【超短編小説】拭く布

六井 象

 タクシーから降りる時、ふと足下を見ると、革靴に赤ん坊のものくらいの手形がべたべた残されていて、思わず首をかしげると、タクシーの運転手が、「布、ありますよ、拭く布」と声をかけてきた。

【超短編小説】拭く布

【超短編小説】拭く布

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2022-01-09

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