全てが完成に向かう魂

全てが完成に向かう魂

全てが完成に向かう魂の漂流に、人生の様々な記憶が一つの完全な構造に集約されていく。
様々に経験してきた情景が生命の宝箱となり、私の想像力に付加され魂が躍動している。
世界を形作る為に必要な経験指数に、色彩と熱とフォトンを加算して方程式に代数化する時、未来が見えます。
この世界で実際に経験した指数によって、私は現実を捉えて想いのままに組み合わせて一つのパズルを完成させる。
人生を構成する要素は、人間の感得してきた色彩の量とシーンの多さに比例して、不可思議な現象を日常の出来事に起こす。
世界は無限の色彩で出来ており、全ての現象は経験して来た心の変数で決まる。
生きてきた情報を蔵の中で大事に暖めて、生命の発想の材料として使う喜び。
全ては行動して外界を認識した色彩の不思議なまぼろし。
生きる上で大事な事は記憶の整理ではないか。
記憶した人生のパーツをもう一度再点灯して、世にも美しい青春の海を見つめる。
海に浮かぶ箱船から、一つの点と点が線になる一つのドラマに一人の人間が誕生した。
未来への悟りの窓から見える、美しい草原で一人の修行僧が祈りお経を唱えていた。
全ての記憶のパーツが肯定されて、素粒子の時計がチクタクと動き、生命は初めて言葉を知るのです。
人生を構成する人間の言葉が未来に向かって生きる想像力になります。
人生とは自分の経験してきた事しか語れない事実に、時間という秘め事をふと想うのです。
一人部屋にて黙想する時、光の筋が見えた。この世の真理を光で指し示す。
思想をした人間の細胞が生命の脈動を知り、中枢神経が確かな手ごたえで復活していく。
世界の光の明るさが我の心に宿され、瞑想の力によって一心に深くお祈りして、心の中の色彩を大事に暖める。
人間を作って来た記憶の箱に手を合わせ感謝の念で拝む。
人間を作ってきた記憶を全て正しい想いで見つめ直した。
なぜここまで生きて来たのかようやく分かりました。
この完成した芸術作品の形状を見つめた。
時間を懸けて作り上げた集中の媒体を見て、何て私の分身なのでしょう。
そこには全ての情熱を懸けて作り出した血と汗と涙の結晶があった。
この世に残せる傑作が手元にある感動に、血が躍動し生きる実感を感じる快感。
未来を預言する人間の思想で、全ての遠い地平から安心した気持ちで完全な人生が溢れ大志を描き、色彩を天へと筆で描き上げる。
感性の漂流物が北極星を中心にして大きく回転し、人間の思想の進化を想い返します。
全てが移り変わり、人間は地球上に動き漂流して感動の連続で進化を積み重ねてきました。
人間の生きる為のパーツが全て備い完全な傑作が誕生する。
人間が生まれる時、神様がそっと手に触れてあなたの御無事を祈ります。
月が輝き地球の夜明けと共に、人間を初める準備が整いました。
赤ちゃんは揺りかごの上で人間が作った傑物を見つめた。
この世はこの傑作を生みだす為に、今まで頑張って生きてきたのだと。

生命の開始点で神様は赤ちゃんをじっと見つめていた。全てが初める経験を秘めて、赤ちゃんの生命は誰も知らない流れで動いている。
この世界を初める準備は整いましたか。これから人生は嬉しい事に満ちています。さあ、安心してお行きなさい。この世は幸せに満ちています。

全てが完成に向かう魂

全てが完成に向かう魂

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-12-17

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted