な気がします」
結菜の二の腕を消毒綿で拭くと直ぐに注射針を突き刺して、Bの薬が結菜に注射された。
「性病の菌の繁殖を抑える薬ですので、診察の時までに効果が有れば良いですね!」
不気味な笑みを浮かべているが防護服でその顔を見る事が無かった。
当然食事の中には昨夜も飲まされた性欲を増幅させる薬は混入されている。
今朝の様子からは薬の効果はそれ程判らないので、目視の感想としては何も判らないと報告した。
綾子の診察
72-023
綾子が診察室に入って来て「東郷女医が性病の感染が無いか調べて下さいます!その前に問診が有ります!」
東郷女医の前の丸椅子に座る様に横田看護師が言う。
綾子は検査着に着替えていて、下着は既に着けていない。
横田看護師に脅かされて、結菜の症状が性病の疑いも有ると聞いたので怯えている。
意識の無い間に何が行われたのか、眠らされた記憶だけは残っているが、時間がもの凄く経過しているので強姦して服を着せる事も充分考えられる。
唯、身体には強姦された形跡は皆無なのだが、結菜だけが強姦される筈は無い。
犯人は複数の男性が居た様に記憶が残っているからだ。
「何か身体に変調が有りますか?」東郷女医が防護服の中から尋ねる。
「昨日は熱っぽい感じでしたが、多少は治った様に感じます!」
「一緒に誘拐された吉行アナは?」
「コロナ感染以外にレイプされて、膣に相当大きなペニスが入れられたのでしょう、傷が各所に有りますね!」
「エイズとか聞いたのですが?」
「その可能性も有ります!逮捕された黒人の男性がコロナ感染者でエイズを持っていたのです!発症はしていませんが検査で判明したのです」
セミロングの茶髪をポニーテールにしている綾子は、頷く度にその髪が揺れる。
既に真悠子は女優北村綾子も治験に使う事、そして薬がどの様に脳に影響を及ぼすかのデータを取る許可を得ていた。
「取り敢えずCTも撮って身体の内部の状況を調べて置きましょうか?」
「は、はい!」
「CTの撮影場所に連れて行って貰えますか?」
「CTって全身を写す機械ですよね!」
「そうですよ!この病院には特にコロナで身体に血栓等が出来るので、調べる為に設置されています!コロナによって血栓が出来るのはご存じでしょう?」
「は、はい!」
「まだ感染されて時間が経過していないので、まだ血栓が出来る事は無いと思うのですが、昨日の熱っぽい状況がもしかしたらと思います!」
既にCの薬を投与されている綾子は、効果が出れば性的欲求が現われると考えていた。
結菜は昨夜と朝食の二回投与されて、Bの薬を注射されているので身体に変化が表れ始めていた。
陰部がムズムズして、クリトリスの勃起が始まっていた。
薬の効果は徐々に表れて午後の診察時間にピークに成る様に分量が調整されていた。
ビデオを見て一層変な気分に導かれるが、オナニーはさせない様に「陰部は絶対に触らないで下さい!」と強く言われて、時々美代子が確認の為に病室にやって来る。
この様にして気分が一杯にさせられて診察を受けると、一気に淫乱女の方に導かれてしまうと目論んでいる。
綾子は検査着の状態でCTの器具に横たわる。
中身は何も入っていない箱なのだが、テレビでよく見ているので綾子には本物に見える。
数分で検査が終わって、綾子は元の診察室に戻って行った。
するとパソコンのモニターを見ながら本郷女医が「身体の幾つかの場所に血栓の兆候が見られますね!脳に出なければ良いのですが、目眩とかが症状として出たら大至急治療が必要に成りますので気を付けて下さい!脳以外の部分は治療出来ますので大丈夫です!」
「先生!脳に出来たらどの様に成りますか?」
「脳梗塞、脳血栓で死に至りますね!その場合は緊急で治療が必要に成ります!」
「薬で、、、、」
「外科的手術か、放射線治療ですね!」嘘を話しているが、綾子は真剣に聞いている。
「外科って?頭を開くのですか?」
「はい!そうなります」
「どちらの治療も坊主に成って貰わなければ出来ませんね!」
「えっ!わ、私女優、、、、、」言葉が消える綾子。
「コロナの治療は別にして、性病とレイプの検査ですね!」
「は、はい!」一気に元気が無く成る綾子。
脳に器具を着けて色々なデータを作りたい東郷女医は心の中で笑みを浮かべる。
綾子は放心状態で何も考えずに手術台に横たわっていた。
とんでもない事態に気が動転しているのだ。
綾子はこれまでにもこの様な診察を受けた経験が有った。
妊娠はしていなかったが、芸能界にデビューする前に芸能事務所の社長に犯されたのだ。
その社長の尽力で芸能界には入れたが、身体を奪われた事は事実として残った。
直ぐに大手の今のプロダクションに移籍出来たので、それは綾子の汚点として心に残っていた。
警察に訴える為に病院に駆け込んだのだ。
結局告訴は残念したが、青春の大きな事件だった。
今、その時以来約八年振りに手術台に横たわっていると、急に我に返った綾子。
いつの間にか手も両足も拘束されている事に気付いた時、手術台が上昇を始めていた。
「な、何!手を離して!」目の前にカーテンが有って、誰も見えないので一層不安に成る。
横田看護師が綾子の声に横に来て「どうされました?」
「手を離して下さい!」
「身体を動かすと危ないので、拘束したのよ!診察が終われば直ぐに開放しますので、ご安心を!」と言った時、一杯に足が広げられて検査着のスカートが毟り取られた。
(結構濃いわね!)目で言う東郷女医。
横には真悠子が来て(例の薬を!)と注射器を指さす。
陰毛を触って「それでは今から性病とレイプが行われたか調べます!」
「洗浄!」その声と同時に生暖かい水が綾子の陰毛から性器を濡らし始めた。
横から真悠子が両手で大陰唇を左右に広げる。
「な、なに!や、いゃー」過去の病院では無かった診察方法に驚いて声を発した。
「あっ、これは男性の陰毛の様ですよ!」東郷女医が水を性器に流しながら、綾子が気絶する様な言葉を口走った。
「眠って居る時に犯されましたね!小さなペニスの男で判らなかった様ですよ!」
「えー、そんな!」驚く綾子は徐々に追い込まれてしまう。
綾子はポルノ女優?
72-024
「横田看護師!注射の準備お願いします!」
「は、はい!」
「な、何の注射?」
「早く手当てをしなければ性病が、、、、、」
「性病?」
「吉行アナを強姦した男なら感染の可能性が高いので予防ですよ!」
「性病なら直ぐに変な気分に成ってきますよ!病原菌と戦っているのです!」
「は、せ、先生!何かへ、変です、、、、、」
言葉が途切れる綾子は結菜が根岸病院で注射された通称試薬Aを注射された綾子。
「大丈夫ですか?」
「へ、へん、、、、、、、」と呟いた後は朦朧としているのか、反応が徐々に消えてしまった。
「全裸にして頂戴!今後の為にも写真を撮影して置きましょう!血液検査も行いますので採血も忘れずに!」
手術台が下がって上半身を起こされて検査着を脱がせた。
「乳房の張りと形はあのアナの方が一枚上ね!」
「でも充分殿方は悩殺出来ますよ!」
目が焦点を失って全裸にされても全く抵抗は無い。
「近日中に目眩に成って貰って治験開始にしましょう!薬の影響が身体に与える影響を調べるので、薬の投与の度に採血が必要ね!脳波も重要な治験だから、性的興奮度合いも脳波で測定出来ます!例の装置を持って来て!」
看護師が奥の部屋から大きな機械を運んで来る。
コードが数本その機械から伸びて、先には数個の輪っかが繋がれている。
「手首、足首とこれが頭に付ける物よ!このエルメットの様な物を被ると身体中の血液の流れ神経の動き等が測定出来るのよ!無数のパットがヘルメットの中に在ってこの機械に記録されるのよ!」
横田看護師に説明する東郷女医。
「これを装着して検査をさせて貰える女の子が少ないのよ!お金で雇った女性だけでは中々良いデータが取れないのよね!考えてしまうからでしょうね!自然に治験されていない状況が必要なのよ!」
「今回はこれだけの美人が二人ですから、楽しみですね!」
「ポルノ男優も準備しているから、薬を使ってSEXをした状況もデータが取れるわ!あのお嬢様の力だわ!」
「あの嫉妬心は相当なものですね!この女優にはそれ程執着しないのに、あのアナウンサーには強烈ですね!」
「午後から彼女のする事が楽しみだわ!」
綾子は虚ろな目をして、看護師達に惜しみなく全裸写真の撮影をされている。
大きく股を開いて尿道まで指で広げられて撮影をされている。
有名女優の姿には見えない。
三流のポルノ女優の姿だ。
「ポニーテールは解いて妖艶な姿にしなさいよ!」
手術台から降ろされて隣のマットの上で撮影が行われている。
「この防護服は本当に動き難いですね!」
「この服を私達が着ているから、彼女達が怖がるのよ!」
「そうでした!」
しばらくして撮影が終わると再び手術台に載せられて、大股開きにさせられると麻酔注射を陰部に注射された綾子。
クスコで膣口を広げられて、長い注射針がGスポットに突き刺さり、ヒアルロン酸の注入が始まった。
綾子も結菜のデータの裏付け用として、治験の対象にされる事に成った。
午後に成って嬉しそうな真悠子が院長室で「あの子の治験の前にあの長い綺麗な髪を散髪してやろうと思っているのですが、宜しいですか?」
「いきなりは難しいでしょう?まだ薬の投与も初期で色情狂まで程遠い!」
「私はあのアナウンサーの黒髪を見ると我慢が出来ないのです!」
「それは判りますが、今は危険です!」
「それじゃあ、短くするだけにします!」
「それなら理に適っています!入院中の洗髪も大変だから短くさせて貰いますと言えば良いですね!」
「判りました!」と喜んでいる時、美代子が入って来て「例のBの薬の効果が出ている様です!昨日と今朝飲ませた薬とで相当効いていると思います!」
「昼も飲ませたのですか?」
「昼飯にも同じ量を飲ませました!手が下半身に行く気配が有りますので、既にクリトリスが勃起していると思われます。トイレの回数が多いのでトイレで触っている可能性も有ります!」
「上々の効果ですね!女性版勃起薬!」真悠子が嬉しそうに言った。
その後美代子に真悠子の話を伝える東郷女医。
「香山さんから預かっている軟膏も使って見ましょうか?」美代子が嬉しそうに言った。
「その必要は無いわ!明日以降に使いましょう!今日の治験はBとDの薬でどの様に成るか?Cの薬の三回投与との関係をデータに残したいのよ!」
しばらくして美代子が再び結菜の病室を訪れて「吉行さん!女医さんから提案なのですが、入院が長引きそうなので洗髪も中々難しいので短くされた方が楽でしょうと言われていますが?」
「ここには美容師さんはいらっしゃらないでしょう?」
「美容師では無いですが、心得の有る者はいますので大丈夫ですよ!退院の時には町に出て美容院に連れて行きますので綺麗に成りますよ!今の髪は綺麗ですが手入れが難しいと思いますよ!」
「は、はあ」
「午後の診察の前に短くして貰いましょう!」
「ど、どれ位短くすれば、、、、、」自分のトレードマークだと思っている結菜。
岡山のテレビ局に居たときより二十センチから三十センチは長く伸ばしている。
「そうですね!首が隠れる程度なら相当楽に成ると思いますよ!治療も毎日続きますからね!」
「あの女優さんは?」
「北村さんも同じ様に強姦されて、コロナ感染で重篤ですよ!性病の感染も確認されました」
「、、、、、、、、」言葉を失う結菜。
恐怖の散髪
72-025
「重篤って?」心配顔の結菜も身体が火照る。
昨日までは熱っぽい感じがしていたが今日は少し違うと思う。
今日は身体の火照りを感じているが、それは陰部がむずむずしてSEXがしたい様な気分に成っている。
「コロナの症状で血栓が出来ている様で危険です!」
「血栓?脳に出来たら大変ですね!」
「吉行さんの場合はまだその様な兆候は見えませんから、良かったですね!」
「北村さん心配ですね!」
「髪を短くすると言うよりも危険な状態に成ったら、頭蓋骨を開いての治療に成りますからね!」
「えっ!頭を開く、、、、、、」一瞬目眩がする程の衝撃が結菜の心に走る。
「そうですよ!その準備の為に北村さんには坊主に成って頂く事に成っているのですよ!」
「怖いですね!コロナって簡単に治らないのですね!」
「後遺症に苦しまれている人も多いのです!この病院にも今十数人が入院されているのですよ!全員感染を防ぐ為に隔離入院ですから顔を合わせる事はないのですがね!」
「そんなに入院されているのですね!」
「散髪されますか?もう診察まで時間が少ないので急がないと!」
「判りました!お願い出来ますか?」
「検査着の上にガウンを羽織って、散髪屋に行きましょうか?」
「はい!」
「検査着の下には何も着けないで下さいね!」
この時、結菜は陰部に電気が走る様な感覚を感じていた。
これから昨日の様な診察を受けると、自分は変に成ってしまうのでは?と思うが昨日は結菜の性器を調べただけで何もしていない。
しばらくして迎えに来ると言って美代子は部屋を出た。
結菜がパジャマから着替えて待つと、美代子が迎えにやって来た。
「病院の中に美容院が有るのですか?」
「散髪屋ですよ!髪を整える必要は無いのでね!手術で坊主にする場所として作られているのですよ!」
「ぼ、ぼうず、、、、」怯える様に口走る結菜。
「吉行さんは違いますよ!短く揃えるだけですからね!血栓の疑いが有れば仕方ないですがね!」
「北村さんは、そこで、、、、、」
「はい!もう既につるつるの状態ですが、まだ頭は開いていませんよ!」
怯えさせる美代子だが、結菜の顔から血の気が引いていて、足取りが重く成っている。
悪い女も病気には弱いのね!と心で笑う美代子。
美代子の後ろを力無く歩いて、目の前に散髪室と書かれた部屋の前に到着した。
この間誰とも会わない不気味な病院内だったが、結菜にその様な事を不審視する余裕は無かった。
散髪屋には真悠子と本当の女性の理髪師が居て結菜が座るのを待って居た。
「お待たせしました!この患者さんです!お願いします!」
「この椅子にお座り下さい!」理髪師が言う。
町の散髪屋のイメージの室内で、大きな鏡が一枚椅子の前に備え付けられている。
結菜は髪を後ろで纏めてゴムで束ねている。
束ねた部分から下へ五十センチ近く垂れ下がって、綺麗な光沢を放って黒光りしている。
結菜は足取り重く椅子に座ろうとして、横に置かれた台を見てしまった。
数多くのハサミと櫛の横には電気バリカン、そして剃刀とシャボンのカップが置かれている。
あの剃刀で北村さんは坊主にされたのか?と思うと血の気が引く思いがした結菜。
二人は防護服に手術用の手袋をして、結菜が散髪椅子に座るのを待って居た。
殆ど顔は判らないので、真悠子が診察室居た看護師と同一人物とは見分けられない結菜。
覚悟を決めて椅子に座ると「こんなに綺麗な髪を切るのは忍びないですが、治療の為です諦めて下さい!撮影をして置きますので、、、、」
「撮影なんて必要無いです!」
「コロナ治療の体験談として価値が有るかも知れませんよ!」真悠子が横から言った。
確かにコロナ治療の映像は貴重かも知れないと結菜は実体験として、後日放送に使える可能性を考えて承諾した。
アナウンサー魂が見えた一面だった。
だがその撮影以外にも既に隠し撮りが既に行われているのだが、結菜はこの時まで全く知らなかった。
トレードマークで人気の高い黒髪ロングともお別れだと思うと気分が落ち込む。
椅子に座ると理髪師がカットクロスを大きく広げて、束ねた長い髪を真悠子が持ち上げて不気味な笑みを漏らす。
(美しい黒髪の女♡)も今日で終わりよ!直樹が貴女を見てももう何も思わないわ!もう直樹に貴女は会う事は無いのよ!この病院でSEX奴隷にされるのだからね!既に薬漬けが始まっているでしょう?
真悠子はその様な事を考えながら長い髪を持ち上げると、理髪師の女性がカットクロスを結菜の首に巻き付けて大きく広げた。
首の部分に指を入れて締まり具合を確認する理髪師。
ビデオカメラで撮影をしている美代子も楽しそうな顔に見える。
鏡に写った自分の姿が哀れに見える結菜。
黒髪ロングともお別れだと思うと目頭が熱くなる。
真悠子が結菜の後ろに立って、長い髪を纏めているゴムをゆっくりとはずし始めた。
「本当に綺麗な髪ですね!勿体ないわね!」そう言いながら大きく髪を扇の様に広げる。
結菜の目の前の鏡一杯に広げて、一層これからこの奇麗な長い髪を切ってやるとの思いを込めていた。
「切った髪を残すとか寄付されますか?」理髪師の女性が横から言う。
「誰もコロナ感染者の髪は欲しがらないでしょう?」
「貴女の彼氏とかファンの人も?」真悠子は嫌味で直樹の事を引っ掛けて言った。
「もう残しませんし、誰にも差し上げませんので自由に切って頂いて結構ですわ!」
「そうですか、判りました!」
ハサミを手に持つと結菜の目の前で「カチャ、カチャ」と音を立てる真悠子。
今日はまだ序の口なのよ!数日中につるつるに剃り上げてあげるから楽しみにしてね!
微笑みながら背中の中央の髪を左手で持ち上げる真悠子。
同時に目を閉じる結菜は心の動揺が走っていた。
散髪へ
72-026
(直樹さんの子供を身籠った罰はこれ位では終わらないのよ!)
ハサミが動いて「ジョキ、ジョキ」と切り刻む真悠子。
数十本の髪の毛が背中の中央で切られて、真悠子の左手に掴み取られて背中に中央に空洞が出来た。
五十センチ位の髪の毛の束を持った真悠子が「ほら、切れたわよ!ご覧なさい!」そう言って結菜の顔の横に差し出した。
その言葉に閉じていた目を開く結菜は虚しい表情で見つめた。
「要らないのよね!」そう言うと手に持った髪を床にストンと落とす真悠子。
そしてその奇麗な髪を足で踏みつけると、再び髪を数十本纏めて掴むと「ジョキ、ジョキ」と切り裂く。
結菜は目を閉じて動かないが、心は大きく動揺している。
(この女!冷静だわ!)憎悪が湧いて来る真悠子はハサミを予定の場所より上に移動させる。
すると理髪師の女が(駄目です!)と急いで制止した。
真悠子は制止されて舌打ちをして結菜の長い髪を引っ張って「ジョキ、ジョキ」と仕方なく切った。
急に引っ張られて驚いて目を開いた結菜だったが、何事も無かったのを見て再び目を閉じた。
「これからもっと面白い事が出来ますから、我慢、我慢」と耳元に囁く美代子。
真悠子はその後も無雑作に髪を切るが、決められた首が隠れる程度の位置までしか切らなかった。
床は長い結菜の髪で足の踏み場も無い状態に成って「代わって!」と理髪師に場所を譲った。
無雑作に切られた結菜の髪を奇麗に整え始める理髪師。
肩に髪が当たる位置で綺麗に切り揃え始めた時、真悠子は手術室に向かおうと歩き始めた。
その時、結菜の髪に足を滑らせて大きく尻もちを付いて転んだ。
幸い防護服を着ているので怪我は無かったが「ちくしょー」と滑らせた結菜の髪を握りしめて投げつけた。
理髪師と美代子は笑いを噛み殺しながら散髪を続ける。
しばらくして奇麗に首の隠れる長さに纏められて「綺麗に成りましたよ!」と言うとようやく目を開いて鏡を見て首を振って「凄く軽いわ!」ようやく笑顔が戻った結菜。
床の髪の毛の多さに驚きの表情に成る結菜は「これでシャンプーも楽に成るわね!」そう言って自分の髪に決別の言葉を送った。
時計を見て美代子が「丁度良い時間に成りましたね!治療に行きましょうか?」
急に憂鬱な表情に成った結菜は理髪師に軽く会釈をして部屋を出て行った。
診察室の丸椅子に座ると東郷女医がやって来て「短くしても美人は変わらないわね!これで治療も入院生活も楽に成ったわね!」
「は、はい!」自分の一番のトレードマークが無くなったのに褒められる変な気分。
「採血をして状態を見ましょう?他に身体に何か変化は有りませんか?」
むずむずしているとは言えないので「何か血流が下がっている様に思います!」
「血流が下がる?」東郷女医は不思議そうな顔をする。
美代子が採血用の注射器を持って来て上肢台に腕を捲り上げて置く様に指示をした。
直ぐに採血が終わると「ガウンを脱いで胸を開いて貰えますか?肺の状態を診ます!コロナで肺炎を発症すると大変です!この後レントゲン撮影をして状態を診ましょう」
「は、はい」
「北村さんの様に成ったら厄介ですからね!」
「血栓が頭に出来たのですか?」
「まだ出来ていません!薬で必死に止めていますが、予断は出来ませんね!」
ゆっくりとガウンを脱いで看護師に手渡す結菜。
横から真悠子が手を出して「はい、胸を開きますよ!」検査着の胸元を持って強引に左右に開き乳房を晒した。
「あっ!」と声を発して手で押さえ様とすると「手は下に!」と東郷女医が聴診器を直ぐに左の乳房の下に持って行く。
「少し呼吸が乱れていますね!コロナの影響が出ている様ですね!レントゲンに行って下さい!」
「コロナで熱っぽいのでしょうか?」
「そうですね!検温の結果では微熱が有りますね!これ以上熱が出ると北村さんの様に血栓の心配が有りますよ!」
「えっ、北村さんは大丈夫でしょうか?」
「脳に血栓が出来たら緊急手術を出来る様に準備は終わっていますので、大丈夫だとは思いますが入院が長引きますね!性病も有りますからね!」
「わ、私と同じ、、、、、、」
「無法者達は女性を交互に犯しますから、みんな感染してしまうのです!吉行さんの治療も時間が掛かりそうですね!コロナ感染の病状も心配ですからね!」
そう言われて項垂れる結菜に「吉行さんはまだ北村さんに比べて元気ですよ!彼女は既に呼吸器を装着していますからね!」
「そうなのですか?」検査着の前を広げた状態で北村の容態を気にする結菜。
その後レントゲン室に連れて行かれて撮影をされる結菜。
機械は形だけで何も入っていないCTの器具と全く同じ見せかけの物だ。
これをする事で適当な写真を見せて怯えさせて、どんどん深みに落とし入れて実験に使う予定だ。
レントゲン室から戻ると美代子が「婦人科の診察に行きましょうか?」
「あ、あのう、、、」
「どうされました?」
「昨日の様な診察でしょうか?」
「昨日は単なる検査で今日からは本格的な治療に成りますよ!どうかしましたか?」
「少し変なのです!」
「変とは?」
結菜は陰部が異常にむず痒くて腫れている事が心配に成っていたので、先に告白して心の準備をしたかったのだ。
「大丈夫ですよ!先生が診察されて適切な治療をして下さいます!安心して下さい!」
東郷女医は比較的薄着の防護服に着替えて動き易そうに見える。
いたぶり
72-027
結菜は覚悟を決めて手術台に横たわる。
既に手術台の横にはバリカン、ハサミ、シエービングカップ、刷毛、剃刀が準備されている。
これから結菜の陰毛を剃り上げるのは明白だ。
その剃毛セットの横には試薬Dの入った注射器が二本準備されている。
既に結菜のクリトリスが大きく肥大している事は診る前から知っている東郷女医達だ。
「吉行さん!何か症状が出ていますか?」東郷女医が尋ねる。
「ク、クリ、、」
「何ですか?クって?苦しいのですか?はっきりとおっしやらないと判りません!」
「ク、クリトリスが今朝から腫れている様なのです!」
「えっ、クリトリスが腫れているの?性病のばい菌の影響だわ!」
「そ、そうなのですか?」
「早急に治療を始めないと、コロナ感染の影響で発病が早いのですよ!」
「美代子さん!少し注射が痛いかも知れないので、動かない様にしっかりと拘束して下さい!」
「えっ、痛いのですか?」
「大丈夫ですよ!我慢が出来ない様な場合は麻酔が有りますからね!麻酔を使わないのは我慢が出来る位の痛さって事です!」変な理屈を喋りながら、結菜の手首に手枷を巻き付けて手術台の横に留めてしまう。
同時に看護師達が結菜の足を持ち上げて下脚台に載せると、革のベルトを結び付けて動かない様に固定した。
「少しの間眠っていたら終わりますよ!これを着けましょうね!」
革のアイマスクを持って美代子が結菜の顔を覗き込む様にした。
「だ、大丈夫です!」
「神経が集中するでしょう?」意味不明の事を言いながら結菜の視界を遮り、頭を少し上げて後頭部に巻き付けた。
結菜は完全に視界を失って一層不安が増大する。
「台が動きますよ!」の言葉と同時に上昇を始めて、次第に結菜の両足が広げられてしまう。
これから試薬を使った強烈な性の崩壊が始まろうとしていた。
少し上昇した時腰の検査着のマジックテープを外して「検査着を外しますよ!」その言葉と同時に検査着を毟り取る様に結菜の白い尻から抜き取った。
この手術台は普通の台に比べて色々と細工がされて、お尻の方も同時に診察出来る様に成っている。
試薬Eは肛門から注入する薬で身体中が感じてしまう特殊な薬で、肛門から吸収するので身体に廻るのが異常に早い。
この薬は理性で我慢が出来ない状況が作られると竹中薬品は自信を持っている。
台がいつもの位置で止まると「これは充血していますね!取り敢えず応急処置で薬を注入しましょう」
「お、お願します!」か細い声で答える結菜。
「この薬は座薬ですから、肛門から注入しますよ!台がもう少し上がりますので我慢して下さい!」
台が更に上昇して徐々に結菜の肛門が無影灯に晒された。
菊の花びらが呼吸している様な肛門に(美人は穴まで綺麗)と小声で言う東郷女医。
小型の浣腸器に入っている試薬を持つのは真悠子だ。
東郷女医は指にクリームを浸けて「クリームを塗って痛くない様にしますよ!」
東郷女医の指が結菜の菊をゆっくりとマッサージをする様に動かし始めた。
「あっ、あっ」既に身体はSEXに飢えている状況の結菜は肛門への刺激で声が出る。
「薬が良く効いている様だわ!これで忘れる程に成るわ!」
東郷女医の指が肛門から離れると空かさず真悠子が手に持った浣腸器を結菜の肛門に突き立てた。
「い、いたー」の言葉を発したが、問答無用で注入をしてしまう真悠子。
「はい!終わりました!身体中の菌と戦うので少し暑いかも知れませんが、効いていると思って我慢して下さいね!」
台が徐々に下がって元の位置に成ると「吉行さん!この充血を防ぐ注射をクリトリスを中心に打ちますので、少し痛いかも知れませんが我慢して下さい!」
「は、はい!」
「吉行さん!タオルを咥えて我慢して下さい‼痛みを感じたらタオルを噛んで下さい!」
「えっ、そんなに痛いのですか?」
「大きな声を出したら恥ずかしいでしょう?」
「は、はい!」
「じゃあ、口を開いて」
タオルを棒状に巻いて結菜の口に咥えさせる美代子。
その時陰毛を掻き分ける様に左手で陰部を触った東郷女医の左手。
その動きが異常に敏感に感じている。
結菜の神経が陰部に集中して身構えているのがよく判った。
クリトリスが腫れて疼くのは性病が悪化したのだと解釈しているので、どうしても早く治したい気持ちが冷静な判断を阻害している。
針の長い注射器を持つ東郷女医の指先を横から見つめる真悠子は興奮している。
痛めつけてやれ!この悪女!と心で念じる様に見ている。
最初の針が突き刺さったのは結菜の右の大陰唇の陰毛の中だった。
いつの間にか結菜の腹にも革のベルトが巻き付けられて動かない様にされていた。
「うぅ、い、いたー」タオルの中で叫ぶ様な声がして、大陰唇に一本目の薬が少し注入された。
東郷女医は直ぐに同じ大陰唇の右側の肛門に近い部分にも二本目の注射針を突き刺した。
「うぅ!」タオルを噛みしめている結菜。
二本目で痛みが判ったのか、一本目程身体に動きは無かった。
同じ様に大陰唇の左側にも注射針が突き刺さり、合計四か所で注射器一本は空に成っていた。
二本目の注射器と取り換える東郷女医が、今度はクリトリスの周辺に打つ予定で指先で陰毛を弄る。
「うぅ、ううー」大きく首を振る結菜。
それは東郷女医の指が肥大しているクリトリスに触れたからだ。
東郷女医は知って居ながら触って「相当腫れていますね!注射が終われば本格的に腫れが引く治療を始まますね!夜には腫れも収まるでしょう」
そう言いながらクリトリスの近くの陰毛の密集地に針を突き刺した。
「い、いたー」大きく首を振って足をばたつかせて痛みを表現する結菜。
「少し痛かったわね!もう直ぐ終わるわよ!」美代子が結菜の額を触って汗を拭き取る。
口のタオルを噛みしめて痛みを殺している結菜の姿に喜ぶ真悠子。
剃毛プレー
72-028
「うぅ、ううー」
「うぅ、い、いたー」
続けて針が刺さる度に呻く様な声を発してタオルを噛みしめて、手を握りしめ足をばたばたと動かした結菜。
「はい!終わりましたよ!我慢出来ましたね!口のタオルを外すと大きく息を吐く結菜。
これで終わりだと思っているのは結菜だけで、これから試薬の効果に痺れる程感じると東郷女医達は顔を見合わせて笑っていた。
「吉行さん!薬は注射したのだけれど、肝心の腫れの原因の治療を始めるのですが、邪魔な物が一杯有るので再び菌が入る可能性が有るのですよ!今からそれを奇麗にしますからね!」
「えっ、な、何が?」
「ここの毛が吉行さんは多いので、ばい菌が毛に付着して再び同じ様に成りますので、治療中は剃毛させて頂きます」
「剃毛ですか?」
「初めて?」
「はい!エステに行く予定にはしていましたが、、、、、」
「同じですよ!エステに行ったのと同じですよ!病院では全剃毛しますけれどね!良いですね!」
「は、はい、お願いします!」治療に必要と言われては嫌とは言えない結菜は承諾したが、今陰部が暑くて息を吹きかけられても変な気分に成りそうに変化が始まっていた。
「その前にパットを胸に貼りますよ!肺と心臓の動きを引き続きデータに取ります」
心拍数、呼吸、血圧等のデータの収集をする為だ。
本当は脳波を調べてもっと詳しいデータが欲しいが今日はまだ自重している。
検査着の前を開かれて白い乳房が無影灯に光り輝く。
乳首が既に勃起しているのを見て「この薬の影響?」って口走る東郷女医。
隣でメモに残す看護師は同じ様に竹中薬品から本郷女医の助手として来ている稲木麻子だ。
クリトリスと乳首が勃起するのなら、新しい発見だと特記事項と記入している。
結菜の左の乳房の近くに数個のパットが貼り付けられて、横の器具に記録が始まった。
「血圧が少し高いわね!」
「そうですね!病気の影響でしょうか?」
心配な結菜は殆ど全裸で大股開きをしているのだが、アイマスクで恥じらいは殆ど感じないで二人の話が気に成った。
「そろそろ良い様だわ!下腹部の陰毛はバリカンで刈って、濃いから蒸らす準備もお願いするわ!」
既に準備は完了しているが結菜に聞こえる様に言う。
薬が充分身体に巡って、肛門から注入された薬で身体中が敏感に成っているが、特に注射をされた陰毛の生えている部分は特別敏感に成っていた。
「初めて下さい!」東郷女医の言葉に股間に入って右手に手動のバリカンを持っている。
いきなり結菜の下腹部を左手で押さえてバリカンの刃先を陰毛に入れた。
「あっ、いゃ!」刃先が陰毛に入っただけで結菜はぞくぞくとした気分に成って声が出た。
「何が嫌なの?エステも同じなのよ!」
結菜はエステに行って陰毛を整える事は知っていたが、こんな気分に成るとは思っていなかった。
「ギーギー」「ギーギー」陰毛を刃先が咥えて動き出すと、つま先に力が入って伸び始める。
「ほら、凄いわ!」東郷女医が心拍数、呼吸の数字が上昇しているのを指さして言った。
その頃日本のNCTにようやく状況が連絡されて、沖野プロデュサーも事態を掴んでいた。
二人がイギリスの無法者の連中に誘拐されて、コロナに感染した事実が竹中薬品から詳しく知らされていた。
そして竹中薬品と取引が有る病院で隔離治療中の事実だった。
沖野プロデュサーには安蔵が直接、吉行アナウンサーがレイプされてコロナ感染と性病感染しているとショッキングな内容だった。
そして性病はエイズの可能性が高いとの知らせたのだ。
沖野プロデュサーはこの知らせに落胆したが、非情にも自分の今後の構想から結菜を消していた。
NCTは吉行アナの家族に、イギリスでコロナ感染に成り隔離治療中と明日知らせる予定にした。
男性の勃起薬と同じか、それ以上の重要が見込まれるのが女性向けの性商品。
女性がSEXの時もの凄く燃えたら、男性は喜んで一層興奮するのだろう?悦技ではなく本当に感じてしまう事を望んでいる男性は多いのかも?
