memories(of)fall

酷いな こうも簡単に
(つい)えてしまうなんて
破片は粉々になり 虚しく吹き飛ばされて
二度と輪郭(かたち)を成すことはない

(苦痛のない生を生きる)

誰もいない
誰もいない渓谷に流れる
誰も知らない旋律 それが私だった

​───愛って、何かしら。

椛が舞う。きみはいつの間にか姿を消している。

​───殺せること、だよ。

memories(of)fall

memories(of)fall

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-05-10

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