冬の幻想

冬の幻想

みーこ。

冬の幻想


雪とは
極寒の天空を往来する
疾風のように飛び交う天使達の羽毛なのかもしれない。

降りしきる羽毛
それらあまねく氷晶は、
地上に落ちたら、汚れてしまう。
触れたら、溶けて消えてしまう。

それはまるで、地に堕されてしまった天の子らの哀しみのようで
郷愁のように天使の面影を象るわれわれの眼には、
ひとひらさえも眩しく、
まっしろに、透明に、すきとおって
煌めくのです。

冬の幻想

冬の幻想

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-04-25

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