Upside down

足元ご注意
いきなり落とし穴
世界は一変
ティーカップは割れて綺麗に半分
逆様の地平を歩いても
私の瞳は零れ落ちずに
斜め上の月を見ている
睨み返されても知らん顔
皆が逆様落ちていく
その先は多分地獄かな?
私は口笛吹きながら
軽いステップ踏んで行く
いつかは私も地獄落ち
それまで楽しむだけ

Upside down

Upside down

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-05-15

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