月夜

ぼんやり浮かぶ月の後ろを歩く

アイツは元気にしているだろうか

夜の静けさ

野良猫が目の前を

通りすぎる

地球と同じような星がもう一つあって

そっちでは俺がアイツと

蹴った小石が

思ったように転がらない

月夜

ぼんやりと浮かぶ

あることないこと

月夜

月夜

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-01-10

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