日常ってこんなもん#3

翔太から、友羽への相談

「ぼ、僕だってもう我慢できないんだ!」
「・・・・。」
「だから、もうエッチしたいのぉ!!」

「じゃあ、勝手にやれよ!リア充がァ!!!!!ヽ(`Д´)ノ」

こいつらは、付き合って2ヶ月らしいのだが、キスを最近やっとしたらしいのだ。
だけど、相手である健人はそれ以上をしてこないとか。
しったこっちゃないのだよ!←

「で、なんで私に相談すんのさ。」
「だって、僕らの関係を知ってるのって両親と友羽だけじゃん?だけど、この先のことって、親には言いづらくて。」
「じゃあ、健人に聞けば?」

これは、私の本心でもある。
私なんかに聞くより恋人に聞くのが一番である。
「だ、だって。健人、お前に痛い思いさせたくないし、この先はまた今度なって。」

「それは、翔太のことを思って言ってるんじゃ」
「だって!!」

健人は中学生になって翔太と付き合って、そのことを私に教えてくれたのは幼馴染なんだからだと思う。
だから、私は2人を応援してる。
だけど、こんなことを相談されたって私がどうにかできる問題じゃない。

「まぁ、どうしてもやりたいなら、健人を押し倒すんだな。」
そう言って、その日は翔太と別れた・・・。

一週間後・・・。
また、翔太から相談したいことがあると言われ、会いに行った。
「で、どうだった?」
「えっとね。うん。気持ちよかった。」
(゜д゜)
まじか、こいつらとうとう・・・・。

「それでね、僕健人に押し倒されちゃった(/ω\*)」
「は?」
マジか。私は健人はそんなことするやつだとおもってn、そうかそういうやつだったな。
「最後まで?」
「うん。ちゃんと、健人調べてくれてたんだってーww」
「あー、そうかそうか。よかったなー。」

結果から言うと、健人はインターネットでやり方を調べたがなかなかタイミングをつかめなかったらしい。
だが、私からのメール。(翔太の顔がにやけすぎでおまえの学校で狙われるぞ。)と送った。
これが、いいきっかけになったらしい。

「なにわともあれ、健人となかよくね。」

「うん!」

こうして、翔太は健人に初めてを奪われたらしい。

日常ってこんなもん#3

日常ってこんなもん#3

  • 小説
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-12-16

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