ゴブリング
第1ラウンド
かつて地獄には(Lucifer)(Beelzebub)(Astaroth)の3人の悪魔が存在した。彼らは数万年前の戦いで神々により封印され…悪魔と神との戦いは終焉を迎えた。
(Lucifer)の肉体は零域の中心部にある惑星ZEROに封印され(Beelzebub)と(Astaroth)の肉体は龍域の中心部に存在する双子惑星(Melga)と(Olga)に封印された。(Cardinalzone)中心部に位置する3惑星の事を別名…Planet of death(死の惑星)と言う。
今日もデーモン市のお茶の間ではアルカトラズ刑務所の囚人たちによる焼きそばパンをかけた熾烈な争いが繰り広げられる。
実況「赤コーナー収監されてから150年。今日の俺の相手は誰だ?今宵の焼きそばは俺の物だ。身長156cm体重75㎏鍛え上げられた腹筋に靭やかな剛腕。Nishiki Parkで一晩遊んだ伝説の男ゴブぅぅぅたがわぁぁぁあ」
実況「対しまして青コーナー。収監されてから350年。今日もせっせと俺は生きている。あの日総統の女を奪おう等と考えるんじゃなかった。身長185cm体重96kg。ゴブぅぅぅぅぅいぃしだぁぁぁぁ」
西口「解説は私西口と72連勝の記録を持つゴブ原さんでお送りします」
西口「ゴブ原さぁん…今日は何と言ってもレアな対戦ですね?」
ゴブ原「そうですね?ゴブ田川は世にも珍しいゴブゴースト。対してゴブ石田は…ゴブリング界のパイオニア。この2人が激突すればどうなるのか?私にも検討がつきません」
西口「本日の目玉の一つですからね?さぁいよいよ試合開始の時間です」
♪♪♪♪♪♪カァーーーーン
実況「おっとここでゴブ田川…混紡片手に突進して行く」
実況「速い速い速い!!ゴブ石田華麗なフットワークで躱していくぅ」
ゴブ田川「ちょこまかとこのじじいがぁ…」
ゴブ石田「フっまだまだ若いな?若造め。そんな事ではわしは捕らえられんぞ」
実況「おっとここでゴブ石田…混紡を手で掴みゴブ田川を投げ飛ばす。」
実況「すかさず…ここでゴブ石田…手に魔力を込めて高速ジャブだぁぁ」
ゴブ田川「効かねぇーよんなもん」
実況「これはどうした事だぁ?ゴブ石田の攻撃がすり抜けていく」
西口「ゴブ原さぁんあれは何なんですか?」
ゴブ原「あれはゴブゴースト特有の能力幽体化です。あれをされたらどんな攻撃もすり抜けて意味を成しません」
西口「厄介ですね?」
ゴブ原「はい。ですが一つだけ弱点があります」
ゴブ田川「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」
実況「これはどうしたゴブ田川。攻撃を受けていないのにしんどそうだぁ」
ゴブ石田「ヘへヘっ…(笑)貰ったぜ」
実況「ここでゴブ石田。すかさずローリングソバットだ!!」
ゴブ田川「ゴフゥぅっはぁ」
実況「決まったァァぁ!!閃光一閃鮮やかなローリングソバットがゴブ田川の顔面を捉える」
実況「吹き飛ぶ吹き飛ぶ吹き飛ぶ。リングをすり抜けて…場外まで飛んで行くのかぁぁぁ」
実況「いや…しかし…ゴブ田川ここで鮮やかに回転して…突撃の姿勢だぁぁぁぁ!!!!」
ゴブ石田「そう来たか?ター坊?だが負けねぇぜ」
実況「ゴブ石田!不敵な笑みを浮かべると何やら妙なボーズを取り始める」
実況「こっ!!これはぁ!!??土下座だぁぁぁぁ…何をしている??ゴブ石田?どうしてそこでリングに頭を付けたんだぁぁ」
実況「たまらずゴブ田川急ストップ。ゴブ石田に背を向けて勝利を確信し高々にガッツポーズを取る」
実況「さぁレフェリーどうする??ゴブ田川この間も俺が勝利者だと言わんばかりの顔でこちらを見上げるうぅぅ」
