愛及屋空
逆光 青 あなたの背中が烏になる。
セカイの端から端までがあなたの駆る空ならば、
憧憬は及び続ける、宇宙の茫漠に。
言葉が、接続する遊戯のなかで鳴る音叉である
ぼくらみなそうである
文字になる
夜になると、冬になると、黒くなっていく
あなたが!
世界が青くなっていく 光を思い出す
もうそれからどのくらいの年月が経ったか、
書き続けていた。一本の鉛の線が。いつまでも宇宙の隅に届かないことがぼくらの永遠である。
あなたの歌声のうえで、うつろうすべてがテクスチュアになるのに。
愛及屋空
逆光 青 あなたの背中が烏になる。
セカイの端から端までがあなたの駆る空ならば、
憧憬は及び続ける、宇宙の茫漠に。
言葉が、接続する遊戯のなかで鳴る音叉である
ぼくらみなそうである
文字になる
夜になると、冬になると、黒くなっていく
あなたが!
世界が青くなっていく 光を思い出す
もうそれからどのくらいの年月が経ったか、
書き続けていた。一本の鉛の線が。いつまでも宇宙の隅に届かないことがぼくらの永遠である。
あなたの歌声のうえで、うつろうすべてがテクスチュアになるのに。
愛及屋空