夜の歌声

明日の朝、君と僕。
今までも、これからも、
この道の先にあるものを
確かめながら、手を握って。

言葉を超えた形のない夜の歌声と
音の香りで彩りを。
2度と会うことがなくたって、
同じ音のゆりかごで眠る。
恋する気持ちに似た旋律。

夜空の思い出に呼ばれて、深く深く、君を知る。

想いが詰まった風船で空を飛ぼう。
帰る場所に君がいるから。

夜の歌声

夜の歌声

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-12-19

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