実況「こっこれはセコい。ゴブ石田。ゴブ田川の後頭部目掛けて混紡で殴り掛かる」
ゴブ石田「あっははははは(笑)ター坊油断は良くねぇーぜ!!」
時を同じくしてBリングでは…ゴブ夫妻の激しい骨肉の争いが繰り広げられていた。
ゴブ子「あんたぁ良くも浮気したわねぇ?」
ゴブ夫「ひっうう許してくれ!」
ゴブ子「許せる訳ないでしょーがぁ」
実況「これは激しい肉弾戦だぁ…ゴブ子右フック左ボディからゴブケツダンスのコンボ攻撃だぁぁ」
実況「ゴブ夫防戦一方だぁ。」
実況「ここでゴブ子!!ゴブケツコンボのフィナーレだぁぁああぁ」
ゴブ夫「ひっうつゆ…すまないゴブ子」
ゴブ子「フンっもう謝ったって知らないんだから」
実況「きっ来たぁこれがゴブケツ奥義…ゴブバットボレーだぁああぁ」
実況「回る回る回るゴブ夫まるで歌うゴブさん人形だあぁぁぁぁぁ」
実況「おっとここでゴブ子一旦休んでポケットから…じゃがいもを取り出してゴブ夫の口目掛けてダイレクトアタックうぅぅ」
実況「ゴブ夫たまらず吹き飛んだぁぁ」
ゴブ夫「がっふうぇう」
ゴブ子「まだ寝るの早いわよあんたぁぁ」
実況「酷い酷い酷い。滅多打ちだぁぁあ。ゴブ夫の顔が右に左に右に左に左に左に右に右往左往するぅぅ」
実況「おっとここでたまらずゴブ夫…ゴブ子を蹴り飛ばす」
ゴブ子「何すんのよ!!??」
ゴブ夫「それはこっちの台詞だぁ!!?」
実況「ついに切れたゴブ夫がゴブ子目掛けて…殴り掛かろうとする」
実況「躱す躱す躱す。ゴブ子鮮やかなゴブダンスでくるくる攻撃を躱していく。そしてぇ」
実況「決まったぁぁぁぁ!!伝家の宝刀。ゴブバットエンドボレー。」
♪♪♪♪♪♪カンカンカン
実況「ゴブ子鮮やかなKO勝利。焼きそばは私の物よと言わんばかりの弾ける笑顔。いや形相だぁぁ」
西口「いやぁ〜ゴブ原さぁん?Bリングは終わった様ですねぇ?」
ゴブ原「みたいですねぇ?大方の予想通りゴブ子の圧勝でしたがね?」
ゴブ原「所で喧嘩の原因は何だったんですか?」
西口「ゴブ原さん…ゴブ夫浮気したらしいんですよ。」
ゴブ原「なぁーにぃぃ??やっちまったなー?」
西口「ゴブ夫は黙って」
ゴブ原「土下座」
西口「ゴブ夫は黙って」
ゴブ原「土下座」
西口「本当に初めから土下座してればゴブ子も許したんでしょうがね?」
ゴブ原「そうですね?こういう場合それしかないですから?」
実況「おっとぉ!!Cコーナーでは熱戦が繰り広げられている模様だ」
ゴブ吉「俺がゴブエルだ!!」
レフェリー「いーや俺がゴブエル」
ゴブエル「何言うとんねん?ゴブエルはわいや」
レフェリー・ゴブ吉「「どうぞどうぞどうぞ」」
ゴブエル「どーぞやあらへん!!」
実況「おっとぉここでゴブエル鮮やかな右ストレートぉ右フック左フックからのアッパー」
実況「ゴブ吉思わず宙を舞う」
ゴブ吉「やるなぁ?」
実況「ここでゴブ吉…クルリンパならぬゴブリンパし鮮やかに回転してゴブマキ旋風脚を決めるぅ」
ゴブエル「がっふぁっ」
実況「これはさしものゴブエルも万事休すかぁ?」
実況「いやこれは?何を言ってる??ゴブエル?なにか喋っているぞ」
ゴブエル「ラーメンつけ麺わいゴブメン」
ゴブエル「オッケェーふぅー」
実況「何がオッケーなのかわからないぃぃ…ゴブエルの思わぬ奇行に思わず攻撃の手を緩めるゴブ吉」
実況「すかさず…ゴブエル…ローリングゴブバットボレー」
実況「決まったぁぁぁぁ閃光一閃」
ゴブ吉「ごっふぅぇ」
実況「思わず吹き飛ぶ!!おっとゴブ吉…両手に気を込めてゴブ波動拳を放つ」
実況「これはさしものゴブエル防げないかぁ?ゴブエル万事休す」
実況「いや?届かない届かないぞ。ゴブ波動拳15m進んで消えたぁぁぁぁぁゴブ吉思わず頭を手で抱える」
