金曜日
写真の中の時間は止まったままだ
止まったまま色褪せていく
空も草木も君の笑顔も
僕の手の中で色褪せていく
だけど不思議なことに僕の頭の中では
それはとても鮮明なのだ
写真と同じ構図の君と、君を取り巻くすべてのものが
色褪せるどころか僕の頭の中で
逆にどんどん鮮やかになっていく
風が吹いて木々が揺れて光が踊って
それは留まることを知らず
現実よりも遥かに鮮やかな夢になろうとする
そして僕にはそれを止めることが
絶対に出来なかった
金曜日
写真の中の時間は止まったままだ
止まったまま色褪せていく
空も草木も君の笑顔も
僕の手の中で色褪せていく
だけど不思議なことに僕の頭の中では
それはとても鮮明なのだ
写真と同じ構図の君と、君を取り巻くすべてのものが
色褪せるどころか僕の頭の中で
逆にどんどん鮮やかになっていく
風が吹いて木々が揺れて光が踊って
それは留まることを知らず
現実よりも遥かに鮮やかな夢になろうとする
そして僕にはそれを止めることが
絶対に出来なかった
金曜日