その為にも今試作中の数々の薬は需要が確実なのだ。
「ギーギー」「ギー、ギー」真悠子は結菜の下腹部を左手で押さえて引っ張りながらバリカンを走らせる。
「うぅ、ううー」と声を発する結菜を見て、東郷女医はこの様な部分の刈り取りだけで感じているのは?敏感に成っているので?と不思議に思っていた。
「ギーギー」「ギーギー」とバリカンで刈り取るが、真悠子はそれ程面白くないのか、直ぐに辞めてしまって刈り取られた陰毛は僅かだった。
「蒸らしますよ!シャボンを塗って下さい!」東郷女医が言った。
「む、ら、す、、、」
「そうですよ!剃刀がスムーズに動く様に、吉行さんの様な剛毛の場合は蒸らすのですよ!男性が理髪店で髭を剃る時に蒸らすでしょう?男性の髭より長くて多い、その上剃り難いでしょう?大事な部分を傷つけたら大変ですからね!剃り易くするのですよ!」
「は、はーい」結菜は薬が身体を巡ってしまい、淫乱状態に変わっている事をまだ実感していない。
肛門から注入された薬と三度飲まされた発情を促進する媚薬は、完全に理性を切断し始めていた。
そして陰部に注射された薬で風が吹いても感じてしまう様に成って来たのだ。
カップでシェービングクリームを泡立てているのは横田看護師で、アイマスクで見えないので手伝いに入っている。
試薬
72-029
美代子の亭主の大泉は急遽日本に帰って、次の準備を整えて数日後日本を立ちイギリスに向かう。
次の強烈な責めの為に一時帰国したのだ。
真悠子が大泉の面白い話に、SEXに狂った後には面白い趣向だと言ったからだ。
その大泉からイギリスの事件は殆ど日本では話題にも成っていないと電話が有った。
「クリームを塗りますよ!しむかも知れませんが我慢して下さいね!」
美代子が結菜の顔の近くでその様に話すと、横田看護師がカップをバリカンから持ち替えて真悠子が受け取る。
刷毛に一杯クリームを掬い取ると、いきなり肥大して赤く腫れているクリトリスに落とした。
「ぎゃーーい、いた、いた!」
刷毛でそのままクリームを広げる様に動かされて、大きく身体を動かそうとする結菜。
「あっ、しむ、、、、、だめーあっ、あっ」今度は強烈に感じてしまったのか、手を開いたり閉じたりして声を発する結菜。
「我慢して下さい!」と押さえるが大きく頭を振りながら今度は仰け反って「あっ、あっ、だ、だめーー」と口走る。
真悠子は面白そうに再び刷毛にクリームを浸けて、今度は大陰唇に塗り始めるが刷毛は小陰唇を抉る様に動かす。
「あぅ、うぅ、だめ、か、かんじるーーーーー」大きく仰け反る頭。
短くされているので、大きく乱れる事は無いがそれでも首を振って美しい黒髪が顔を隠す。
もう結菜は何も考えられない程敏感に成って、刷毛の動きに大きく反応して声を発する。
「凄いわね!データが欲しいわね!脳波は今どの様な反応をしているのかしら?」東郷女医が早くあの器具を装着して薬の効果を見たい様に口走っていた。
「本当は剃り上げられている時の反応がもっと面白いのでしょうね!」横田看護師が東郷女医に話した。
少し離れているので声を出しても聞こえない様だ。
だが東郷女医は「ここは我慢よ!真悠子さんがその気に成ったら大変だわ!」
まだ結菜に真実を教えるのは時期尚早だと自分に言う。
或る程度治験に使うと、女優の北村綾子は解放する事に成っている。
それは安蔵から治験のデータを取ったら、北村綾子は解放しなさいと言明されているからだ。
結菜は真悠子の気が済む様にしても致し方ないと思って居る安蔵。
最終的にはコロナで亡くなる事も想定に入っていたのだ。
それ程真悠子の嫉妬心は強い、主人直樹を取られて妊娠した事実は消えないと考えていた。
母親雅代子の仕業だと二人は全く知らなかったから、始末が悪いのだった。
「バリカンで刈った部分だけ剃って、肝心の部分はそのままにして置きましょうか?」
急に思い出した様に東郷女医が白く塗られた結菜の下腹部を見て言った。
「急に?どうされたのですか?」驚いて尋ねる横田看護師。
すると急に耳打ちをすると「成る程!」と笑顔に成る。
そのまま真悠子の背中を叩いて同じ様に耳打ちした。
真悠子は手で東郷女医に判ったと合図をした。
刷毛の動きだけで相当感じてしまって、膣口の部分は白いクリームが流れ落ちてしまっている。
愛液が流れ出してクリームを流してしまった。
タオルを湯に浸けて軽く絞って広げて結菜の白い部分に合わせて、再び畳むと真悠子に手渡した。
「さあ、蒸らしてあげましょうね!」そう言う美代子。
「うぅ、ううー」タオルを押しあてると、再び声を発した結菜。
何故こんなに感じるのだろう?刷毛でクリームを塗られただけなのに?急に我に返る結菜。
変に成ってしまったの?そう思った時、真悠子の指が肥大したクリトリスを擦り付ける様に触った。
「あぅ、うぅ、だめ、か、かんじるーーーーー」思わずしゃべってしまう結菜。
「腫れを引かせる為にもマッサージをして、血流の分散をしています!我慢して下さい!」
耳元で美代子が言うが、最初の言葉だけで既に耳は聞こえない程身体に電流が走る様な衝撃が結菜の脳天に突き刺さっていた。
「ああーああーだ、だめーーだめーー」
「何が駄目なのですか?」意地悪く尋ねる美代子。
「あの指だけで逝き切る様ですね!」横田看護師が東郷女医に囁く様に言う。
「あの器具の数値を見て!心拍数も呼吸も凄いわ!」
「その為にも脳の行動が知りたいのですね!」
「剃毛もその時までお預けにして置くのよ!」
竹中薬品研究室の資料には性的な緊張が最高潮に達した後に訪れる、強い快楽による体の反応を意味するオーガズム。
実は単に“気持ちよく”なるだけじゃなくて、健康にも良いと言われているって知っていた? 睡眠の質の向上から鎮痛効果、ストレス軽減、肌質の改善まで、性的絶頂によって得られる意外な健康へのメリットが有る。
その為女性の薬の開発を促進している様だ。
治験の為には無理やりにでもオーガズムに到達させる事も有る。
真悠子が簡単には吉行アナを解放する事は無いので、色々と実験に使いたいのが本心だ。
肥大したクリトリスと割れ目に指を擦り付けられて、結菜は既に思考回路ゼロに陥っていた。
「も、もう、、ゆるしてーーー」
「我慢して下さい!マッサージを腫れた部分に溜まった毒素を取り除いているんですよ!」
「ああーああーだ、だめーーだめーー」
真悠子は面白そうに指でクリトリスから小陰唇を弄くり回している。
確かにクリトリスが異常に膨張している事は治療に入る前から知っていた結菜だが、今そのクリトリスに刺激を受けて脳天が爆発しそうに成っていた。
「ああーああーいくーーいっちゃうーーだめーーーー」
「逝っても良いのよ!逝った方が身体は楽よ!」美代子が必死で我慢をしている結菜の箍を外そうとしている。
散髪の準備
72-030
今後は真悠子の責めがエスカレートするのは確実だから、日に何度も逝かされてやがてはポルノ男優相手に果ての無いSEXをさせられる予定だ。
SEXに狂った女子アナは既に放送界から追放される運命だと思っている。
「ああーああーだ、だめーーだめーーいくーーいっちゃうーーだめーーーー」
大きく身体を痙攣させて仰け反る結菜は急に反応が無くなって項垂れた。
タオルを取り除くと、刈り取られている部分の陰毛は岩肌に貼り付いた糊の様に、所々地肌が見えて整って居ない。
「恥丘の上の乱れた部分だけ剃り上げて頂戴!」それだけ言うと真悠子は意識を失った様な放心状態の結菜の身体を見ながら「次が楽しみだわ!」そう捨て台詞を残して手術室を出て行った。
その真悠子に安蔵から電話が有ったのは、疲れた様子でビールを飲み始めた時だった。
「あのアナウンサーはまだ妊娠可能か?」
「えっ!お爺様どう言う事ですか?」
「お前の考えそうな事は判る!避妊手術をする予定だっただろう?」
「当然よ!直樹の子供を宿すなんて許されないわ!」
「実はな!会社の研究室で面白い薬を開発したのだよ!」
「何ですか?」
「女性の避妊薬の最新版だ!」
「ピルが有るでしょう?」
「子宮の中に注入して使う薬で、一度注入して生理で流れ落ちる物らしい!」
「そんなに面倒な物誰も使わないでしょう?」
「それがそうでは無いのだよ!今はまだ研究段階だが男性は中出しが遠慮なく出来る利点が有るが、それ以上に素晴らしいのは女性が子宮でエクスタシーを感じるのだよ!」
「えー、そんな!」
「信じられないかも知れないが、研究段階では立証されている様だ!」
「お爺様判ったわ!あのアナウンサーで実験したいのね!」
「その通りだ!まだ注入方法が確立されていないので、多少手間なのだが治験が確定すれば簡単な方法は考えるらしい!若くて子供が必要でない女でなければ実験は出来ないだろう?」
「子宮が使い物に成らない可能性が有るのね!」
「まあ、そんな処だ!それ以外の試薬も持って桐生妙子に行かせるので頼む!まだ妊娠が可能と聞いて安心したぞ!お前の事だから既に坊主にして治験のデータを取り始めたころだろう?」
「まだ坊主には成ってないわ!あの女優の方が先よ!解放が必要でしょう?」
「成る程!猫が鼠をいたぶる様だな!」
「もう、北村綾子の事は考えて下さったのでしょう?」
「それは大丈夫だ!我が社の提供の番組で主役に使ってやる予定だ!」
「流石!お爺様早いわ!」
「データは確実に頼むぞ!中々若い美人のSEX状況は治験出来ないからな!薬の治験の欄に内緒で女優北村綾子のデータを添付すれば間違いないだろう?」
「怖いお爺様!」
「お前には負けるぞ!昔から虐める事が好きでお母さんを困らせたな!」
安蔵は昔を懐かしみながらしばし真悠子と話をして楽しんでいた。
その間に結菜は下腹部のバリカンで刈り上げられた部分だけを剃り落されて、青々とした剃り跡を無影灯の下に晒していた。
真悠子に逝くまで責められて、愛液を垂れ流した膣口に本郷女医がクスコを挿入して広げる。
膣の状況、Gスポットの具合を調べて「少し小さく成っている様だわ!再注入で大きくしましょう!」数年経過して根岸婦人科で受けたヒアルロン酸が多少抜けていると言った。
クスコで広げられても反応が無くなっている結菜。
試薬Bの副作用で一度逝くと回復が遅くて、連続の反応が少ないと記入された。
結菜は麻酔注射でGスポットの肥大を再びされて、そのまま眠らされて今日の治療が終了した。
今度はBの薬は投与せずに、クリトリスの肥大を解消させる事に成った。
八時頃目覚めた結菜に「少し腫れが引いたでしょう?」と尋ねる美代子。
直ぐに調べると変に思われるので、食事の後で調べる結菜。
確かにクリトリスの腫れは少し小さく成っていたので、一安心したが昼間の治療で逝ってしまった事実を自分では認めていた。
翌朝結菜は再び熱っぽい症状に逆戻りで、自分では立ち上がれない状況に成っていた。
明け方に再び注射をされているが、本人は空調から流れ出る睡眠薬で気が付かない間に行われていた。
綾子は逆に立ち上ろうとして目眩で再びベッドに倒れ込んだ。
同じ様に眠らされている時に注射を打たれたのだが、記憶には残っていない。
横田看護師が綾子からの連絡で病室に飛び込む様に入って来た。
「北村さん!何か有りましたか?」
「先程目眩でベッドに倒れてしまいました!目眩の時は連絡する様に先生に言われましたので、、、、、」
「先生が脳血栓の症状だと言われていましたね!直ぐに検査の準備に入ります!」
「お願いします!」
しばらくして「いつでも手術を出来る様に準備をされた方が良いと言われました!準備をしましょうか?」
「準備?」
「脳の血栓を取り除く手術が必要に成ると言われました!」
「えっ、そ、それって坊主に、、、、、」
「そうです!」
「私女優なのですよ!」
「命が無くなれば女優も出来ませんよ!手術が決まった訳では有りませんよ!検査の結果難しいなら外科手術を決行するのです!薬で散らせれば開頭の必要は無いのですよ!」
「で、でも、、、、」
「もう猶予は有りません!直ぐにガウンを着て向かいましょう!車椅子を準備します!」
部屋の電話で車椅子の手配をして、同じ様に別の場所に電話で「女性手術の為の剃髪をお願いします!」と伝えた。
「、、、、、、、」考え込む綾子。
「急いで下さい!先生は既に検査と手術の準備に入られましたよ!」
そこへ車椅子を押して看護師が入って来た。
綾子の散髪
72-031
追いやられる様にガウンを着る綾子だが、目眩が再び起こってベッドに手を付いた。
「急がないと!手を貸してあげなさい!」
看護師に身体を支えられてガウンを着ると、そのまま車椅子に座らされてしまう綾子。
時計を見ている横田看護師は、薬の効果が消える時間まで半時間だと思う。
「病院内に散髪屋が在るのですよ!」
「ほ、ほんとうに、、、、」独り言の様に車椅子で喋る綾子だが、全く相手にせずに散髪屋の場所に車椅子は向かう。
車椅子の背もたれにセミロングの栗色の髪が束ねられて動く。
今では結菜の方が少し短い様に見える。
車椅子が散髪室と書いた部屋の前で止まると綾子は「どうしても?」と尋ねる。
「歩けたら必要無いかも知れませんが?」横田看護師は時間を測っているので、先ず立ち上がると目眩がすると知っている。
綾子は頑張って立ち上がろうとするが、同時に目眩が襲って再び座り込んでしまった。
「やはり無理の様ですね!早急に手術が必要に成る様です!」
「本当に?頭を開くの?」怯えた様に尋ねる。
「それは東郷女医が色々治療されて最終外科しかないと判断された時です!」
「外科の先生はいらっしゃるのですか?」
「イギリス人の先生がいらっしゃいますよ!でもそれは最悪の時です!東郷女医は婦人科と内科ですから、外科の先生には成るべく頼みたく無いでしょう」
その言葉を聞いて綾子は準備だけで外科には成らない事を祈るだけだった。
「手を支えて散髪椅子に!」看護師がいつの間にか二人来て綾子を左右から支えて散髪椅子に座らせる。
大きな鏡に写るノーメイクの顔が引きつるのが自分でもよく判る。
ノーメイクなら断然あの女子アナの方が綺麗だと思う横田看護師。
「心配しなくても直ぐに髪は伸びますよ!一か月で二センチも伸びるのですよ!」理髪師の女性が慰める様に言った。
「じ、女優が坊主では、、、、」
「命が亡くなったら終わりだわ!」横田看護師が止めの様に言う。
強張る綾子の首にカットクロスを大きく広げて巻き付ける準備に入った。
「あの女子アナよりは気楽でしょう?大変だったのよ!」
「吉行さんも坊主に?」
「昨日ですよ!今は手術が終わって病室で眠って居ます!」
綾子は勝手に結菜が頭を開いて血栓の手術を受けたと理解して、自分も同じ様に成るのか?と怯えていた。
そしてあの長くて美しい黒髪を剃られて坊主にされた気持ちを考えると、思わず涙が零れ落ちていた。
横田看護師がセミロングの栗色の髪を持ち上げて、綾子の首を見える様にした。
理髪師の女性が直ぐにカットクロスが綾子の首に巻き付けた。
覚悟の瞬間が近づくと「宜しいですね!」理髪師の女性が櫛を持って尋ねた。
何故今櫛が必要なの?そう思う綾子だったが、直ぐに意味が理解出来た。
「一応記録を残す様にプロダクションの方に言われましたので、撮影させて頂きます!」
「えっ、プロダクションに連絡されたのですか?」
「はい!女優さんの状況をお話して置きました!勿論NCTの方にも病状の報告は致しました!」
「すみません!」
「それでプロダクションは一応撮影をして下さいと言われましたので、、、」
「何の為に?」
「一応事故なので証拠が必要との事です!」
ビデオカメラはプロ使う高級品が準備されている事を綾子はこの時知らなかった。
ライトも充分過ぎる程綾子を照らしているが、全くその事には気が向いていない。
自分の散髪シーンが今後のドラマに使われるとは知らない綾子。
櫛で梳いて撮影が始まっているが、既に綾子は目を閉じて神妙な面持ちだ。
直ぐに電気バリカンで刈り取れば早いのに、理髪師はセミロングの髪を櫛で梳いて、ゆっくりハサミに持ち替えると長い髪を持ってハサミを入れて「ジョキ、ジョキ」と切り髪の毛の束をカメラの前で一瞬制止させる。
再び髪の毛の束を左手で持つと「ジョキ、ジョキ」と切り刻んで今度は左手で床に巻く様に見せた。
理髪師の顔は撮影されないので、理髪師の指先だけの出演だ。
よく見ると素手に成っているのだが、綾子は全く気が付いていなかった。
防護服姿は使えないので素手に成っている。
再び長い栗毛を掴み引き寄せると「ジョキ、ジョキ」と切り左手で床にばら撒く。
綾子は全く見ていなくて目を閉じて切られる髪を口惜しく思っていた。
次々と長い髪が切られて綾子の髪は短く成って、首が良く見える様に成った時ハサミを横に置くと電気バリカンを手に持つ理髪師。
既に後ろは髪が切られて短く成っているが、カメラを構える方向に電気バリカンを向けるといきなり綾子の額に左手を持って行く。
「ガーガー」と音が聞こえて目を見開く綾子。
目の前にバリカンの刃先が見えて、頭を動かそうとすると、横から横田看護師が「危ないですよ!」と後頭部を押さえる。
「ガーガーガー」「ガーガーガー」一気に額にバリカンの刃先が入って、頭頂部まで一気に滑らせる。
白い地肌が露出して栗色の長い髪はカットクロスに流れ落ちて行った。
「あっ!」鏡に映る姿に驚くが、既に面影は消えて栗色の髪は左右に残るだけだ。
「ガーガー」「ガー、ガー」電気バリカンは早い、
直ぐに綾子の頭の栗色の髪は後頭部と側頭部に残るだけに成った。
理髪師はもう躊躇う事は無く、次々と刈り取って数分で栗色の髪は皆無に成った。
「剃り上げる準備をして下さい!」理髪師の言葉で横に居た女性が直ぐにシェービングクリームを泡立て始めた。
(人気女優も哀れなものね!身体中の毛を剃り落される)横田看護師が刈られた頭を見て思っていた。
手術室で色々な薬の治験をされて、近日中に開放する予定に成っている。
女子アナは真悠子が許すまで帰す事はないが、この女優は解放され元の仕事に戻すらしい。
今撮影している散髪シーンはカムバック作品で使う予定だと聞いた。
一体どの様にしてカムバックさせるのか、不思議に思っている横田看護師。
光る頭
72-032
直ぐに綾子の頭はシェービングクリームで白く塗られて、蒸しタオルがターバンの様に巻き付けられて短い髪が蒸された。
蒸し終わると再びシェービングクリームが頭に塗られる。
理髪師が「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と剃り始めた。
既に綾子は諦めたのか全く反応を示さずされるがままで、自分の変わった姿に諦め切っていた。
まさか女優にカムバック出来るとは、この時点では考えられない。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」
しばらくすると青白く光り輝く頭にされてしまった綾子。
「はい、出来ましたよ!手術室に向かって下さい!おつかれさまでした!」
理髪師の女がカットクロスを外して、綾子に伝えたが放心状態で動けない。
既に薬は切れて綾子は自分の足で歩ける様に成っていたが、心がふらつく様な状態で立ち上がれない。
床には足の踏み場も無い程の栗色の髪が散乱していた。
「車椅子をお願い!」横田看護師が言って、直ぐに部屋に運ばれて来た。
ゆっくりと立ち上がる綾子は目眩を感じない。
車椅子でCTの部屋に運ばれて「一応調べて置きましょう」東郷女医が嘘の器具に綾子を寝かせて調べる。
「まだ大丈夫の様ですよ!頭の手術はどうにか回避出来そうですよ!」
「ほ、本当ですか?」急に笑顔に成る綾子。
坊主にすると少女の様な顔に成って、大人の女の顔は何処かに消えていた。
化粧もしていないので一層その様に見えるのだろう?
