fuck

 されてみたいことばかりで、酷い目に遭いたくて彷徨っている。言葉狩りの夜には体を透明にされた人達と共に彷徨っていたが、やけに月だけが美しくて全てに見放されていた。口も膣も穴でしかないように、闇は何も見ない。しがない追憶に詩がないことも仕方がないなら、親を試すなよ。自分を切り刻んで細かくして売るためだけに、言葉を用いることはできない。獣になりたくて服を脱ぐくらいなら、大切な人を殺しなさい。「セックスしたい?それとも死にたい?」なんて聞くなよ、両方だ。

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-05-08

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