永遠を着た人

龍 佐秋

私はずいぶん歩いてきました。
でも行き先は分かりません。
私はずいぶん歩いてきました。
でも足跡も見えません。

イレーヌカーンや秋の琴に
憧れたこともありました。
でももうなくしたオモチャのようです。
思い出すこともありません。

私は今、山の上で空を見ています。
星が近くて届きそうです。
この景色も忘れるでしょう。

永遠を着た人よ、
あなたには何が見えますか?
愚かな私が見えていますか?
永遠を着た人よ、
微笑みを下さい。

永遠を着た人

永遠を着た人

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-01-19

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