「コロナの治療注射、性病の治療を行いますので、手術室に行きましょうか?」
「あっ、歩ける!」CTの台から自分で降りて喜ぶ綾子。
「性病は治るのですか?」
「今日の手術で完治する筈です!コロナも数日で完治出来れば良いですがね!」
「今日、手術?」
「手術と言っても膣と子宮の殺菌ですね!」
「殺菌?」
「大丈夫ですよ!子供は将来産めますよ!」
「エイズではなかったのですか?」
「大丈夫ですよ!検査では陰性でした!」
急に元気が出て来た綾子は足取りが軽く成って手術室に入った。
既にスタッフが準備を整えて待って居る。
勿論綾子の頭に被せる器具の準備、隣の部屋ではポルノ男優の赤松京介が綾子とSEXが出来ると準備をしている。
全裸でガウンを着ているだけで勃起薬も飲んで準備は怠りない。
この京介もつるつるの禿げ男なので、禿の競演だとスタッフに笑われたのだ。
黒人のポルノ男優アダムスも参加予定だが、今日は来ていない様だ。
「ガウンを脱いで台に横に成って下さいね!」横田看護師がそう言いながらガウンを受け取る。
綾子は一日も早く完治する事を願っているので、躊躇う事も無く手術台に座ると両足を投げ出してつるつるの頭を枕に置いた。
「少し痛みを伴いますので麻酔をしますよ!目覚めた時には身体がすっきりしているかも知れませんね!」
東郷女医がその様に言うと、綾子の胸の処にカーテンが移動して女医の顔が視界から消えた。
試薬A,Dが準備されて既に注射器に入っている。
肛門から注入する試薬Eも横に置かれている。
横田看護師が試薬Aの注射器をシャーレ―に載せて綾子の顔の近くに持って来た。
その間に両足は看護師達の手で下脚台に載せられて革のベルトが巻き付けられた。
「腕を横に伸ばして下さい‼注射を致します!」
何の抵抗も見せず腕を伸ばす綾子。
直ぐに注射針が突き刺さり、綾子の身体に吸い込まれてしまった。
「直ぐに気持ちが良く成りますよ!」
「ま,ますい、、、変な気分、、、、、」
「そうでしょうね!記憶は消えてしまいますが反応は有りますからね!」
「もうカーテンは必要ないわ、頭に器具をセットして頂戴!」
コードの沢山付いたヘルメットの様なバンダナの様な物を、看護師達が綾子の顔の近くに持って行く。
そのまま頭の色々な部分に貼り付けて被せ始める。
「テストで電源を入れて見て下さい!」
「キュン、キュン」と音が聞こえて、器具の針が動いて電子グラフが横のモニターに映し出された。
「検査着を全て脱がせて下さい!当分必要無いでしょう!」
検査着の上着の胸を開くと素早く剥ぎ取る様に脱がせる。
結菜よりも少し小ぶりだが形の良い乳房が飛び出すと、既に乳首が勃起している。
「薬は効いている様だわ!SEXはしたいのでしょうね!」
食事に混入されているSEX促進薬の効果を言う本郷女医。
腰に巻き付けられた検査着もマジックテープを外して、毟り取る様に引っ張って取り除く。
「腰にベルト!腕も動かない様にして下さい!」
ベルトを巻き付けて動かない様にすると「肛門に注入しますので台を大きく上昇させます!」
東郷女医の言葉と同時に上昇を始める手術台。
通常の婦人科の位置から一段高く動きながら、大きく股間が開かれて黒々とした陰毛が揺れる。
「長い陰毛だわ!」
「大陰唇の毛が長いのですね!」横田看護師がその様子を見て言う。
お尻が無影灯に照らされて停止すると、直ぐに横田看護師が綾子の臀裂を左右に広げる。
「うぅ、ううー」急に声が出る綾子。
感じるのは既に倍増している様だ。
それを一層引き立たせて、薬の状況を調べるのだ。
開かれた臀裂の奥に菊の花びらの様な肛門が見える。
指にクリームを浸けて人差し指を肛門の周りに動かしてクリームを塗り始めた。
怖い薬
72-033
「あっ、あっ、だ、だめーー」綾子が急に大きな声を発した。
「お尻使った事が有るのかも?」東郷女医が肛門の動きを注意深く見る。
「うぅ、ああー、ああーーや、やめてーーゆきひこーー」
東郷女医が人指し指を挿入すると大きな声で発した。
「やっぱりね、アナルSEXはしてない様だけれど、指で遊ばれて良かったのね!」
「ああーああーだ、だめーーだめーー」指を動かされて感じている綾子。
適当に遊ばれて指を抜き取ると、横田看護師が綾子の緩んだ肛門に注射器の先を挿入した。
直ぐにポンプで薬を注入すると注射器を抜き取る。
「直ぐに効くわよ」そう言いながら手術台を降ろして元の位置で止めた。
「次は少し痛いわよ!でもその後は剃毛してあげるから、感じて飛び上がるわよ!」
既に頭に付けられたパットからは器具に数値が現われて、身体の興奮度合いが見て取れた。
大きく開かれた陰部を指で開こうとするが「陰毛が長いから手伝って頂戴!」
横から看護師が陰毛を掻き分けると、東郷女医が長い注射針を大陰唇の右側に突き刺した。
「ぎゃーーい、いた、いた!」大きな声を出して、自由に成る膝からつま先までをばたばたさせた。
「痛みも良く感じるから辛いわね!あのアナウンサーより薬がひとつ少ないのよ!我慢しなさい!」そう言って太腿を叩く。
左側にも同じ様に突き刺さると大きな声を出して反応を示した。
続けてクリトリスの上の密集地帯にも左右に一本ずつ薬が注入されて、喚く様な声で反応をして静かに成った。
「しばらくして剃毛の準備ね!その前にハサミで切らないとね!」大陰唇の陰者長さを言う。
その時、真悠子が入って来て「先生!明日桐生さんが新しい薬を持ってロンドンに着く様ですよ!」と伝えると、綾子の顔に近づく。
「綺麗に成っているわね!お爺様がこの子のカムバック作品決められたわ!月末から撮影だって白血病の役で主役らしいわ!坊主がぴったりだわ!」
「流石は会長さんですね!」
「あの女子アナにはもっと残酷な事をしなければ、我慢出来ないわ!」
「どうされたのですか?」
「自宅に電話をすると直樹さんが、イギリスで駐在の吉行さんがコロナに感染して隔離されたが状況を知っているか?って聞いたのよ!腹が立つわ!」
直樹の口から吉行アナの心配する声が聞こえて一層憤慨してしまった真悠子。
「どう答えたのですか?」
「ヨーロッパは広いのよ!知らないと答えたわ!もう我慢出来ない!」
「明日来る薬を注入すれば例の手術は必要無いでしょう?」
「折角卵管を切ってしまおうと思ったのに、お爺様が変な薬の実験に使いたいとおっしゃるので段取りが狂うわ!」
怒りが中々収まらない真悠子。
「中々面白い薬ですから、お嬢様も満足なさると思いますよ!」
「東郷先生はご存じなのですか?」
「実験に立ち会いましたから、、、、、」
そう話している時準備が整った様で、横田看護師がシエービングクリームを泡立て始めた。
「私に切らせて!」急に真悠子が綾子の股間を見て言った。
「どうぞ!」
東郷女医はハサミを真悠子に手渡す。
「この長いのを短くカットするのでしょう?」頷く東郷女医。
一人の看護師がビデオカメラで陰部のアップを撮影している。
この様なビデオが売られたら、北村綾子のファンは殺到するのだろうか?それとも卒倒するのだろうか?考えると一層面白く成る東郷女医。
「あっ、いゃーん」真悠子に陰毛を引っ張られて甘い声を出した綾子。
「この子男とSEXしていると思っている様ね!」東郷女医が微笑みながら言った。
「ジョキ、ジョキ」
「ほら、こんなに長いわ!三つ編みに出来るわよ!」冗談を言いながら切り取る。
再び引っ張ると「うぅ、うぅ、あう、あぅ」と声を発している綾子。
「ジョキ、ジョキ」左右の大陰唇の陰毛を引っ張って切ると、股間を横田看護師に譲った。
泡立てたシェービングクリームを、早速切り取られて短く成った大陰唇に刷毛を落とした。
「あっ、あっ、だ、だめーーか、かんじるーー」
刷毛が肛門に向かってゆっくり移動すると、大きく足をばたばた動かして叫ぶ様に言う綾子。
「アナウンサーと同じ様に成るわね!凄いは!針が振り切れたわ!」東郷女医が器具の動きを見て驚きの表情で言う。
「薬は効果と同時に副作用が有るのか?それが問題なのよ!あのアナウンサー今日はどの様に?」
「半分眠って居ましたよ!Cの薬を飲まされていますが、勃起は収まった様でした!」
「毎日飲まされてどれ程性欲が上がるのですかね!」
「それは竹中薬品のデータと個々の身体で違うでしょうね、彼女がどの位でSEX依存症に成るか判りませんね!」
「狂う程責めてやるわ!直樹が呆れる程の女にしてやる!清楚美人に憧れているのよ!本当の彼女を見れば幻滅するでしょう?」
怒りが収まらない真悠子。
「ああーああーだ、だめーーだめーー」急に大きな声を発した綾子に二人の目が向かい、話が途中で終わった。
「先生!あの注射は相当部分的には効果が有りますね!あの女も震える程感じていましたからね!」
「注射が難点なのよね!一般に売るには塗り薬にしなくては売れないわ!」
「塗り薬なら今度は舐められませんよ!」
「あっ、それが有るよね!この用途の薬は使い方が難しいのよね!」
「ひぃーーああーかんじるーーーー」悶える様に足を動かし手で何か掴む仕草の綾子。
クリトリスの周りに刷毛が動いて白くクリームを盛り上げていた。
「反応は良好ですね!」横田看護師が刷毛を動かして、下腹部も白く塗り上げた。
「あのアナウンサーに比べると少し少ないけれど、今時の女優では多い方よね!水着、それもハイレグを着るなら完全にはみ出すわね!蒸らしてどの様な反応をするか見ものだわ!」
東郷女医が微笑みながら言った。
女優の痴態
72-034
「先生!この女優は明後日帰国させる約束をお爺様としていますのですが、大丈夫ですか?」
「今日データを取ればもう良いわよ!後はアナウンサーでどの様な数値が出るかだわ!」
「私は数値以上に虐めたいわ!良いでしょう?」
「でも治療では限界が有るわよね!どうするの?」
「そうよね!嫌がる女に薬の効果でどの様に変わるか?ってのは?」
しばらく考えて東郷女医は「それは面白いかもしれないわね!意思に反する領域に薬が効くか?それは面白い実験だわ、この女優はノーマルよね!でも頭は拒否しても薬で身体が変わってしまうか?成る程!」真悠子の話で東郷女医は急に新たな治験に目覚めた。
白く塗られた陰毛の上に蒸しタオルが被せられて、それを押さえ始める横田看護師。
指で割れ目を刺激すると「あっ、あっ、だ、だめーー」と大きな声を発した綾子。
横田看護師は微笑みながら薬指でクリトリスから小陰唇を擦りながら刺激を与える。
「ああーああーか、かんじるーーー」
「感じて良いのですよ!」器具の針が大きく動いて頭が完全に感じるモードに変わっているのがよく判った。
しばらく面白く刺激をしていたが「もうそろそろ次に行きましょう!」東郷女医に言われて指を止める横田看護師。
「赤松さんに来て貰って手伝って貰いましょうか?」
看護師の一人が待機している赤松を呼びに向かった。
当初の予定とは少し変更された様だ。
頭は丸坊主で筋肉質の男が薄いガウンを着て手術室に入って来た。
「お呼びですか?少し時間が早い様な!」
「この子が五月蠅いので貴方のペニスを咥えさせて大人しくさせ様と思ってね!」
「えー、これがあの北条綾子ですか?若いですね!」
「坊主にしたからでしょう?いつもは栗色の髪で大人びた感じだからね!」
「有難い事です!イギリスまで来て美人女優にフェラして貰えるとは思いませんでした!」
「意識は有るけれど記憶は無いから好きな様に!」
「はい!竹中さんの新型の勃起薬を打って貰いましたから、もうびんびんで痛い位ですよ!」
「あの薬?終わらないって苦情が治験の男性から出た薬ですね!」
「そうなのですか?そりゃあ困った!」そう言って笑う。
「別の薬を飲むと嘘の様に小さく成りますよ!」
「それは便利な薬ですね!射精しても小さく成らないのですか?」
「そうですよ!赤く腫れても出来る様です!」
「夢の様な薬ですね!」
「まだ治験の段階ですよ!じゃあお願いします!頭に変な物を着けていますが外さないで下さいよ!」
「はい!」
綾子の頭を右に向ける看護師。
踏み台を準備して赤松の腰の位置に合わせる様に調整して、手術台の高さで微調整をした。
岩海苔の様に陰部に貼り付いた陰毛、そして中央の割れ目にはピンクの肉片が顔を覗かせているが無影灯に晒された状態で光る物が中央の割れ目を流れ落ちている。
愛液が絶えず流れ出ているのがよく判る。
「今から剃毛をしますので、多分大きな声が出ると思うので赤松さんのペニスで声を塞いで下さい!」
「剃毛で?そんなに感じるのですか?」
「刷毛だけでこの愛液ですか?」驚く赤松だが、踏み台に上がってガウンの中に手を入れて大きなペニスを綾子の目の前に出した。
反応の無い綾子に「どうしたのでしょう?」ペニスで綾子の頬を突く。
「無理ですよ!薬で自分の意思が無いのですよ!」東郷女医が微笑みながら教える。
「感じるのに?」大きく頷く東郷女医。
もう一度大きなペニスで綾子の頬を軽く叩くが、全く反応が無かった。
「もう直ぐ大きな声で叫ぶから、ねじ込んで頂戴!」
横田看護師がシェービングクリームを泡立てて、刷毛で掬い取るとそのまま下腹部に落とした。
「いゃーん!感じる!うぅ、うぅ、あう、あぅ」開いた綾子の口に赤松が待って居ましたとペニスをねじ込む。
刷毛が渦巻状に動いて「あぅ、うぅ、げぼーーげぼ、ぼ」ペニスが奥に入って苦しそうに成る。
「お、おおーこの女フェラを思い出した様ですよ!」
刷毛で塗られた下腹部を東郷女医が剃刀で「ジョリ、ジョリ」と剃り始める。
「うぅ、うぅ、あう、あぅ」「ペチャ、ペチャ」大きな音を立て舐める様にフェラをする綾子。
「慣れている様だな!」
「これだけの美人ですから男が放って置きませんよ!」
下腹部が綺麗に剃り上げられて青く成ると、再び横田看護師が刷毛に掬い載せて今度はクリトリスの付近に刷毛を落とした。
「あぅ、うぅ、げぼーーげぼ、ぼ」
口が大きく開いてペニスを飲み込む様に成って咽る綾子。
器具の針は大きく動き絶頂の時を示している。
「先生!刺激が強い様ですね!」
「そうね!この薬は確かに感じる様だけれど、注射では使い道が限られるのよ!」
東郷女医は綾子の反応の良さと、昨日の結菜の状況を考えると薬としては上出来だが、、、、、
治験ノートに大きな丸を書き込み考え込む。
その間にも綾子は完全に感じて足をばたばたさせて、足先を大きく伸ばして興奮を抑えきれない。
既にフェラを辞めてしまって、口には大きな赤松のペニスを咥えさせられているだけだ。
「先生!どうしましょうか?」
「多分逝ったのよ!」
「えー既に逝ったのですか?刷毛で?」
「また直ぐに元に戻るわよ!女は回復が早いからね!」
刷毛が残った陰毛を白く塗り終わるが、割れ目は愛液が出流れ状態でシャボンの泡を流していた。
逝き切る女優
72-035
「剃り上げてあげるわ!」
日本剃刀を広げると左手で綾子の皮膚を伸ばして「ジョリ、ジョリ」と剃り始めたのは大陰唇の部分だ。
「あうぅ」
「本当だ!また吸い付いて来ました!」
「少し頭を動かしてやれば弾みがつきますよ!」
そう言われて赤松は綾子のつるつるの部分を持って動かした。
「うぅ、うぅ、あぅーー」
ペニスにしゃぶり付く綾子は完全に性獣の様な動きに変わっている。
「凄い!器具は一杯まで針が動いています!直ぐに逝きますよ!」真悠子が驚きの声を発した。
「もう連続で逝くから、どの様な結果が出るか不明ね!」
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」
大陰唇の左右を剃り終わると、今度は一番密集地帯に剃刀が移動した。
クリトリスが大きく勃起してピンクの豆が既に剥き出されている。
綾子のクリトリスは興奮するとこの様に剥き出される様で仮性包茎の様な感じだ。
そのクリトリスの近くを剃刀が動くと、一層興奮して足をばたばた動かして大人しく成るが、直ぐに同じ事を繰り返す。
「何度も逝っているのよ!怖い薬だわね!」
やがて綺麗に剃り上げられて青白く成った陰部をタオルで拭き取る横田看護師。
「赤松さん!この場所を譲りますから入れてあげて下さい!」
「もう私も爆発寸前に成っていました!」
東郷女医が股間を離れると、手術台の高さを調整している。
赤松はガウンを脱ぎ捨てて全裸に成って、つるつるの頭を両手で軽く叩きながら股間に入った。
「よっしゃー!一発入れてやるか!」
直ぐに綾子の身体に手を伸ばして乳房を右手で揉みながら、無毛の陰部に左手を持って行く。
「わぁー洪水状態ですね!」
「でしょう?いきなり入れても大丈夫よ!」
「楽しみも有りませんね!濡れない女を濡らすのが私らの仕事だと思っていましたからね!」
「拍子抜け?」
東郷女医は微笑みながら器具の横に行って数値を見ている。
「あぅ、うぅー」乳房の刺激に久しぶりに反応した綾子。
「また復活した様だわ!天国に送ってやって!」
「はい!」
そう言うと大きなペニスを綾子の無毛の陰部に擦り付け始める。
「ああーああーーい、いれてーーー」
「いれてーって言いましたよ!」
「もう欲しくて我慢出来無いのよ!赤松さんの抜かずの連発をお願いしますわ!」
「中出しは?」
「駄目ですよ!今一番妊娠の確立が高い時期ですよ!」
「判りました!」
「アナウンサーは中出しOKの予定よ!」
「そりゃ楽しい!あの子も美人だから楽しみにしています!」
擦り付けていたペニスが愛液に誘われる様に滑り込んでしまった。
「あっ、しまった!」
「うぅ、うぅ、あう、あぅ」突然挿入されたペニスに思わず仰け反る綾子。
「いいーいいわーーーもっと奥に!」
「要求しているわ!凄い数値!」東郷女医は器具の数値に呆れる。
「ああーああーか、かんじるーーー」
「もっと突いて!」
赤松ももう後には引けないので、腰に力を入れてペニスを押し込む。
「ああーああーいいーうぅ。いいわーー」
腰の動きを始める赤松の動きに合わせる様に仰け反って「ああーああーーああーーいいーいいーー」と腰を動かす素振りをする綾子。
「SEX好きだったのね!清楚な顔をしていたけれど、本当は好き者だったのね!」
「いいーいいーいいーいくーーいっちゃうーーー」器具の付いたつるつるの頭を仰け反らせてひくひくとして、静かに成った綾子。
「一ラウンド終わった様ですね!」額に汗を噴き出して言う赤松。
横から看護師がタオルで汗を拭き取る。
綾子の身体にも汗が吹き出して、つるつるの頭の器具が外れて落ちた。
「先生!落ちました!」
「もう良いわ!データは充分よ!赤松さん腰が抜けるまで逝かせてあげて!」
「わ、私も体力が続きませんよ!」
しばらくして、再び腰を動かし始める赤松。
「ああーああーーああーーいいーいいーー」
「も、もっと、ついてーーー」
「また元気を取り戻しましたよ!何度逝くの?」呆れる横田看護師。
「ああーああーいいーうぅ。いいわーー」
しばらくして再び仰け反って「いくーーいっちゃうーーだめーーーー」と今度は身体を痙攣させて果てた。
「もう宜しいでしょうか?締まりませんから私は逝けません!」
赤松がまだ元気の有るペニスを抜き取る。
「既に気を失っていますよ!」横田看護師がつるつるの頭を仰け反らせた綾子の顔を見て言った。
「何回逝ったのよ!薬の影響だと思うけれど、凄いわね!風呂に連れて行って眠らせて頂戴!明日の様子を見て解放の日を決めましょう!」
大きく開かれた陰部は閉じる事が無い程開いている。
「膣口が開いたまま?」
「もう直ぐ閉じるでしょう?赤松さんの大きなペニスが動いて、、、、」
笑みを漏らして東郷女医は手術室を出て行った。
試薬到着
72-036
院長室に戻った東郷女医を追いかける様に真悠子が入って来た。
「薬のデータは予想通りだったのですか?」
「考えていたよりも良かったわね!実用化には課題も多いから、集めた綾子のデータは明日来る桐生さんに預けるわ!研究室で分析するでしょう」
「あのアナウンサーは解放の必要ないのでしょう?」
「いずれは解放しなければ駄目でしょう?」
「解放?その様な必要無いでしょう!彼女はコロナで重篤なのよ!」真悠子は先日の直樹の結菜を心配する言葉に憤慨を隠せない。
東郷女医は真悠子の言葉に背中が寒くなる気分だった。
嫉妬がこの様に強い我儘な性格に今更ながらに怖さを感じていた。
「明日の段取りは?」
「綾子は様子を見て解放の準備に入ります!」
「綾子はどうでも良いの、あのアナウンサーよ!明日は何も出来ないの?」
「明日、桐生さんが持って来る薬を注入する予定ね!ここに着くのが午後だから夕方から注入に成るわね!明後日がお嬢さんの楽しみの日に成りますよ!」
「明後日なの?待ち遠しいわ!」
「赤松さんも回復するから、黒人のアダムスも参戦するから腰が抜ける程逝きまくりに成るでしょうね?」
「黒人のペニスって硬くて長いのでしょう?子宮口に届くでしょう?」
「日本の女性なら確実に届くわよ!だから中出しさせて妊娠の有無を調べられるのよ!」
「面白い薬を開発するわね!」
真悠子は楽しみを半分に再び防護服を着て結菜の病室に向かった。
「様子はどう?」美代子に尋ねる。
「例の薬を使っていますので、熱っぽい状態が続いていますね!勿論性的欲求の薬は続けています!」
「剃毛だけで逝く勃起薬とDの試薬の併用は駄目ね!」
「はい!」
真悠子は病室を覗いて直ぐに自分の部屋に帰ってしまった。
翌日昼まで眠った綾子は身体全体に怠さを感じていた。
「今日の退院は無理の様ね!」東郷女医が綾子の強請を見て言った。
「でも体力が戻れば退院出来ますよ!もうコロナも性病も昨日の治療で完治しました!血栓の心配も有りません!」
「ほ、本当ですか?」
「頭髪は残念でしたが、同じ髪型の鬘を準備していますのでこれから試着して下さい!」
ベッドで疲れた様子の綾子の顔に笑みが戻った。
看護師が綾子の髪型と同じ栗色のセミロングの鬘を大事そうに運んで来た。
「横田さん!着けてあげて下さい!」
「この鬘は特注ですから、北村さんの髪質にも合っていると思いますよ!」
昨夜安蔵が送ってくれた品物で、既に映画の撮影に使う為に準備された物だった。
起き上がって鬘を装着して鏡を差し出すと「わあーぴったり、これなら判りませんわ!ありがとうございます!」
「良かったですね!性器の方は時間が経過して生え揃った頃には元通りに成っていますよ!しばらく男性は遠慮して下さい!」
「は、はずかしくて、、、、、」そう言って恥じらう姿は、清純女優そのものだ。
実態は結構男遊びはしていた事実はこの数日間で暴露された。
そのまま鬘を外さずベッドに横に成って、明日の退院を待つ事にした綾子。
「アナウンサーの吉行さんは?」
「良く無いですね!今日も夕方手術の予定だと聞きました!」部屋に残った看護師が答えた。
「私は回復したけれど、吉行さんは重篤なのね!早く良く成って欲しいわ!」
だが自分達が暴漢に誘拐されてレイプされた事は絶対に口外出来ない。
実態はコロナに感染して治療を受けた。
自分は一週間で完治したが、吉行アナは重篤で退院は中々だと話そうと決めていた。
午後に成って桐生妙子が新しい避妊薬を持って病院に到着した。
院長室で東郷女医と真悠子の前で試薬の容器を箱から取り出して見せた。
「これは?」東郷女医が容器の形状を見て驚く。
「まだ試作品の段階で、効果が得られたら注入方法は考える様ですが、まだこの試薬が完全避妊とエクスタシーを子宮で感じるって判りません!」
「夢前教授の考えそうな薬ですね!」
「誰ですか?」
「竹中薬品が契約している大学病院の教授ですよ!女性のエクスタシーの研究を三十年もしている変な教授ですよ!」
「確かあの勃起薬も先生の作品でしたね!」
「あれは駄目ですよ!一度逝くと回復に時間が掛かり過ぎだわ!」真悠子が怒った様に言った。
「でもこの説明書を見ると、この試薬の注入は結構面倒ですね!」東郷女医が説明書を読みながら言った。
「そうなのです!堕胎手術位の時間と手間が必要なのです!」
「この説明だと、子宮口を広げてこの筒を子宮に挿入してから噴霧する様ですね!」
「そんな面倒な物は絶対に売れ無いわ!お爺様ご存じなの?」
「はい!今後は小型軽量膣に挿入して細い管にしたい様です!でも実際避妊とエクスタシーの効果はまだ人体実験が数例です!」
「それであのアナウンサーなのね!まあ失敗しても関係無いわ!やりましょう!」
「そうですね!一時間後に手術の準備に入りましょう!美代子さんを呼んで下さい!」
嬉しそうな顔に成る真悠子は早速美代子を呼びに向かった。
「危険は無いの?」
「危険は有る様です!不妊に成った事例が数人!淫乱に成った事例も有る様です!でもそれはこの薬が出来る前の段階の薬です!」
「危険は伴うのね!まあいいわ!どうなるか?使って見ましょう!」
東郷女医は昨日の綾子のデータを桐生に渡して、今後のデータも取れたら送ると告げた。
桐生は小一時間病院に滞在したが、ロンドンの高級ホテルに部屋を取って有ると言って帰った。
新薬治験
72-037
「吉行さん!熱っぽいのは性病の影響の様だと先生がおっしゃって、今から緊急手術をされる様です!」
「えっ、手術?」
「簡単な手術ですから、一時間程で終わる様です!毎日熱っぽいのも大変でしょう?」美代子が言う。
「は、はい!何処を手術するのですか?」
「子宮だと聞きましたよ!堕胎手術の様な感じだと聞きました!」
「堕胎手術!」驚くと同時に根岸婦人科の悪夢が蘇る結菜。
。。。。。。。無影灯のライトが点けられると「台が動きますよ!」の言葉と同時に手術台が上昇を始めて、同時に足が左右に開かれて行く。
結菜は恥ずかしいので力を入れて、閉じ様としているが容赦なく広げられてしまう。
「洗浄!します!」
根岸医師が湯を結菜の性器にゆっくりと流す様にすると「あっ!」と声を出してしまう。
右側から真木看護師が手を伸ばして大陰唇を左右に広げる。
同時に根岸医師が洗う様に湯を流して「あっ、あっ」声が自然と出た。
結菜の小陰唇から膣口、尿道口をアワビの剥き身の様に洗う根岸医者の左手の指。
この様な事をされた経験が無いので結菜は恥ずかしさと同時に、異常な感覚に成っている。
急に「クスコ!」声が聞こえて、洗われた膣口に金属のクスコが挿入され始めた。
力んでいる結菜に「力を入れないで下さい!」根岸医師がクスコをねじ込む様に入れると、痛がる結菜は声を発した。
「あっ、い、いた!」
「我慢して下さい!」顔の処で横田看護師が顔を覗き込んで言った。
大きくクスコが開かれて螺子を廻して固定をすると、中を見ている様な時間が過ぎている。
しばらくクスコの中に何かを入れられていて「内田さん!妊娠は間違い無いですね!手術ですね!」
「そ、そうですか?そう、、だ」言いかけた時にクスコの中に液体の薬が注入されて、驚いて言葉を失った結菜。
強烈な媚薬を注入されて直ぐに陰部が暑く成ってしまう結菜。
「搔把の準備!」根岸院長が言うと、中絶の道具が運ばれて来る。
大きなクスコ、鉗子、子宮ゾンテ、頸管拡張器、等結菜が見たら気絶しそうな器具が並べられた。
「あの、あつい、、」陰部の暑さを伝える結菜。
殆ど無視して「そうですか、注射をしますよ!」横田看護師が結菜の腕に直ぐに消毒綿が塗って注射針が突き刺さる。
怖くなって手術を辞めようと訴えるが「か、かんが、、、、えさせて、、、」言葉が途切れる。。。。。。
その後は何も覚えていなくて、中絶手術と同時にクリトリス包茎の手術をされたのだ。
その事実が脳裏に浮かんだ結菜は「もうーーいやー」と思わず叫んでいた。
「ど、どうされました?」驚いた美代子が尋ねた。
「す、すみません!昔の事を思い出して、、、、」言葉に詰まった。
「北村綾子さんは明日には退院らしいですよ!吉行さんも早く完治して退院される様願っています」それだけ言うと、美代子は病室を一旦出て行った。
一緒に入院した綾子の退院は結菜には大きなショックだった。
しばらくして戻った美代子に綾子も同じ手術を受けたのかと尋ねた。
「異なる手術は受けられたと思いますよ!頭がつるつるに成っていましたからね!」
「開頭されたの?」
「大丈夫だった様ですよ!準備だけで終わった様で、鬘を着けて元気に成られた様です!」
「そうなの?手術は、、、、、受けた方が治りは早いのかしら?」
「東郷先生は優秀な医者ですから、言われる事は確実だと思いますよ!」
結局結菜は手術を受け入れる事に成り、予定の時間より一時間遅れての手術に成った。
検査着に着替えてガウンを着て待つ結菜を美代子が迎えにやって来た。
でも手術と聞いて憂鬱な表情に成った。
「行きましょうか?歩けますか?」
「少し熱っぽいだけですから、大丈夫です!」
美代子に付いて病室を出る結菜は、暗くて重い足取りで手術室に向かった。
手術室には真悠子の他、助手の稲木麻子も防護服で待機している。
スタッフの看護師も六名が結菜の到着を待ち構えていた。
手術台の横には桐生が運んで来た新薬の筒が置かれているが、太いペニスの様な物で先まで太い歪な物だ。
材質はバイブの様な素材で作られている様だが、全くの手作り感が残っている。
先の方が太いので中々挿入が困難だと見て取れる。
その歪な器具の横には堕胎手術に使う器具が並べられて、結菜が見ると足が止まる様な残酷な物だ。
大きさの異なる三種類のクスコ、一番大きなクスコは日本人には使わない様な大きさだ。
中の大きさのクスコは以前根岸婦人科が堕胎に使った大きさだ。
頸管拡張器の数々も異様な数並べられている。
日本人向きと外人向けの様で、明らかに大きさが異なる。
これから結菜に残酷な新薬治験の為の手術が行われ様としていた。
「ニ三日待ってから次の治験をされた方が良いと思いますね!」
「そうなの?時間を空けるの?明後日は無理?」
「様子を見ますが、堕胎と同じ位の負担が身体に有ると思うので待たれた方がお嬢様の楽しみが増しますよ!」東郷女医に言われて考え直す真悠子。
「じゃあ、直樹にもう少し滞在が伸びると言わないと駄目ね!」
「そうされた方が良いと思いますよ!」
「じゃあ、直樹さんに吉行アナの病状を調べてあげるって話して恩を売るわ!」
怖い事を考えると呆れて聞いている東郷女医。
確かに拒否する女に薬の効果がどれ程有るのか?それは大きな治験のテーマにも成るので、真悠子の怒りの矛先で違った治験に成ると興味を持っていた。
その時、美代子に連れられて結菜が手術室に入って来て、東郷女医に一礼をした。
新薬治験
72-038
「今日の手術で熱っぽい症状が治まる可能性が高いと思われます!」
「コロナの影響で熱っぽいのでは?」
「どうも異なる様ですよ!北村さんも同じ様な症状だったのですが、手術の結果完治したのです!」
「そうだったのですか?丸坊主にされたと聞きましたが?」
「画像を見せてあげて!」
助手の稲木がタブレットを持って結菜に画像を見せる。
「あっ!」
散髪屋で坊主にされる綾子の画像数枚を見せられ、次に目の前の手術台で手術を受ける前の姿が映し出されていた。
「開頭せずに終わりましたが、危ない状況でした!今は回復して明後日には退院に成ります!吉行さんも今日の手術で回復すると良いですね!」
「は、はい!よろしくお願いいたします」
手術台に上がる結菜の一番の心配は痛み、そして陰部を触られて感じるのでは?の不安が有るのだ。
最近何故かオナニーをしたくなる時が多く、必死で我慢しているのだがその欲求は日々強く成っている様な気がしていた。
今朝は剃られた部分がむず痒く成り始めている。
短い陰毛が剃られた部分に生え始めているのをシャワーで確認していた。
シャワーの湯がクリトリスを刺激すると、思わず陶酔状態に成って慌てて止める。
その様子は既に東郷女医に監視カメラの画像でチェックされていた。
「先生!痛いのですか?」
「麻酔をしますから、眠って居る間に終わりますよ!」とは言ったが、ラミナリアで徐々に開かずにいきなり開くので相当な痛みが伴うと思う。
それも外人用の器具を使う様に成るので、麻酔の量も慎重に使わざるを得ないと考えていた。
元々桐生が持って来た新薬実験用は白人女性用で、日本人用には作られていない。
「ガウンを脱いで手術台に上がって下さい!」看護師が結菜のガウンを脱ぐ様に言った。
ゆっくりガウンを脱ぐと看護師に手渡す。
手術台に近づくと一瞬躊躇うが、大きく息を吸い込むと腰を台に載せた。
肩までに整えられた黒髪は光沢を発して美しい。
「ここに頭を置いて足を伸ばして下さい!」美代子が頭の処に来て黒い小さな枕を指さした。
真悠子も東郷女医の横でこれから行われる手術に興味を持って見ている。
麻酔が効いても痛いかも知れない!の東郷女医の言葉に気持ちが昂るサド女だ。
数日後にはアナルも開発して穴を全て使える様にしてあげるからね!心で叫ぶ。
真悠子の視線を感じていたのか、結菜は手術台に座って真悠子の方を見てからゆっくりと頭を枕に載せた。
今の心配は手術より陰部を触られて感じて声を発してしまう方を気にしていた。
それ程疼きが先程から始まっていたのだ。
飲まされている薬の効果と、これから診察されると思う気分的な物が加味されて疼きが始まってしまった様だ。
「すみません!」美代子を見上げて結菜が思い付いた様に言った。
「どうしましたか?」
「痛いと聞いたので何か咥えさせて下さい!」
「大丈夫ですよ!麻酔をしますから、、、、、」
「で、でも、、、、、不安で、、、」恥じらう様に言う結菜。
その言葉に直ぐに反応したのが東郷女医で「判ったわ!美代子さん準備をしてあげなさい!痛みに敏感に成っているのよね!」と言った。
目で教えると美代子は「安心して下さい!タオルを準備しますよ!」
「お願いします!」そう言って仰向けに横たわった結菜。
まさか新しい避妊薬は子宮でエクスタシーを感じると言われているものだ。
アメリカ人の大学教授が作った試作品が不気味に堕胎器具と並んでいる。
真悠子は元々結菜の卵管を切断して、妊娠不能にする事に成っていたのだが予定が変わったのだ。
足を揃えて投げ出すと直ぐに横からカーテンを結菜の胸で仕切る様に遮断した。
短い検査着のスカートから、細くて白い足が伸びている。
左右から看護師がその白い足を持ち上げて「リラックスして下さい!」と言った。
素早く下脚台に膝を載せると革のベルトを巻き付けて固定する。
既にスカートは若干捲り上がって、下から見ると黒い物が見えている様にも思えた。
「スカートを外しますよ!」
「は、はい!」の返事と同時にマジックテープを毟り取る。
「お尻を少し上げて下さい!」結菜が尻を浮かすと一気にスカートが抜き取られた。
剃毛された部分が若干黒く成っているのが点灯された無影灯の光でよく判る。
その他の部分は従来通り長くて多い剛毛が膣を中心に生え揃っている。
クリトリスの赤い豆がその陰毛の中に見え隠れしている。
「手はここを持って下さい!麻酔は腕にしますからね」美代子が言う。
その時看護師がタオルを丸めて持って来て、美代子の横に置いて行った。
「台が動きますよ!」東郷女医が言うと、同時に手術台が上昇を始める。
同時に結菜の股間が徐々に広げられて、無影灯にピンクのクリトリスが陰毛の中から現れた。
(既に勃起している様だわ!タオルを要求したのは声が出るのを防ぐ為に間違い無いわね!)東郷女医は結菜が自分は相当感じ易く成っている事を知っていると思った。
「吉行さん!タオルが準備出来ましたが、咥えますか?」美代子が尋ねると「痛いと声が出てしまいますのでお願いします!」そう言いながら口を少し開く。
「そんな可愛い口ではタオルが入りませんよ!」
「は、はい!」口を少し開くと「もっと!」と強く言う美代子。
思わず口を開く結菜の口にタオルをねじ込む様に横に加えさせる美代子。
「うぅ、うぅ」
「良いですよ!咥えて下さい!出てしまったら困るでしょう?紐で結びましょうか?」
「うぅ、うぅ、あう、あぅ」首を振る結菜だが、紐がタオルの上から巻き付けられて、そのまま後頭部に結び付けられてしまった。
「これで大丈夫よ!痛い時は噛んで下さい!」
結菜は恥ずかしい声が出るのを防ぐ予定が、強く猿轡を噛まされてしまった。
自分が頼んだ事だから仕方が無いと諦めたが、声が遮断された事に成って訴えが出来なく成る。
膣口拡大
72-039
「今から吉行結菜さんの手術を行います!」東郷女医が言う。
「胸を開いて心音を聞いて下さい!手術中に麻酔で障害が起こる場合が有ります!」
助手の稲木が直ぐに結菜の上着のマジックテープを毟り取る様に左右に開いた。
美しく盛り上がった乳房が無影灯に晒されて、白く隆起した先端にピンクの乳首は既に勃起している。
(薬が良く効いている様ね!今から触られて声を発してしまうから、タオルを噛んでいるのね!)
