魔法は要らない

硝子の靴は割れてしまった
片方だけ残ってももう用はないの
私の道は私が切り開く
王子様の迎えなんかいらない
私の生き方は魔法でなんか叶わない
ドレスなんか脱ぎ捨てて
裸足で歩き出す力強さを
きっと私は持っている
精一杯生きていく
毅然と前だけを向いて

魔法は要らない

魔法は要らない

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-05-14

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