西口「ゴブ原さぁん?これは…どういう事なんでしょうか?」
ゴブ原「さぁ?私にもわかりかねます」
実況「おっと?ゴブエル?どうした?またも変な事を呟き始めた」
コブエル「ゴブ氏です。この前友達と遊んでたらラファエルみたいって言われました。」
実況「だからどうしたと言うんだぁぁぁぁぁ!!?」
実況「ゴブ吉このすきを見逃さない。ゴブ昇龍拳」
実況「決まったぁぁぁぁゴブ吉宙を舞うぅ」
実況「ゴブエル空中で回転しゴッツの構えだ」
ゴブエル「ゴッツ」
実況「からのゴブリングターン」
実況「ゴブ吉吹き飛んだぁぁぁぁ…」
実況「さぁゴブエル怒涛のゴブケツコンボだぁ」
実況「ゴブ吉万事休すうぅ」
ゴブ吉「こうなったらあれを使うしか」
実況「ゴブ吉どうしたぁ?いったい何を取り出したんだぁこれはぁ??」
実況「焼そばパンだぁぁ」
実況「ゴブ吉焼きそばパンを宙に投げたぁぁゴブエル食いつくゴブエル食い付くゴブエル食い付いたぁ」
実況「ここでゴブ吉ゴブケンダンスで傷を癒す」
実況「その間にもゴブエルは焼そばパン目掛けて一直線。さぁどうなる?」
実況「ゴブ吉なんと釣り竿を取り出して焼きそばパンを手元に引き寄せる」
実況「ゴブエル。離さない。ゴブエル離さない。ゴブエル焼きそばパンを離さない。いやというより口に針が食い込んで離れないぃぃぃぃ」
ゴブ吉「へっ(笑)貰ったぜ。行くぜマイハニー」
実況「ゴブ吉このすきを見逃さない。」
実況「決まったァァァァ鮮やかなローリングゴブットだぁぁぁ」
実況「終了おおぉおぉぉぉお」
♪♪♪♪♪♪カンカンカン
実況「ゴブ吉鮮やかなKO勝利。最後はゴブエルの顔面を捉えて脳天一撃。これで焼そばパンは貰ったと言わんばかりの弾ける笑顔。」
西口「さぁ今宵もこの曲でお別れだぁ…張り切って行ってみよう!!!」西口がそう言うと観客席に座っていたゴブリンも含めて全員が立ち上がりゴブリザと大声で叫び歌い始める。
その頃惑星デーモンの長。錦はゴブリンたちの争いをタバコを加えながら見ていた。
?「総統?いかがでしたか?今宵の試合は?」
錦総統「フンっつまらんな?だいたい何だあの気持ちの悪い緑のババアは?」
?「ゴブ子でございます。200年ほど前にNishiki Parkに不法侵入した罪で捕まえました」
錦総統「あの時のくそババアか?」
?「作用でございます」
錦総統「フッフフ(笑)まぁ奴らには似合いかもしれんな?」
??「総統?」
錦総統「ジルドレか?どうした?」
ジルドレ「Nishiki Parkにて怪しい人物を捕らえました」
錦総統「怪しい人物??」
ジルドレ「はい」
??「ちょっちょっとあんたたち離しなさいよ」
??「私を誰だと思ってるのよ?」
??「ゴブエル・ゴーブリオンよ」
ジルドレ「いかがなさいますか?」
錦総統「そうだな?こいつゴブリンの割には…やけに良い匂いがする。まるでサキュバスの様だ」
??「心の声(バレそうになってる)」
??「そっそそんな事ないわよ」
錦総統「怪しいな?服を脱がせろ身体検査をする」
ジルドレ「はっかしこまりました」
時を同じくして…ゴブリングの控室では…先程の試合で負けたゴブ石田が敗因を探っていた。
ゴブ石田「心の声(何故だ?何故?負けた?わからない)」
ゴブ川「石田しょげるな?惜しかったぜ」そう言うとゴブ川はじゃがいもを手渡す。
ゴブ石田「ゴブ川?これは?」
ゴブ川「今日の選別だよ」ゴブ川はそう答えると立ち上がり…控室を出ていく。
時刻は夕方の6時…この惑星デーモンでは1日の流れが異なり人間界の10分1で進む。つまり…ここでの1日が人間界での10日に該当する。その理由は明白で…悪魔の寿命が長い為である。
