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岡本ゆうた

持つものと持たざる者

数年前に起きたOVER DRIVEと言われる強烈な電磁波異常により…全ての人間の脳が一時的に一つへと繋がった。その時に見えた情景は…これから起きる未来の一端の出来事を我々に見せた。

持つものと持たざるもの存在。これから起きる犯罪とその被害者たち。

数年前…大阪北新地

ニュースキャスター「番組の最中ですがニュースをお届けします。今朝未明4時過ぎに強烈な空間異常が発生致しました。繰り返します今朝未明4時過ぎに強烈な空間異常が発生致しました。この事による影響は現在のところ確認されておりませんが…政府高官は早急に対応すべしとの事で…軍が編成され大阪北新地ビルの1室に住む一人の男を拘束した模様です。男の名はジェフ・ベック。関西在住の英語講師で」

TVからそんなニュースが流れ…青年はため息をついていた。

?「はぁ…んな事しても無駄なのに?」そう言うと青年はリモコンに触れる事なくTVを消した。


OVER DRIVEによって引き起こされた空間異常によって持つ者と持たざる者と言われる者たちが出現した。持つ者と呼ぼれるDriveChildrenは脳に膨大な情報が蓄積され一つの特殊能力を得るに至った。

彼らの中には空を飛べる者…念力を使える者…炎を自在に操れる者が居て…その力を使い世界を掌握して行った。持たざる者と呼ばれる…旧人類は彼らに抗う為に…地下に渡り数年の月日が流れた。

柊終夜(しゅうや)もDriveChildrenの一人で…地上に残る事を許された新人類であった。

??「シュウちゃん!!?まぁーたそんなとこでTV見てんの?」


シュウ「ん?姉貴か?何だよ急に?」

??「何だよ?じゃないでしょ?今日あんたの通う中学校の入学式でしょうが!!?何のんびりくつろいでんのよ!!?」

シュウ「大丈夫だよ。俺にはとっておきがあるから」そう言うと終夜(しゅうや)はパンを口に加えながらコーヒーを一口飲んでパンを飲み込む。時刻は午前9時25分。あと数分で入学式が始まる時間である。

シュウ「しやぁねぇもう行くか?」そう言うと終夜(しゅうや)は一瞬で消え入学式の行われる学校の体育館へとテレポートしたのであった。

同日地下に造られた旧人類の居住区では…一人の少年が汗を流し労働に明け暮れていた。

少年の名は柊雪斗(ユキト)表向きにはしゅうやの兄で超能力を得られなかった取り残された者たちの一人である。

?「坊主。そっちは良いからあっちを頼むぜ」

ユキト「はい!!わかりました」

ここはDriveChildrenによって造られた地下居住区で超能力を持たない旧人類は奴隷のように強制労働を強いられている。通称(レクト)と呼ばれるそこはまさにDriveChildrenの監視化にあった。

ユキトの妹である柊未来はその現状を打破する為に旧人類居住区から…西に200kmほど離れた地下に造られた郊外の街でひっそりと暮らしていた。

??「ねぇねぇ未来お姉ちゃん…一緒に遊ぼう」

未来「フフっ(笑)いいわよ何して遊ぶ?」

??「んっとねぇ~?」

?「未来ちゃ~ん…ご飯の準備出来たよ」

未来「え!!?もうそんな時間??」

未来「ほんとだっ!!?ごめんねトワちゃん先に食べといてすぐに行くから」

トワ「OK了解(笑)ニヒっのんびりしてると未来ちゃんの分まで食べちゃうぞぉ~!!」

その頃…旧人類居住区のB5エリアでは…とある者たちが集まり密やかに会話していた。このB5エリアはDriveChildrenが唯一干渉できないエリアで立ち入り禁止区域の一つであった。

??「イーサン。奴らの動きはどうだ?」

イーサン「今の所変わりなしだ。」

?「あのサイコ野郎どもほんまむかつくわ。超能力使える事がそんなに偉いんか?」

??「しっ(汗)ラファエル静かにしろ。奴らに聞かれたらどうするんだ?」

ラファエル「心配する事あらへん。ここはわいが作った装置で守られたエリアや。サイコ野郎がこの街に入った瞬間…即袋叩きや!?」

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更新日
登録日
2022-01-05

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