暗く青い点
はい。
そうです。
僕は愚かです。
全く、見紛うことなく。
指摘するまでもありません。
あなたは告解します。
「私は、知りすぎました」
僕はすべて赦します。
「どうぞ、進んで下さい」
僕は僕を愛せません。
何をよすがにすればいいんです?
見当が付いたことは。
この祈りはがらんどうなのです。
もし透くことができるなら。
さあ雨に打たれましょうか。
そして、清水を食むんです。
輪郭だけなら僕なんかでも。
この親指に付いた青い斑点。
あなたの柔い腹に当てます。
情けも容赦もあるあなたは。
すなわち、僕の神さまです!
愚かな僕の身の丈に合った、
それを恋と呼ばせて下さい。
暗く青い点