聴診器が左の乳房の盛り上がっている下の部分から上に突き上げる様に聴診器を動かす。
「うぅ」直ぐに感じてタオルの中で声を発している結菜。
美代子は結菜の頭の処に居るので、小さな嗚咽も直ぐに聞こえる。
「心音異常なし!」
その声と同時に東郷女医の両手が大陰唇を押さえてそのまま左右に広げる。
「あぅ、うぅー」結菜は一気に感じて目を閉じ乍ら声を発した。
「尿道カテーテルを挿入します!手術中漏れる場合が多いので!」
広げた部分を今度は真悠子が押さえて、一層大きく広げて尿道を大きく露出させる。
「あぅ、うぅ、うぅ」
東郷女医が小陰唇を指で弄りながら尿道口を刺激する。
「あぅ、うぅ、うぅう」首を少し振りながら声を発する結菜。
その時尿道カテーテルの先が、尿道口に突き刺さって「うぅ、うぅ、あぅーー」痛みが一瞬結菜の脳天に突き刺さった。
感じ易いので普通より痛みを大きく感じる事はこの場の全ての人が知っている。
尿の強制排泄は結菜には恥ずかしい責めの様な刺激を与えた。
「クスコ小!」
東郷女医の声が聞こえて指で膣口を弄られて「あぅ、うぅ」思わず仰け反り結菜が感じている事が美代子は確信した。
ぐいっと膣口にクスコが差し込まれると、直ぐに広げられて螺子を廻して固定する。
膣口をライトで照らして「綿棒!」と言う東郷女医。
長い綿棒を手にするとクスコの中に挿入して、結菜の膣に刺激を与える。
「あぅ、うぅ、うぅう」タオルを噛んで必死で耐える結菜。
「検体を採取していますよ!我慢して下さい!性病の菌が膣から子宮にどの様な広がっているか調べます!」
「あぅ、うぅ、うぅう」ごしごしと側壁に刺激を与えられて、もう我慢が出来ない程の感じ方に成る結菜。
足が膝から伸び切ってつま先まで伸び切る。
頭を大きく振るので黒髪が大きく乱れている。
(本当に綺麗な黒髪ね!あの髪が直樹を狂わせたのよ!)
真悠子が心の中で叫ぶ様に怒る。
「心拍を調べて頂戴!」真悠子に向かって言う東郷女医。
聴診器を持って結菜の乳房に押し付けて「うぅ、うぅ、あぅーー」膣への刺激と乳房への聴診器で押し込む。
東郷女医が今度はバイブを手に持って、綿棒と持ち替えて挿入した。
「殺菌の器具を入れますので振動が有ると思いますが、我慢して下さい!」
「あぅ、うぅ、うぅう」「うぅ、あぅぅぅーー」
真悠子は乳首を指で持って引っ張る様に捩じる。
恨みが溜まっているのを解消しようと思っているのか、責めの手を緩めない。
「ああ、あぅ、うぅ」バイブの振動と乳房への刺激で、結菜は頭が既に空っぽに成っている。
しばらくして完全に仰け反って、息が荒く成った時バイブによる責めが終わった。
「麻酔の準備お願いします!クスコ大!」
濡れ切った膣口を今度は大きなクスコがこじ開ける様に挿入される。
「うぅ!」眉が歪んで先程までの顔と変わる結菜。
「タオルを外しましょうね!」看護師が結菜の頭を持ち上げると、稲木が結ばれていた後頭部の紐を緩めて濡れてしまったタオルをゆっくりと結菜の口から取り除いた。
「い、いた!」大きなクスコが広がり始めて痛みを訴える結菜。
美代子が腕を消毒綿で拭くと、太い麻酔注射が突き刺さった。
「うぅ!」腕に突き刺さった注射針と膣の痛みが同時に結菜の神経を一気に襲う。
東郷女医は広げるのを途中で止めて、麻酔が効くのを待つ。
「吉行さん!数字を数えて下さい!」美代子が注射をしながら言った。
「一とつ、二たつ、三っつ、四つ、五、、、、、」
「麻酔完了です!」
美代子が言うと直ぐにカーテンが取り払われる。
心電図のパットを胸に貼り付けて横の器具に連動させる。
「本当にいつ見ても奇麗な髪だわ!乳房も綺麗!これに直樹は、、、、、、」結菜の白い乳房を見つめて言う真悠子。
東郷女医がクスコを挿入して押し広げる。
運ばれて来た新薬の器具を稲木が持って来ると「やはり、無理の様ね!外人向けのクスコでなければこの器具を挿入出来ないわね!」
「ひと廻り大きいですね!」
「取り敢えず先に子宮口を広げましょう」
大きく広げられたクスコの中に頸管拡張器を挿入して行く。
「日本人用の物では限界が有るわね!外人用に作ったら日本人には無理が有るわよ!」
文句を言いながら手術が始められた。
しばらくして「うぅ」小さく口走る結菜。
「先生!声が、、、、」
「追加の麻酔が必要だわ!これから広げるとかなり激痛よ!患部に直接注射も必要ね!」
針の長い注射器が準備されて直接痛みが発生する部位に麻酔注射を打ち込む東郷女医。
「これで痛みは半減するでしょう?」
特大のクスコに変えて膣口を広げ始めると、真悠子が「子供が出て来る位広がるのね!締まりが悪く成らないの?」と微笑みながら言う。
「大丈夫よ!女性の膣は伸縮性に優れているのよ!これ位大した事ではないわ!」
そう言う間に人の握りこぶしが入る程に広げてしまい。
頸管拡張器を挿入して子宮口を無理矢理広げ始める。
局部の麻酔と追加の麻酔で結菜は完全反応が無くなり、作業は順調に進み始めた。
綾子の会見
72-040
結局新薬が結菜の子宮に噴霧されたのは、予定の時間よりも二時間近く遅れてからだった。
額に大粒の汗が滲み出て東郷女医には相当過酷な手術だった様だ。
「外人の女性にはそれ程難しくない様ですが、この子の膣と子宮口には全くサイズが合っていませんでしたね!」
「お疲れ様でした!」美代子と稲木が同時に言った。
「真悠子さん!最低三日は猶予を開けなければ難しいかも知れませんよ!」
「妊娠期間が過ぎてしまいませんか?」
「大丈夫だと思いますよ!排卵誘発剤を明日接種しましょう」
「普通に排卵しませんか?」
「身体が子宮の異常で排卵が飛ぶ可能性が有りますね!」
「予定では明日か明後日が排卵日ではと体温から計算すると、思われますが?」美代子が毎日測った結菜の体温表を見ながら言った。
「今日の手術で変わったら実験に成りませんからね!確実にする為ですよ!」
東郷女医は自分の経験則から、必ず排卵日が遅れると考えている。
それは毎日飲ませている薬が影響するからだ。
Cの薬は性的欲求が増加するが、排卵を阻害する要素が多少含まれている事を知っているからだ。
SEXをしたくなる作用と妊娠は反比例させるので、その様な作用に成る様だ。
大きなクスコを抜き取られても、結菜の膣口は直ぐには収縮しないでだらしない緩みを見せていた。
「無理矢理広げたのと、意識が無いので遅いわね!今夜はゆっくり眠らせて下さい!少し痛みが残りますので鎮痛剤も忘れずに投与して下さい!」
ストレッチャーに殆ど全裸に近い状態で載せられて病室に運ばれた結菜。
美代子と数人の看護師が付き添って、病室で身体を拭いてから下着パジャマを着せる予定だ。
翌日、多少の痛みを訴える結菜。
鎮痛剤を処方して排卵誘発剤の注射を打たれて、安静にして眠る時間が多かった。
一方の綾子は午後竹中薬品が手配した車で退院の運びと成った。
「吉行さんは具合が悪いの?一緒に退院したかったのに残念だわ!」
横田看護師と東郷女医に見送られながら病院を後にした。
同じ頃真悠子に安蔵が、データを簡単に収集出来る様に開発したヘルメットを送ったと連絡が届いた。
東郷女医にも竹中薬品から新製品の画像と、従来器に接続方法のメールが解説付きで届いていた。
ラブビー用のヘッドギアの様な物から無線で本体に送られるので、コードが全く必要無く自由に動けるので利用価値が非常に高い。
「これを着けてしまえば、自由に場所も変えられるわね!」
「竹中薬品も色々改良して、データの収集が楽に成りますね!」横田看護師が画像を見て嬉しそうに言った。
「手術台の傍でなくても大丈夫って事に成るわね!」
「あの女子アナのデータが綿密に採取出来ますね!」
「あのお嬢さんが何処まで責めるか?それが心配だわ!殺してしまう可能性も有るわ!」
「そうね、もし殺してもコロナ感染が世間に伝わっているし、北村綾子が大きく吹聴するでしょう?」
「成る程!骨だけが日本に帰国する?」
「家族も面会出来ないのがコロナ感染重篤者!病院がどの様に患者を扱っても罪には成らないわ!」
真悠子の行き過ぎた責めにも既に対応策を考えている東郷女医。
安蔵の指示なのだが東郷女医は口には出さない。
安蔵も真悠子の話を信じ切っているので、可愛い孫娘の亭主に手を出した結菜が許せない気分なのだ。
ロンドンに戻った北村綾子に翌日「日本の報道陣が早速取材に集まった。
コロナ感染の実体と主役映画のニュースでマスコミ取材を企画したのは勿論安蔵とプロダクションだ。
「えっ、これは?」
「竹中薬品提供の映画に主役で出演おめでとうございます!」
「コロナ感染から復帰作この様な作品で抵抗は有りませんか?」
戸惑う綾子に映画の概要のパンフレットがプロダクションの人から手渡されて驚きの表情に成った綾子。
「こ、これはサプライズです!昨日退院したので何も知りませんでした!私の主演でこの様な映画が企画されて光栄です!」涙を流す綾子。
「一緒に入院されていたNCTのアナウンサー吉行さんはまだ重篤で入院中と聞きましたが本当ですか?」
「はい!私は昨日退院してロンドンに戻りましたが、彼女は依然面会謝絶状態で療養中です!一日も早い回復を祈っています!」
事前に配られた質問をする五人の芸能記者。
「今回の役柄に抵抗は有りませんか?」
「病気で坊主に成る設定ですよね!抵抗は有りますが、治療の為なら仕方の無い事です!」
竹中安蔵には自社の治療薬の宣伝と、北村綾子の治療をもみ消してしまい美談に話をすり替えたのだ。
取材が終わって綾子は竹中薬品のスタッフに涙を流しながらお礼を述べた。
この記者会見は日本にも編集配信されて、結菜の両親もNCTの関係者も見ていた。
特に結菜の両親は直ぐにでもイギリスに飛んで行きたいが、現状では面会も叶わないので様子を見る様に説得された。
もう一人気に成っているのが直樹だった。
翌日日本で流されたニュースを見て再び真悠子に電話で、せめて詳しい容態を調べて吉行さんの両親に伝えて欲しいと懇願した。
それは両親が直樹に直接、何か娘の状況を知る手立てが無いか?同じ放送業界なので何か別のニュースが入っていないかと岡山民放テレビを訪れたのだ。
直樹の連絡は益々真悠子を怒らせる結果に成った。
浣腸
72-041
「先生!私もう我慢が出来ないわ!今日も直樹さんがあの女の容体を調べて欲しいと懇願するのよ!」真悠子は早く結菜に復讐がしたいと言った。
「まだ無理の様ですよ!今朝も痛みが少し有るようでした!」断る東郷女医。
「今日辺り排卵でしょう?妊娠するか調べましょうよ!」
「大丈夫よ!十日間位は充分妊娠期間ですよ!」
「あの黒髪を見るとはらわたが煮えくり返るのよ!綾子の様につるつるに剃り上げて泣かせてやるのよ!」
「昨日届いたヘッドギアを着けるので、坊主は必須ですからね!でも病気で剃り上げないのなら、剃刀は危険だから眠らせないと無理よ!」
「頭を押さえて無理矢理剃ってやるのよ!」
「危険だわ!使い物に成らなくては会長に叱られますよ!折角ヘッドギアを送って来られたのに!」
その言葉に残念そうな顔に成る真悠子。
東郷女医は真悠子に嘘を伝えていた。
既に今朝の検診では痛みは消えていたのだが、一番に結菜の身体の心配、二番に開放した綾子の状況を心配していたのだ。
変な話でこの病院に誰かが調べに来る事に成ったら、治験をしている場合では無いからだ。
幸い綾子は自分だけが助かって、映画の主演に抜擢された事で舞い上がり結菜の事は重篤以外には何も言わなかった。
既に明日には日本に帰る事も竹中薬品から連絡が届いた。
これで数日間は大丈夫なので、真悠子の好きにさせてやろうと考え始めた。
今日日本に戻っていた大泉がイギリスに到着したと連絡が届いた。
いよいよ、役者が揃って真悠子は復讐へ、東郷女医は薬の治験へ目的は異なるが対象は吉行結菜だ!
翌日!「もう防護服は必要無いわ!私はあの女に復讐を!先生は薬が拒絶してどれ程効果が有るか?の治験を行って下さい!」
一人横田看護師は何故か眼鏡を着けてマスクを着けている。
「横田さん目が悪く成ったの?」
「最近老眼でしょうか?乱視も進んでいるのですよ!」そう言って真悠子の指摘を交わした。
根岸婦人科でもマスクを着けていたが、今日のマスクは大きいので眼鏡を着けると別人に見える。
ここで吉行さんに見破られると、全てが暴露されてしまって自分が悪者に成ると思う横田看護師。
或る程度進めば猿轡も麻酔も使うので喋られる事は無いと考えている。
自分の母親が根岸婦人科で吉行アナの堕胎とクリトリス包茎手術をして、画像を送り付けたと知ると真悠子の怒りは何処に向かうのだろう?考えただけでも恐ろしく成る横田看護師。
「じゃあ、あのアナウンサーを病室から引きずり出しましょう!」
真悠子の指示で稲木を先頭に二人の看護師が病室に向かった。
今日の結菜は熱っぽさも消えて、手術で治ったと喜んで食事を終えた時だった。
病室の扉が開いて稲木が入って来て、結菜はその姿に一瞬驚いた。
防護服を着ていないので、今度は自分がコロナから治ったから防護服が必要無いのだとかんがえて「どうしたのですか?」
遅れて入って来た真悠子だけがゴーグルの様な眼鏡とマスクで顔は殆ど判らない。
遅れてワゴンを押してもう一人看護師が入って来ると、通路を開けてワゴンが結菜の目の前に来た。
ワゴンの上には大きな注射器が見えて、驚きの表情に成る結菜。
「今から患者に浣腸を行います!」真悠子が告げると、結菜が「わ、私便秘では有りません!」
「便秘かどうかは医者が判断します!患者に選ぶ権利は有りません!浣腸の準備をして下さい!」
「そ、そんな!」
「暴れても無駄ですよ!素直に浣腸を受けなさい!」
「あ、貴女は誰です!東郷女医を呼んで下さい!」
ベッドから降りて後ずさりをする結菜。
「捕まえなさい!素直では無い様です!」
「いゃー」部屋の隅に移動するが、二人の看護師が左右から近づく。
直ぐに腕を掴まれると、もう一人も身体を抑えに入る。
横田看護師が入って来て結菜の下半身を捕まえて、三人でベッドに上げる。
「早く!四つん這いにさせなさい!」怒る様に言う真悠子。
美代子も入って来て「止めてーー、何をするのよ!私便秘では有りません!」
そう言って暴れるが、五人の女に押さえつけられては身動きが出来ない。
頭を押さえつけられて一気にパジャマを腰から引きずり降ろされる。
腰を持ち上げられて後ろに尻を付き出す様な恰好にされる結菜。
必死で抵抗してもパンティを一気に降ろされると、白い臀部が剥き出しに成った。
「準備出来ました!」押さえ付けている三人の看護師。
「止めてーー便秘じゃないわ!」そう大きな声で喚く結菜。
白い臀部の後ろでクリームの蓋を開いて、指にクリームをたっぷりと浸ける横田看護師。
傍らでは太い浣腸用の注射器の先に同じ様にクリームを塗りこむ美代子。
看護師の一人が結菜の白い臀裂を左右から押し広げる。
「やめてーー便秘してないーー」騒ぐが数人で押さえられているので身動き出来ない結菜。
「少し我慢するのよ!直ぐに終わるわ!」
開かれた臀裂の中央に結菜の肛門が見えて、ひくひくと呼吸をしている様に動いている。
「きゃーー」横田看護師の指がその肛門に触れて、クリームを塗りこみ始めた。
「や、め、てーーー」
「たっぷりクリームを塗らないと痛いのよ!」
「ひぃーーーー」
指先が肛門に滑り込む程クリームが塗り込まれて、ようやく横田看護師の指が肛門から離れた。
だが、間髪を入れずに真悠子の持った浣腸器の先が結菜の肛門に突き刺さった。
「うぅ、あぅぅぅーー」衝撃が脳天まで突き刺さる結菜。
浣腸の経験は初めてで、それも何の前触れもなく強引に突き刺さり、液体が押し込まれ始める。
「う、うぅーーや、め、てーー」初めての浣腸で中々入らないが、力を込めて押し込む真悠子。
恐怖の散髪部屋
72-042
結菜にはこの浣腸が悪夢の始まりに成る。
「うぅ、うぅ、あぅーー」
太い浣腸器の液体が徐々に結菜の肛門から腸に吸い込まれて行く。
同時に便秘では無い結菜の腹が膨張を始めて、腹痛と膨満感がどんどん増していく。
「ゆ、るし、、、てーーー」
押さえ付けられたベッドで絞り出す様な悲痛な声を出す結菜。
(いい気味だわ!これが始まりなのよ!私の直樹と寝ただけでも許せないのに、子供まで作った罪は許せないのよ!今でも貴女の事を忘れられない直樹が忘れられる様にしてあげるのよ!)心で叫びながらポンプを押し込む。
すると真悠子の肩を叩く美代子。
真悠子の持つ浣腸器の中身が無く成っているのに、一生懸命押し込んでいたのだ。
笑みを浮かべて頷くと美代子が「浣腸器を抜くから、トイレに行って排便して下さい!」と言った。
押さえて居た手を離す看護師達、結菜は急に起き上がってお尻を押さえながらトイレに走って行った。
くすくすと笑う真悠子達だが、直ぐに次の試薬Eを準備している美代子。
しばらくして恥ずかしそうにトイレから出て来る結菜。
「もう一度同じ様にベッドの上でお尻を付き出して貰えますか?」
「えっ、そ、そんな!」
「この薬を注入する為に浣腸をしたのよ!」小さな注射器を見せる美代子。
「そ、それは?」
「先日の手術の化膿を押さえる薬です!化膿したら今度はお腹を切る事に成りますよ!」
「えっ!」脅かされて戸惑う結菜。
「もう一度押さえつけて欲しいの?」
「、、、、、、」躊躇いながらベッドの上に戻る結菜。
「俯せでお尻を付き出しなさい!パジャマは脱がせるから、そのままで良いのよ!」
躊躇いながら四つん這いに成って頭を下げる結菜。
先日の手術の化膿止めと言われては、我慢するしか術が無いと諦めの心境。
直ぐにパジャマをずらしながらパンティも膝まで引き釣り降ろされる。
「動かないで!」横から美代子が臀裂を持って広げると、素早く小さな注射器が結菜の肛門に突き刺さる。
「うぅ!」の呻き声と同時に、通常の倍近い試薬が肛門から注入された。
「終わったわ!身体が暑く成ると薬が効いていると思って下さい!」美代子が結菜の不安を解消させた。
結菜は直ぐに起き上がって下着とパジャマを整える。
看護師達を引き連れて真悠子が病室を出て行って、ほっとした結菜。
しばらくして再び扉が開いて「散髪屋に連れて行け!」稲木助手が言うと看護師達がベッドの横に近づいた。
「えっ、散髪屋?」自分の耳を疑う結菜。
直ぐに両方から腕を掴まれるとベッドから降りる様に引っ張られた。
「何故?散髪屋に!」後ずさりの結菜は意味が判らず怯えた。
「何故?散髪屋に行くのですか?」
「、、、、、、」
返答が無い状態で両方から腕を掴まれて病室から引きずり出される結菜。
「いゃー」
「バシー」稲木の平手打ちが結菜の左頬に炸裂した。
「つべこべ言わずに来い!」
昨日までとはまるで異なる看護師達の態度に怯えながら、引きずられる様に廊下を歩く結菜。
散髪屋で何をされるのだろう?まさか血栓の為に坊主に?そう考えると怖く成る。
少し歩くと異常に身体が暑く成って、変な気分に成って来た。
強烈な媚薬を肛門から注入されてしまった結菜の身体に変化が起こり始めていた。
散髪屋では真悠子が結菜の来るのを心待ちで待って居る。
いつの間にか散髪椅子には拘束の為のベルトが取り付けられて、椅子に座ると拘束する準備が整っている。
部屋には横田看護師と美代子が助手として準備をしている。
ビデオのカメラを三方向から撮影する準備も完了していた。
それは直樹に見せる為に準備しているもので、今から行われる全てを編集して直樹に見せて諦めさせようと画策していた。
真悠子の嫉妬心が異常な事は母親の雅代子が一番知っていた。
その為根岸病院での画像を直樹に送ったのだが、その行為が逆に真悠子の憎悪を助長してしまったのだ。
母の雅代子は真悠子の今の復讐劇は全く知らなかった。
安蔵も敢えて雅代子には話もしていない。
もしも雅代子が今回の事を知っていたら、この様な参事は防げたのかも知れない。
「さあ!入るのよ!」背中を突かれて散髪部屋によろけて入った結菜。
中に入ると直ぐに目に飛び込むのが、電気バリカンを持つ真悠子の姿だった。
「いゃーー」直ぐに後ろ向きに成って扉を出様とするが、外から看護師達が押し戻す。
「何なの?」
「散髪椅子に座って貰いましょうか?」
「いゃ―何故?」今度は壁の方に動いて看護師達から逃げ様と後ずさりに成る。
「今から一番悪い性格を治してあげるわ!」真悠子がバリカンを台に置いて近づきながら言った。
「性格が悪い?」意味不明の言葉に疑問を持ちながらも追い詰められる。
「その綺麗な黒髪が男を狂わせるのよ!だから綺麗にしてあげるのよ!坊主にね!」
「そんなのいゃーーー」
「早く捕まえて!治験も待って居るのよ!」
看護師三人が同時に結菜に襲い掛かると、抵抗空しく両腕を押さえられて散髪椅子の方に引っ張られる。
「いやーーやめてーー」その声が大きく部屋中に響いて散髪椅子に無理矢理座らされる。
美代子と稲木が椅子に取り付けられているベルトで、片手ずつ固定してしまう。
「騒いでも無駄よ!誰も助けに来ないから治験に付き合って貰うわ!」
不気味な笑みを漏らしながら特殊なヘッドギアを目の前に見せた。
嫉妬のバリカン
72-043
しばらくして両手を肘置きに固定され、腹にもベルトが巻き付けられると動く事が出来ない結菜。
「さあ!準備が出来たわね!覚悟しなさい!」
看護師の一人がカットクロスを広げて、結菜の身体に被せると真悠子が結菜の髪の毛を持ち上げて首を出した。
首にカットクロスが巻き付けられると、ようやく自分の姿を鏡に見た結菜。
今まで抵抗に必死で見ていなかったが、改めて見ると恐怖に「お願い!やめて下さい!私に何か恨みでも有るのですか?」鏡の中の真悠子に問いかける。
「多すぎて忘れたわ!」
真悠子は自分の顔を結菜が知らない様子に一層怒る。
マスクを着けているが、自分の彼氏の奥さんの顔も知らないのか?当初は一気にバリカンで刈り上げる予定だったが、じっくりと恐怖を味合わせ様と思い始めた。
時間はたっぷり有る、真夜中まで責め続けてやるわ!
