「幸せな時に死にたいの」
君があまりにキラキラした目で空を見上げるものだから、
僕は、いま君の中には希望しかないんじゃないか、と不安になった。

「幸せ?」
と聞いたら、
「どうかしら」
なんて、いたずらに笑って、そんな、今にも消えそうな。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-01-28

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