優しさにあぐらをかく人

優しさにあぐらをかく人

私事で恐縮ですが、人の優しさにあぐらをかく人苦手です。

出先に手動ドア。
重い扉を開けて中に入り振り返ると、お年寄りが入店しようとしていた。
ドアが閉じきらないよう支えていると。
彼はノブに手をかけることもなく、わたくしを押しのけて入っていった。

唖然。

実はこの手の体験談には事欠かない。
女であることに甘え、男性の優しさを貪るように利用する人。
年長者は敬うべきだと、マナー違反の我儘を正当化する人。

自分の立場を笠に着ている人があまりに多いように思う。

簡単すぎて忘れがちなことだが。
GIVE & TAKE、これすなわち「お互い様」という思いやり。


忘れずにいようよ、気遣いという心。

優しさにあぐらをかく人

優しさにあぐらをかく人

日々これ発見。 思ったことを書き連ねる雨後エッセイ。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-12-14

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