今日はアダムスも赤松京介も病院に午後来る事に成っているので、真悠子は結菜が狂う程SEX地獄に落ちると思っている。
「お願いですから止めて貰えませんか?私の髪が男を狂わせるって意味が判りません!本当にここは病院ですか?」
「ようやく判った様ね!病院は間違いないのよ!イギリスの精神病院の一角なのよ!」
「精神病院?コロナの病院では?」
「そうよ!今はコロナの患者が入院しているのよ!ひとりだけ!」
「えー」
「そうよ!貴女一人が患者なのよ!」
「北村綾子さんは?」
「彼女も入院していたけれど、既に退院されたから吉行さんだけ!」
「何者なの?貴方達は?」
「お話はそれ位にして始めましょうか?今日の治験は貴女には楽しい筈よ!」
「いゃーー」
「暴れても麻酔も有るので、どの様にでも成るのよ!諦めなさい!」
櫛を手に持って結菜の黒髪を梳きはじめた。
頭を動かして抵抗する結菜だがそれを楽しんでいる真悠子。
「何が楽しいの?」結菜が真悠子に尋ねる。
言葉で説得する以外方法が無いので、諦めさせる様に説き伏せようとする。
「この黒髪がそれ程良いの?」櫛で梳きながら思い出した様に言う真悠子。
(美しい黒髪の女♡)?直樹の携帯を思い出す。
「この黒髪が羨ましいわ!」梳きながら右手から左手に変える真悠子。
看護師がそっとハサミを手渡した。
「こんなに綺麗な髪を坊主にするのは勿体ないわね!ショートカットにさせて貰うわ!それなら良いでしょう?」
急に真悠子が結菜を安心させる。
「短くしたら許して貰えるの?」急に声が明るく成る結菜。
「綺麗な髪を見ていたら惨い気がして来たわ!」
そう言いながら髪を櫛で救い上げると「ジョキ、ジョキ」とハサミを入れる。
襟足の上の部分が一気に短く切られて床に落ちて行く。
美容師ではないので無雑作に切るだけで、理髪師の女性が横から見て笑みを浮かべる。
頭を剃るのは流石に真悠子では出来ない。
特に女性の頭は柔らかいので、剃刀が非常に使い難い。
素人の真悠子が剃り、結菜が動くと全く剃り上げる事は至難の業に成る。
だから短く切って終わりにすると言うのは、初めからの決め事に成っていた。
「本当に綺麗な髪だわ!」櫛で再び解きながら持ち上げて「ジョキ、ジョキ」と切り裂くと床に落ちて行く結菜の髪。
殆ど頭の後ろなので結菜にはどれ程切られているのか判らない。
でも短く切って納得して貰えるなら我慢するしか術が無いと諦めている。
「ジョキ、ジョキ」「ジョキ、ジョキ」と切られると流石に首筋が少し涼しく感じ始めた。
「後ろを見せて貰えませんか?」心配に成る結菜が言った。
「大丈夫よ!ベリーショートにはしないわ!ショートボブかな?」
「ショートボブですか?小学生以来の短さだわ!」
「私の彼氏が黒髪ロングの人に惚れてね!逃げたのよ!それで貴女の髪を見たら、、、」
「そうなのですか?でも随分短く成りましたから、もう気が済みましたか?」
「ジョキ、ジョキ」と切ると横に廻って耳の上で「ジョキ、ジョキ」と切って束に成った髪を左手で持って微笑む真悠子。
「切り過ぎ!」驚いて鏡を見て叫ぶ結菜。
「大丈夫よ!」
「そんなに短く切ったらショートボブに成らないわ!」
「そうなの?じゃあベリーショートにする?」
そう言って反対側に移動して、再び側頭部の髪を掴んで「ジョキ、ジョキ」「ジョキ、ジョキ」と切る。
「止めて――短すぎるわ!」
「誰か鏡を!」
看護師が大きな鏡を持って来て結菜の後頭部が見える様に鏡に映した。
「な、何――短すぎる!」
「そう?ならこれでもっと短くしてあげるわ」そう言うと手動のバリカンを手に持って「ギーギー」と結菜の目の前で動かした。
「騙したのね!」怒る結菜。
「五月蠅いから、少し静かにして貰う為よ!」
「いやーーやめてーー」頭を大きく動かす結菜。
「誰か!押さえて!」横から結菜の頭を押さえる看護師。
「ここから刈り上げれば諦められるでしょう!」
額に手動のバリカンの刃先を近づける。
「いゃーーゆるしてーー」
「やめろーーーー狂っている!」
「狂っているのは貴女よ!男狂いの淫乱女が!」
「何を言うの?やめてーーー」
バリカンの刃先が容赦なく結菜の額に食いこむと「ギーギー」「ギー、ギー」と動く。
「たすけてーーーーーーー」額から少しの長い髪が結菜の顔を掠めてカットクロスに流れ落ちて行く。
光る頭
72-044
「ギーギー」「ギーギー」手動のバリカンが二度三度と同じ場所に入って、結菜の前髪が刈り取られて白く地肌が見えるとバリカンを下に持って「筋に成ったわ!」そう言って笑う。
鏡に映る無残な姿に睨みつけながら「貴女は何者!この様な事は犯罪よ!必ず法廷に引きずり出すわ!」気丈に言う結菜。
「まあ、ここから出る事が出来たらね‼不細工な頭ではどうしょうもないでしょう?電気バリカン頂戴!この女をすっきりした頭にしてやる!」
手動のバリカンを手渡し代わりに電気バリカンを手に持つ真悠子。
「頭をもう一度押さえて貰える!」
涙を流し始めた結菜が「やめてよーー」頭を大きく動かす。
二人がその結菜の頭を両方から持つと真悠子が嬉しそうに「泣いても止めないわよ!」
電気バリカンのスイッチを入れると「ガーガー」「ガーガー」と結菜の刈り取られた額に刃先を入れた。
「ガーガー」ガー、ガー」一気に頭頂部まで電気バリカンが一気に刈り取る。
長い髪がカットクロスに一杯広がって散らばった。
額から頭頂部に白い筋が出来ると、結菜も諦めたのか泣きながら動くのを止めていた。
「ガーガー」「ガー、ガー」今度は同じ様に額の方から頭頂部に二回バリカンが動くと、殆ど額は刈り上げられた状態に成る。
「こんな,、、こと、、、、うったえる、、、、」泣き声で言う結菜。
「どうぞ!御自由に訴えなさい!ここから帰りたくないって言うかも知れ無いわね!」
真悠子は結菜の額から頭頂部を刈り取ったので満足したのか、理髪師の女に交代して自分は見学に廻った。
後頭部とかは難しいので、これだけ刈れば満足な様子だ。
だが冷静に考えれば肛門から注入した薬は全く効果が無い様に思っていた。
感度が良く成って素晴らしい反応に成る様に、通常より多い薬を注入したのに泣いて騒ぐだけだったと思い出した。
真悠子の目の前で残った髪を理髪師の女が手際よく「ガーガー」「ガーガー」と刈り取って、カットクロスも床も結菜の黒髪で一杯に成ってしまった。
少年の様な頭に成ったのは直ぐだった。
「綺麗に成ったわね!クリームの用意をして頂戴!」真悠子がいがぐり頭を触りながら言った。
既に美代子がシェービングクリームを泡立てて準備をしている。
カップ二個が準備されて、横田看護師と二人で左右から塗る予定に成っている。
向こうでは稲木助手がタオルを湯に浸けて蒸らす準備をしている。
その間もビデオの撮影は続けられている。
満足そうな真悠子が目で指示をすると、二人が同時に左右から結菜の頭にクリームを塗り始めた。
「まだ!」と言う結菜の顔は涙で汚れている。
見る間に白く塗られる結菜の頭。
「綺麗に成ったわね!蒸しタオルをしてやって!つるつるに剃り上げてやるわ!」
「もうやめてーー」
「動かないで!」刷毛を持った美代子が怒る。
塗り終わると今度は稲木助手がタオルを広げて、その結菜の白い頭をタオルで包む様に巻き付ける。
ターバンの様に巻き付けている間に、再び二人の女はシェービングクリームを泡立て始める。
「綺麗に美尼に剃りあげてあげるから楽しみにしてね!撮影もしてあげているから、ニュースに使う?」
「気が狂っているの?」真悠子を睨みつける結菜。
「まだ判って無いのね!自分が淫乱女で男が欲しくて欲しくて、男無しでは生きて行けない女だって事を!」
「もうそろそろ蒸らしたかな?」稲木助手がターバンの様に巻き付けたタオルを結菜の頭から取り外し始めた。
その時、扉が開いて「進んでいる?」東郷女医がクロロホルムをしみ込ませたマスクを持って入って来た。
「あっ、貴女も仲間?」鏡に映る顔を見て言う結菜。
「貴女には治験に付き合って貰うのよ!ごめんなさいね!綺麗な悪女の成れの果てだわね!坊主にされたのね!腰まで有った髪が無残ね!」
「病気も嘘?」
そう言った時、再び二人の女が左右からクリームを刷毛で結菜の頭に塗り始めた。
「やめてよーー」大きく首を振って抵抗する結菜。
「ほら、危ないでしょう?これで大人しくしなさい!」
クロロホルムを染み込ませたタオルを取り出して、結菜の背後からいきなり口を覆った。
「うぅ!な、、、」と言うのと同時に結菜は意識が遠くに飛んで項垂れた。
「このマスクを着けて、終わるまで大人しくして頂戴!」
クロロホルムがしみ込んだマスクを取り出して、項垂れている結菜の口にマスクを着けた。
「さあ、これで動かないので剃り上げて貰えますか?」
理髪師の女が日本剃刀を広げて、項垂れた結菜の後頭部から「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と剃り始めた。
短い黒い髪がクリームと一緒に剃り落されて青く光り始める。
しばらくして「頭を起こして支えて貰えますか?」と言うと横田看護師が項垂れた結菜の頭を起こして支えた。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」
専門家は剃り上げるのが早いが、素人なら女性の皮膚は柔らかいので傷つけてしまうのだと教えながら皮膚を伸ばして反り上げる。
「頭は難しいのですね!マン毛は何度も剃ったのですがね!」そう言って笑う横田看護師。
その間にも「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と剃り上げて青光のする綺麗な頭に出来上がった。
「撮影をしましょうね!」
「先生!一瞬ならマスクを外しても大丈夫ですか?」
「もう危険は無いわ!手術室に連れて行くのに暴れるかもしれないけれど、危険は無いから大丈夫でしょう!」
真悠子が結菜のマスクを外してカメラの方向を向かせる。
「うぅ」と小さく声を発して大きく呼吸を始める結菜。
「あっ、おめざめ!」
「はい!ポーズ!」頭をカメラの方向に向けた。
「何!」目覚めると同時に鏡の姿に驚く結菜、その姿はつるつるの青光の頭をした自分だ。
ヘッドギア
72-045
「撮影が終わったので、このヘッドギアを着けましょうね!」
「何?そんなの着けたくない!」
「素直では無いのね!でも動けないから簡単に着けられるわよ!これを着けても何もないわよ!頭が寒いから良いかも知れないわよ!」
東郷女医が稲木助手にヘッドギア着ける様に指示をした。
「方向間違えない様にね!」
「はい!」
「いゃーー」頭を動かす結菜。
「押さえて!」直ぐに看護師が結菜の頭を押さえてヘッドギアが頭を覆う。
耳の部分は何も無いので顎の部分に巻き付けて、側頭部で大きさ長さを調節する。
中々簡単には帽子の様に脱ぐ事が出来ない様に作られている。
「先生!これで良いでしょうか?」
「どう?頭が痛い?」東郷女医が結菜に尋ねるが返事をしない。
装着と同時に手術室の器具に数値が表示されていた。
するとしばらくして看護師の一人が駆け込んで来て「先生!正常に起動しました!」と告げた。
結菜には何の話か判らないが、頭に付けられたヘッドギアは痛くも何も無いが、気分が悪く成る。
「準備が整った様だわね!この子を手術室に運んで下さい!」
「えっ!いゃーーゆるしてーー」
「諦めるのよ!貴女は治験に使われるのよ!」
「貴方達は何者なの?」
「コロナの治療薬の為と言いたけれど、違うのよ!もう直ぐ判るわよ!」
「いゃーー」
看護師が散髪椅子から結菜を移動させる為にベルトを外し始める。
五人の女が身体を押さえるので全く身動きが出来ない結菜。
ベルトを外すと身体を抱え上げられて、運ばれて来た車椅子に座らされる。
そのまま車椅子が手術室の方に動き出すが、車椅子にも立ち上がれない様に棒が横に入れられている。
「何を!する気なの?」尋ねるが答えない看護師達。
既に東郷女医達は手術室に戻って、これから行う治験の確認に入っていた。
しばらくして車椅子が手術室に入って来た。
「さあ、この手術台に上がって貰いましょうか?」
「いゃーー」
「何度もここで大きく股を広げて診察して貰ったでしょう?今更嫌がるの?」真悠子が車椅子に近づいて話しかけた。
「いやーー絶対にいやーーー」
「そうなの?それじゃあ、みんなで担ぎ上げるしか無いの?」
「私に何をする気!」
「そうね!頭がつるつるに成ったから、貴女のあそこの毛も剃り上げてしまいましょうか?」
「馬鹿な!そんな事をして何が楽しいの?」
「私が楽しいかも知れないのよ!ところで身体に何も変化は無いの?お尻から薬を注入したのに?」
「何も無いわ!変な薬を騙されて使ったの?馬鹿みたい!」
そう言われて頬を叩きそうに成った真悠子の手を東郷女医が手首を持って止めた。
「今は効いていない様に見えるだけよ!もう直ぐ効果が判るから、今は我慢しなさい!」
「強がりを言えるのは今だけよ!淫乱女を今から性解剖してあげるのよ!判った!」
散髪室からカメラが運び込まれて、手術台の周りに設置されている。
「誰が淫乱女なの?意味不明の事を言わないで下さい!」
「いつも男を咥え込んで子供まで作る女が淫乱女に決まっているわ!」
「子供?」結菜はその言葉に急に考え込む。
自分が妊娠した事を知っている人間は極僅かだが?と思った時、腕を持たれて車椅子の固定棒が外される。
「やめてー」看護師が二人結菜の足を持って、二人が腕を持つので身体が車椅子から浮き上がる。
背中を稲木助手が支えると身体が一気に浮き上がって、手術台に移動させられる。
考え込んでいた事は頭から飛んで、必死で逃れ様とするが五人で持ち上げられては無意味だ。
「おろしてーーたすけてーーー」の結菜の声を残して、手術台に降ろされる。
素早く美代子と横田看護師が両手を拘束するベルトを手首に巻き付ける。
同時にパジャマのズボンを一気に腰から下ろして、間髪を開けずに足首を抜き取る。
「暴れても無駄よ!精々淫乱女を見せない事ね!」その様子を見て微笑みながら言う真悠子。
「誰が貴女なんかに!変態は貴女でしょう?女の髪を切って楽しむ変態!」
「何ですって!変態はどちらかもう直ぐ判るわ!」
「思い出したわ!」と言った時、既に結菜の膝は下脚台の上に載せられてベルトで固定された時だった。
「私の妊娠を知っているのは病院関係の人、直樹さんの?」で言葉が止まった。
目の前の女性が噂で聞いた内田専務の娘、今は社長の?顔を見ると一度社内の記事で見た記憶が蘇る結菜。
「どうやら気が付いた様ね!でもお話は終わりよ!」
「何故?」と言った時、その口をタオルが覆って一気に意識が遠のく結菜。
「お嬢さん!お喋りが過ぎますよ!」
「いいじゃない!もう彼女に聞かれても?」
「まあ、そうですが?」
「直ぐに目が覚めるから、パジャマを脱がせて頂戴!」
身体を起こすとパジャマを脱がせてパンティー一枚にすると、再び腕を固定して腹にもベルトを巻き付けた。
「試薬注射!F注射」東郷女医が指示すると横田看護師が結菜の腕に注射を行った。
「女性の性的欲求を活発にする効果が有るのよ!理性が解き放たれる!」
「或る意味怖い薬ですね!」真悠子が驚く。
肛門から感度が上昇する媚薬を注入されて、Cの薬を使わずにいきなりFの薬を注射された結菜。
理性の戦い
72-046
稲木助手が結菜の顔に被せていたタオルを取り払うと、大きく深呼吸をする結菜だがまだ気が付いていない。
美代子が乳房に被せる道具を持って来て、少し勃起している結菜の両方の乳房にお椀の様な器具を被せた。
コードの先には小さな器具がセットされていて、電流が流れると乳首に刺激が与えられて別のスイッチで吸う様な機能も有る優れ物だ。
大泉が日本から運んで来たSMグッズのひとつだ。
その大泉達は別の部屋で赤松京介、アダムス達とこの手術室の様子をモニターで見ている。
「今から逝き地獄が始まるのよ!覚悟しなさいよ!」真悠子がまだ目覚めない結菜の顔の近くまで行って小声で囁いた。
その声に反応したのか目を開いた結菜。
「貴女は、、、あぅ、うぅ」いきなり胸に刺激が起こって話が途切れてしまった結菜。
手術台が上昇を始めて大きく足が開かれて無影灯が白い結菜の身体を照らす。
「下着を切り取って下さい!」東郷女医が言うと看護師の一人がハサミを持って結菜の腰の処に立つ。
「あぅ、うぅ、うぅう、や、めてーー」乳房の刺激に少し慣れたのか言葉を発した結菜。
看護師がパンティーを引っ張って刃先を入れると「ジョキ、ジョキ」と切り始める。
小さなパンティーは二か所を切られると、今度は稲木助手が布切れに成ったパンティーを結菜の陰部から引っ張って抜き取る。
二段に別れた陰毛が無影灯に照らされる。
「頭髪と一緒で黒光りしているわね!今からここも剃って貰って身体中から毛が無く成るのよ!ははは!」真悠子が笑いながら陰毛を指で触った。
「その前に注射をしましょうね!」美代子が注射器を東郷女医に手渡す。
「試薬Dの薬なのよ!前にも打って貰ったでしょう?良く効くのよ!」
東郷女医が結菜の陰毛を指で弄りながら注射針を突き刺した。
「いたいーー」大きな声を発する結菜。
大陰唇の左側に突き刺さった痛みに声が出るが、続けて左側にも突き刺さる。
「い、いたいーー」
「口に何か咥えさせて!次はもう少し痛いから!」
横田看護師が丸めたタオルを結菜の顔の傍に持って行く。
「咥えなさい!」直ぐに鼻を摘まむ横田看護師。
口が開くとねじ込む様にタオルを口に入れられた。
「うぅ、あぅぅぅーー」の声がかき消されて、東郷女医が容赦なく密集地帯の左右に注射を打ち込んだ。
「終わったわ!今度は気絶する程感じるわよ!」東郷女医が不気味な笑みを見せて股間から出て行った。
その大きく開かれた結菜の股間に真悠子がカメラを持って入ると「もう二度と見ない景色だから撮影して置きましょうね!」そう言ってカメラで陰毛から、性器をアップで撮影した。
「毛が無くなると景色が変わるわよ!頭もすっきりしたでしょう?直樹とSEXした事を後悔させてあげるわ!」
「うぅうぅうー」大きく首を振る結菜。
「鏡で見せてあげなさい!自分のマンコが大きく変わる姿を!」
看護師が鏡を持って来て股間に鏡を入れると、頭を起こして結菜に見せる美代子。
既に結菜は呼吸が荒く成って性的興奮が始まっているが、理性で耐えている状況。
乳首への刺激が今は止まっているので耐えられるが、再び動き出すともう何も考えられなく成りそうな結菜だ。
「うぅうぅうー」鏡に映し出されると、真悠子が両手で大陰唇を左右に広げる。
剥き出しにされた膣口にピンクの肉片が見える。
既に愛液らしき物が鏡に映っている様だ。
「もうそろそろ良いでしょう?剃毛の準備に入りましょうか?」
そうい言いながらマスクを外して「ふー」と陰部に息を吹きかけた。
結菜は驚いて足をばたばたさせたが東郷女医は「もう既に効いてきた様だわ!」と笑顔に成った。
前回剃られた部分も短い陰毛が生え揃っている。
勿論先程注射が打たれた部分は手つかずで長くて密集している。
息を吹きかけられても感じると言われる試薬の効果は先日認められたが、今日は途中では止めないのでこの女がどの様に成るか?興味深い東郷女医だ。
「ここの毛も櫛で梳くと伸びるの?」真悠子が櫛を持って密集した結菜の陰毛を梳き始めた。
「うぅ、あぅぅぅーー」声を発する結菜。
既に理性で止められる限界に達していて、内田真悠子だとの認識も薄れる程だ。
身体の血液が逆流しているか?それとも心臓が下半身に移動した様な気分に変わっている。
何かされると直ぐに逝ってしまうのでは?と追い詰められている。
櫛を動かされると「うぅ、あぅぅぅーー」声が出てしまい、身体を大きく動かそうとする結菜。
「もう直ぐ理性が飛ぶ様だわ!」器具の数値を見て東郷女医が言う。
「先生!シェービングクリームが泡立ちました!」稲木助手が告げる。
股間から真悠子が移動して、シェービングカップを持って稲木助手が股間に入る。
「稲木さん!今生えて来た部分だけ塗って、先に剃り上げて貰える!」
「はい!判りました!」
短い陰毛が生えている部分に刷毛が落とされると「ひぃー」と身体を硬直させた結菜。
直ぐに塗り込まれて白く成ると、今度は横田看護師が股間に入って日本剃刀を広げた。
「綺麗にしてあげるわ!」皮膚を伸ばすと再び「ひぃーー」と声を発して足を動かして反応する結菜。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」剃刀が動いて湾曲した下腹を奇麗にクリームと一緒に短い陰毛が剃り落されて行く。
「あうぅううー」無影灯の光を見つめながら声を発する結菜。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と一気に白い部分が消えて、青白い地肌に戻った結菜の下腹部。
「後はクリームを塗って、蒸らしてから剃り上げて下さい!デリケートな部分だから注意をして下さい!」東郷女医が器具の処で数値を見ながら「薬の効果は高い様だわ!もう漏らしているでしょう?」
「小便?」真悠子が驚いて尋ねると「愛液よ!今夜は塩を吹くかも知れないわよ!」
「くじら?」そう言って微笑む真悠子は興味深く見守る。
アナル責め
72-047
「最後に試薬Aを注射して男優達が待つ部屋に送り込んでやりましょうね!」
「もう私達の話は聞こえませんよ!」
「あうぅううー」刷毛が残りの恥丘から大陰唇の右側に動き白く塗り始める。
「気持ち良いでしょう?」美代子が微笑みながら同じ場所を二度、三度と移動して白くクリームを盛り上げる。
「あぅ、うぅ、うぅう」結菜の顔が陶酔の様に目が生気を失い始めていた。
「この数値を見て!もう理性ではコントロール出来ない程感じ始めたわ!」東郷女医が真悠子に見せて言う。
「意識は有るのでしょう?」
「当然痛みは感じるわよ!今は刷毛が自分の性器の周りを移動して感じているのよ!」
「マゾなの?この子?」
「そうでしょうね!刷毛の動きだけでこれ程感じるのだから、マゾは間違いないわ!束縛されて大勢の人に見られて興奮しているのよ!それも自分の意思では閉じる事も出来ない恥ずかしさが増幅させているのよ!」
「あぅぅうぅー」今度は反対側に刷毛が移動して、大陰唇から会陰まで刷毛で塗り込まれる。
「肛門近くの産毛も剃ってあげなさい!」
その声に手術台が少し上昇して結菜の肛門に無影灯の光が照らされる。
確かに会陰から肛門付近にも産毛が生えているのが照らされて見る事が出来た。
刷毛が肛門を刺激しながらクリームを塗りこむと、大きく足を動かして「ああ、あぅ、うぅ」とタオルの中で呻き声を出している。
「アナルも好きですね!」
「じゃあ、ここでアナルを開発してあげようか?」
「男優さんは巨根の人だけだから、アナルは無理ですよ!」
「美代子さん!大泉さんにアナルグッズ持って来る様に言って下さる?」
「はい!多分持って来ているでしょう?」
美代子が手術室を出て近くの部屋に向かった。
「先に会陰と肛門付近を綺麗にしてあげなさい!」
横田看護師が細い剃刀を広げて直ぐに「ジョリ、ジョリ」会陰付近を剃り始める。
会陰には濃い太い毛が数本生えているのか、音が聞こえるが肛門付近は産毛で音は無くクリームだけが剃刀の刃に乗っている感じだ。
だが結菜は目を白黒させて「うぅ、あぅぅぅーー」と興奮気味に成っている。
「先生完了しました!」
「じゃあ、蒸らしながらアナル開発をしてあげなさい!」
稲木助手が洗面器からタオルを取り出して、綺麗に畳んでそのまま結菜の白く盛り上がったクリームを覆う様に被せた。
「うぅうぅうー」押さえる稲木助手。
そのままタオルを指で押さえながら、中指で結菜の性器を擦り付ける。
「ああ、あぅ、うぅ」「うぅ、あぅぅぅーー」
完全に脳天まで刺激が伝わったのか、大きく仰け反る結菜の頭。
同時に口に入っていたタオルも一緒に顔の横に滑り落ちてしまった。
「ああ、あぅ、うぅ」
「ああ、あぅ、ああーああーーかんじるーーだめーー」大きな声を発する結菜。
美代子が戻って来て「あら、タオルが飛び出して大きな声ね!」
新しいタオルを今度は丸めて横にして「五月蠅いから咥えるのよ!」結菜の口に無理矢理咥えさせる。
それでもお構いなしに仰け反る。
美代子が真悠子にアナルバイブとアナルパールを手渡す。
「パールは徐々に大きく成っていますので,入る玉までにしなさいって!初めてなので危ないって言っていました!」
「そうね!これは大きいわ!」繋がったパール玉を持って言う真悠子。
すると早速看護師にアナルバイブを渡してクリームを塗る様に指示をした。
足を上に上げて肛門が無影灯に晒されて呼吸をしている様に見える。
真悠子が頭髪の次にアナルに興味を持ったのは、結菜の肛門が非常に美しくて弄ってやろうと考えたからだ。
東郷女医はアナルでも試薬の効果は変わらないと考えているので、治験の続きで許可をした。
股間に入ると看護師からクリームが浸けられたアナルバイブを受け取ると、直ぐに結菜の肛門に近づける。
「肛門にもクリームを塗りこんだ方が良いですよ!」美代子が言うと「えっ!この女の肛門に私が指を!嫌ですよ!このまま入れたら駄目ですか?」
「初めてでしょう?」
「浣腸したでしょう?」
「浣腸器と太さが違うでしょう?痛みで感じなく成りますよ!」
「じゃあ、誰かやってよ!」真悠子は自分の指を結菜の肛門に挿入するのに抵抗感が有った。
「手袋しているのに?」
そう言いながら横田看護師が代わりに股間に入った。
手袋を脱いで指にクリームをたっぷりと浸けると、結菜の肛門の近くに塗り込みながら徐々に指を肛門に挿入して行く。
「あぅ、うぅ」
「乳首も責めて貰えますか?肛門に神経が集中しています!」
向こうで乳房への器具のスイッチが入れられると「あぅ、うぅあうぃうぅ」鼻で息をしながら横田看護師の指の挿入を許した結菜の肛門。
「そうよ!いい子だわ!もう直ぐ気持ち良く成るわ!」指を動かしながら話しかける横田看護師。
でも結菜の耳には聞こえていない。
しばらくして「お嬢さん!変わりましょう!」
そう言うとゆっくりと指を抜き取る横田看護師。
真悠子はアナルバイブを直ぐに結菜の肛門に突き立てる。
緩んでいたが、直ぐに締まって手で抑えていなかったので飛び出してしまった。
床に落ちると拾う様子に東郷女医が「だめ!」と大きな声を発して止める。
「お嬢さん!床にはばい菌が一杯です!入れたら駄目です!」と怒る。
看護婦の一人がアナルバイブを真悠子から取り上げてしまった。
「じゃあ、これを使うわ!クリームを!」
「これに浸けて使えば良いわ!」東郷女医がローションを入れた容器を目の前に置いた。
砂糖の容器の様な物に一杯ローションが入っていた。
真悠子はその中にアナルパールを沈めて、ローションを浸けると今度はそれを結菜の肛門に近づけた。
結菜の剃毛
72-048
「美味しい物を食べさせてあげるわ!」真悠子が一番小さなアナルパールを持って結菜の肛門に挿入を試みる。
ローションが付いたアナルパールは真悠子の思いとは反対に、結菜の肛門に弾かれて中々挿入出来ない。
「これ、難しいわね!滑ってしまうわ!」
「お嬢様では無理ね!美代子さんに見本を見せて貰いなさい!」
美代子が股間に来て真悠子からアナルパールを受け取る。
「ここを持って肛門に添えて下から滑り込ませるのよ!」
「あぅ、うぅうぅー」アナルパールが吸い込まれる様に結菜の肛門に滑り込むと声を発して足を大きく動かした。
「ほら、感激の声を発したでしょう?」
「次は私に、、、面白いわね!つるんと流れ込んだわね!」
「繋がっているから、引っ張られると飛び出しますよ!」
「判ったわ!」そう言いながら二個目を挿入する為にアナルパールを持つ真悠子。
結菜は肛門に入れられたパールを変な異物として感じていた。
真悠子が次のパールを入れる間も指で結菜の肛門を押さえている美代子。
「もう薬の効果が大きく出ている様だわ!」
乳首の器具を停止して、蒸らしていたタオルを取り除く様に指示する東郷女医。
アナルに神経を集中させてどの様な数値に成るのか?それを確かめ様とした。
当然の事で痛みを感じて薬の効果が半減するので、治験には好都合で身体がどの様に反応するか?東郷女医は大いに興味を持った。
「難しいわね!滑ってしまう」真悠子は二番目のアナルパールに悪戦苦闘している。
だがこの行動が結菜のアナルに刺激を与えて数値が上昇して「あぅ、うぅ」感じている様な声を発する。
アナルパールは五個の玉が紐で繋がっているが、それぞれに間隔が有るので一個ずつ丁寧に肛門に挿入する必要が有る。
一個を挿入しても次の玉が入る保証は無い。
逆に引っ張り出すのは簡単で今の玉を引っ張れば自然と肛門から出る仕組みに成っている。
ローションが付いて無ければ比較的簡単に持てるが、つるつる滑るので中々挿入が困難。
その行為が逆に結菜の様な初心者には刺激に成るのだ。
耐えず肛門を刺激され、肛門の周りを指で絶え間なく触られる感触はアナルが多少感じる人には耐えられない刺激に成る。
結菜もその一人で、東郷女医と美代子の思惑が的中した様なのだ。
「あぅ、うぅ、うぅう」猿轡が無ければ大きな声を発している様に思える顔だ。
ヘッドギアを装着して、口にタオルをねじ込まれて殆ど顔が目のみに見える。
その目が完全に生気を失っている。
その時「あぅ、うぅうぅーー」大きな声を発して足を再びばたばたと動かす結菜。
「入ったわ!」嬉しそうな顔で笑みを溢した真悠子。
二番目のアナルパールが漸く入って喜んでいる。
「もう、いいわ!疲れる!」そう言って股間を出ると、途中で終わってしまったアナルパールを抜き取る美代子。
真悠子が飽きたならもう意味が無いので、強制的に終わらせてしまった。
引き抜かれる時も「あぅぅうぅーー」声を発していた結菜。
「あんなに難しいとは思わなかったわ!」
「お嬢様にはバイブが良かったのにね!」
「そうよ!あれを落としたのが失敗だったわ!早く剃って向こうの部屋で見たいわ!」
「はい!はい!」東郷女医が手術台を元の位置に戻した。
早速シェービングカップを横田看護師から横取りして「私が塗ってあげるわ!」股間に入る。
「じゃあ、大陰唇の右側だけ塗って貰えますか?」
「えっ、全体に、、、、」
「少しずつ剃り上げる方が面白いでしょう?」
「成る程!」
真悠子は早速カップから刷毛でクリームを掬い取って、大陰唇の右側に押し付ける様に刷毛を置いた。
「うぅうぅうー」目を見開いて反応を示す結菜。
「どうしたの?感じるのね!」そう言いながら肛門の方に刷毛を移動させて、会陰から肛門まで刷毛で責め立てる。
「うぅ、あぅぅぅーー」
「お尻が敏感に成ったわね!」
再びクリームを掬い取ると、同じ事を繰り返して結菜の感じ方を楽しむと場所を譲った。
稲木助手が剃刀を広げて左手の指でクリトリスの近くを押さえる。
「あぅ、うぅうぅーー」
「ジョリ、ジョリ」陰毛を上から剃り始めると、結菜はつま先を伸ばして感じている。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」
「あぅうぅーー」手で何かを掴む仕草をして大きく仰け反る。
一気に長く伸びている大陰唇の右側の陰毛が剃り落されて青白い地肌が露出した。
そのまま「ジョリ、ジョリ」と剃り会陰まで剃り切った。
「一気に剃れたわね!真悠子さん!反対側も塗ってあげなさい!」
「はい!先生!一度目は少なかったかしら、今度はたっぷりと割れ目までクリームを塗ってあげるわ!」
再び真悠子がカップからクリームを掬い取って、左側の大陰唇に塗り始めたが「ひぃーーーーーー」大きな声で騒ぐ結菜。
刷毛が膣口の割れ目を撫でたのだが、ハッカ液が入っていたので飛び上がる程の刺激が結菜に伝わったのだ。
「どうしたの?大きな声で!」
そう言いながら再び掬い取って同じ場所に塗り込む真悠子。
「ひぃーーーーー」大きく身体を動かして、足をばたばたと動かす結菜。
「沁みるのね!もっと下まで塗ってあげるわ!」
今度は掬い取ったクリームで肛門を責める真悠子。
身体を大きく動かして悲鳴の様な声を発している。
容赦ない真悠子の責めに器具の針は感じたり、怒りに成ったり変化が激しい。
まあ、これも治験だと考えている東郷女医は、真悠子の口から安蔵会長に「あの女医さんは優秀で頼りに成ります」と言わせたかった。
治験とりも真悠子が満足する事を一番に考えているので、多少の事には目をつぶるのだ。
この後。真悠子が考えているプレーは殆ど治験には関係が無いと思っていた。
電マ責め
72-049
「ひぃーーーー」大きく身体を動かそうとするが、がっちりと拘束されて動かせるのは膝から下のつま先まで、そしてヘッドギアを着けた頭のみだ。
刷毛で遊び終わると股間を再び稲木助手に譲る。
「大変ね!沁みるのでしょう?剃り落すとすっきりするわ!」
剃刀を広げて指で押さえながら「ジョリ、ジョリ」と大陰唇の左側を剃り始める。
