ロック
世界の調性をハ調に持っていくと、バイブルの啓示の点と点が線になり、ライブのパフォーマンスは太陽の昇天のように、十字に手を広げて放射する癒しのオーラが流れた。
乙女の心を掴み持っていかせた、舞台での照明の機動体の鮮烈な十字架。
天才のギターが性能をフルに発揮し弦を弾く、得体の知れない本気の突き指しに、大音響が広く聖地へと巡礼する。
彼方へ広がる銀河の光に、教会の鐘が鳴り響き、点と点の周囲にはシナプス連結部が広がる。
一つの情景が分裂し粉々になって、再び星塵が合成し始めて星々が誕生する。
バンドは一つのピラミッドの頂点へと向けて調和し連合された。
音響が勢いよく流れゆき、生命の源のダムへと貯水していく。
歌手が急い良く両手を広げて歌い上げるパフォーマンスに、オーラの泉が勢い良く沸き出して、知性の水滴を分子毎に振動させた。
気合いの急いに身を委ねて、状態を熱く燃え上がらせるギターのアタック、キック。
ギターをキックして弾かせる、パッションのピッチが無限の力を充満させ、神に震えるハイトーンで泣かせるシンパシーのオーラ。
リズムの共鳴体に意志が連同して、神掛かるパトスの血液が、スムーズに流れ青空となった。
青き炎を発し、指先のピッチで押して押しまくる共同体的な生命が、一つの夢の中で心の発散を奏でた。
ギターの一音一音のなめらかなプレーに感じる、音の襞に伝わる静謐なパトスに、期待を超えた歌声の音符連動を添えた。
熱く語るパッションの汗が滴り、歌唱をリズミカルに飛翔させて、メディアの翼が情報媒体の真価を伝えた。
ハイティーンの心がロックに揺れて、魂の放射で熱量が生み出され、人間の立場を積極的に果敢に攻めていく。
ロックさせる人間のハイトーンボイスが、生命の現象を燃え盛らせ心を動かす。
天の御心がこの世で一番大事な光で、何かを教えた。
生命が躍動して、ぴょんぴょんと躍ねる翼を纏った人間。
鋭い視点で感性の量子を動かせて、ぷるんと聴衆を敏感にさせていく。パトスに溢れる素粒子の躍動があった。
パッションの熱き運動で振動させ、沸々と内面が燃え上がり、内燃ピストンサイクルを活写する。
フォトンが流れゆき、状況が急い良くパワーが上昇してぶつかり合い飛翔する。
生命を超越したエネルギーが、ピアノの連弾でアルペジオとなり、ぱあ-っと一番星が輝いた。
天才と化学反応したバトンテクニックで、光子が躍動してジャンプした。神秘な素数の形状の記憶をドラムのアタックで輝かせる。
万年筆が描く、全宇宙に浮かぶ意志の力は、パラレルワールドの音響体となった。
ヴォーカルのパッションが劇場のムードを燃え上げ、オーラが照り付ける海面が無限の安定を迎えた。
ライトが色様々に灯り、遠く故郷の青い海を投影するシングルモーション。
リズムを張って体制ができ上がるエモーション。
伝説の筋書きが成り上がり、日常が優雅な生活へと昇天させる。
そして全ての現象が真夜中のジンジャエールの泡となった。
努力の汗が生命の一点で集中した美しいポエム。
一つの文字の歴史がここに成立した。銀河のバーで、アーティストはこの世の全てを遠くから眺めて、人生の疲れを癒すウイスキーの一滴。
ライブを盛り上げるパフォーマンスの数々が、生命の叙情詩となり、心の邂逅で人生の最も高い到達点を演出する。
全てのからくりが解けて、内部のうねりが心より解放されるカタルシス。
人間の心は流れていき海の母胎へと還っていくのです。
ロックの激しい感情の爆発がもたらす解放感が、生命の一文を筆記し、全ての情熱の魂をぶつけた。
全開放する天体の解放に、生命が新しく生まれます。
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