ゴブ川は控室を出るとゴブ強制収容所がある方へと向けて歩き始める。ゴブリングの試合で負けた者は強制監獄B棟に収監されじゃがいも漬けの日々を送らされる。勝者には極上の焼きそばパン。敗者には生のじゃがいも。それがこのゴブリングのルールである。
強制監獄B棟…
女看守「こら!!お前たち何をしている!!?」
?「ひっうぅ…すいません」
女看守「すいませんじゃないだろ?ゴブ中ぁ?貴様自分の立場がわかっているのか!!?」
??「許してやって下さい。俺が悪いんです」
女看守「ほほう?貴様そこのグズを庇うのか?面白い。今すぐ服を脱いで看守室に来い」そう言うと女看守は…その場を立ち去る。
?「すまねぇ…ゴブ島ァ」
ゴブ島「気にするな!!ゴブ中。それより…これを見ろ」そう言うとゴブ島は何かを見せる。
ゴブ中「それは?」
ゴブ島「持っててくれ重要なものなんだ」そう言うとゴブ島は全裸になり看守室へと姿を消す。ちなみにこの強制監獄B塔の看守は全員女オークで不穏な動きがあるときつく取り締まり身体を求める事で有名である。例えて言うならば遊○王のカードのジャイアントオークを彷彿とさせる看守で体型をもう少しぽっちゃりにして女にしたのがここの看守である。
女看守「あなた?中々立派なもの持っているのね?」
女看守「うっふふふふっ(笑)良いわ?来て」
ゴブ島「はい…」
ゴブ島「心の声(はぁ…何で俺がこんなオーク女と毎日15時間もやらなくちゃいけないんだ?)」
女看守「どうしたの?来なさいよ!!!」
ゴブ島「心の声(耐えろ俺これも仲間の為だ)」
女看守「はぁ…良いわ!!?」
女看守「ゴブ島さん…私決めたのよあなたと結婚するって?」
ゴブ田島「結婚(汗)?」
女看守「どうしたの?そんな怖い顔して?」
ゴブ島「いっいや(汗)」
ゴブ島「心の声(いやいや何言ってんだよ?このブス?てめぇなんかと結婚する訳ねぇじゃん?)」
ゴブ島「あっはは(汗)な…何でもねぇーよ」
女看守「そぉ?なら良いのよ」
嫌がるゴブ島。求める女看守…部屋には生々しい音が響き女看守がゴブ島を包み込む。数時間後…精魂尽き果てたゴブ島が…ベッドに横たわる。
ゴブ田島「はぁ…はぁ…はぁ」
女看守「うっふふ(笑)少し休んでなさい」そう言うと女看守はその場を後にする。部屋から出て行ったのを確認するとゴブ島は動く。
ゴブ島「心の声(行ったか?)」ゴブ島はそう心の中で呟くと…起き上がる。
看守室の中には…簡素なベッドと机が存在し合計25の鍵がそこに置いてある。女看守が囚人たちに全裸になる様に指示するのは鍵を盗まれない様にする為である。
ゴブ島「よし!!もう良いぞゴブ助」
ゴブ助「うっひひ(笑)先輩今日も激しかったすねぇ?」
ゴブ島「そんな事はどうでも良い。それより」
ゴブ助「わかってますよ」そう言うとゴブ助は何かを手渡す。
時を同じくして惑星daemonのお茶の間では…今夜も5人のヒーローたちが活躍していた。
??「はっははははは(笑)Demonの平和は私が守る。燦めく炎の赤(ゴブリンレッド)」
?「惑星daemon1のイケメンゴブリン。今日も私が奥さまたちを魅力する。(ゴブリングリーン)」
???「良い子悪い子私くしゴブっ子。輝く黄色の戦士。(ゴブリンイエロー)」
????「さぁさぁ…いよいよ俺さまの出番だ。ブルーに輝くサメ肌の戦士。(ゴブリンブルー)」
?????「呼ばれて飛び出て私ゴブリンちゃん。ゴブリン一の美少女とはこの私の事よ。(ゴブリンピンク)」
全員「「皆揃ってゴブラーズ5」」
ゴブリンマスク「でたな?ゴブラーズ5め」
ゴブリンマスク「お前ら奴らを取り囲め」
部下たち「「ヘイ」」
ゴブリンレッド「はっはははは(笑)雑魚どもめ私に付いて来い」
