遺した言葉

触れた言の葉の数だけ
胸が痛むんだ  
私の指先から
沁み渡る感覚が
焼け付く様な痛みに変わる
どんな思いでその言葉を
どんな痛みを伴いながら
そこに遺したの?
溢れるはずない雫で頬が濡れる
才能があれば
あるだけ…
生きづらいそんな世の中
ただ悲しみの色に染まる

遺した言葉

遺した言葉

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-05-22

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted