【超短編小説】泣いている

六井 象

 夜、誰かがすすり泣いている声で目が覚めた。暗闇に目をこらすと、私のベッドを、死んだ祖父が覗き込んで、「食えん、食えん」と泣いているのだった。

【超短編小説】泣いている

【超短編小説】泣いている

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-04-19

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