ゴブリンマスク「貴様ら奴を追え」
部下たち「「ヘイ」」
実況「さぁいよいよ始まりました。まずは第1種目ゴブスレーだ。ゴブリンブルー。ゴブスレーに乗り込み今STARTだぁぁ。」
実況「ジョルジオさんゴブリンブルー大胆な動きを見せましたね?」
ジョルジオ「そうですねぇ?悪の軍団からはゴブリンワイトが出る様ですよ」
実況「さぁレースが始まりました。まずは第一コーナーを曲がって先頭に立ったのはゴブリンブルー。鮮やかな…STARTダッシュを決めています」
ゴブリンブルー「フッふふふ(笑)ゴブリンワイトよ私について来れるかな?」
ゴブリンワイト「おのれ?ゴブリンブルーめ」
実況「すぐ後ろにはピタリとゴブリンイエローが吸い付きチーム間の相性の良さを示しています」
ゴブリンイエロー「ブルー私はBルートから向かう」
ゴブリンブルー「了解した。イエロー」
実況「ここでゴブラーズ5二手に別れて2方向よりゴールを目指す作戦に出たぞ!行く手を阻むのは…悪の帝国ゴブリンボーンズの隊員たちが仕掛けた罠の数々。さぁ彼らは誘惑に負けずに見事にゴールできるのかぁぁ!!!?」
実況「さぁまず…第1セクションは何になるのかぁ?」
??「とぅっ!!?ふっふふふ(笑)ゴブリンイエローよ。止まれぇこれが見えぬのか?」
実況「ごれはセコいゴブリンキング。老婆を人質に取ってゴブリンイエローの前に立ちはだかる」
ゴブリンイエロー「知るかぁ!!?私の知った事では無い!!!」
ゴブリンキング「ごっはうぅうふ」
実況「これは酷いゴブリンイエロー老婆もろともゴブリンキングをゴブスレーで吹き飛ばしたぁ!!?」
実況「さぁさぁ果たして次なるセクションは何が待ち受けるのかぁぁぁあ」
??「ジョルジオさんイエロー大胆ですね?」
ジョルジオ「そうですね?西口さん。イエローらしいです」
ゴブリンレッド「こちらゴブリンレッドよりゴブラーズ5へ。私とピンクは現在ゴブリンボーンズと交戦中だ。至急応援を頼む」
ゴブリンイエロー「無理だ!!レッド。私とブルーは手が離せない」
ゴブリングリーン「私もだ」
ゴブリンレッド「了解した。我々だけでボーンズを足止めする。」
実況「おおっとグリーン開始地点で奥様とTタイムを楽しんでるだけでイエローの申し出を断ったぁぁぁ」
実況「さぁいよいよ第3コーナーを曲がってゴブリンイエロー。ゴブリンリング特設会場前に差し掛かるぅ」
実況「ん?ここでイエロー。ゴブスレーを止めたぞ。何をするつもりなんだ?」
ゴブリンイエロー「おばちゃん。焼きそばパンを1つくれ」
店員「あいよ」
実況「ああっとイエロー何をしているんだ?ゴブリンワイトに抜かれてしまったぞぉ」
ゴブリンワイト「ふっはははは(笑)やはりこちらから来て正解だったな」
実況「ゴブリンワイト悔しそうなイエローを傍目に通り過ぎるぅぅ。」
実況「さぁさぁこちらはAルートを走るブルーはどうだぁ!!?」
実況「ブルー何やら誰かと揉めているぞどうしたんだ?」
ゴブリンブルー「だから何度も言っているだろ?私はちゃんとお金を支払ったと」
ゴブ子「嘘つくんじゃ無いよ!!あんたがうちの店からじゃがいも万引きする所みたんだよ」
ゴブリンブルー「言い掛かりはよせ。私は確かに」
実況「ブルーくだらない言い訳をしている間にどんどん順位を下げていく。」
実況「現在トップはゴブリンワイト。次いで後ろにイエローが付きレースを進めています。」
実況「さぁさぁ…ゴブリンイエロー間もなくNishiki Park内を通り過ぎるぅぅ」
実況「禁断の聖地に今イエローが足を踏み入れたぁぁぁ」
実況「おおっとここでイエロー。ゴブスレーを止めたぞ!!何をするつもりだ?」