「あぅぅうぅーー」結菜は剃刀の動きに身体を硬直させて足を大きくばたばた動かす。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と一気に会陰まで剃り落して、結菜の剃り落されて青白く成っている下腹部に陰毛の山が出来上がった。
「後はちょぼ髭の様に残った密集地帯だわね!真悠子さん!もう一度塗って貰えませんか?クリトリスに気を付けて頂戴ね!」
それはクリトリスを刺激してやれと、稲木助手が真悠子を喜ばせる言葉だった。
シェービングカップを持っているが、今回のカップにはハッカ液は入っていない。
クリトリスに塗るととても耐えられないからだ。
「あぅぅうぅーー」早速密集地帯に刷毛を落とす真悠子。
その刷毛をくるくる回して一気に広げると「あぅぅうぅーー」「わぅぅーー」と大きく反応を見せながら一気に仰け反る。
刷毛がクリトリスを大きく刺激して感じてしまう結菜。
「もう一度塗ってあげましょうね!」再びカップから掬い取ると、今度はクリトリスに落として上にくるくる回して刷毛を動かした。
「あぅうぅーー」大きく足を動かして、ヘッドギアが外れる程仰け反る結菜。
しばらく遊ぶと稲木助手に場所を譲った。
「さあ仕上げよ!」剃刀を広げて結菜の陰部を左手で押さえながら「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と小刻みに剃刀を動かして密集した部分を剃り始める。
「うぅ、あぅぅぅーー」相変わらず感じているのか声を発してつま先を伸ばす結菜。
「本当にここの毛は硬くて密集しているわね!」
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」剃刀は大きく動かないが徐々に太い堅い毛が剃り取られて青白い地肌に変わった。
「もう少しよ!」
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」
「ほら、つるつるに成ったわ!」剃刀を畳むと濡れたタオルを受け取って剃り跡を奇麗に拭き始める。
「ああ、あぅ、ああーああーーかんじるーーだめーー」急に大きな声が聞こえると思ったら、結菜の口からタオルが外されていた。
大陰唇を拭きながら、小陰唇を広げてタオルで拭き取られたので声が出た。
「これで身体中の毛が無くなったわね!これで責めてあげましょうよ!」
横の台に電マが数台有るので面白ければ、数人で責めて遊ぼうと思う真悠子。
Aの試薬を注射して隣の男共に託すには、物足りなさを感じていた真悠子。
「お嬢さん!電マ以外にもそこのワゴンに色々載せていますよ!」美代子が奥のワゴンを指さした。
ワゴンの上の奇妙な物を見つけて近づくと「これは?」持ち上げる。
「それは電動ドリルを改良した道具で、先に色々形の違う物を取り付けられます!」
「面白そうね!」そう言って動かす真悠子。
「凄いこれを先に着けて入れるの?壊れてしまわないの?」
「大丈夫よ!女性の膣は結構強く造られているのよ!」
「面白そう!先に電マで責めてからこの道具をぶち込みましょう?あの男優さんはこの器具より太くて長いの?」
嬉しそうな顔に成ると電マを持つ看護師を決める。
三人の看護師に持たせると「貴女は脇腹!貴女と私はこの青白い部分を責めましょう!」
二人が先に結菜の脇腹に電マを持って行く。
「あぅ、うぅ、うぅう、や、めてーー」
今まで放心状態で無影灯を見ていた結菜が急に感じたのか声を発し始めた。
「私達も責めましょう!」
真悠子ともう一人の看護師が結菜の太腿から責め始めた。
「あぅ、うぅ、うぅうーー」
「淫乱女の本領発揮だわ!撮影アップでお願いよ!」
「ああ、あぅ、ああーああーーかんじるーーだめーー」
「ああーああーああーだめーーー」大きく仰け反る結菜の頭。
両方からクリトリスの近くに電マが移動して押し付ける。
「ああーああーああーだめーーー」
「ああーああーーいく、だめーーいくーーーー」
クリトリスを刺激されて小刻みに身体を揺らしながら大きな声を発する結菜。
「だめーーーーだめーーーー」
「あっ、小便?」
結菜が割れ目から液体を飛ばして、真悠子の服にそのまま不着して色が変わる。
「潮を吹いた様ですよ!」器具の数値を見ていた東郷女医が言った。
「これは潮なの?飛び過ぎよ!小便でしょう?」
「匂いを嗅げば判るでしょう?」
「嫌よ!貴女嗅いで頂戴!」看護師の一人を指名した。
顔を真悠子の看護着に近づける看護師。
「匂いません!小便では無い様です!」
「本当なの?潮がこんなに飛ぶの?」驚き顔に成る真悠子。
「少し休ませて今度は中を責めてあげようかな?」
電マを横に置くとドリルを手に持ち、あれこれ先に着ける物に迷う真悠子。
動かして見て「これ面白いわ!こんなのがマンコに入るの?どの様な気分に成るのかしら?」
「お嬢さん!彼女の膣はGが大きいので使えない物も有りますよ!」
「あっ、そうだったわ!肥大しているのよね!じゃあこれにするわ!」
普通の大きさと長さの物を選ぶとドリルに装着して動かし始めた。
「これでも充分凄いわ!」
今度は高速のボタンを押すと、動きがもの凄く早く成った・。
「これは、、、、、見ていると変に成りそうだわ!」
「少し休ませましょう」
そう言った時、別の看護師が飲み物を持ってやって来た。
「喉が渇いていたのよ!」真悠子が言うと「当然でしょう?興奮していたからね!」そう言って笑った。
潮を吹く
72-050
「この子にも飲み物を持って来たのよ!」
「そうなの?喉が渇いたでしょう?良い声出したからね!飲ませてあげなさい!」
ジュースをストローで咥えさせる稲木助手。
喉が渇いていた結菜はジュースを勢いよく飲み始めたが、勿論媚薬入りで益々雌に成ってしまう。
しばらくして休憩が終わると「さあ、続きを始めましょうか?」
「もう、許して下さい!私が何をしたと言われるのですか?」
「まだその様な寝言を言うの?」
「貴女は私の主人と肉体関係を持って、子供を妊娠したでしょう?」
「そ、それは結婚前の事です!結婚されてからは顔も見た事有りません!」
「そうなの?主人は今でも貴女の事を思っているわ!許せない!身体中の毛を剃り上げてもまだ許せないわ!淫乱女が何を言っても信じられないわ!これから天国へ送ってあげるわ!」
手に持ったドリルの先にペニスの形をした物を取り付ける。
そしてスイッチを入れると「ガチャ、ガチャ」と動き始める。
「あっ、やめてーーそんなのいやーー」
「好きな癖に強がるの?さあここの口から食べさせてあげるわ!」
「ガチャ、ガチャ」と動かしながら結菜の股間に近づける。
「いゃーーーやめてーーーー」その言葉が終わらない間に先が膣口に挿入される。
「やめてーーーーうぅぐぅ!だめーーーーーーーー」
滑り込むドリルの先、腰を浮かして引こうとするがどんどん挿入されてしまう。
「ああーああーああーだめーーー」
「こわれるーーーーーやめてーーーー」Gスポットに先が擦れて、結菜の理性は直ぐに完璧に吹き飛んでしまう。
「ああーああーああーだめーーー」
「だめー、だめーーいくーーーいっちゃうーーー」
「ああーああーああーだめーーー」
「うぅああーーーーああーーーーああーーー」
仰け反るヘッドギア、足をばたばたさせて伸び切るつま先。
両手は何かを掴む仕草をするが、しばらくして身体ががくがくと成って意識を失って仰け反って動かなく成った。
その時、真悠子の顔に水の様な物が一気に噴射されて「何!これ?あっ潮!この女!私の顔に吹くなんて、、、、、、」
いきなり顔にシャワーを浴びた真悠子は、直ぐに交代してその場を離れた。
真悠子が「顔を洗って来るわ!」そう言って手術室を出て行った。
その時、真悠子が視界から消えると、全員が大笑いをして盛り上がってしまった。
「このアナウンサーの最後の反撃だったわね!」東郷女医は気絶した結菜を手術台から近くの部屋に移動させる様に指示をした。
真悠子は顔から胸元まで結菜の潮を被ってしまい、服を着替えなければ気持ちが悪いので自分の部屋に戻っていた。
シャワーを浴びて着替えてから戻ると直ぐに内線で連絡が届いた。
気絶した結菜はストレッチャーに載せられて手術室を出て行く。
カメラを再びストレッチャーに続けて移動させる。
看護師達はカメラマンとして、色々な角度から撮影する事に成っている。
部屋に入ると「何か変な匂いがしますね!」看護師の一人が言うと「ほんと!獣臭?」
大きなマットレスが中央に敷かれて、ガウンを着た赤松京介と黒人のアダムスが横の椅子に座って待って居た。
「お姫様のご来場だ!」赤松が言うとアダムスが「ボウズ?チガウナ?」とストレッチャーの結菜を見て言う。
「中出しして下さいね!」東郷女医が二人に言う。
「オーケーソレキモチイイネ!」嬉しそうな顔をする。
向こうから大泉が近づいて来て「ジョンも気合入っていますよ!」
「ワン、ワン!」と大きなシェパードが向こうの檻の中に見えた。
「あれよ!獣の匂い!何をするの?シェパードが?」
「決まっているでしょう知らないの?」
「判った!舐め犬でしょう?」
「違いますよ!このアナウンサーとSEXをするのですよ!」大泉が笑顔で言った。
「えーーー犬とSEX?」
「うそーーーーー」
「そうなのよ!大泉さんは獣姦ショーを見せる人なのよ!今回お嬢さんの願いであのアナウンサーとシェパードの獣姦ショーをここでして貰うのよ!」
「聞いただけで腰が変に成りそうだわ!」
そこへ横田看護師と稲木助手そして美代子も入って来た。
カメラを三人の看護師に頼んで、時期を見て結菜にAの試薬を注射する予定だ。
まさか正常な理性でシェパードとのSEXは気が狂うと考えていた。
「お嬢さんが来るまでこの子を可愛がって貰えますか?もう直ぐ意識が戻ると思いますのでお願いします!」
「挿入はお嬢さんが戻られてからですね!」赤松が確かめる様に言った。
「そうですよ!気が付いたら騒ぐのでよろしくお願いします」
「マットに乗せて貰えば私達が逃がしません!縄も猿轡も必要無いですよ!」
赤松がガウンを脱ぐと近くの椅子の背もたれに置いた。
同じ様にアダムスもガウンを脱いで椅子に放り投げる。
「照明点けます!」
直ぐに灯りが灯ると、結菜のストレッチャーに近づく二人。
肩を抱え上げてストレッチャーから降ろそうとするアダムス。
両足を持つのは赤松で、持ち上げた時結菜の目が開いて「きゃーーー」と大きな声を発した。
目の前に食人のアダムスの顔が見えて驚いたのだ。
「オジョウサン!オメザメデスカ?」
「離して――助けてーーー」
そのまま肩を抱かれてマットの上に移動させられる結菜。
結菜の両手が必死でアダムスの腕を叩くが、全く動じないアダムス。
赤松が持っていた両足を左右に広げると「綺麗に豆がピンク!」とクリトリスを見て喜ぶ。
「やめてーーー何者なの?」叫ぶ様に言う結菜。
「アダムスデス!」覗き込む様に結菜の顔の上で言った。
吸い取られる
72-051
「やめてーーーー」大きな声で叫ぶ様に言う結菜。
二人の男が抱え上げてマットの上に結菜の身体を置くが、アダムスが結菜の肩を押さえる様に身体を押し付ける。
真っ黒な身体が腕を押さえながら上半身に抑え込みの様に乗られて結菜は動けない。
赤松は結菜の両足を広げて自分の身体を股間に入れてしまう。
「やめてーーーーうぅぐぅ!」
大柄の男二人に抑え込まれた状態で身動き出来ない。
アダムスが右手を伸ばして白い結菜の乳房を鷲掴みにした。
赤松も結菜の両足を大きく開かせて膝を持ちながら「これは綺麗に成っている舐め易い!」
そう言って結菜の太腿に禿げ頭を近づける。
長い舌を出して太腿をぺろりと舐めると「少し塩気が有るな!おしっこ漏らしたか?」そう言って笑う。
「やめてーーーーうぅぐぅ!」
口走る結菜の顔に黒い大きな顔が被さると、唇を求める様に顔を押し付けるアダムス。
「アイサツガデキナイデスカ?」
「あっ、やめてーーそんなの」口が開くと直ぐに唇を合わせて、舌をねじ込む様にキスをしてくる。
赤松にクリトリスを舐められて声を発した時、一気に口に舌が入って吸われる。
結菜はクリトリスを舐められ、そのまま舌が小陰唇を割って侵入して、既に意識が飛ぶ様な快感を得ていた。
「マン汁が出て来たよ!」顔を上げて叫ぶ様に言う赤松。
舌を丸めて膣を抉る様に舐めて吸い始めると、結菜は既に自分から足を大きく開いてだらしなく赤松の身体を受け入れている。
その時真悠子が着替えて戻って来て「わあー凄い!腰が変に成りそうだわ!」
真悠子の姿を確認した赤松は目で東郷女医に確認をした。
大きく頷く東郷女医は自由に挿入しても良いと返事を送った。
カメラを構える女達も一瞬で喉が渇いて、カメラを持つ手が汗ばんでいる。
二人の男に犯される姿は自分達も強姦されている様な錯覚に陥っていた。
それは二人の男性の大きく勃起したペニスを見ているからだ。
赤松のペニスも大きいが、アダムスの黒光りをしているペニスが自分の中に入ると想像しただけで腰が浮いてしまう衝動に成っていた。
全く結菜の声は聞こえないが、見ている感じでは相当逝き切っている様に見える。
東郷女医は既に現場を離れて器具の数値の検証を始めて、異常値の連続だと口走っていた。
「ああーああーああーだめーーー」
「ああ―ああーーゆるしてーーへんに、、、なるーーーー」
アダムスが結菜の唇から離れて今度は乳房を舐めて吸い始めた。
右手は左の乳房を揉み上げて、唇は右の乳房を舐めて吸っている。
赤松は執拗に結菜の性器を舐めて、愛液を吸い取る様な行動を続けた。
しばらくして赤松が顔を股間から上に上げて身体を前に移動させて中腰成った。
右手で自分のペニスを持つと、今度は結菜の割れ目に擦り付け始めた。
「ああーああーああーだめーーー」
「あっ、やめてーーそんなの!擦り付けながらクリトリスから、膣口の間を廻す様にペニスで文字を描く様に動かす。
そして「うぅああーーーーああーーーーああーーー」の結菜の声と同時に膣口に挿入されて、一気に奥まで押し込もうと腰に力を入れる赤松。
「ああーああーああーだめーーー」
「こわれるーーーー」
結菜には経験した事の無い感覚が下半身に一気に広がる。
もうその時、頭が空洞の様に成ってしまい自分から腰を動かし始めたのだ。
「みて、、、、、」呆れる様に指を指した真悠子。
嫌がっている筈の結菜が自分から腰を動かしている。
その動きに驚いたのは挿入している赤松の方で「こりゃ、参ったな!」
身体を少し浮かせて斜めから突く様に腰を動かし始めた。
「ああーああーいいーーいいーいいわーー」
結菜の言葉が変わって益々驚く真悠子。
「この脳波の動きは完全にエクスタシーを感じているわ!」
喉の渇きを覚えながら数値を見る東郷女医は横に居る看護師に「あの子宮に入れた薬の効果は恐ろしいかも知れ無いわ!」と口走った。
しばらくして結菜の身体に大きな変化が起こって、膣が締まり初めて「これはきつい!」
赤松が悶絶する様に「吸い取られる!」と口走ってマットの上に倒れ込む。
既に結菜は逝ってしまって気を失って動かない。
しばらくして小さく成ったペニスが自然と結菜の膣から抜け出て、赤松はそのペニスに付着した自分の精液の多さに驚きの表情に成っていた。
「もう当分SEXは必要無いな!」そう言うとマットから出て、シャワーを浴びると言って部屋を出て行った。
「もの凄く疲れた様子だったわね!」
「大丈夫かしら!」
後姿を見送る美代子と稲木助手が心配そうに見送った。
マットの上で意識を失っている結菜はだらしなく股を開いて眠って居る。
そこへ東郷女医が来て「もうヘッドギアは必要無いから、外して頂戴!アダムスには好きな様に犯して貰いましょう!数日後妊娠しているか調べたらもうこの子に用事は無いわ!」
「撮影は完璧に出来た?後アダムスと、ワンちゃんとのショーを撮影しましょう」
真悠子の復讐も大詰めだと東郷女医も残された課題が少なく成ったと考えている。
明日か明後日には日本に帰るのだろうが、今後どの様にご主人に接するのだろう?
撮影した色々な画像をどの様に使うのだろう?東郷女医はそれが唯一の心配事だった。
目の前のアナウンサーがもうカムバックは有り得ない。
気がふれる程のSEX地獄を味わい、快感も知ってしまった女が今後普通の生活に戻れる筈が無いと思う。
大泉の話では今後ショーに使える女に育てるか、このまま売春婦として海外で生活するかの選択に成ると話していた。
鉄のペニス
72-052
ヘッドギアを外されると、美尼に見えてアダムスが美貌と美しさに惚れてしまった。
「ワタシ、コノヨウナオニンギョガホシイデス!」
「そうなの?それじゃあ、後ろから突き上げて頭を見ながら逝かせてやって!」
真悠子がマットの上に上がると、結菜の身体を俯せにひっくり返す様に看護婦に指示した。
「うぅ、な何!」急に身体を動かされて気が付く結菜。
「太いのを入れて貰って良い声を出していた淫乱女!こんどは黒いチンポコを後ろから入れてあげるわ!」
「いゃーーーやめてーーーー」
逃げ様とするが看護師に身体を持たれて、俯せにされてしまう。
アダムスが結菜の腰に手を両方から持つと、腰を立てて四つん這い状態に引っ張る。
看護師達が結菜の肩を押さえるので、尻を付き出した様な体位に成った。
「良く見えるわよ!おまんこがまだ閉じて無い様な!」
真悠子が斜め後ろから見て言うと、カメラもその卑猥な姿をアップで撮影している。
アダムスがその部分に顔を近づけたのは殆ど同時だった。
長い舌が異様に黒い顔とは異なって赤く見える。
「きゃーーやめてーー」結菜は剥き出しの肛門を長い舌で舐められて悲鳴を発した。
アダムスの舌は肛門から徐々に下に移動して、一気に膣口に丸めた舌を挿入して「あうぅーーいやーや、め、てーーーーー」
看護師達に身体を持たれて動けないが、結菜は腰から力が抜けて俯せに倒れる程の刺激を受けていた。
「あぅ、うぅうぅーー」
「だめーだめーかんじちゃうーーー」
「アダムスの舌で感じていたら、大きな黒い大砲が打ち込まれるわよ!」顔の近くに行って挑発する真悠子。
アダムスの勃起している黒いペニスを目の前で見てしまった真悠子も下半身が裂けてしまうのでは?の錯覚に成る。
同じ様に見ている女性全員があの様な太くて長い、そして硬い鉄の棒の様に黒光りする物が自分の中に入れば、、、、、と考えている。
しばらくして結菜の口から「あぅ、うぅうぅーーほしいーー」聞き間違いかと思う言葉が発せられた。
女達が驚く結菜の言葉に顔を股間から上げて「ソウデスカ?マッテイマシタ!」そう言って立ち上がるアダムス。
自分の臍の位置より長く感じる黒いペニスに驚嘆の眼差しの女達。
結菜の腰を両手で持って自分の身体を近づけるが、ペニスが元気が良いので肛門の上に煙突の様にはみ出る。
「身体に悪いわ!」
「目の毒だわ!」
「凄すぎる!」
「あんなのが入るの?」
女達がそれぞれ口走る様に言って、大きくため息を吐きながら凝視している。
アダムスが右手でそのペニスを持つと一生懸命亀頭を下げて結菜の膣口に移動させる。
硬すぎて自分でもままならないのか、腰を引いて位置を合わせるアダムス。
位置が漸く合うと笑顔に成って、ペニスの先を結菜の膣口に擦り付けながら移動させて「ああーああーいいーーいいーいいわーー」
「ああーああーかんじる!」
クリトリスから尿道口、小陰唇から膣口に擦り付けて刺激を与えた。
「うぅああーーーーああーーーーああーーー」
その膣口にアダムスの亀頭が侵入して大きな声を発した結菜。
徐々に腰に力を入れながら奥に侵入するアダムスの黒い塊。
腰が浮き上がる程の刺激と一杯に広げられる膣。
「痛くないの?」
「腰が浮いてない?」
「誰も押さえてないわ!」
覆いかぶさる様にアダムスの身体が結菜の背中を包み「ああーああーいいーーいいーいいわーー」と声を発してつるつるの頭を仰け反らせる。
その青白い頭を抱える様に撫でる。
そしてゆっくりと腰を動かし始めるアダムス。
「ああーああーーーこ、わ、れ、るーーーーー」
もう完璧に意識が飛んで、黒いペニスを咥えた雌に成っている結菜。
しばらくして「いく、だめーーいくーーーー」
の声がしばらくして聞こえ始めると、今度はアダムスの顔に異変が「うぅうぅうー」と唸り声を上げると、そのまま結菜の白い背中に倒れ込んでしまった。
「だめー、だめーーいくーーーいっちゃうーーー」の声を発して押し潰れる様に結菜は俯せに潰れた。
「スイトラレタ!」赤松と同じ様な言葉を口走り、一気に疲れた様子に成ったアダムス。
するとあれ程大きく成っていたペニスも小さく成って、愛液と自分の精液に塗れて結菜の膣から自然と排出されていた。
「あっけないわね!赤松さんと同じだわ!」真悠子が残念そうに言う。
「あの薬の影響で子宮から信号でも出るのかしら、余りにもあっけなく射精をしてしまうわね!それも搾り取られる様に精子を使い切る感じだわね!」
「先生!一度調べたら如何ですか?」
「そうよね!向こうに運んで頂戴!」
再び結菜は手術室に運ばれて行った。
手術台で大きく足を開かせて、クスコが挿入されると「精液が一杯だわ!カメラ挿入して子宮を調べましょう!」
ケーブルがどんどんクスコに挿入されて、結菜の膣から子宮への姿が映し出される。
「二人の精液が一杯だわ!こんなに沢山の精液を見た事が無いわ!」
そう言って驚く東郷女医。
「横田看護師!例のAの試薬を注射して下さい!もう直ぐ気が付きます!」
横田看護師が準備していた試薬Aを結菜の腕に注射したのは、結菜の気が付く数分前だった。
「子宮の中も精液で一杯だわ!これでも妊娠しなければ、薬としては合格だけれど、課題も多いわね!」二人の男が撃沈されて元気が無く成ったのも問題だと思う東郷女医。
獣姦
72-053
しばらくして目覚める結菜だが、薬が効いているので放心状態に成っている。
「楽しみのシェパードとのSEXをさせてあげるわ!連れて行きましょう!」
嬉しそうな真悠子だが結菜は何も反応が無かった。
ストレッチャーに載せられて元の部屋に入ると、既にシェパードのジョンは檻から出されている。
「近くで見ると怖いわね!」
「大きい!」
「涎が凄い!」
シェパードを見た女達が口々に感想を言いながら、犬が移動すると自分達も移動して一定の距離を保って警戒していた。
「撮影の人は頑張って下さいね!ジョンが挿入するのは一瞬ですよ!犬は射精してしまうとペニスが大きく成って膣から抜けなく成ってしまいます!これ位大きいと膣が壊れてしまう可能性も有るのですよ!」大泉が綱を引っ張りながら説明をする。
「じゃあ、シャッターチャンスが重要ですね!」
「ジョンは女性の愛液の匂いに反応する様に調教されていますので、気を付けて下さいよ!」
「えっ、じゃあ濡れていると襲われるの?」
「そうかも痴れませんよ!は冗談ですよ!裸の女性と決まっています!ですから今ストレッチャーに載せられている彼女が愛液を流したら一気に襲いますよ!」
「怖い!」
「犬に強姦されるって想像出来ないわ!」
「殆ど意識が無い様なので皆さんにお手伝いして貰わないとSEX出来ませんね!」
「えっ、犬の近くに行くのですか?」
「怖い!」
「噛まない?」
「大丈夫ですよ!三人程がお手伝いして下さい‼撮影は二人でお願いします!」
東郷女医も部屋に来てシェパードを見て「近くで見ると大きいわね!」微笑みながら言った。
「私は怖くて遠慮しますわ!」横田看護師が後ろに下がる。
同じ様に稲木助手も「この犬とSEXするの?近くに見るだけでも怖くて触れないのに!」
「その淫乱女をストレッチャーから降ろして、マットの上に寝かせなさい!」真悠子が看護師達に命令した。
三人の看護師が美代子の指示で結菜の身体を抱え上げて、マットの上に移動させる。
既にジョンはその白い裸体に目が行って、指示が有ればいつでも乗りかかろうと目が一点を見つめている。
「ジョンが認識しましたね!いつでも乗りますよ!唯愛液を出さないと途中で止めてしまうのですよ!」
「判ったわ!みんなでアナウンサーを気持ち良くさせなさい!先程まで二人とSEXしたから枯れてしまったかも知れ無いわね!相当激しいSEXだったからね!」
「ワン、ワーン!」ジョンが変な鳴き方をする。
「催促していますよ!」大泉が笑いながら言う。
夢遊病者の様な眼差しで一点を見つめている結菜。
「取り敢えず乳房でも揉んで見ます!」看護師が結菜の右の乳房を下から持ち上げる様にして揉み上げる。
揉まれても表情を全く変えない結菜。
もう一人がつるつるの頭を持って、キスを試みるが全く人形にキスをしている様で反応が無い。
「どうしたの?」
真悠子が無反応の結菜に驚いて近づく。
東郷女医が「子宮に入れた薬の影響かも知れ無いわね!二人の男の精液を吸い取ってしまったので、本人も力が尽きた」
「えー、先生それは困るわ!最大の見せ場よ!直樹に犬の様な女だと教えるのに最高なのに!」
「お嬢さん!この画像をご主人に見せるのですか?」
「そうよ!貴方の愛する女は犬とでもSEXをするのよ!って教えてあげるのよ!嫌がらずにSEXしている姿を見れば諦めるでしょう?」
「本当にご主人はこの女を今でも愛しているのですか?」
「間違い無いわ!コロナでの病状を心配して、ロンドンに居る私に時間を割いてでも探せと言ったわ!」
「そうなのですね!ご主人はこのアナウンサーを今でも愛されているのですか?」
東郷女医はそう言いながら心の中で、貴女とは比べられない程いい女だわと呟いていた。
お金が有るだけの我儘女で、完璧なサドで自分の意に添わなければ殺してしまいそうな性格だと思う。
顔、スタイル、性格どれも褒める部分は皆無だ。
「何をしているの?ワンちゃんが待って居るのよ!」
「でも、無反応で、、、、、」
「誰かこの女のマンコを舐めなさいよ!」
「えー、嫌ですよ!犬がSEXするのに私が舐めるのですか?」
そう言う看護師に真悠子が近づくと「バシー!」と平手打ちが飛んで、足で蹴り倒した。
「私の命令を聞けないの!この女が濡れなければお前達が犬とSEXをするのよ!」
「えーー」
「そんな!」
叩かれた看護師が起き上がって逃げ様と走る。
その時ジョンが綱を外されて一気に追いかけて、後ろから看護師を押し倒した。
「きゃーー」
「きゃーーやめてーー」
「大丈夫です!噛みません!ジョン!よし!よし!」大泉がジョンの処に駆け寄って、犬の下敷きの看護師を助けたが、周りは小便の匂いが漂っている。
「漏らしたのね!服が汚れたでしょう?脱がせてあげなさい!」
真悠子に命じられて三人の看護師が服を剥ぎ取る様に脱がし始めた。
泣いているだけで抵抗はしないが、直ぐに下着姿にされてしまう。
「素っ裸にするのよ!」
真悠子に命じられて、ブラジャーを毟り取られてしまうと、小ぶりの乳房が露出した。
パンティーも脱がされて薄い陰毛が下腹部に見える。
結菜とは雲泥の差が一目瞭然で可哀そうな位だった。
ジョン奮闘
72-054
「裸に成ったので、お前がその女を燃えさせるのよ!ローターでもバイブでも使っても良いからね!」
「、、、、、、」
「出来なければ貴女がワンちゃんの相手に成るのよ!」
「ローターを、、、、」か細い声で言う女。
ローターを受け取ると直ぐに結菜の陰部に移動させて、今まで直ぐ感じていたクリトリスにいきなり押し付けた。
しかし結菜は全く反応を示さず、天井を見つめた状態で大きく足を広げていた。
離れた場所で見ている東郷女医が横田看護師に「子宮に入れた薬の影響なのかしら?」
「まだ放心状態が続いている様に思えますが?」
「そうなのかも知れないわね!」
「あの看護師可哀そうに、まだ中々反応無いかも知れませんね!」
「舐めるのよ!マンコでも肛門でも舐めて感じさせなさい!」真悠子が強い調子で言う。
ローターを執拗に使っていたが、真悠子の言葉に諦めて漸く結菜の身体に自分の身体を乗せて乳房を揉み始めた。
そしてゆっくりと乳首を舐め始める。
だが全く反応は無く、乳首も勃起していない状況だ。
看護師の貧弱な乳房の方は乳首が勃起している様に見えた。
苛々している真悠子は「みんな見てないで、電マでも持って来て一斉に刺激を与えなさい!」
シェパードのジュンは涎を流して身体を揺すぶる仕草で、真悠子を睨みつける様に見る。
「あの犬もしかして、お嬢様が好みなの?」
横田看護師が小声で言うと稲木助手が「もしかして、お嬢様虐めて興奮されているのかも?」
「えーマン汁を?」
そう言いながら二人は笑いをかみ殺して見ている。
電マを手術室から持って来て、三人の看護師が手に持つと結菜に近づく。
それぞれが適当に電マを押しあてる。
「早く!マンコを舐めて!」裸の看護師に怒る様に言う真悠子。
仕方なくクリトリスに唇を移動させる看護師。
「あっ、あっ」と初めて反応を少し見せた結菜。
「ほら、舐めたら反応が有るわ!もっと黒人さんの様に舐めなさい!」
近づくといつ持ったのか、新聞紙を丸めた物を筒の様にして持っている真悠子。
看護師の尻を「パシー!」と叩いた。
「サゾ女の本領発揮だわね!」
叩かれた看護師は驚いて振り返る。
「その目は!」そう言うと再び今度は肩を叩いた。
看護師は再び結菜の小陰唇を抉る様に舌を入れると、舐め上げてクリトリスまで舌を這わせる。
「あっ、あっ」結菜が再び感じ始めたのを見て嬉しく成る真悠子。
東郷女医は「ようやく、先程のSEXの余韻が切れて来た様だわ!あの新薬は色々問題を残しているわね!」そう結論付けると手に持つ用紙に色々な事柄を書き加えていた。
「ああーああーいいーーいいーいいわーー」再び結菜の口から良い声が出始めると、シェパードのジョンが「ウーワン!ワン!」と吠えた。
「いつでも準備良い様ですね!」大泉が嬉しそうな顔で真悠子に伝えた。
「よし、犬が挿入し易い様に片足を持ち上げて、その女のマンコを突き出す様に下に入って!裸の看護師!お前が台に成るのよ!」
次々指示をする真悠子。
右足を大きく広げて腰の後ろに、四つん這いに成る看護師。
左足も美代子が持って大きく足が開かれて、準備が整った。
「カメラマン!この位置とこの位置で撮影して!」
「行きますよ!」シェパードのジョンを前に大泉がシェパードを近づける。
足を持っている女達は怖いの半分、見たさも半分で一瞬の動きを見つめている。
勿論真悠子は一番良い場所で見学して、横田看護師と稲木助手は少し離れて見ている。
ジョンが近づくと「よし、いけ!ジョン!」と大泉が勢いをつけた。
大きな口が結菜の股間に沈むと、性器をかぶるのかと一瞬思ったが「クオーン」と鳴きながら大きな舌で結菜の愛液を舐め始めたのだ。
「ああーああーああーだめーーー」結菜がその大きな舌に反応して一層興奮して、愛液が流れ出る。
犬の涎か愛液か区別がつかない陰部に成ると、大きく仰け反る結菜はつるつるの頭をライトに照らされている。
「ジョン!よしいけ!」の言葉と同時に大きく腰を振りながらペニスを剥き出しにするシェパード。
全員の目が結菜の膣口に注目している。
するとジョンのペニスが吸い込まれて、腰をニ三度動かした時「よし!もういいー」大泉がジョンを結菜の身体から引き離した。
それは一瞬の出来事で所謂三擦り半の秒殺劇だった。
だがその場に居た女性全員が下半身に手を持って行ったのも事実だった。
「終わりましたよ!」美代子の言葉で全員が我に返った。
唯一人結菜だけは放心状態で大きな股を広げてライトの下で居た。
「一応消毒をして置きましょう!連れて行って!」
その後消毒を受けて、シャワールームに連れて行かれて綺麗に洗われて眠らされた結菜。
真悠子は興奮が残っていたが、撮影したビデオを編集すると専門の人を呼びつけた。
翌朝からビデオの編集に部屋に閉じ籠る真悠子。
東郷女医はデータを整理して、明日にでも竹中薬品に送る準備に入っていた。
結菜は翌日の昼過ぎまで眠らされて、目覚めたが依然放心状態で自分の姿に精気も失っていた。
夕方に成ってDVDを入れた郵便物を日本の自宅に送る手配を終わると「明日ロンドンに出て帰国します!ありがとうございました」と東郷女医達に挨拶をした。
大泉夫妻は女の処分が決まるまで留まる事に成った。
結菜の処分について真悠子は自分の目的が達成されたので、後は素知らぬ様子で竹中薬品に委ねられた。
DVD①
72-055
「直樹さん!明日ロンドンで買い物して、明後日帰るわ!」
「ゆっくりだったな!例のアナウンサーの事判ったか?」
「随分手分けして探したわ!」
「見つかったのか?」
「はい!早く状況を知りたいと思ってDVDに撮影した動画を昨日自宅の貴方宛に送ったわ!」
「どうなのだ?」
「脳に、、、、、、」
「コロナで脳に障害でも?」
「これ以上私の口から言えないわ!見て貰えば判るわ!私は三日後に帰れると思うわ!成田空港経由ですからね!岡山は不便だわね!」
それだけ話すと電話が切れて、真悠子は直樹の驚く顔を想像して大きな声で笑っていた。
翌日国際速達郵便が木村直樹の元に届いていた。
夜帰った直樹は早速送られて来たDVDの再生を始めた。
真悠子が居ないので誰に気兼ねする必要も無い、多分吉行アナウンサーの闘病記六だろう?
