世界が美しいと感じた瞬間

マチミサキ

目も眩むような真夏の日射しの中
汗だくで走り続け
防風林の松並木を横目に
その下の真っ白い砂を駆け抜けて
目の前に広がりまくる海を見た瞬間。

嘘でしょっ、
てくらいの
黄色に包まれた菜の花畑と
小川のせせらぎ
この中に紋白蝶も踊るように舞い飛ぶ
ついこの前までの冬がまるで嘘みたいに
微睡むような陽気の中で。

色とりどりの巨大な楓並木を抜けて
黄金に包まれたような
秋の公園のベンチに行き着き
大判小判まさしく金銀杏の中で
両手には
熱々のブラックコーヒーと
お気に入りの
甘さ控えめ?
そんなの知るかってくらいの
激甘ドスコイのドーナツ。

真冬の震える
その朝に
それでも立ち昇っていく朝陽の中で
輝く方面に向かい
サングラスをして
白い息を吐きながら走っていく
切れる筈もない
その光の源をゴールと見詰め目指すように。


もうきっと駄目だろう

そう
覚悟した
目に映る日常のすべて。



あんまり
ネガティブにしちゃったから
フォロー。

アンニュイになりそうな
日曜日の終わりを
乗り越えてもらうために。

みんな
がんばれ、

私も頑張る。

世界が美しいと感じた瞬間

あはは
分かってますよ。

世界が美しいと感じた瞬間

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-04-17

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