夜明け
宇宙の夜明けに初めて音楽を聞ける喜びに興奮します。
天覧する星々の大傑作の形状を、幾何学的模様でパレットに筆を付ける究極の平均倍率。
人間の哀しみを背負う伝説の筋書きに、天体観測し発見された銀河が芽ぶいていきます。
光の観測者は愛の灯火の暖かさを知る。こんなにも照り付ける星々の命が連続するテーマが、走馬灯のように筆記される。
宇宙の足跡に人生の記憶を重ね合わせ、遠くに人柄の模様が線対称で完成され、生命の細胞を浮き上げる天才の芸術家がいた。
宇宙を眺めると、瞳が傑作的な大きさに広々とした間取りを得て、気持ちはもう人生の主人公で真正面からキャンパスに夢を描きます。
人生が一つのハーモニーとなり、一つの選択をして作り出した色彩の形式が全く新しく誕生している。
色彩の合成によって、一つの人生が様々な情景のシーンが組み合わされ、自分の血液内の記憶が全宇宙の巨大な光と合一する。
人生の様々な色彩と音の経験のエネルギー状態が、我の思想のパトスへと還元される。
一つの情景が己の広大な視覚細胞へと、完全な美しい被写体を伝導する究極の光の傑作。
人間を美しい天の澄んだヒラエルギーに還元する、神様に愛された乙女の現象。
飛翔する光の粒に連続する意識の原点復活に、漂流する雲のたゆたう無のパターン。
この世の形状を丁寧に描き直し生命が流れる万天の記憶の素粒子。
幸せな気持ちが積み重なり、過去の想い出は万天の流星が織り成す生命が誕生した細胞。
細胞が原点復帰した一点の光は全ての人生がおさまるテスタメント。
それは想い出の完成形。
命を懸けたミステリアスな植物の枝葉は、脳自身の完全に統一された思想の位置でした。
人間の高性能な肉体内には、物凄い高度な情報処理によって適切な回路が作られる。
無意識でランダムになっていた想い出の数々が整理されて、統一的な想いで広大な眺めの幻となり、気持ちは全て晴れ渡っていく。
記憶の目が現象の全てを解決していく。
この世の生きている意味が認識され、何の為に私生活を送って来たのかを理解し両手一杯に広げた時、夜空に十字架が出現しました。
生命の起源には己の全精力を懸けて作った原始細胞があった。
己の細胞は誰が作り、パーツの組成式は柔軟性を駆使し記憶の再構成を行うのか。
人間は生まれ変わった時、記憶は原点復帰し一つの宇宙が完成した。
伝説の未来への光が天上界に音階のドレミを筆記し、数兆オクターブの人生が経験として積み重ねられる。
世界の一点が慎重な筆使いで、あなたの手で降臨させられたその時、宇宙の窓は大きく開けられた。
そこに情熱の彼方に浮かんだ天国があった。そして天国への扉を開ける準備はできました。
想像をしていた事が現実となった細胞のシンメトリな形状があった。
情熱を懸けて集約した人生の形状には、宇宙的な思想で連続するパッションがあった。
人生と己の細胞との見事な祭典。即興俳句が自動的に動き初めて、四季の花々は満開に咲き、癒しの系譜を自筆スコアに記載する。
完全な筆が完全な人生を描き、未来は光になりました。
この光を見る為に全ての経験は生み出されてきたのです。
夜明け