こんな季節に素足で入る

こんなことでしか感じられない
冷たさ

入ったと思っても
ボクのなにかを抜きとって
去っていく

露になる
キレイな心

とおくをみつめる
ボクの
頬をつたう
それすらも

波はさらっていく

夕日すら沈まない
沈んでいく

ボクのこれまで

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-10-31

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