長い間テレビでも見る事が無くなったので、心配に成っていたのだ。
一応このDVDを両親に見せて安心させられるのなら良いが?
結菜の両親と一緒に見ようと思ったが、流石に義理の親の手前それは出来なかったのだ。
昼間既に吉行の両親には病状が判るDVDが届きますので、また連絡しますと伝えて喜ばれたのだ。
DVDが始まると「田舎の病院だな!コロナの隔離病院だから仕方が無いかも!」と独り言を言う直樹。
画面がアップに成ると病院内の画面に変わって、病院内の散髪室の表示が画面に映し出された。
「お待たせしました!この患者さんです!お願いします!」
「この椅子にお座り下さい!」理髪師が言う。
町の散髪屋のイメージの室内で、大きな鏡が一枚椅子の前に備え付けられている。
防護服に身を包んでいるので顔は判別出来ない。
結菜は髪を後ろで纏めてゴムで束ねている。
束ねた部分から下へ五十センチ近く垂れ下がって、綺麗な光沢を放って黒光りしている。
数多くのハサミと櫛の横には電気バリカン、そして剃刀とシャボンのカップが置かれている画像が映し出された。
直樹は結菜が病院内の散髪屋に行った画像だと判ったが、何をするのか興味津々に成っている。
まさか、あの美しい髪を切るのか?何かの病気の為か?顔色とかは健康に見えるが?
二人は防護服に手術用の手袋をして、結菜が散髪椅子に座るのを待って居た。
トレードマークで人気の高い黒髪ロングともお別れだと思うと気分が落ち込む。
椅子に座ると理髪師がカットクロスを大きく広げて、束ねた長い髪を真悠子が持ち上げている画像が流れるが真悠子の顔は確認出来ない。
長い髪を持ち上げると、理髪師の女性がカットクロスを結菜の首に巻き付けて大きく広げた。
首の部分に指を入れて締まり具合を確認する理髪師。
鏡に写った自分の姿が哀れに見える結菜の顔は泣いている様に見えた。
真悠子が結菜の後ろに立って、長い髪を纏めているゴムをゆっくりとはずし始めた。
「本当に綺麗な髪ですね!勿体ないわね!」そう言いながら大きく髪を扇の様に広げる理髪師。
「切った髪を残すとか寄付されますか?」理髪師の女性が言う。
「誰もコロナ感染者の髪は欲しがらないでしょう?」
「貴女の彼氏とかファンの人も?」
「もう残しませんし、誰にも差し上げませんので自由に切って頂いて結構ですわ!」
「そうですか、判りました!」
背中の中央の髪を左手で持ち上げると同時に目を閉じる結菜。
直樹は入院で長い髪の手入れが出来ないので、短くカットする画像を真悠子が手に入れたのだろうと思っていた。
このDVDは病院が真悠子の頼みを聞いて撮影した闘病記録を貰ったのだと思っていた。
ハサミが動いて「ジョキ、ジョキ」と切り刻む真悠子。
数十本の髪の毛が背中の中央で切られて、真悠子の左手に掴み取られて背中の中央に空洞が出来た。
五十センチ位の髪の毛の束を持った真悠子が結菜の顔の横に差し出した。
その言葉に閉じていた目を開く結菜は虚しい表情で見つめた。
そしてその奇麗な髪を足で踏みつけると、再び髪を数十本纏めて掴むと「ジョキ、ジョキ」と切り裂く。
そして無雑作に切られた結菜の髪を奇麗に整え始める理髪師。
肩に髪が当たる位置で綺麗に切り揃えて、しばらくして奇麗に首の隠れる長さに纏められて「綺麗に成りましたよ!」と言うとようやく目を開いて鏡を見て首を振って「凄く軽いわ!」ようやく笑顔が戻った結菜。
床の髪の毛の多さに驚きの表情に成る結菜は「これでシャンプーも楽に成るわね!」そう言って自分の髪に決別の言葉を送った。
そして画面が切り替わって、診察室の画像に変わった。
ゆっくりとガウンを脱いで看護師に手渡す結菜。
横から真悠子が手を出して「はい、胸を開きますよ!」検査着の胸元を持って強引に左右に開き乳房を晒した。
「あっ!」と声を発して手で押さえ様とすると「手は下に!」と東郷女医が聴診器を直ぐに左の乳房の下に持って行く。
「少し呼吸が乱れていますね!コロナの影響が出ている様ですね!レントゲンに行って下さい!」
診察の様子が生々しく映し出され、予想もしていなかった結菜の綺麗な乳房を見てしまった直樹。
こんな、画像を、、、、、、、、病院が出すのか?でも興味は尽きない直樹。
DVD②
72-056
レントゲン室、CTの部屋から出て来る結菜が再び診察室に戻る画像。
その時字幕が流れて(吉行アナウンサーは暴漢にレイプされて、性病の疑いも有りました!暴行拉致犯人がコロナ感染者で感染!コロナの治療及び性病治療)
「そうだったのか?吉行君はロンドンでその様な被害に遭ったのか!」驚きの表情に成った。
画像はいきなり結菜が覚悟を決めて手術台に横たわる姿に変わった。
直樹は診察の様子も簡単に写しているのだと、画面に見入っていた。
同時に看護師達が結菜の足を持ち上げて下脚台に載せると、革のベルトを結び付けて動かない様に固定した。
「少しの間眠っていたら終わりますよ!これを着けましょうね!」
革のアイマスクを持って美代子が結菜の顔を覗き込む様にした。
「だ、大丈夫です!」
「神経が集中するでしょう?」意味不明の事を言いながら結菜の視界を遮り、頭を少し上げて後頭部に巻き付けた。
結菜は完全に視界を失って一層不安が増大する。
「台が動きますよ!」の言葉と同時に上昇を始めて、次第に結菜の両足が広げられている。
生々しい治療の映像だが上半身の方向からの画像なので、結菜の下半身は映されていなかった。
直樹は当然だろう?診察?治療の実体は映さないと思っていたが、急に画像が変わって結菜の足が左右に大きく開かれて黒々とした陰毛が画面に映し出された。
生唾を飲み込む直樹は、イギリスの医者は凄い画像を、、、、、
少し上昇した時腰の検査着のマジックテープを外して「検査着を外しますよ!」その言葉と同時に検査着を毟り取る様に結菜の白い尻から抜き取った。
結菜の下腹部が完全に露出して、濃い陰毛と白い肌が画面に大きく映し出された。
その画像に思わず勃起してしまう直樹は次の画像に期待したが、画面は切り替わってしまった。
このDVDは直樹に見せる為に特別に制作しているので、肝心な部分で見せないで興味を繋ぐ様に作られている。
最後は恐ろしい結末を直樹に与えて完全に結菜を忘れさせて、自分に反抗する者は許さないと示すDVDに成っている。
再び別の日の診察シーンが始まると直樹は画面に釘付けに成った。
「ガウンを脱いで手術台に上がって下さい!」看護師が結菜のガウンを脱ぐ様に言った。
ゆっくりガウンを脱ぐと看護師に手渡す。
手術台に近づくと一瞬躊躇うが、大きく息を吸い込むと腰を台に載せた。
肩までに整えられた黒髪は光沢を発して美しい。
「ここに頭を置いて足を伸ばして下さい!」美代子が頭の処に来て黒い小さな枕を指さした。
誰か判らないが真悠子の視線を感じていたのか、結菜は手術台に座って真悠子の方を見てからゆっくりと頭を枕に載せた。
「すみません!」美代子を見上げて結菜が思い付いた様に言った。
「どうしましたか?」
「痛いと聞いたので何か咥えさせて下さい!」
「大丈夫ですよ!麻酔をしますから、、、、、」
「で、でも、、、、、不安で、、、」恥じらう様に言う結菜。
その言葉に直ぐに反応したのが東郷女医で「判ったわ!美代子さん準備をしてあげなさい!痛みに敏感に成っているのよね!」と言った。目で教えると美代子は「安心して下さい!タオルを準備しますよ!」
「お願いします!」そう言って仰向けに横たわった結菜。
足を揃えて投げ出すと直ぐに横からカーテンを結菜の胸で仕切る様に遮断した。
短い検査着のスカートから、細くて白い足が伸びている。
左右から看護師がその白い足を持ち上げて「リラックスして下さい!」と言った。
素早く下脚台に膝を載せると革のベルトを巻き付けて固定する。
既にスカートは若干捲り上がって、下から見ると黒い物が見えている様にも思えた。
「スカートを外しますよ!」
「は、はい!」の返事と同時にマジックテープを毟り取る。
「お尻を少し上げて下さい!」結菜が尻を浮かすと一気にスカートが抜き取られた。
ここで再び画面が終わって直樹は肝心な部分は見せない様にしているのだと思った。
続きは「吉行さん!タオルが準備出来ましたが、咥えますか?」美代子が尋ねると「痛いと声が出てしまいますのでお願いします!」そう言いながら口を少し開く。
「そんな可愛い口ではタオルが入りませんよ!」
「は、はい!」口を少し開くと「もっと!」と強く言う美代子。
思わず口を開く結菜の口にタオルをねじ込む様に横に加えさせる美代子。
「うぅ、うぅ」
「良いですよ!咥えて下さい!出てしまったら困るでしょう?紐で結びましょうか?」
「うぅ、うぅ、あう、あぅ」首を振る結菜だが、紐がタオルの上から巻き付けられて、そのまま後頭部に結び付けられてしまった。
「これで大丈夫よ!痛い時は噛んで下さい!」
結菜は恥ずかしい声が出るのを防ぐ予定が強く猿轡を噛まされてしまった。
「これは?治療のか?」喉の渇きを覚えてDVDを止めると冷蔵庫に向かう直樹。
次の画像は治療を終えた処だろうか?また一瞬陰部が映し出されるのか?その様な事を考えながら缶ビールを開ける。
再びDVDを起動させると「今から吉行結菜さんの手術を行います!」東郷女医が言う。
「胸を開いて心音を聞いて下さい!手術中に麻酔で障害が起こる場合が有ります!」
助手の稲木が直ぐに結菜の上着のマジックテープを毟り取る様に左右に開いた。
美しく盛り上がった乳房が無影灯に晒されて、白く隆起した先端にピンクの乳首は既に勃起している。
何の手術を受けるのだろう?下半身は大きく広げられている様だが?コロナで下半身は無い!性病?と想像を巡らせると一気にビールを流し込んだ直樹。
DVD③
72-057
聴診器が左の乳房の盛り上がっている下の部分から上に突き上げる様に聴診器を動かす。
「うぅ」直ぐに感じてタオルの中で声を発している結菜。
「心音異常なし!」
その声と同時に画面には結菜の陰部が映し出されて、東郷女医の両手が大陰唇を押さえてそのまま左右に広げる。
「あぅ、うぅー」結菜は一気に感じて目を閉じ乍ら声を発した。
「尿道カテーテルを挿入します!手術中漏れる場合が多いので!」
広げた部分を今度は真悠子が押さえて、一層大きく広げて尿道を大きく露出させる。
「あぅ、うぅ、うぅ」
東郷女医が小陰唇を指で弄りながら尿道口を刺激する。
「あぅ、うぅ、うぅう」首を少し振りながら声を発する結菜。
その時尿道カテーテルの先が、尿道口に突き刺さって「うぅ、うぅ、あぅーー」痛みが一瞬結菜の脳天に突き刺さった。
「この様な動画、、、、、」そう呟くと再び一気にビールを飲み干す直樹。
「クスコ小!」
東郷女医の声が聞こえて指で膣口を弄られて「あぅ、うぅ」思わず仰け反り結菜が感じている。
ぐいっと膣口にクスコが差し込まれると、直ぐに広げられて螺子を廻して固定する。
膣口をライトで照らして「綿棒!」と言う東郷女医。
長い綿棒を手にするとクスコの中に挿入して、結菜の膣に刺激を与える。
「あぅ、うぅ、うぅう」タオルを噛んで必死で耐える結菜。
「検体を採取していますよ!我慢して下さい!性病の菌が膣から子宮にどの様に広がっているか調べます!」
「あぅ、うぅ、うぅう」ごしごしと側壁に刺激を与えられて、もう我慢が出来ない程の感じ方に成る結菜。
足が膝から伸び切ってつま先まで伸び切る。
頭を大きく振るので黒髪が大きく乱れている。
直樹は画像に完全に勃起してしまい興奮を隠せない。
ここで画面に文字が出て(淫乱女の本性発揮!これは重症!新薬投与!)
「何の事なのだ?」口走りながら新薬の文字に、もしかして竹中薬品の薬の実験?と考え始めた直樹。
「このDVDは真悠子が、、、、、」
(美しい黒髪の女♡の終焉!)の文字が画面に表れて、直樹は確信した。
自分に送られて来た動画を真悠子が見たのだ!嫉妬深い事は知っていたが、この様な復讐をするとは信じられない画像が続けて流れた。
「さあ!入るのよ!」背中を突かれて散髪部屋によろけて入った結菜。
中に入ると直ぐに目に飛び込むのが、電気バリカンを持つ真悠子の姿だった。
「いゃーー」直ぐに後ろ向きに成って扉を出様とするが、外から看護師達が押し戻す。
「何なの?」
「散髪椅子に座って貰いましょうか?」
「いゃ―何故?」今度は壁の方に動いて看護師達から逃げ様と後ずさりに成る。
「今から一番悪い性格を治してあげるわ!」真悠子がバリカンを台に置いて近づきながら言った。
「性格が悪い?」意味不明の言葉に疑問を持ちながらも追い詰められる。
「その綺麗な黒髪が男を狂わせるのよ!だから綺麗にしてあげるのよ!坊主にね!」
「そんなのいゃーーー」
「早く捕まえて!治験も待って居るのよ!」
看護師三人が同時に結菜に襲い掛かると、抵抗空しく両腕を押さえられて散髪椅子の方に引っ張られる。
「いやーーやめてーー」その声が大きく部屋中に響いて散髪椅子に無理矢理座らされる。
美代子と稲木が椅子に取り付けられているベルトで、片手ずつ固定してしまう。
「騒いでも無駄よ!誰も助けに来ないから治験に付き合って貰うわ!」
不気味な笑みを漏らしながら特殊なヘッドギアを目の前に見せた。
しばらくして両手を肘置きに固定され、腹にもベルトが巻き付けられると動く事が出来ない結菜。
「さあ!準備が出来たわね!覚悟しなさい!」
看護師の一人がカットクロスを広げて、結菜の身体に被せると真悠子が結菜の髪の毛を持ち上げて首を出した。
首にカットクロスが巻き付けられると、ようやく自分の姿を鏡に見た結菜。
今まで抵抗に必死で見ていなかったが、改めて見ると恐怖に「お願い!やめて下さい!私に何か恨みでも有るのですか?」鏡の中の真悠子に問いかける。
「多すぎて忘れたわ!」
真悠子は自分の顔を結菜が知らない様子に一層怒る。
櫛を手に持って結菜の黒髪を梳きはじめた。
頭を動かして抵抗する結菜だがそれを楽しんでいる真悠子。
「何が楽しいの?」結菜が真悠子に尋ねる。
襟足の上の部分が一気に短く切られて床に落ちて行く。言葉で説得する以外方法が無いので、諦めさせる様に説き伏せようとする。
髪を櫛で救い上げると「ジョキ、ジョキ」とハサミを入れる。
襟足の上の部分が一気に短く切られて床に落ちて行く。
急に画面が変わって短く切られた結菜の髪の画面。
バリカンを持つ真悠子が「そう?ならこれでもっと短くしてあげるわ」そう言うと手動のバリカンを手に持って「ギーギー」と結菜の目の前で動かした。
「いやーーやめてーー」頭を大きく動かす結菜。
「誰か!押さえて!」横から結菜の頭を押さえる看護師。
「ここから刈り上げれば諦められるでしょう!」
額に手動のバリカンの刃先を近づける。
「いゃーーゆるしてーー」
「やめろーーーー狂っている!」
「狂っているのは貴女よ!男狂いの淫乱女が!」
「何を言うの?やめてーーー」
バリカンの刃先が容赦なく結菜の額に食いこむと「ギーギー」「ギー、ギー」と動く。
「たすけてーーーーーーー」額から少しの長い髪が結菜の顔を掠めてカットクロスに流れ落ちて行く。
画像を見て「狂っている!」口走る直樹は怒りがこみ上げる。
暴露へ
72-058
その後は嫌がる結菜の頭を強引にバリカンが刈り取るシーンに成った。
「無茶苦茶な女だ!許せん!」と呟くと早送りで見る直樹。
やがて結菜は眠らされてつるつるの頭にされて剃髪のシーンは終わった。
「惨い!」と口走るが、まだDVDは残っているので早送りで画像だけを見る。
すると黒人とタコ入道の様な男にレイプされるシーンに変わった。
「もう、やめろーーー」画面に向かって叫ぶ直樹。
再び早送りで見ると大きなシェパードが登場して、結菜と獣姦で動画は終了した。
(吉行結菜の消息は伝えたわ!もう彼女は諦めて私一筋に生きる事よ!)の文字が画面に現れる。
(彼女は今後も新薬の実験に使われるので、二度と世間には戻りません!)で終わった。
最初は興味で見ていたが、途中から完全に怒りに変わった直樹。
この様なDVDを結菜の両親に見せる事は出来ないが?どうすれば良いのだろう?と考え込むと直樹は一睡も出来ずに朝に成った。
自分と関係が有った吉行アナウンサーに復讐する為に、変な薬を使って人体実験をしたのだな!
