放課後の高架橋
過去を映した青写真
破いて、焼いてやった
縋り続けた夕方の
影に隠れていたいわ
ずっとこのままなんてない
分かっていた学生時代。
二度と何かを傷付けない
君の全てを癒やしたい。
訳もなく、急に消えたい放課後
自転車を走らせた夏。
一瞬の、うちに忘れた想い出も
人生には必要だったはず。
もう繰り返さない過ち
できれば、時戻したい
拗らせていた青春の
風に遊ばれて痛いよ。
いっそそのまま生きていたい
腐っていた学生時代
まだ僕は死にたくない
君と全てを生きていたい
訳もなく、飛び降りたい高架橋
羽休め頑張った夏
一回の、夢を見ていた人生の
現実は報われるはず
放課後の高架橋