実況「何とイエロー。サキュバス嬢と熱い抱擁を交わしているぅぅぅこれはまずいぞ。イエロー」
実況「かぁ~~~~やってしまったぁ(汗)ゴブリンイエローDeath Policeに連行されたぁぁ」
実況「何をやっているんだぁぁぁ?イエロー無念のリタイアだぁ?」
説明しよう。ここNishiki Park専用の特設エリア(サキュバスハート)は総統の為に作られたエリアで限られたゴブリンしか足を踏み入れる事を許されない禁断の聖地である。Nishiki Park内においてサキュバス嬢と触れ合う事は重罪であり…総統のみに与えられた権限なのである。
ザザザぁーーーー
中継の途中ですが…しばらくお待ち下さい
実況「さぁ気を取り直して!!?レースを再開します」
ゴブリンブルー「レッド。緊急事態だ??」
ゴブリンレッド「どうした?ブルー?」
ゴブリンブルー「イエローがDeath Policeに連行されてしまった」
ゴブリンレッド「なっなんだって!!??」
実況「ゴブリンブルーどうやらレッドに先程起きた事を説明している様だ?」
実況「おっとぉトップを独走中のゴブリンワイト。逆走してきたグリーンの妨害を受けるぅぅ」
ゴブリンワイト「きっきさまあセコいぞ!!?」
ゴブリングリーン「ふっはははは(笑)戦いに卑怯も糞もないわ」
実況「グリーン閃光一閃鮮やかなゴブリンキックがゴブリンワイトの顔面を捉えるぅぅぅ」
ゴブリンワイト「ぐっふえぁっ」
実況「ゴブリンワイト堪らず吹き飛ぶぅぅぅぅ」
実況「さぁさぁその間にゴブリンブルー。ゴブリンワイトを抜き去るぅぅ」
ジョルジオ「西口さんこちらも凄い事になってますよ」
ゴブリンレッド「来るんだピンク!!?」
ゴブリンピンク「OKレッド!!あれをやるのね?」
レッド×ピンク「「合技(愛のWゴブリンバズーカ)」」
ゴブリンマスク「ぐっふうぅぅあ」
実況「決まったぁぁぁ!!??レッド×ピンク。愛の必殺バズーカだァァ。ゴブリンマスク堪らず吹き飛んだぁぁぁぁ!!?」
西口「さすがレッドとピンクですね?見事な攻撃です」
実況「さぁいよいよブルー。DemonPARK前に姿を現したぁ」
実況「ブルー余裕の笑みだ!!?ゴブスレーを止めてじゃがいもをほうばっている。」
実況「おっとぉ!!ここでゴブリンボーンズ。ブルーのゴブスレーに近付き何かを置いたぞ…」
西口「ジョルジオさんいよいよボーンズ側も本気という訳ですね?」
ジョルジオ「その様ですね?」
実況「おっとどうした?ゴール前広場が騒がしいぞ」
??「ふっははははっ輝くオレンジの戦士。ダディーオレンジ」
?「橙にそまるオレンジの女神…ハニーオレンジ」
ピンク×オレンジ「「2人揃って…オレンジャーズ」
実況「おっとここでオレンジャーズの乱入だぁ…それを見て彼らの仇敵マザーオレンジ嫌悪の感情を顕にするぅぅ」
マザーオレンジ「出たわね?オレンジャーズ」
説明しよう。ダディーオレンジとマザーオレンジは17年前の元恋人同士なのである。
ゴブリングリーン「レッド。マザーからの救援要請だ」
ゴブリンレッド「承知した。私もピンクと共に急行する。」
ダディーオレンジ「ダディーパンチ」
マザーオレンジ「マザーシールド」
実況「これは激しい攻防戦だぁ…マザー…ダディーの攻撃をマザーシールドで防ぎ切るぅぅ」
実況「すかさず…ハニーオレンジ。ハニーバズーカで掩護攻撃だぁ…」
マザーオレンジ「くっ!!卑怯よあなた達。正々堂々戦いなさい」
ダディーオレンジ「甘いぞマザー。これは戦いなのだ。とぅ…行くぞ!!ダディーキックぅ」
実況「来たぁーーーー!!?ダディーオレンジ。伝家の宝刀…ダディーキックだぁ!!?」
??「ホワイトバァーンズぅぅ」
ダディーオレンジ「くぅっ…がはぁ!!」
実況「何とゴブリンホワイトがここでまさかまさかの乱入でマザーオレンジを救ったぁ!!?」
ゴブリンホワイト「マザー俺が来たからには安心だ」
マザーオレンジ「待ってたわよホワイト」
ダディーオレンジ「おのれ…ゴブリンホワイト」
ハニーオレンジ「あなたぁよくもダディーを!!?もう許さないわ!!」
ハニーオレンジ「ゴブマクマヤコンゴブマクマヤコン…」
実況「おっとぉ…ここでハニーオレンジ。呪文を唱え始めたぞ」
ゴブリンホワイト「させるか!!マザー」
マザーオレンジ「OK了解よ」
マザー・ホワイト「「合技ホワイトマザーフラッシュ」」
ダディーオレンジ「そうはさせん!!ダディーシールド展開!!?」
実況「さぁ…!!そうこうしている間にもレースは大詰めだ。先頭はゴブリンブルー次いで後ろにゴブリンワイトが詰めてきているぅ」
ゴブリンブルー「フッふふふ(笑)もう諦めたらどうだ?ゴブリンワイト」
ゴブリンワイト「ふんっほざくな!!行けお前たち」
ゴブリンボーンズ「へぃっ」
実況「ここでゴブリンボーンズ。ブルーを取り囲んだぁ!!!?」
ゴブリンピンク「そうはさせないわ!!?行くわよレッド」
ゴブリンレッド「あぁ!!行こうか?ピンク」
レッド・ピンク「合技Wゴブリンブゥゥーーーメラァン」
実況「決まったぁぁぁあーーーー!!??ゴブリンボーンズ吹き飛ぶ吹き飛ぶ吹き飛ぶぅぅぅ」
実況「おっとぉぉ?ゴブリングリーンいったいそこで何をやってるんだ??」
ゴブリングリーン「俺だ?ゴブ氏だ現在機関からの妨害を受けている。」
ゴブリンレッド「なに?それはどう言う事だ?グリーン」
ゴブリングリーン「すっすまない」
ゴブリンレッド「グリーン!!?グリーン!!?くそっ」
ゴブリンピンク「どうしたの?レッド」
ゴブリンレッド「グリーンが何者かの妨害を受けている様だ?」
実況「何とぉぉぉ??ゴブリングリーン。マザーの救援には向かわずに近所の奥様と喫茶店に入ったぁぁぁぁ!!??どうした?グリーン?言い訳があまりにも雑すぎるぞぉぉ」
実況「そして?レッドその言い訳を何故?信じたんだぁぁ…?」
実況「ん?これはいったいどうなってるんだぁ?」
実況「こっこれはぁ!!?何とダディーオレンジ。いつの間にか3人にボコボコにタコ殴りにされているぞぉ!!?」
ダディーオレンジ「くっ何故だ?ハニー?」
ハニーオレンジ「うるさいわね?このブタがぁ!!?私やっと気付いたの?本当の愛に」
ゴブリンホワイト「ハニー。俺だけを見てろ」
ハニーオレンジ「はい。ゴブ様ぁ」
マザーオレンジ「これでもう逃げはないわよ。あんたぁ覚悟なさい!!?」
実況「さぁさぁ…ゴール前広場には会場を埋め尽くさんとする程のゴブ様ファンのおば様たちが集まって来たぞ!!ダディーピンチ。3対1どころか?集団リンチの様相を催してきたぁぁ!!?」
??「西口さんこちらゴール前広場です。見て下さいこのおば様たちの数」
西口「凄い数ですね?さすがゴブリン界の貴公子ゴブリンホワイトです」
実況「さぁさぁそうこうしている間にマザーの救援要請を受けたレッドとピンクが応援に駆け付ける」
ダディーオレンジ「くそっこうなったら!?」
実況「ダディーオレンジ!!何と巨大化したぁ…!!?さながら戦隊ヒーローの怪獣役の様だぁぁ!!?」
ゴブリンホワイト「そう来たか?そっちが来るならこっちにも考えがある」
ゴブリンホワイト「来い!!?ゴブリンバレル」
ゴブリンホワイト「行くぞレッド!ピンク」
ゴブリンレッド ゴブリンピンク「おうっ!!?」
ハニーオレンジ「ゴブ様私とマザーの力も使って」
全員「「合体勇者王(ゴブゴイガー)」」
実況「こっこれはぁ!!!!?5人の愛機が合体し1体の巨大なロボへと変化したぁぁ!!?」
