星 明城春希 「幸せな時に死にたいの」君があまりにキラキラした目で空を見上げるものだから、僕は、いま君の中には希望しかないんじゃないか、と不安になった。「幸せ?」と聞いたら、「どうかしら」なんて、いたずらに笑って、そんな、今にも消えそうな。 星