放浪

桐原 水刃

あたりまえに感じていた
幸福が崩れ去る
それは一瞬で人生をドラマにする

すべてが見違える景色のなかでは
自分からも疎外される
どこまでも遠ざかることで
あの毎日より輝くために

誰もいない惑星で思い出す
オルゴール
あなたが消えたあとの匂いを嗅ぎながら

あの日の約束は色褪せない
黄金のよう
ただ一つ信じたことを繰り返しながら

放浪

放浪

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-11-23

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