Christmas Song

どれだけの人達と僕は
すれ違ってきたのでしょう

どれだけの人達と僕は
会わずに生きるのでしょう

故郷のはずの街並みは
見慣れぬ景色が流れていて
ゆくあてもない

昔の友のタイムラインは
見知らぬ人と楽しそうで
君を思い出す

どこにいても消えない幻
手を伸ばせばもう目が覚める

明日を思うことだけでさえ
気が遠くなるときがある

一度でも
唇を、体を、重ねた
それだけで運命

Christmas Song

Christmas Song

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-12-08

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