優しさ
つまらない話です。
こんな深夜まで起きていると、
車中泊したことを思い出す。
震える足を1歩出したら、外は案外暗くなくて
全く怖くなかった。
むしろ開放的で楽しくすらあった。
外は広くて、くるくる回りたい気分だった。
これなら、家の部屋の隅にある暗闇の方が、
閉鎖的で何倍も怖いじゃないか。
車のフロントからは星が良く見えて、
夜の冷たい匂いが1人の私を一層開放的にした。
少し前の思い出話です。
眠くなりましたか。
本当につまらない話でしたでしょう?
それでは、おやすみなさい。
優しさ