君の顔は少しさわやか

憂鬱なら涼しい影で休もう
誰かがさ君の事を馬鹿にしてる
想像ならやめて一人教室を出て
僕にまた病んだ頬寄せてよ

今や放課後は気怠い日曜さ
でも死にたいと言う君の手を引くよ

僕の家に来た時聴かせてくれた
悲しい思い出いつか忘れさせよう
すぐに傷つける手首涙で痛むけれど
何とか生きてる君の顔は少しさわやかさ

どうせなら僕のそばにいて
これからは青写真撮ってあげる
世界から駆けて二人抜け出して
君をまた笑った顔にさせるよ

もはや最近は情緒不安定さ
でも死にたくないと想う日を待ち続けるよ

君の家に行った時聴かせてくれた
色鮮やかな夢いつか叶えようよ
刻み続ける刹那涙で霞むけれど
何とか生きてる君の顔は少しさわやかさ

君の顔は少しさわやか

君の顔は少しさわやか

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-03-03

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted