君と僕と君 ※BL(双子奴隷)
青く輝く海
光降り注ぐ太陽
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「きれいすぎーずるい」
そんなつぶやく僕
今先輩つうか友人からもらった写真を眺めてる
「いいだろぉ(ドヤ」
呟きながら眺める僕
まぁ自己紹介から
¨神﨑 湊¨(シンザキ ミナト)
独身の家庭教師をやっている。
ちなみに内緒だがゲイだ。
その隣で自慢をしてる奴は
¨天宮 彼方¨
先日ハワイで同級生と結婚式を挙げたばっかだ。
今はその写真を自慢している。
まぁ二人より後ろの背景の方が綺麗だと口が裂けても言えない。
「はぁ…僕も早く作りたいなぁ」
とか嘘を言ってみる。
ゲイだからな。
これも口が裂けても言えない。
「次、カテ教入ってね?」
時間は六時前を指す。
ちなみに七時から家庭教師の仕事……
「やばっ!いってきます!」
適当にコートをかぶり、急いで会社をでる。
「(これからの生徒はあの双子か…萎えるなぁ)」
電車、バスを乗り継いで45分
僕の苦手な生徒がいる。
今日もまた……
僕はあの双子が苦手だ、、、
苦手な理由は昔に遡る
何年前だっけ…
確か1年前ぐらい
あの夜から…
僕は荒れてて家庭教師をやりならがゲイバーに通ってて家に帰ることはまずなかった。
そんな時生徒である奴に発見され、
その生徒に襲われた。
そん時に助けられたのが双子だ。
だが、交換条件として『(性)奴隷になること』って言われた。
そしたら助けてやると…
僕はそれに乗った。
理由は一つ
『双子が好きだった。』
それだけ
まぁ最初はよかった……
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「ゃだ…グズッ」
泣きながら呟く僕、湊。
「ほら、おいで」
誘うのは完璧に年下の生徒。
ここはどっかの廃墟らしい。
ズボンに手を入れてきた。
嫌だから起わけもない。
「やだ!やだやだ…ゃだ」
ドン!
鈍く響く音。
「俺の遊び道具になにしてるの?」
と呟く双子の傍ら
「ミナちゃん大丈夫?」
と駆け寄ってくるもう一人の双子
「海、陽……ーーー」
意識はそこで途絶えた。
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「………ミ…だぃ…」
何か聞こえる。
思い瞼を開け、目を動かす。
「ミナちゃん!」
泣きそうな顔でみてくる。
「湊大丈夫か?」
と問いかける。
なぜ、双子がいる。
¨ナミちゃん¨と呼び泣きそうな双子の一人、
¨城之内 洸¨(ジョウノウチ )
¨湊¨と呼び問いかけるのは
¨城之内 深¨
君と僕と君 ※BL(双子奴隷)