早朝から直ぐに直樹はDVDに撮影されている病院を調査する様に手配した。
もし自分の推理が正しければ大スクープで、天下の竹中薬品がひっくり返る。
結菜の事を考えると自分が今の地位に留まる事は許せなかった。
あの様な恐ろしい事を平気でする真悠子と多分後ろには竹中薬品が居ると確信していた。
自分の携帯の画像を見て狂気の行動をする妻真悠子に激怒していた。
冷静に考えれば、そう思うと自分の携帯の画像をもう一度検証し始めた。
丁度結菜の鬘を外して診察台に戻した時に映された画像だった。
全裸で両足を大きく開かれて、結菜は麻酔が効いているのか虚ろな瞳で無影灯を見ている。
だが確かに起きているのはよく判った。
無影灯に照らされた裸体は美しく、特に長い髪がキラキラと輝いて見える。
勿論股間の多目の陰毛、そしてクスコが膣口に挿入される場面の画像が送られて来たのだ。
「この画像も確かに変だ!堕胎手術で麻酔が効いている様な画像では無いぞ!起きているが意識が無い!これも竹中の薬を使っているのか?」口走ると、根岸婦人科に実情を確かめに行こうと即決めた直樹だった。
真悠子が帰るまでに証拠を掴んで、竹中薬品の大スキャンダルの暴露を念頭に置いた。
直樹は地方のテレビ局が一大スクープを掴めるチャンスだ。
嫁の暴走だけなら笑いものだが、バックに巨大薬品会社竹中薬品が居るなら話は別だ。
直樹は友人の記者を早朝から呼びつけて一緒に根岸婦人科に乗り込む事にした。
秋月修人は岡山新報新聞の事件記者で直樹の後輩に成る。
根岸婦人科に朝電話で取材の申し込みをする直樹。
酒井看護師が電話を聞いて驚くと根岸医師に電話を代わった。
「岡山のテレビ局と新聞社が一緒に取材って?私の様な小さな婦人科に何を取材するのだ!」
「根岸医師に色々お伺いしたいのですよ!」
「もっと大きな医師に聞けば良いだろう?今日は手術も二つ入っているのだ!忙しいのだ!」
「また不法な堕胎手術ですか?」
「君!失礼な男だな!岡山民放テレビの木村とか言ったな!繰り返す!お前に話す事は無い!他で聞け!」
「竹中薬品との関係でも?話せませんか?今話して置かないと勝手に書きますし、放送もしますよ!新薬の人体実験だと!」
「な、なに、、、、、」
「この情報を竹中薬品に話されると、貴方も同罪として放送します!私達に情報を頂ければ先生の事は全て伏せますよ!悪い話では無いでしょう?」
「、、、、、、、、、、」
考え込んでしまう根岸医師。
「まあ、話だけでもしませんか?吉行アナウンサーの話も聞かせて貰いたいので、、、、」
「わ、判った!十一時に来てくれ!時間が無いので厳守で頼む!」
根岸医師は大変な事をマスコミに知られたと思った。
木村の話では既に吉行アナウンサーの事も完全に知っていると思う。
この病院で働いていた横田看護師の事が既に知られて居たら、もう逃げ場は無いので自分の立場だけは確保したいと考え始めた。
根岸医師は直ぐに香山拓に電話で相談をした。
すると自分もあのアナウンサーには関係が有るので、どの様な話か聞いて置きたいと言った。
「今日は忙しくて話を聞く暇もないのだがな!今日は例のアイドルグループのセンターをしていた真鍋麻衣の堕胎手術の日で、スケジュールの関係で明日しか無いのだよ!」
「有名なアイドルのセンターだな!その子で誤魔化せないか?記者も人の子、男だろう?いきなりアイドルの裸を拝ませてやれば考えも変わるぞ!少なくとも竹中薬品の事件からは切り離す交渉は出来るだろう?」
「それは面白いかも知れないな!あいつらの度肝を抜いてやるか!竹中の試薬で!」
根岸婦人科にこの様な話が舞い込むのも竹中薬品の仕事をしているからだ。
小さな病院だから秘密の中で処理が出来る事も、プロダクションには好都合で需要が有る。
今日の真鍋麻衣子も清純派のアイドルで、独立の噂と同時に妊娠が発覚してプロダクションも闇に葬る必要が生じた。
その真鍋も独立を餌に身体を求められて大物プロヂュサーの罠に填ってしまったのだ。
プロダクションも知っていてもその大物プロヂュサーには逆らえないので、泣き寝入り状態に成った。
手口は簡単でプロダクションに内緒で独立話を持ち掛け、酒の中に睡眠導入剤を混入させて犯してしまった。
勿論強姦なのでゴムも付けないで犯されると、この様な事態に直面した。
だがアイドルなので世間に内緒で始末する事に成り、根岸婦人科の出番に成った。
十時にプロダクションの女マネージャーと一緒に病院を訪れた真鍋麻衣子。
ショートボブの鬘にサングラス姿で憔悴して、不安顔で根岸婦人科にやって来た。
何度も検査薬で妊娠を確認しているので間違いないのだが、麻衣子にはまだ自分があのプロヂュサーの子供を妊娠している事が信じられなかった。
「一応問診票にご記入お願いします!」酒井看護師に用紙を渡されたマネージャー。
既に診察室には香山と根岸医師が待っている。
乗り込む
72-059
根岸医師は時間を考えながら手術の準備を始めている。
麻衣子は尿の検査をして、妊娠の確認の後診察室に入った。
看護師の真木に「妊娠は初めてですか?」と尋ねられて小さく頷く。
そこにはアイドルの顔は無く、不安だけが大きく胸を覆っている様だ。
「眠って居る間に終わりますからね!」
「、、、、、、、、、、、」無言の麻衣子。
「根岸先生お願いします!」
「根岸です!もう変装しなくても大丈夫ですよ!眼鏡は外して下さい!」
「はい!お、お願いします!」テレビで見る麻衣子とは雲泥の差で不安と緊張で一杯の様だ。
「麻酔の香山先生です!」と紹介した。
「眠って居る間に終わりますよ!」香山が目で微笑んで麻衣子の緊張を解した。
「隣の手術室に行きましょうか?」扉を開いて真木が先に入って行く。
マネージャーの女は手術に少し時間が掛かるので、喫茶店に行って時間を潰して来ると出て行った。
時計を見ながら酒井看護師は、二人の男の到着を待って居た。
二人が来ると診察室に案内する事に成っているが、実際は手術室に案内して真鍋麻衣子の手術現場を見せて話を進め様と考えている。
これも大スクープに違いないからだ。
予定には無かったが、例の試薬Aが準備されている。
麻衣子に試薬を使って二人に見せようと考えている。
どちらに転んでも、自分達は助かる事に成ると両天秤を願っての作戦だ。
真鍋麻衣子の身体に二人が負けたら同罪に成るし、逆の目が出たら竹中薬品に頼まれてこの様な薬の治験をしたと弁明する予定だ。
「バスタオルを使って下は全て脱いで貰える?」
真木看護師にバスタオルを手渡される麻衣子。
衝立の奥で気がる様に言われてゆっくりと向かう麻衣子の表情は暗い。
しばらくして腰にバスタオルを巻き付けて戻って来る麻衣子。
「そこの手術台に上がって下さい!」
「、、、、、、」
無言で手術台に近づくが躊躇して中々台に腰を載せられない麻衣子。
「怖く無いわよ!眠って居る間に終わるわよ!マネージャーが戻るまでに終わらせないと困るわよ!」
真木看護師に急かされてゆっくり手術台に腰を降ろす麻衣子。
香山が近づくと強引に足を持って「さあ!伸ばして下さいよ!時間が余り有りませんのでね!」
「あっ、や、め、てー」と動こうとすると、真木看護師も身体を持って「はい、はい!頭はここですよ!仰向けに成って下さい!」
「あの、いゃー」
「嫌って言っている場合ですか?次の患者さんが来られたら、世間に知られてしまいますよ!」その言葉で抵抗を諦める麻衣子。
「大人しくして下さい‼直ぐに麻酔で眠ると、手術は終わっていますよ!」
手首を持って伸ばすと根岸医師が試薬Aの注射器を持って待って居る。
消毒綿が腕に塗られたと思うと、直ぐに注射針が突き刺さる。
「うぅ!」
「直ぐに麻酔が効きますよ!」
意識は有るが記憶には残らない怖い試薬を打たれた麻衣子。
「気分はどうですか?」真木看護師が尋ねる。
「へ、変な、、、、、、」
「ブラウスも脱ぎましょうね!」
香山が起こして支えると、真木看護師が麻衣子のブラウスのボタンを素早く外した。
ブラウスを肩から脱がせると近くの椅子に引っ掛けて、続けて薄いピンクのブラジャーのホックを背中で外す。
「水着の写真は沢山撮影しているが、全裸の撮影は今日が初めてでしょう?」
ブラジャーを外すと、そのまま手術台に寝かせる香山。
根岸医師がバスタオルを外して、お尻から抜き取ると完全に全裸にされた麻衣子。
「若い身体で中々綺麗な!あのアナウンサー以来だな!若い美人の有名人の堕胎は?」
「マン毛は処理していますよね!」
「水着の部分だけ脱毛クリームでしょうか?」
足を持ち上げて下脚台に載せ乍ら観察している真木看護師。
下脚台に両足を乗せてベルトで固定し終わると、全裸の身体の上に白い布を被せて時間を見る。
「もうそろそろ、来る頃だな!」
根岸医師は手術室から診察室の方に移動する。
玄関の扉が開いて木村と秋月が入って来た。
婦人科なので少し遠慮気味に入ると受付に向かう木村。
秋月は独身の二十八歳で、この様な病院に入ったのは勿論初めてだ。
勿論木村も初めてで緊張気味だったが、今日は竹中薬品の悪行を暴くスクープの為に意を決しているので力んでいる。
「根岸医師に面会をお願いしていました岡山民放の木村と岡山新報の秋月です!」
「はい!伺っていますが先生は今手術に入る前で、診察室でお話を伺うとの事です!いつ患者さんが来院されるか判りませんので、ご案内します!」
「えっ、診察室ですか?」驚く秋月。
「今手術、、、、、」
「診察室と手術室は別に成っていますので、ご安心下さい!」
二人は酒井看護師に案内されて婦人科の診察室に恐る恐る入った。
出迎える根岸医師に、早速名刺を差し出す二人。
「竹中薬品の事って、我が医院がどの様な関係が有ると?」
「数年前、我が社のアナウンサー吉行の堕胎手術をここで行われたと思うのですが、その時竹中薬品の試薬を使って手術を行った事に付いてお聞きしたいのです!」
「既に事実を掴まれてここにいらっしゃったのですな!」根岸医師は直樹の話し方が、今ロンドンに行った横田看護師の事を知ってやって来たと思った。
「正直に話せば私の行為は見逃して貰えるのですか?」
「内容次第に成りますね!」直樹は慎重に聞き出す事にしている。
やぶへび
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「竹中薬品さんに便利使いされているだけですよ!当医院が田舎に在る事と、会長の娘さんが岡山にお住いの関係で知り合いました!」
「内田雅代子さんですか?」
「そうです!その後芸能人がお忍びで堕胎に来る様に成ったのです!」
「試薬の治験はいつも行っているのか?」
「試薬も色々有りますので、頼まれた時に行っていましたね!」
「吉行アナウンサーの時はどの様に使ったのだ!」
「何年も前ですが、よく覚えていますよ!雅代子夫人の肝いりでしたからね!」
「何をしたのだ!」
「依頼されたのは堕胎ですが、夫人はそのアナウンサーを淫乱地獄にお落とす様に、それ以外の手術を行って淫乱女に仕立てる様にと指示されました」
「一体どの様な手術を行ったのだ!」
「クリトリスが包茎だったので、剥き出しましたね!全出をしました」
聞いている秋月は下半身に刺激を感じていた。
「他にもGスポットにヒアルロン酸を注入して、これからアダルト集団に売り飛ばすよていだったのに転勤でイギリスに行ってしまいました!その後の事には私は関与していません!」
何か大きな声で怒鳴りたい気持ちを抑えて直樹は「竹中薬品のアダルトな試薬は沢山有るのですか?」
「色々な薬の実験はしている様ですが、殆どが別の会社に技術を売る商売ですね!私がここに有る試薬はA,C,D,Eの四種類です!もっと沢山の試薬は開発しているでしょうね!」
「どの様な薬なのですか?」
「全てSEX関連の薬ですが、ここに有るのは女性用ですね!」
「吉行アナにはどの薬を使ったのですか?」
「Aは使いましたね!他は使う前だったかも?記憶が曖昧です」
「どの様な薬なのですか?」
「口では説明出来ません!実際にご覧に成りますか?」
「は、はあ!」
直樹は試薬Aを見せてくれるのだと思っていた。
「隣に行きましょうか?」
手術室の扉が開くが向こうは薄暗くて、直樹たちにははっきり見えなかった。
直樹に付いて行く秋月も婦人科の手術室に足を踏み入れた経験が皆無で、心臓が大きく騒いでいる。
胸まで白い布で覆われて横たわる麻衣子に、まだ二人は全く気が付いていなかった。
「今から堕胎手術なのですが、貴方方に説明する為に特別に試薬Aを投与したのです!」
「えっ、芸能人が手術に?」と驚いて発した時、明るく成って目の前に手術台が現われて驚く二人。
横たわる女性の顔に目が行く二人は「あっ、真鍋麻衣子!」秋月が驚いて声を発した。
「アイドルグループの真鍋麻衣子か?そんな馬鹿な!」否定的に言うと二人は手術台に近づいて再び「麻衣子だ!ぼ、ぼくファンなのです!嘘でしょう?」
真鍋麻衣子が堕胎手術で目の前に、、、、、完全に言葉を失ってしまった秋月。
眠って居た様に見えた麻衣子が薄っすら目を開いて、その顔を覗き込む二人を見上げた。
「ま、間違い無いです!麻衣子です!」
「意識は有りますが、全く記憶には残らないのがこの試薬の特徴です!強姦されても覚えていませんよ!どうです?試されますか?」根岸医師が挑発する様に言った時、真木看護師が白い布を引っ張って一気に麻衣子の全裸が無影灯に晒された。
「あっ!」
「わあーー」
白い肌に盛り上がっている乳房、乳首は既に勃起して二人の若者を挑発する。
「綺麗な身体でしょう?あのアナウンサーも美人だったが、、、、、」
その言葉で我に返る直樹だが、秋月は既に下半身に手を移動させて大きく勃起したペニスのやり場に困っていた。
「せ、せんぱい!ぼく、僕は耐えられません!」
「それは麻衣子さんが妊娠している事ですか?この姿にですか?」根岸医師は既に秋月の様子を見て自分は勝ったと思った。
そして手術台の上昇を開始させた。
「この状態が試薬の効果なのですよ!何も覚えていないので自由ですよ!お若い方彼女は妊娠していますので生で挿入しても覚えていませんよ!反応は普通以上に有りますよ!」
「そ、そんな事!」
「でも竹中薬品の試薬がどれ程の物か自分で確かめるには最適でしょう?私達の事は書かないと約束して頂ければ、何も申しません!」
「そ、それは約束します!私は竹中薬品の悪事を、、、」と言っている間に、麻衣子の股間が大きく開かれて綺麗に整った陰毛、そして膣まで見えている。
直樹もその姿に下半身が疼き始めている。
もう秋月に至ってはズボンがはち切れそうに成っている。
「準備出来ましたよ!試薬Aを確かめるには今しかチャンスは有りませんよ!」根岸医師が挑発をする。
真木看護師が麻衣子の乳房を揉み上げ始めると「あっ、あっ」と声を発し始める麻衣子。
「せ、せんぱい!許して下さい!」
秋月はその場でズボンのベルトに手をやると、直ぐにズボンを下に降ろしながら麻衣子の股間の方に行く。
破れてしまいそうなトランクスを一気に降ろすと、大きく勃起したペニスが顔を喉かせた。
「麻衣子!麻衣子!」と叫ぶと同時に右手でペニスを持って、麻衣子の膣口に勢いよく突っ込む。
「あぅ、うぅうぅーー」
一気にペニスを挿入されて仰け反る麻衣子。
長い髪が揺れて手術台から垂れ下がって動き始める。
「ああーああーいいーーいいーいいわーー」
急に声が大きく成って喘ぐ麻衣子。
その様子を呆然と見ている直樹。
その直樹も一昨夜彼女と遊んでいなければ暴発していただろうと思う。
真悠子の身体では我慢出来ない直樹は最近クラブの女性と肉体関係を結ぶ様に成っていたのだ。
真悠子のロンドン行で自由に成るので、毎日の様に通って口説き落としたのだ。
「ああーああーああーだめーーー」
「ああーああーーいくーーーいっちゃうーー」手術室に麻衣子の喘ぎ声が響いて、異常な空気が漂っていた。
暴発
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「麻衣子!もう逝きそうだ!」大きな声を発する秋月は勢いよく腰を動かしていたが、そのまま白い麻衣子の腹に崩れ落ちた。
「先輩!許して下さい!」
「お若いの!勢いよく出されましたね!」
根岸医師は麻衣子の陰部を横から見ながら、流れ出る愛液と精液の混じった液体を見て言った。
「他の試薬も試されますか?」
「他はどの様な?」
「今使えるのは、Dだけですね!他はそれ程の効果は確かめられません!」
「じ、じゃあ、その薬を使って見せて下さい!」
「判りました!お若い方は場所を譲って貰えますか?」
秋月はズボンを上げ乍ら場所を移動するが、気恥ずかしい気分が身体から滲み出ていた。
「濡れたタオルを貰えるか?」根岸医師が言うと、真木看護師が既に準備していたのか、差し出すのが早かった。
根岸医師がSEXで汚れた陰部を濡れたタオルで抉る様に拭き取ると「あっ、あっ」と再び声を発する麻衣子。
愛液と精液で汚れた性器を強く拭き取られて感じている麻衣子。
「口にタオルを咥えさせて!」いつの間にか酒井看護師が麻衣子の顔の処に来ている。
丸めたタオルを無理矢理麻衣子の口に咥えさせる。
「先生咥えさせました!」
「腰を押さえて貰えるか?少し痛いので暴れる!」
直樹は何をするのか判らないが、試薬が今度はどの様に反応するのか見たかった。
秋月も漸く我に返って「僕も押さえましょうか?」
「そうだな!君には胸でも抑えて貰おうか?」
「えっ!」今度は麻衣子の胸を、再び興奮をしながら秋月が胸を押さえて、直樹が腰を押さえる。
すると注射器を持って麻衣子の陰部を左手で弄る根岸医師。
「あっ、あっ」と声を発した麻衣子が次の瞬間暴れる程身体を動かした。
「強く抑えて!」
クリトリスの近くに注射針が突き刺さり、痛みで身体を硬直させている麻衣子。
直樹は見ていて「強烈な場所に注射をするのですね!」
「先程話したアナウンサーも多分この注射をロンドンでは打たれただろうな?」
「彼女は全身に一本の毛も残っていませんでした!」
「えっ!あの美しい黒髪が無くなっていた?それは、、、、、、」
考えているのかと思ったが、再び注射針が今度は大陰唇に突き刺さる。
暴れるが、先程よりは痛みが少ないのか、動きが緩慢に成っている麻衣子。
「娘さんが乗り込んだか?」根岸医師が口走る。
「娘さんって?」
「内田雅代子の娘だよ!この女は残酷な事が好きで、自分が気に入らない事が有れば人も殺す性格だな!余程あのアナウンサーの黒髪に嫉妬していたのだろうな!」
根岸医師は木村直樹が雅代子の娘の亭主だと知らないので、言いたい放題を言った。
「昔も一人若い女の子を連れて来て、自分の好きな彼氏に色目を使うので折檻すると言って手術を迫られましたよ!」
「えっ、もしかしてそれもテレビ局の人でしたか?」
「多分そうだと思いますよ!新人のアナウンサーかお天気キャスターをしていた様な子でしたね!」
直樹は顔面から血の気が引くのが判った。
新人で大学卒業と同時に研修でアナウンサー部に半月程来た米田さん?
研修の途中で体調を崩して休暇届けが出て、そのまま退職してしまったと記憶をしている。
直樹とは何も無かったが、新人の研修で親切に教えた記憶が蘇る。
「その子はどの様な手術をされたのですか?」
「お嬢さんは自分の知り合いを使ってレイプさせたのですよ!」
「えっ!そんな怖い事を!」
「それで助ける振りをしてこの病院に運んで来たのですよ!」
話乍ら再び注射針を反対側の大陰唇に突き刺した。
直樹は今の麻衣子より妻の恐怖の話に興味が湧いた。
「その後は?」
「レイプされたので、妊娠をしたら大変なので処置を行いましたが、お嬢さんは娘さんの卵管を切除してしまったのです!私も自分が手術をしましたが怖く成りましたよ!」
「その子はどうなりましたか?」
「レイプのショックで会社を辞めたと聞きましたが、その後の事は全く知りません!」
「怖い女ですね!」
「多分!あのアナウンサーもロンドンで妊娠出来ない身体にされていると思いますよ!身体中の毛を剃り落すのですから、普通では有りませんね!」
「怖い女です!」直樹は話を聞いて米田さんの顔を思い出していた。
下の名前も思い出せない女に嫉妬してその様な事をする真悠子を許す事が出来ない直樹。
身体はどの様に成っているか判らないが、結菜を助け出して竹中薬品と母子を刑務所に送ってやると心に誓う直樹。
「これでしばらくすると、今注射を刺した部分は息を吹きかけても感じる様に成るのです!」
「えっ!」
「そうですから、あのアナウンサーの様な陰毛の多い女の剃毛の時にこの注射を打たれると、剃毛だけで逝く可能性も有るのです!お嬢さんは面白いので必ずしたと思いますよ!他にもここには有りませんが色々と試薬の実験台にされたと思われますね!」
「何と恐ろしい女だ!竹中良く品も怖い企業だ!」
「SEX関係の薬の需要は大きいので闇で造るのですよ!表向きは医療用ですが裏を返せばSEXの薬ですよ!妊娠促進剤も男女用が有りますからね!女が求める様な強烈な物も開発されています」
麻衣子の様子を見ながら話す根岸医師。
向こうでは剃毛の準備が行われているが、恥丘と大陰唇に少し硬い陰毛が生えているだけだ。
それでも感じて悶えるのだろうか?秋月は再び下半身が疼き始めていた。
憧れの真鍋麻衣子とSEXを出来ただけでも夢の様な事だが、この様な姿を目の前で見る事に興奮は再びピークに成りそうだった。
アイドル陵辱
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「そろそろ燃えていますよ!お若い方!一度息を吹きかけて貰えますか?」
秋月は再び麻衣子の股間に入って腰を落とすと、目の前に先程挿入した膣口が秋月を誘う様に涎を流している。
「舐めたら駄目ですよ!」舐めそうな勢いの秋月を見て根岸医師が言った。
我に返るとゆっくりと息を吹き始める。
「ああーああーーだめ、だめ!」急に口走る麻衣子は、腰を動かして身もだえる。
「これが試薬Dの威力です!次に陰毛を剃り上げますから、刷毛でシェービングクリームを塗って貰えますか?」
「は、はあ!」驚きながら真木看護師から手渡されたカップと刷毛を受け取る。
「剃るのは危険ですから、真木が致します!陰毛を持って帰りますか?写真と一緒に!」
「は、はい!是非下さい!」秋月は完全に舞い上がった。
SEXをして陰毛まで持ち帰れる!信じられない出来事にもう新聞記者は完全に忘れていた。
「先に撮影をして置きましょうか?」
携帯のカメラを持って構えると、麻衣子の頭を抱き起す香山。
「一緒に写しますか?」
秋月は慌てて麻衣子の横から退く様に逃げた。
数枚の写真の撮影を終わると再び秋月がカップを持って股間に入った。
「さあ!塗って貰えますか?」
刷毛にたっぷりクリームを浸けると、掬い上げて麻衣子の恥丘の密集地帯に落とした。
「あっ、うぅーー」
「広げて下さい!」
「あっ、あっ」刷毛が動いて密集地帯が一気に白く盛り上がる。
「下の方にも塗って下さい!」
再びカップからクリームを掬い取ると、今度はクリトリス居落して「ああーああーーだめ、だめ!」「かんじちゃう!」言葉を発して喜ぶ麻衣子。
「ほ、本当に覚えていないのですか?」
秋月は自分を見て微笑む麻衣子が気持ち悪く成る。
「大丈夫ですよ!何も覚えていませんよ!」
刷毛を動かして黒い陰毛は全て白く盛り上がって塗り終わった。
「さあ、私が剃ってあげるわね!」
場所を交代して真木看護師が股間に入ると、直ぐに日本剃刀を広げると「ジョリ、ジョリ」と恥丘から剃り始める。
剃刀が動いて陰毛を剃り落すと、半紙の上に載せている。
「あっ、あっ、かんじる!」麻衣子の声を他所に「ジョリ、ジョリ」と剃り進める。
直ぐに青白い恥丘が露出して、大陰唇も簡単に剃り落すと童女の様な性器に変わった。
「はい!終わりましたよ!」
半紙の上には剃り落された麻衣子の陰毛が積み上げられている。
「もう一度撮影して置きましょうか?記念に成るでしょう?」
半紙を麻衣子の臍の横に置いてカメラで撮影を始めた。
「これで竹中薬品の薬はお判りでしょう?これから彼女の堕胎手術を行いますが、まだ見学されますか?」
「いいえ!もう充分です!根岸さんには迷惑が掛からない様に致しますので、本当に今日はありがとうございました!」
流石にこれ以上ここに居たら、秋月が再び勃起してもう一度犯してしまいそうな気がしていた。
半紙に載せた陰毛をもう一枚の半紙で、クリームを吸い取ると綺麗な半紙に載せて畳む酒井看護師。
「若いお兄さん!これ今日のプレゼント!」そう言って手渡される。
恥ずかしそうに受け取ると「写真はスマホに転送しますから、アドレス交換して下さい!」
先程写した画像がアドレス交換と同時に送られて来た。
二人は根岸医院を出ると「俺は離婚する!あの様な女と幾らお金と地位が有っても耐えられない!」
「そうですよね!一度の人生だから、僕は今最高に幸せです!」
「お前は憧れの麻衣子とSEXしたのだからな!」
「でもテレビで見ても思い出してしまいますよ!」
「良い思いをしたのだから、これからは正義の為に竹中薬品と戦う!」
「は、はい!でもあの薬で僕は麻衣子さんとSEXが出来ました!」
「だから怖い薬なのだよ!」二人は車で移動しながら話す。
その時「先輩!また送られてきましたよ!」
「何だ!」
「こ、これは吉行アナの診察記録って書いて有りますよ!」
「よし、俺は決めた!吉行の両親に訴えて貰う!」
そう言うと車を吉行アナの両親の自宅に向けて走らせた。
坊主にされる画像を見せれば納得するだろう?一応編集した画像は製作したので、真悠子の悪行を納得するだろうと考えている直樹。
吉行の自宅に着くと、両親が直樹の到着を待って居た。
「娘の容体は?判ったのですか?」
「はい!コロナ感染は嘘でした!」
「えっ!嘘!」驚く二人。
直樹は昔結菜と短期間付き合っていた事実を両親に話した。
すると両親は結菜から付き合っている事を聞かされていたのだ。
「私がお嬢さんを捨てたのです!申し訳有りませんでした!」深々とお辞儀をする直樹。
「東京のキー局から誘われて娘が自分から別れたと聞きました!」
「えっ!」直樹には意外な言葉が返って来た。
結菜は自分に捨てられた事を両親には言わなかったのか?
「妻が大変嫉妬深い人間で、私と結菜さんが付き合っていた時の写真を見つけて嫉妬したのです!」
「社長のお嬢さんが大変嫉妬深い噂は聞きました!」
「ロンドンまで追いかけて行って、娘さんに復讐したのです!」
「えーー、そんな事!信じられません!」
「それだけでは有りません!祖父の会社で研究開発中の試薬を使って結菜さんを、、外人を使って陵辱させたのです!」
「、、、、、、、、、、」言葉を失う両親。
巨星落ちる
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「そのDVDを私に送り付けて来たのです!」
「何故?ご主人の貴方に?」
「私を脅す目的です!妻は私がまだ結菜さんを思っていると誤解しているのです!ご覧に成りますか?」
「、、、、、、、、」
「竹中薬品と妻を訴えて頂きたいのです!お二人が訴えて頂くと警察に届けて、ニュースとして報道する予定です!妻も竹中薬品も終わりに成ります!勿論私にも火の粉は降りかかるでしょう!それも覚悟の上です!この様な悪行を許せません!」
「DVDを見るだけ見て見ましょう!」
テレビの在る部屋に移動する四人。
「見るに堪えない場面が登場するのですが、宜しいでしょうか?」
「覚悟は出来ています!娘の命が、、、、、」
画面はいきなり結菜の髪をバリカンで刈り取る真悠子の姿が映し出された。
「な、なんと、、惨い!」母の奈津子が思わず目を覆う。
直ぐに結菜の頭は少年の様な坊主頭にされてしまった。
その後つるつるの頭に剃り上げられる画像が流れて、ヘッドギア姿を見て父の剛司が「あれは何ですか?」
「竹中薬品がデータを記録する物の様ですね!画面の中でその様な会話が有りました!」
「これで竹中薬品の関与は確実ですね!」
「はい!」
「既に薬を使われているのですか?」
「はい!我々はこの薬がどの様な物か調べて来ました!」
「どの様に成るのですか?」
「薬は沢山種類が有るのですが、我々が調べた薬を注射されると意識は有るが記憶が無い状態に成るのです!」
「すると強姦されても覚えていない?」
「その通りです!それ以外女を狂わせる様な薬を多用されたと思われます!黒人の男性とのSEX、犬とのSEXもさせられていました!」
「黒人?犬?」奈津子は気分が悪く成ってその場を離れた。
「木村さん!もうDVDは見なくても判りました!竹中薬品と木村さんの奥さんを訴えます!」
「私は離婚届けも同時に提出します!この様な事件を起こした場合は強制的に認められる筈です!」
「記事にしますが宜しいでしょうか?」秋月も剛司に言う。
直樹は弁護士を通じて夕方には離婚届を一方的に提出。
その後、夜遅く吉行剛司を伴って、娘結菜の誘拐監禁暴行罪で警察に訴えたのだ。
翌朝の新聞が配達される時間を計算して、岡山民放テレビがスクープニュースを放送した。
画像には真悠子が結菜の頭をバリカンで無理矢理刈り取るシーンが映し出され、その後つるつるの頭にされた吉行アナの姿がアップで映し出された。
画面には出さなかったが、竹中薬品の薬の治験に使われてロンドンの精神病院に監禁、強姦され、色々な薬の治験の人体実験に今も使われて生命の危険に曝されていると伝えた。
何処の放送局も新聞社も知らない大スクープは、夜が明けると同時にもの凄い反響を呼び岡山民放テレビはパニック状態に成った。
警察にも報道陣が押し寄せて、岡山県警は早朝から急遽記者会見を行う事に成った。
勿論竹中薬品の本社はパニック状態で、安蔵も突然の騒ぎに何も対応策が無かった。
「確かな証拠は有るのですか?」記者の質問に県警の本部長は「私は一睡もしていない!公開は出来ないが凝視に堪えない画像だった!」
「それはどう云う事ですか?」
「陵辱報道だよ!!人間のする事では無い!」目頭を押さえる県警の本部長。
「竹中薬品は?」
「当然責任を課せられるだろう?責任者も会社もだ!」
「誘拐されたと報道された吉行アナの消息は?」
「今日県警からロンドンに数名の者が行って、救出予定だ!」
「生命の危険は?」
「まだ何も判らないが、竹中薬品が少しでも人の心を持つなら助けてあげて欲しい!」
本部長もそれ以上の会見を打ち切って退席した。
その日の間に世論は炎上して、竹中薬品に強制捜査が実施された。
安蔵も何が何だか判らず、総理に直接電話で訴えたが「世論が、、、、、」の一言で逃げの一手に成った。
勿論日本の警察からの依頼で現地の警察が精神病院に乗り込んで、吉行アナウンサーの吸湿に向かった。
既に東郷女医も横田看護師も病院を後にしていたので、難を逃れていたが何も知らなかった。
勿論真悠子は何も知らず飛行機に乗って日本の成田に向かっていた。
成田空港には多勢の報道陣と警察関係者が待機して、真悠子の帰国を待ち構えていた。
ファーストクラスの客には空港関係者から事前に知らせが届き、別のゲートから出る様に手配されていた。
機嫌よく飛行機を降りる真悠子は、手荷物程度しか荷物は持っていない。
全てはロンドンから自宅送りにしている。
「何!」と驚きの表情に成って周りを見回して、芸能人とか有名人が一緒に来るのか?と思った。
税関を出るのと同時に千葉県警の刑事が「木村真悠子さんですか?」と駆け寄って尋ねた。
「そうですが?何か有ったの?」
「木村真悠子!吉行結菜さんの誘拐監禁、強姦、殺人未遂で逮捕します!」
「えーーーーーー」
驚く真悠子を警察が取り囲み、報道陣を近づけないがシャッターの音が五月蠅い程鳴り響いた。
その後、結菜は助けられたが、精神的ショックが大きく病院に直行に成った。
竹中薬品は翌年外資に乗っ取られた状態で竹中一族は完全に経営から身を引いた。
内田家の面々もテレビ局から追い出されて、完全に竹中薬品の手から解放された。
数々の凌辱報道も半年で消えて、木村直樹もテレビ局を退職した。
その後、直樹と結菜がどの様に暮したのか?それは、、、、、、、
完
2022,08,14
凌辱報道