西口「いよいよ大詰めですね?」
実況「てすね?私も若い頃ゴブリーズ8の活躍を見ていましたが…大人になってからまさか実況することになるとは夢にも思いませんでした!!」
ダディーオレンジ「だぁっはっはっはぁ(笑)ゴブゴイガーなど恐るるに足らず返り討ちにしてくれるわ!!?」
ゴブリンレッド「みせてやろうぜ俺たちの力」
ゴブリンホワイト「おうっ!!?」
マザーオレンジ「行くわよ…マザーゴブリンズ搬出」
ピィーピィーピィ♪♪♪♪♪
ハニーオレンジ「こちらハニー」
ゴブリンレッド「どうした?ハニー!!?」
ハニーオレンジ「右手前方からダディーミサイルが飛んでくるわ!!?」
ゴブリンピンク「右手前方ね…私に任せて」
実況「さぁさぁどうする?ゴブゴイガー?このままではダディーミサイルの餌食になるぞぉ!!?」
ダディーオレンジ「ぬっふぅっふっ(笑)」
実況「おっとぉここでゴブゴイガァー!!?左手からシールドを展開させてミサイルを防いだぁ!!?」
実況「と同時に…マザーゴブリンズ…ダディーオレンジを取り囲んだぁ!!?」
ダディーオレンジ「ぬぅっこしゃくな!!?」
実況「西口さぁん!?ダディーさすがにピンチなんじゃないですか?」
西口「そうとも限りませんよ!!?ダディーには奥の手がありますから」
実況「ゴブリンブルーその間にゴール前広場を駆け抜ける」
実況「ゴール前広場を駆け抜けた先に待ち受けるのは最後の難関ドッスントンネルだぁ!!?」
実況「ちなみに西口さんこのドッスントンネルの見所はありますか?」
西口「見所ですか?見所と言えばこのドッスントンネルは…上から迫りくるドッスンを躱しながら進むコースなんですね?」
西口「しかも…所々に落とし穴があって落ちるとSTART地点に戻ってしまう難所です。」
西口「ゴブレーサーたちは…この落とし穴に落ちないようにゴブスレーで進まなければなりません」
実況「なるほど!?そうなると…テクニックが要求される訳ですね?」
西口「はい」
実況「ゴブリンブルードッスントンネルに入ったぁ!!?」
実況「さぁさぁゴールは目の前だぁ!!?」
実況「このままゴブリンブルーが優勝してしまうのかぁ!!?」
??「ふっはははははっ(笑)そうはさせないぞ!?」
??「輝く橙色の戦士ダディボーイ」
?「同じくダディーガール」
ダディボーイ ダディーガール「「2人揃ってダディーズ」」
ゴブリンブルー「来たな!?ダディーズ!!」
ダディーボーイ「ダディーアロー」
ゴブリンブルー「ぬぅ…ッ!!?」
実況「ダディーボーイ!!ダディーアローの連射打ちでゴブリンブルーを攻撃するぅぅっ!!?」
ゴブリンブルー「ゴブリンジャンプ」
ゴブリンブルー「とぅ!!?」
ダディーガール「私の存在も忘れないで!!?」
ダディーガール「ガール&スマッシュ」
ゴブリンブルー「笑止っ!!?」
ゴブリンブルー「ゴぉブぅリンキィックッ!!!?」
実況「これは凄い凄い凄い!!?ダディー!!ブルー両者の力が激しくぶつかり合うぅぅ!!!?」
ピピっ♪♪♪♪
実況「おっとここで運営から連絡が入りました」
実況「逮捕されたゴブリンイエローに代わって新イエローの就任式が近々行われる様です」
西口「早いですね?さすがDeath Police」
実況「そうですね?イエローの就任式ともなるとあの方も来るのでしょうか?」
西口「来るかもしれませんね?」
実況「そう言えば…西口さん?数年前に捕まったブルーは今現在はゴブリングのフィールドで日夜焼きそばパンをかけて戦っている様ですよ」
西口「ゴブ西田でしょう?知ってますよ!!?」
西口「ゴブリング界にその人ありと言われた逸材ですから!」
ゴブリング