シングアソング
ただ生きるだけでは
どうにも行き詰まってきて
生きている理由が欲しくなってくる
僕が生きている理由はおそらく君だ
君がいなくなったら僕は生きていけない
とても単純なことだ
このままずっと単純でいられたらいい
だけど僕らは
複雑に考えることの方が好きらしく
たまにそれが過ぎて頭がこんがらがって
窮地に陥いる
生きている理由であるはずの君が
ときに煩わしく
僕は君から離れてみたくなる
おかしくないか、僕は
自分の生きる理由に対して
そんな感情を抱いては
孤独を愛する唄なんか
口ずさんでしまうのだ
シングアソング