夜風に薄れ
過去を忘れ青色に染まる
いらないこと覚えて微笑んでるガール
遠い街を見つめて
溜め息を吐くたび
景色は滲んでいく
懐かしい夢の浮き橋水中花火
どうして時は翳るのだろう
ああ意識薄れていく
ああ涙溢れてる
私いずれ歩き続け
どんなことをしたとて答え合わせは無く
無表情を様にして
暇潰してる間に
日没が訪れる
君に夢の中で咲く
一輪の花離さずに話しかける
誰もそれが幸せだったとは気付かずに
最期は酔いしれる
春は空に散って
夏が頬にそよいで
秋に全てを悟って
冬に終わりを告げる
ああ夜風に薄れていく
少しずつ
夜風に薄れ